【プロの職人おすすめの生垣バリカンランキング17選】モデルやメーカーごとの違いを比較【ヘッジトリマー】

生垣の剪定をする時に役立つ生垣バリカン。利用することで剪定にかかる時間を大幅に短縮できます。

生垣バリカンの中にも、充電式・電源式・エンジン式と種類も豊富です。どのタイプを選ぶべきか迷う人も多いでしょう。

そこで今回は、生垣バリカンの選び方とプロの職人がおすすめする商品を紹介します。生垣バリカンを使用する人やシーンに合わせて適切なものを選びましょう。

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目次

生垣バリカン(ヘッジトリマー)とは

生垣バリカンってどんなもの?

生垣バリカンとは、樹木の長さを整える電動式の剪定用具のことです。

ヘッジトリマーや植木バリカンとも呼ばれます。少しずつ枝や葉をカットする剪定ばさみとは違い、一度に広範囲の樹木を剪定できるのが特徴です。

生垣バリカンを使用すれば、刈り込み面を美しい状態に整えられます。丸や四角などの樹形も自由自在。初心者でもプロが剪定したような仕上がりとなります。ただし、太すぎる木は生垣バリカンでは切れません。チェーンソーやのこぎりを使用しましょう。

生垣バリカンの正しい選び方5つ

生垣バリカンとして多くの商品が販売されています。特徴を押さえた適切な商品選びが重要です。生垣バリカンを選ぶ時のポイントは以下の5つとなります。

生垣バリカンの選び方

  • 動力
  • ハンドルの長さ
  • 刈り込み幅
  • 音の大きさ
  • メーカー

次の章でそれぞれのポイントについて詳細を詳しく解説します。チェックして使いやすい生垣バリカンを選びましょう。

①動力で選ぶ

生垣バリカンの動力の種類は何がある?

生垣バリカンの動力は充電式・電源式・エンジン式の3つです。

動力によって作業時間やパワーは異なります。自分の使用目的に合った動力タイプを選びましょう。では、それぞれの特徴を解説します。

コードレスで小回りの利く「充電式」

充電式の生垣バリカンは、コードレスでどこでも使用できます。軽量な商品が多く小回りも利くため、初心者でも比較的使いやすいのがポイント

しかし、バッテリーの容量は小さめで、1回の充電で使用できる時間が1時間程度の商品が多いです。長時間作業には不向きなので注意してください。また、使用前の充電を忘れないようにしましょう。

安定して使いやすい「電源式」

長時間作業をするなら、電源式の生垣バリカンを選びましょう。充電の必要もなく使いたい時にすぐに作業できます。また、手に持つ本体部分にバッテリーが付いていないため軽量で女性でも作業可能です。

ただし、コードを繋いで使用しなければなりません。コードの届かない場所は作業できないため、電源の位置とコードの長さを確認してから購入しましょう。

太い枝まで切れる「エンジン式」

出典:Amazon.co.jp

太い枝の剪定もするならパワーのあるエンジン式がおすすめです。エンジン式は電気ではなく燃料を使用して動きます。長時間・広範囲の作業も問題ありません。また、太い枝も簡単に剪定できます。

ただし、作動時の音が大きく近隣への配慮が必要です。夜や早朝の作業によって、近隣からクレームがあることも少なくありません。迷惑にならないタイミングで剪定しましょう。

②ハンドルの長さで選ぶ

生垣バリカンのハンドルの長さは何種類?

生垣バリカンのハンドルの長さは大きく分けて3つです。

剪定したい樹木に合う長さの商品を選ばなければ、脚立がなしでは切れないこともあります。どのような状況で剪定を行うのか明確にし、目的に合ったハンドルの長さを選びましょう

手元の作業に便利な「ハンディタイプ」

樹高の低い樹木を剪定するなら、ハンディタイプはおすすめです。ハンディタイプは軽量で使いやすく、手元の作業にぴったり。初心者でも簡単に使えます。

また、刈り込み幅の種類のある商品が多く、状況によって刃の長さを選べます。自分好みの庭に仕上げられるでしょう。ただし、高い場所の剪定には不向きです

高所や下草も楽ちんな「ロングハンドルタイプ」

出典:Amazon.co.jp

高い場所の剪定をするなら、ロングハンドタイプがおすすめです。ヘッジトリマーの本体にポールがついていて、脚立を用意しなくても高い枝の剪定ができます。また、地面に近い草を刈る時も立ったまま作業可能なのもメリットです。

