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【東京都庭園美術館】歴史ある旧朝香宮邸と3つの庭が織りなす特別な空間が楽しめる場所

全国の庭園図鑑

2021.01.21

東京都庭園美術館

東京都庭園美術館として一般公開されている旧朝香宮邸は、重要文化財にも指定され歴史のある建造物

アールデコ様式の本館も素晴らしいですが、2018年にリニューアルされた3つの庭園も負けてはいません。

芝庭・日本庭園・西洋庭園の3つに分けられ、それぞれが違う雰囲気を持ち訪れた人の心を和ませてくれます。

今回は、都会のなかのオアシスともいえる東京都立庭園美術館の見どころをご紹介します。

東京都庭園美術館とは?

東京都庭園美術館

東京都庭園美術館(とうきょうと ていえん びじゅつかん)は、東京都港区白金台にある都立美術館。旧朝香宮邸(きゅうあさかのみやてい)とも呼ばれることもあります。

香淳皇后の叔父・朝香宮鳩彦王が2年がかりで建て、皇籍離脱をする1947年まで暮らした邸宅でした。

後に吉田茂によって外務大臣公邸として使用され、1955年~1974年まで使用に白金プリンス迎賓館として使用された歴史ある建物です。

東京都庭園美術館として一般公開されるようになったのは1983年で、2011年に改装工事のため休館。2014年に一部を再開し、全面開館したのは2018年3月21日です。

旧朝香宮邸や日本庭園内にある茶室・倉庫などが、重要文化財に指定されています

庭園は3つのエリアに分かれており、それぞれが本館の上品かつレトロな雰囲気を一層美しく引き立てます。

東京都庭園美術館の5つの見どころ!

東京都庭園美術館の見どころといえば、重要文化財に指定されている建物です。しかし、3つの庭園もせひ見てほしいエリアです。

ここでは、東京都立庭園美術館の見どころである旧朝香宮邸のほか、3つの庭園と同じく重要文化財に指定された茶室をご紹介します。

1【芝庭】開放感のあるエリア

芝庭

朝香宮邸時代からあるという、芝庭。全面が芝で覆われた、とても開放感のあるエリアです。芝庭の中央には大きなムクノキがあり、シンボルツリーとなっています。

このムクノキは本館の大食堂付近にあったものを移植したと言われています。芝庭の周りを散策しながら、真っ白な壁の本館を外から楽しんでくださいね。

2【日本庭園】情緒あふれる和の庭園

東京都庭園美術館

出典元:teien-art-museum.ne.jp/museum

日本庭園も、朝香宮邸時代からあったものです。日本庭園内にある茶室は、重要文化財に指定されています

日本庭園では築山と池があり、起伏のある形状が雄大な自然を感じさせてくれます。秋になると樹木の葉が色づき、紅葉を楽しむこともできますよ。

紅葉の時期はライトアップされ、真っ赤な葉が闇夜に浮かび上がります

3【西洋庭園】ワシントン桜が美しい西洋庭園

東京都庭園美術館

出典元:teien-art-museum.ne.jp/museum

西洋庭園は、以前は宮内省の官舎でした。その後庭園となり、美術館に引き継がれた歴史があります。2011年以降の休館の際、樹木など園内を整備し新しくなりました。

西洋庭園は日本庭園とは雰囲気が違い、視界が広くスッキリとした印象です。春になるとワシントン桜が見ごろになり、お花見も楽しめますよ

4【茶室】重要文化財の指定された日本庭園の茶室

東京都庭園美術館

出典元:teien-art-museum.ne.jp/museum

日本庭園内にある茶室「光華(こうか)」。光華は1938年に完成した木造瓦葺平屋建てで、普段は立ち入ることができません。しかし、秋の紅葉に合わせて特別公開されます

広間から、真っ赤に色づいた木々の葉を眺めることができますよ。また、撮影も可能なため、特別公開をする秋はたくさんの人で賑わいます

5【旧朝香宮邸】アールデコ様式の洋館

洋館

旧朝香宮邸は、アールデコ様式の洋館です。外壁は真っ白で、上品な印象。茶室と同様、重要文化財に指定されています

設計は宮内省内匠寮ですが、主要な室の内装はフランスのインテリアデザイナー、アンリ・ラパンが担当しました。

また、正面玄関の女神像のレリーフや大客室のシャンデリアは、フランスの宝飾デザイナールネ・ラリックの作品です。

「アールデコの館」と称されるほど美しく保存状態もよい建物をぜひ実際に見てみてくださいね。

東京都庭園美術館は四季で楽しみ方が変わる!

