【ワイヤープランツの剪定方法】正しい時期と育て方を徹底解説!

ナチュラルテイストたっぷりのワイヤープランツは、植木鉢でもハンギングでもインテリア性抜群!ガーデニングでも人気を集めています。そして、ワイヤープランツのツルや葉を綺麗に見せるためには、正しく剪定することが重要です。

この記事では、ワイヤープランツの正しい剪定時期・方法を解説します。記事後半では育て方・増やし方も紹介するので、最後まで読めば失敗しないワイヤープランツのお手入れ方法がわかるでしょう。


この記事を読んで、「ワイヤープランツ」の剪定を業者に依頼したいと思われた方は、お庭手入れのプロである庭師に相談することがおすすめです。

庭革命では、お庭造り・剪定・植栽などの、見積もりを無料相談することができます。その他、お庭・植物に関する悩みがあるお客様も、気軽に利用されているので、この機会に是非一度相談してみてください。

目次

ワイヤープランツとは?

ワイヤープランツとは?

ニュージーランド原産の常緑小低木です。

ワイヤープランツは、文字通りワイヤーのように見える細く長い茎が特徴。ツル(茎)が横に広がる匍匐性の植物ですが、つる性植物ではありません。地植えにすると横に広がって増えていきます。

暑さ・寒さにもある程度強く、耐陰性もあるため日当たりがそれほど良くない場所でも育ちます。室内でも成長しやすく、園芸初心者でも扱いやすいため、観葉植物・寄せ植え・ギフトなどとしても人気です。

項目詳細
学名Muehlenbeckia axillaris
科名タデ科
属名ミューレンベッキア属
和名ワイヤープランツ
英名Sprawling wirevine、Creeping wire vine
開花時期5月~7月
花色淡い黄緑色
原産地ニュージーランド

ワイヤープランツの剪定時期

ワイヤープランツの剪定時期は?

春~初夏が適しています。

ワイヤープランツ剪定で注意したいのは、鉢植えと地植えで剪定時期が異なる点。地植えの場合は4月~6月頃、鉢植えの場合は4月~5月頃が適正時期です。

生育旺盛な植物のため、元気に育っている場合は上記の時期に限らず年中剪定できます。「伸びすぎたな」と感じたら、様子を見ながら切り戻して整えましょう。

ワイヤープランツの剪定方法

剪定ばさみ
ワイヤープランツの剪定方法は?

切り戻し剪定を行います。

切り戻し剪定とは、伸びている茎を1/3~1/2程度まで切り落として短くする方法です。伸び過ぎた茎・絡まっている茎・変色して枯れかけている箇所を重点的に切ってください。

「そんなに切って大丈夫なの?」と不安になるかもしれませんが安心してください。切り戻し剪定によって、切り落とした箇所から新しい芽が生まれます。

ワイヤープランツの育て方の基本情報

丈夫なワイヤープランツはお手入れもそれほど難しくないため、初心者にも育てやすい植物です。

ワイヤープランツのお手入れのポイント

  • 直射日光は避ける
  • 水やりは乾燥している時に
  • 肥料は不要

せっかく育てるのであれば、健康的で見た目も美しく仕立てたいですよね。ワイヤープランツの育て方・お手入れで迷わないよう、上記のポイントを押さえておきましょう。

直射日光は避けよう

暑さ・寒さに強いワイヤープランツですが、意外にも直射日光は苦手。特に夏場の日差しは、葉焼けによって枯れる心配もあります。地植えする際は、1日の半分程度日が当たる「半日陰」の場所を選びましょう。

鉢植えを屋外で管理する場合は、半日陰の風通しの良い場所がおすすめです。室内で観葉植物として育てる場合は、カーテン越しの光が当たる程度にしておいてください。

乾燥しているときに水やりしよう

じょうろ

ワイヤープランツは水切れは厳禁。葉が瑞々しいグリーンではなく、黄色がかってきたら多めに水を与えましょう。

初夏~秋口の気温が高い時期は、乾燥しない程度に水を与えます。ただし、水のやり過ぎはダメージになるため注意してください。

冬時期は水は少な目にして、土が乾いてきたら与える程度で十分です。屋内で管理する場合は、エアコンの風で乾燥しやすいため要注意。霧吹きで葉に水をかけて保湿します。

肥料は基本的になしでOK

ポイント

肥料を与えなくても育つワイヤープランツは、まさに園芸初心者向け。基本的に肥料は不要ですが、元気のない時にだけ液体肥料を与えてください。

また、株を大きくしたい場合は、春~秋の生長期にゆっくりと効果を発揮する緩効性化成肥料を与えます。ただし、真夏に肥料を与えると、養分過多でダメージを追うため注意が必要です。