ただし、全長が長い分重量も重くなっています。長時間作業では腕が疲れやすくなり、取扱いも難しいためある程度慣れている人におすすめです。

長さ調節ができる「2WAYタイプ」

出典:Amazon.co.jp

2WAYタイプは長さ調節ができます。ハンディタイプとロングハンドルタイプの良いとこどりをしたもので、幅広いシーンで活躍できるでしょう。

また、ヘッドの切り替えが可能な商品もあります。樹形を整えるような細かい作業も、太い枝を剪定するパワーが必要な時も2WAYタイプがあれば便利です。

③刈り込み幅で選ぶ

生垣バリカンを選ぶ時は、刈り込み幅に注目しましょう。生垣バリカンについているヘッジトリマーは、商品によって刈り込み幅が違います。一度に広範囲を刈りたいなら刈り込み幅の大きい商品を選んでください。

ただし、刈り込み幅が大きいほど重く使いにくくなるため、自分の力量にあった商品を選ぶのがポイントです。

④音の大きさで選ぶ

生垣バリカンは、商品によって使用時の運転音が異なります。住宅街などで使用する場合は近隣への配慮も必要であり、できるだけ運転音が小さい商品が最適です。

低騒音の商品を選ぶためには、仕様をよく確認しておくといいでしょう。また、パワーの強いエンジン式は動作音も大きいので注意してください。

⑤メーカーで選ぶ

生垣バリカンは様々なメーカーから販売されています。メーカーによって特徴やセールスポイントは異なり、特定のメーカーの商品だけを使用する職人も少なくありません。植木職人に人気で有名なのは以下の2つのメーカーです。

人気メーカー

  • マキタ
  • 京セラ


愛用者も多い2つのメーカーにはどのような特徴があるのでしょうか。次の章で具体的に解説します。特徴を把握して生垣バリカンを選ぶ際の参考にしてください。

圧倒的なシェアを誇る「マキタ」

出典:マキタ

マキタは電動工具の国内最大手の会社です。日本国内のシェアは約60%を占めており、その名前を知っている人も多いでしょう。マキタは脱炭素社会を目指しており、重電技術によって環境への負荷を最小限にしています。

また、販売しているモデルの種類も多く、使用用途にあった使い方ができる商品も見つかることでしょう。全国にいるユーザーからの評価も高く、工具は絶対にマキタという方もいます

DIY向きで誰でも使いやすい「京セラ(旧リョービ)」

出典:京セラ株式会社

京セラは旧リョービであり、 多くのDIY製品に対応しておりさまざまな商品を販売しています。誰でも使いやすい商品が多く、初心者におすすめのメーカーです。

また、京セラの生垣バリカンは4つの刃に分けられます。目的に合う商品を探しやすいため、より簡単に庭木のお手入れに挑戦できるメーカーです。

プロの職人がおすすめ!生垣バリカン17選

生垣バリカンの選び方について紹介しましたが、自分に合う商品はイメージできたでしょうか。「選ぶポイントは分かったけどどれを買うか迷ってしまう」「とにかくおすすめの商品が知りたい」という方もいることでしょう。

ここからは、プロの職人が自信を持っておすすめできる商品17選を一覧表を交えて紹介します。商品の特徴や情報と、どんな人におすすめなのかプロ独自の目線で解説するのでぜひチェックしてください。

マキタ 生垣バリカン 充電式 MUH352DS

サイズ(長さ×幅×高さ)70.7 ×17.5 ×16.5 cm
重量2.0kg
刈り込み幅350㎜
動力充電式
ハンドルタイプハンディタイプ

軽量タイプの生垣バリカンで力の弱い女性でも扱いやすい商品です。重量が軽いため、脚立に乗っての剪定作業も問題ありません

また、特殊コーティングが施された刃が採用されており、刃物の切れ時は抜群。切れ味が良いので剪定時間も短くなり、バッテリーが小さいというデメリットもカバーしてくれます。

マキタ 生垣バリカン 充電式 MUH464DRF

サイズ(長さ×幅×高さ)70.7×17.5 ×16.5 cm
重量2.0kg
刈り込み幅460mm
動力充電式
ハンドルタイプハンディタイプ

一度に広範囲の剪定をしたい人には、刈り込み幅が460㎜のこちらの商品がおすすめです。剪定にかかる時間を短縮することで、体への負担も軽減します。お手入れが億劫になりにくくきれいな状態を保てるでしょう。

また、なめらかな使い心地を実現するために防振二重構造となっています。芝生や樹の形状を整える際などもブレることなく綺麗に仕上げられるのがポイントです。

マキタ 生垣バリカン 充電式 MUH404DRF

サイズ(長さ×幅×高さ)81.5×19.5×8 cm
重量2.6kg
刈り込み幅400㎜
動力充電式
ハンドルタイプハンディタイプ

住宅街で使用する場合など、近隣への配慮が必要な方にはこちらの生垣バリカンがおすすめです。心理音響技術を駆使して不快な体感ノイズを大幅にカットしています。静音性に優れており気兼ねなく使用できる商品です

