【アイビー(ヘデラ)の剪定】垂れたツルがお洒落な観葉植物アイビーの剪定時期や方法を解説
2021/02/23
グリーンのある空間は、お洒落で気分がいいですよね。ナチュラルな雰囲気のカフェや雑貨屋は、必ずといっていいほど観葉植物が置かれています。
アイビーは長くツルを伸ばすのが特徴の観葉植物です。難しい手入れも必要なく、初心者にも育てやすいのが人気の理由です。
しかし、剪定しなければ伸び放題になってしまい、見た目が悪くなってしまいます。この記事では、アイビーの剪定時期や方法について解説します。
この記事を読んで、「アイビー(ヘデラ)」の剪定を業者に依頼したいと思われた方は、お庭手入れのプロである庭師に相談することがおすすめです。
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その他、お庭・植物に関する悩みがあるお客様も、気軽に利用されているので、この機会に是非一度相談してみてください。
目次
アイビー(ヘデラ)の特徴
アイビーはウコギ科キヅタ属の、ツル性の観葉植物です。原産地は北アフリカやヨーロッパ・アジアで、学名をヘデラといいます。
アイビーには500種以上あり、よく見られるのは葉が星形やハート型になっているものです。白い斑点がはいっているものやマーブル模様などさまざまで、とても愛らしい葉をしています。
アイビーは生命力が強く、放置すると伸び放題になってしまうため剪定が必要です。ツルかなのでアーチやフェンスに絡ませることもできますし、仕立て方は自由自在です。
支柱を立てずに吊るすとツルが垂れ、とてもお洒落なインテリアになりますよ。花言葉は、「永遠の愛・友情・信頼・不滅・誠実」です。
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アイビー(ヘデラ)の剪定時期
- アイビーの剪定時期はいつ?
剪定に適した時期は、4月~10月の間であれば、いつ行ってもかまいません。
アイビーは、とても生命力の強い植物です。少々切られたくらいでは、しおれたり枯れることはないと思っておいてよいでしょう。
ただし、ツルの生え際は切り過ぎないように注意してください。混み合っている部分や枯れてしまった葉っぱを切って、見栄えのい状態を保ちましょう。
アイビー(ヘデラ)の剪定方法
- アイビーの剪定方法とは?
アイビーの剪定の基本は、切り戻し剪定です。木質化することもありますが、その部分は剪定しないようにしてください。
アイビーを健康に育てるためには、剪定が必要です。剪定を行うことにより、樹木全体に養分が行き渡り健康な株に成長します。
また、ツルをスッキリとさせることもできます。
ここでは、アイビーの剪定の仕方について詳しく解説します。
伸びすぎた茎は「切り戻し剪定」でスッキリさせよう
アイビーは放置すると、あっという間につるを伸ばしてしまいます。剪定をしなければ、ぼさぼさになってしまいますよ。伸びすぎた枝やひょろひょえろの枝は、好きな長さでカットしましょう。
また、全体的に枝が細く弱々しい場合は、思い切って短めにカットしてみてください。そうすることで株全体に養分が行き渡り、健康的で美しいアイビーに育ってくれますよ。
木質化した部分は切らない
アイビーは成長すると、株の根元が木のように固く茶色くなります。これを木質化といい、文字通り木のようになる現象です。木質化は自然な現象なので、焦らなくても大丈夫です。
木質化した枝からは新しい芽が生えないため、剪定してしまうと茶色い枝の部分だけが残ってしまいます。見栄えが悪くなるので、木質化した部分の剪定は控えましょう。
アイビー(ヘデラ)の育て方
アイビーを丈夫に育てるには、普段の手入れが欠かせません。水やりや肥料など、怠らないように世話をしましょう。
また、鉢植えで育てる場合は、植え替えという作業が必要です。ここでは、アイビーの育て方について解説します。ぜひ参考にしてくださいね。
水やりや肥料の頻度とタイミング
水やりですが、地植えの場合は乾燥させないように管理してください。植え付けた後は基本的には水を与える必要はなく、雨水でまかなえます。
夏の日照りが続くときだけ、水を与えましょう。
鉢植えの場合は、4月〜10月は土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをしてください。11月〜3月は、土の表面が乾いて2~3日後に水を与えましょう。
肥料は、とくに必要ありません。しかし、株が弱っている場合やもっと葉を生やしたいなら、5月~9月の間に液体タイプの肥料を与えましょう。10日に1回の頻度がおすすめです。
鉢植えで育てるなら植え替え(鉢替え)が必要
アイビーを鉢植えで育てる場合は、定期的に植え替え(鉢替え)という作業が必要です。植え替えをせずに放置すると、根詰まりや根腐れを起こしてしまいます。
鉢底から根が出てきたら、植え替えのタイミングです。時期は、4月〜10月の間に行うのがおすすめです。