観葉植物として楽しむ際の緩効性化成肥料は、土の上に置く錠剤タイプがおすすめ。肥料の匂いも少なく、見た目も綺麗になりますよ。

ワイヤープランツの育て方3つ

放置していてもしっかり育つワイヤープランツは、グランドカバーや寄せ植え・インテリアグリーンとしても活躍する万能選手。屋外では大きく、室内であればコンパクトに育てたいという希望もあるでしょう。

ワイヤープランツの育て方

  • 必要な道具を揃える
  • 小さいまま育てる方法
  • 大きく育てる方法
  • ハイドロカルチャーで育てる方法

ここからは、上記のワイヤープランツの育て方について詳しく解説します。

必要なものは5つある

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ワイヤープランツ初心者には、園芸ショップで販売されている鉢植え購入がおすすめ。以下の5つを用意しておきましょう。

  • ワイヤープランツの鉢植え
  • じょうろ
  • 剪定ばさみ
  • 霧吹き
  • 肥料(液体タイプ)

黒いビニール製ポットに入った苗を買う場合は、植え替えが必要です。植え替え用の鉢と土も用意します。

小さいまま育てる方法

インテリアグリーンとして楽しむなら、コンパクトに育てたいもの。大きくならない程度に育てる鍵は「剪定」です。

ワイヤープランツはツルが伸びるほど根を張るため、こまめな剪定で根の生長を抑えます。

温度変化の少ない屋内で育てる場合は、剪定は年中可能です。残したいツルを選び、バランスを見ながら整えましょう。

大きく育てる方法

大きくしたい場合も剪定は必要です。枯れかけたツルを切り戻し、元気な状態を維持してあげてください。

「ツルは伸ばさず、丸い葉をたくさん増やしたい」という場合は、ツルの先端にある芽を摘んでください。脇芽を増やすことで、葉が増えていきます。

ワイヤープランツは気温変化が穏やかな環境で、葉が大きく生長します。葉を大きくしたい場合は、屋内で管理しましょう。

ハイドロカルチャーで育てる方法

ワイヤープランツはハイドロカルチャーでも育つ植物です。

ハイドロカルチャーとは、土の代わりに小石やボール状の人口土で育てる方法で、おしゃれなインテリアグリーンとして大人気。土を使わない分、無菌で匂いも気になりません。

育て方は通常の鉢植えと同じです。ハイドロカルチャー専用の根腐れ防止剤も用意しておきましょう。

ワイヤープランツが枯れる原因と対策

丈夫で育てやすいとはいえ、枯れてしまうこともあります。原因を知っておけば対策も取れるので、理解しておきましょう。

ワイヤープランツが枯れる原因

  • 水不足
  • 水のあげすぎ
  • 日照不足
  • 直射日光
  • 日照不足
  • 乾燥
  • 根詰まり
  • 水耕栽培への変更

ここからはワイヤープランツが枯れる原因について、詳しく解説します。

水不足

ツルを広げて元気に広がるワイヤープランツは、旺盛に生長する分、水切れになりやすいです。水切れしないよう十分水分を与えましょう。

ワイヤープランツは、水切れを起こすと葉の色が黄色く変色します。毎日葉の様子をチェックしておくと、色の変化にも気づきやすいですよ。

水のあげすぎ

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水切れを防ぐために、ついつい水をあげすぎてしまう方もいるかもしれません。実はワイヤープランツは多湿に弱く、水のあげすぎは枯れる原因になります。

水を与えすぎかは、白カビの発生でわかります。葉の色だけでなく土の様子もチェックして、土に白カビが生えてきたら水やりは控えてください。

日照不足

インテリアグリーンとして半日陰でも育つワイヤープランツですが、日に全く当たらないのも問題です。夏場の直射日光を避けつつ、光合成ができるように明るい場所で管理すると元気に育ちます。

日照不足のサインは、ツルの勢いがない・細いツルが目立つ時です。ツルに元気がないと、枯れてしまいます。

直射日光

日光を好むものの、夏場の直射日光は葉焼けの原因です。葉焼けが進むと、葉が茶色・黒に変色し、光合成ができず枯れてしまいます。

鉢植えの場合は、ワイヤープランツが夏場の直射日光や西日には直接当たらないよう、場所を調整しましょう。

地植えの場合は、西日が当たりにくい場所・半日陰になる場所を選んで植えてください。

乾燥

室内で管理する際に気を付けたいのが、乾燥です。エアコンの風によって乾燥しやすく、乾燥によってマダニ発生の原因にもなります。エアコンの風が直接当たらないよう、管理場所を工夫しましょう。