また、三面研磨高級刃が採用されています。切り口をシャープにすることで切れ味は良く、枝葉へのダメージを押さえられる技術です。

マキタ 生垣バリカン 充電式 MUH364DRF

サイズ(長さ×幅×高さ)72.9×17.5×16.5 cm
重量2.4㎏
刈り込み幅360㎜
動力充電式
ハンドルタイプハンディタイプ

刈り込み幅360mm、重量は2.4㎏と家庭用として使いやすい充電式モデルです。バッテリーを使用したコードレスタイプで、安全に作業できます

また、刃には特殊コーティングが施されており、ヤニの付着を防いでくれるのが特徴です。特殊コーティングにより手入れは簡単になり、刃へのダメージも軽減されて長く愛用できるでしょう。

京セラ ヘッジトリマ HT-3632

サイズ(長さ×幅×高さ)65.8×18×16.8 cm
重量1.9kg
刈り込み幅360mm
動力電源式
ハンドルタイプハンディタイプ

パワーが強く切れ味の良いコードタイプの生垣バリカンです。10mの延長コードが付属しているため、剪定したい木まで届かないというデメリットもカバーしてくれます。

また、重量が軽いので長時間作業でも腕が疲れにくい商品です。ゆっくりと丁寧に作業したい方や、剪定したい木が多い人でも使いやすいでしょう。

京セラ 充電式ヘッジトリマ BHT-1800 666051A

サイズ(長さ×幅×高さ)68×17.1×18 cm
重量2.2㎏
刈り込み幅360mm
動力充電式
ハンドルタイプハンディタイプ

コンパクトな充電式の生垣バリカンです。電源を確保できない場所でも取りまわしの良い作業ができます。

付属のチップレシーバを取り付けることで、カットした枝葉をキャッチ。剪定後の掃除が楽になる嬉しい機能です。

京セラ ポールヘッジトリマ PHT-2100

サイズ(長さ×幅×高さ)148×7.6×13.9 cm
重量1.4㎏
刈り込み幅210mm
動力電源式
ハンドルタイプロングハンドルタイプ

京セラのコンパクトタイプの収納しやすい生垣バリカンです。刈り込み幅は210mmで一度に広範囲の剪定はできませんが、その分取りまわしが良く細かい作業ができます

また、26cmの伸縮パイプ機能付きです。高い場所の刈り込みだけでなく、植木や生垣が地面と水平になっている場合でも使用できるのがポイントとなります。

山善 高枝ガーデントリマー&ガーデンソーセット

サイズ(長さ×幅×高さ)8×202×12.2 cm
重量1.97㎏
刈り込み幅300mm
動力充電式
ハンドルタイプ2WAYタイプ

1台で剪定作業が快適になるコードレスタイプの生垣バリカンです。ヘッドを取り換えることで4つの剪定が可能となります。剪定したい木にあったヘッドを使用することで時間短縮だけでなく体への負担も少なくなるのがポイントです。

また、価格も3万円以下でコスパも抜群。高所用と手元用の2種類を購入する必要がないのもメリットです。

HiKOKI 18V コードレス植木バリカン

サイズ(長さ×幅×高さ)648×174×176mm
重量2.3㎏
刈り込み幅350mm
動力充電式
ハンドルタイプハンディタイプ

HiKOKIからおすすめしたい商品は、薄型電池を搭載したコードレス生垣バリカンです。コードの長さによって行動範囲を制限されることなく、自由に使えます。

また、安全面にも考慮している商品です。ロックオフボタンによって保護されており誤作動を防げます。さらに、プロテクタがカットした枝葉から手元を守ってくれて安全な作業が可能です。

KIMO ヘッジトリマー 充電式

切断力

サイズ(長さ×幅×高さ)87×20×18 cm
重量2.45㎏
刈り込み幅450mm
動力充電式
ハンドルタイプハンディタイプ

にこだわるなら、KIMOの生垣バリカンがおすすめです。両刃駆動式を採用することで、広範囲を効率良く刈り込めます。強力なモーターとダブルブレードの搭載により回転数は約1400回/分です。