植え替えの仕方は、ひと回り大きな鉢に肥料を混ぜた土をいれて準備をしておきます。株を引き抜いたら、新しい鉢に植え替え土を足し水をたっぷりと与えて完了です。
アイビー(ヘデラ)が枯れる理由
生命力の強いアイビーでも、枯れてしまうことがあります。アイビーが枯れてしまう主な原因は、害虫被害にあってしまうことと水分不足または暑すぎることです。
ここでは、アイビーが枯れる2つの原因について解説します。それでは、詳しく見ていきましょう。
害虫被害や病気によって枯れる
アイビーにつきやすい害虫は、ハダニ・カイガラムシです。
ハダニは、部屋が乾燥していると発生しやすいです。水が苦手なので、発見したら洗い流しましょう。普段から葉水をするのも効果的です。
カイガラムシは、葉や茎の養分を吸い取ります。固い殻に覆われており殺虫剤は効きにくいため、ブラシでこすり落としてください。
病気は、立ち枯病や灰色カビ病にかかることがあります。立ち枯れ病とは、黄色や赤いカビを生やす病気です。茎が褐色になり腐ってしまい、枯れて倒れます。
葉の下の方が黄色くなったり茎に変色が見られたりする場合は、立ち枯病を疑いましょう。
灰色カビ病は、葉っぱや茎が灰色になってしまう病気です。病気を発見したらその部分を処分し、薬剤を散布しましょう。
水の不足または暑すぎて枯れる
生命力の強いアイビーでも、水分不足になると枯れてしまいます。葉っぱやツルの先端が枯れ始めたら、水を与え日当たりのよい場所に移動させましょう。
反対に、暑すぎても枯れてしまいます。耐暑性・耐乾性に優れた植物ですが、暑すぎるのは苦手です。一日中日の当たる場所は、避けてください。
真夏は室内の涼しい場所に置くとよいでしょう。
アイビー(ヘデラ)は挿し木で増やせる!
アイビーを増やしたいなら、挿し木がおすすめです。剪定で切り取ったツルを利用してもいいですね。
挿し木をするなら、発根しやすい4月~10月の間に行うとよいでしょう。挿し木のやり方は、10センチほど茎を切り取ります。葉っぱを数枚残したら1時間ほど水につけます。
用意しておいた土を入れたポットに挿しましょう。発根したら地植えするか鉢植えに入れ替えるかしてください。
アイビー(ヘデラ)はプランターで寄せ植えしてもお洒落
アイビーはほかの植物と相性がよく、寄せ植えをしてもお洒落ですよ。
寄せ植えをする際は、育て方の同じ植物を選ぶと失敗が少ないです。水やりの頻度や土の好みが同じ花を選びましょう。
バラやゼラニウムと植えると華やかになりますし、ラベンダーと植えるとイングリッシュガーデンのような花壇になります。
アイビー(ヘデラ)は水耕栽培でも育つ
アイビーは挿し木でも増やせますが、水耕栽培でも育つことができます。剪定で切ったツルは、小さなグラスや花瓶に入れて食卓に飾ってみてはいかがでしょうか。
水耕栽培をするなら、水は毎日変えましょう。10日~14日ほどで根が生えてきますが、そのまま水に挿して飾ってもよいですし土に植え替えてもよいです。
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アイビー(ヘデラ)の剪定をプロに依頼した場合の費用は?
アイビーの剪定は、難しくありません。園芸初心者でも、カンタンに手入れすることができますよ。しかし、株が多い場合や誰かに世話を巻かせたい場合は、プロの業者に頼るのもよいでしょう。
そこで気になるのは剪定料金ですが、職人一人あたりで費用を計算する業者や樹木1本で計算する業者などさまざまです。
たとえば、職人一人あたりの日当なら15,000円~30,000円が相場となります。樹木の高さで料金が決まる場合は、3メートル未満の樹木なら5,000円です。
見積もりは複数の業者でとるのがおすすめ
見積もりの算出方法やサービス内容は、業者により異なります。実際に剪定を依頼する前に、見積もりをとって確認しておきましょう。
見積もりは1社ではなく、3~5社の複数社からとることをおすすめします。樹高や本数など、状況によって金額が異なるからです。
見積もりをとって、あなたに合った業者を選んでくださいね。
なお、庭革命では無料で複数社から見積もりをとることができます。ぜひ利用してください。
アイビー(ヘデラ)の剪定のまとめ
アイビーの剪定時期や方法、育て方について解説しました。
見た目が可愛くお洒落なアイビーは、部屋に飾るだけで気持ちが明るくなりますよね。手入れもカンタンで、初心者にぜひおすすめしたい観葉植物です。
株もすぐに増やせるため、森のような庭をつくりたい方にもおすすめです。しかし、剪定は必要不可欠。こまめに手入れをして、アイビーを美しく育ててくださいね。
この記事を読んで、「アイビー(ヘデラ)」の剪定を業者に依頼したいと思われた方は、お庭手入れのプロである庭師に相談することがおすすめです。
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