葉が萎れてきたら、ワイヤープランツの乾燥のサインです。霧吹きを使い、葉に水分補給をさせてください。

ワイヤープランツは耐寒性はあるものの、霜には弱い植物です。霜や寒風に晒されると、葉が傷んで一気に落ちてしまいます。葉が無くなると光合成できず、枯れに繋がるため注意してください。

鉢植えの場合は、霜の被りやすい軒下に置くのはNGです。真冬は霜や寒風にあたらないよう屋内で管理しましょう。

根詰まり

ワイヤープランツはツルの生長とともに、根も生長します。鉢植えの場合、鉢の中で根が増えすぎると根詰まりを起こし、枯れの原因になりかねません。

根詰まりで根が傷まないよう、定期的な植え替えが必要です。鉢の底から根が出ていたら植え替えの時期。一回り大きな鉢を用意して植え替えます。

「観葉植物として小さく育てたいので、植え替えもしたくない」という方は、根の生長を抑えるためにこまめにツルを剪定してください。

水耕栽培への変更

「観葉植物として鉢で育てていたけれど、おしゃれなハイドロカルチャーに切り替えた」という方は、注意が必要です。水耕栽培への変更は、環境の変化に適応できず弱りやすくなります。

また、ハイドロカルチャーは、鉢植えの土で管理するよりも給水力が高い点も要注意。土と同じペースで与えていると水分過剰になり、根腐れを起こしやすくなります。

ワイヤープランツの増やし方

愛着が湧いてくると、「もっと増やしたい」という気持ちにもなりますよね。ワイヤープランツは、ツルを使って挿し木として増やせます。

ワイヤープランツの挿し木の手順

  • 太くしっかりしたツルを15cm程度切り、10本用意する
  • 挿し木する部分の葉を取り去る
  • 輪ゴムを使って10本をまとめ、植木鉢の土に挿す
  • 土が乾燥しないように水やりをしながら管理する

上記は土に挿した場合の方法ですが、水挿しも可能です。水に入れる部分の葉を落とし、水を入れた容器に挿します。根が伸びてきたら、そのまま水栽培を続けても植木鉢に植え替えてもOKです。

ワイヤープランツで注意すべき病害虫

ワイヤープランツは丈夫で病気にかかりにくいですが、害虫には注意してください。

ワイヤープランツで注意したい害虫

  • ハダニ
  • アブラムシ
  • カイガラムシ

葉が小さくて多いワイヤープランツは、害虫が発生すると駆除が難しくなります。ワイヤープランツに発生する害虫の特徴を知って、予防に務めましょう。

ハダニ

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赤や黄色のハダニは0.5mm程度のミニサイズ。葉の裏側に発生し、葉の水分・養分を吸って枯らしてしまいます。

小さくて見落としがちですが、吸汁した箇所は白い斑点になります。日頃から葉の様子をチェックしておきましょう。

ハダニは大量発生しやすいため、発見次第、殺虫剤で駆除してください。

アブラムシ

アブラムシ

アブラムシもハダニと同様、吸汁によって植物を枯らしてしまいます。3mm前後の大きさで、大量発生しやすいため注意が必要です。

また、アブラムシは他のウイルスを媒介するため、ガーデニングの天敵とも言われています。大量発生によって2次被害が発生する前に、しっかり駆除しましょう。

カイガラムシ

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カイガラムシは2~10mm程度の大きさの、白い綿毛のような見た目が特徴。ハダニ・アブラムシ同様、吸汁性の害虫で、ワイヤープランツの株を弱らせてしまいます。

カイガラムシの排泄物はアブラムシの好物のため、二重の危険です。また、排泄物によってカビ菌が繁殖し、すす病・こうやく病という病気の原因にもなります。

駆除には木酢液や牛乳のスプレーが有効です。

まとめ:正しい育て方・剪定方法でワイヤープランツを楽しもう

ナチュラルな雰囲気のワイヤープランツは、ガーデニングやお部屋のアクセントにもおすすめ。肥料も不要で、初心者でも管理が簡単です。

元気な生き生きとしたワイヤープランツに仕立てたい場合は、切り戻し剪定で整えてあげましょう。

慣れてきたら、挿し木で増やしたり寄せ植えにもチャレンジしてみてください。緑のある生活がもっと楽しくなりますよ。


この記事を読んで、「ワイヤープランツ」の剪定を業者に依頼したいと思われた方は、お庭手入れのプロである庭師に相談することがおすすめです。

庭革命では、お庭造り・剪定・植栽などの、見積もりを無料相談することができます。その他、お庭・植物に関する悩みがあるお客様も、気軽に利用されているので、この機会に是非一度相談してみてください。

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