また、人間工学に基づいて設計されており、人の手にフィットするデザインとなっています。持ちにくく、誤って落としてケガをする心配はありません。

アイリスオーヤマ コードレス ヘッジトリマー

サイズ(長さ×幅×高さ)72×18.4×17.4 cm
重量2.3㎏
刈り込み幅350㎜
動力充電式
ハンドルタイプハンディタイプ

低価格なコスパの良い商品を探している方には、アイリスオーヤマの生垣バリカンがおすすめです。作業場所を選ばないコードレスタイプですが、価格は約10,000円となっています。低価格でもしっかりと切れるのでストレスなく剪定作業が出来るでしょう。

また、バッテリーの充電時間は約60分です。継ぎ足し充電も可能で充電によるストレスも軽減されます。

HEYWORK ヘッジトリマー充電式

サイズ(長さ×幅×高さ)
重量2.75㎏
刈り込み幅569mm
動力充電式
ハンドルタイプハンディタイプ

強力なモーターが搭載された生垣バリカンです。最大出力は1200rmpとなっており、パワーは問題ありません

また、刈り込み幅は570mmと広く、一度に広範囲の剪定が可能です。直径16㎜の枝まで剪定できるため、道具を持ち変えなくてもスムーズに作業が進められます。

国華園 ヘッジ トリマー ポール

サイズ(長さ×幅×高さ)63×8×12
重量2.1kg
刈り込み幅300mm
動力充電式
ハンドルタイプ2WAYタイプ

超軽量の高所作業に適した生垣バリカンです。延長ポールが付属しており、長さは2段階に調整できます。重量は約2㎏で女性でも簡単に作業可能です。

また、リチウムイオンバッテリーを使用したコードレスタイプで場所を選ばず使用できます。間違ってコードを切ってしまう心配もなく安全・快適な生垣バリカンです。

KKYOYRE ヘッジトリマー充電式

サイズ(長さ×幅×高さ)79×20×21 cm
重量2.1kg
刈り込み幅410mm
動力充電式
ハンドルタイプハンディタイプ

低価格なのにしっかり切れる生垣バリカンです。刃には高硬度合金を採用しており、直径2cmの枝も簡単に切れます。

また、安全性の高い商品です。二重安全スイッチを採用することで、誤作動によるケガを防ぎます。付属スプラッシュガードは厚く頑丈なため、剪定時に飛ぶ枝葉で手元をケガすることもありません。商品と一緒に届くグローブとゴーグルを使用すればより安全に作業できるでしょう。

ハスクバーナ エンジンヘッジトリマ(両刃タイプ) 122HD45

サイズ(長さ×幅×高さ)110×35×22 cm
重量4.7㎏
刈り込み幅450mm
動力エンジン式
ハンドルタイプハンディタイプ

騒音対策がされた、エンジン式でも家庭用として使いやすい生垣バリカンです。エンジンはマシンが最小限の力で始動できるよう設計されています。エンジンの回転数が安定しており、剪定時にブレる心配もありません。

また、エンジンタイプなのでパワーは十分すぎるくらいあります。園芸の太い枝でも簡単にカット可能。しっかりと刈り込みをしたい時にも使えます。

Greenworks 充電式ヘッジトリマー レーザーカット

サイズ(長さ×幅×高さ)99×18×22 cm
重量4.2㎏
刈り込み幅560mm
動力電源式
ハンドルタイプハンディタイプ

コードレスタイプの取り回しやすい生垣バリカンです。リアハンドルは180°回転可能で、思い通りに木を剪定できます。

また、強力なヘッジトリマーで太めの枝も一気に刈れるのが魅力です。刃には3面研磨刃を採用し、切り口はシャープで鮮やか。木へのダメージも最小限となりお庭の手入れにぴったりの生垣バリカンです。

TOOLS LIFE 充電か式高枝ヘッドトリマー

サイズ(長さ×幅×高さ)‎113.4×23.4×11.6 cm
重量1.2kg
刈り込み幅430mm
動力充電式
ハンドルタイプロングハンドルタイプ

伸縮ポールを採用しているコードレスタイプの生垣バリカン。長さは無段階で2.1m~2.5mで変更できます。高い木の剪定でも脚立を使用する必要はありません

また、安全性にもしっかりと配慮しています。ダブルロック付きで誤作動を起こさず作業可能です。肩掛けストラップと角度調整可能なヘッドでより安心して作業できます。

まとめ:自宅の庭に適した生垣バリカンを選ぼう

今回は植木職人が選ぶ生垣バリカンの選び方とおすすめの商品を紹介しました。パワーのあるエンジンタイプの生垣バリカンから、手元の作業におすすめのコードレスタイプまで、たくさんの商品があります。

住宅が密集している場所では静音性に優れた商品、生垣の剪定には刈り込み幅の広い商品など、使用シーンや目的に応じて選ぶことが大切です。また、自分の体格に合う生垣バリカンを選ぶことで作業がしやすくなるでしょう。

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