東京都庭園美術館は、どの季節に行っても美しい洋館と庭を眺めることができます。

春は桜が咲き、秋には紅葉。日本庭園も西洋庭園も、ライトアップされ特別な時間を過ごすことができます。

ここでは、東京都立庭園美術館の季節の楽しみ方をご紹介します。それでは、詳しく見ていきましょう。

【春】庭園と桜が一度に楽しめる

桜

庭園には桜の木が植えられています。花が見ごろを迎えるのは3月下旬~4月上旬頃で、開花の時期に合わせて夜間も開館されます。

レトロで歴史ある本館と夜桜を同時に楽しめるなんて、特別な気持ちになりますね。また、全面ガラス張りのレストランもあり、庭園を眺めながら食事をすることができます

庭園を見ながら、ゆっくりとした時間を過ごしたいですね。

【夏】涼しいカフェでくつろぎながら庭園を楽しめる

カフェ

東京都庭園美術館には、レストランのほかにカフェもあります。草木が青々とする夏は目には爽やかだけれど、暑さには勝てません。

全面ガラス張りのカフェは、自然に光がいっぱいで開放感があります。庭園を眺めることもできるので、暑い夏は涼しいカフェでくつろぎながら庭園を楽しめますよ

庭を散策した後に、ほっと一息つきたい方にもおすすめです。

【秋】迫力があり見事な紅葉

モミジ

秋になると、迫力があり見事な紅葉を楽しむことができます。また、重要文化財である茶室の特別公開やライトアップなど、普段とは違った旧朝香宮邸と庭園を見られますよ

趣がある和の庭園とアールデコ調の建物の対比が面白く、他では味わえない紅葉を楽しむことができるでしょう。闇の中明るく照らされる紅葉は、幻想的で素敵です。

【冬】温かみのあるライトに照らされるライトアップ

洋館

紅葉の時期にもライトアップされますが、冬も夜間はライトアップされています。本館や庭園が温かみのあるライトに照らされて、ロマンチックです。

春や秋のライトアップとは異なる表情を見ることができ、ふらっと立ち寄ってみたくなりますね。昼間の散策もよいですが、夜のひんやりとした空気のなか歩く庭園も素敵です

東京都庭園美術館の基本情報

日本庭園の開園時間は、時期により異なるため注意してください。春や秋の特別公開やライトアップについては、詳細は公式ホームページで確認をしてくださいね。

入場料は一般で200円ですが、割引が適応される方は身分証明書を忘れないように持参してください

東京都庭園美術館の入場料

入場料

一般:200円
大学生(専修・各種専門学校含む):160円
中・高校生・65歳以上:100円

・小学生以下および都内在住在学の中学生は無料。
・身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその介護者一名は無料。
・第3水曜日(シルバーデー)は65歳以上の方は無料。

※展覧会のチケットをお持ちの方は、庭園にも入場できます

東京都庭園美術館の営業時間

営業時間

【開園時間】
10時~18時(入場は、閉館の30分前まで)

※日本庭園内は、安全確保のため一部の園路の通行時間を以下のとおりとなります
10月~3月:10時~16時30分
4月~9月:10時~18時

【休園日】
毎月第2・第4水曜日、年末年始
展示替期間中は、本館及び新館には入れませんが、庭園への入場は可能です

東京都庭園美術館へのアクセス

アクセス

【電車で行く場合】
JR山手線「目黒駅」東口/東急目黒線「目黒駅」正面口より徒歩7分
都営三田線・東京メトロ南北線「白金台駅」1番出口より徒歩6分
※白金台駅のエレベーターは2番出口にあります。

【バスで行く場合】
バス停留所「白金台5丁目」より徒歩3分

黒77系統(目黒駅―千駄ヶ谷駅)都営バス
橋86系統(目黒駅―新橋駅北口)都営バス
品93系統(目黒駅―大井競馬場)都営バス
東98系統(東京駅南口―等々力操車場)東急バス

【車で行く場合】
駐車場は有料で、美術館の敷地内にあります。
正門で警備員が案内してくれます。
※レストラン利用のみの方の駐車場利用は不可です。

首都高速2号線「目黒出口」出てすぐ、「庭園美術館西」交差点を左折してください。
白金台方面からお越しの場合、右折で入ることができません。 その先の「上大崎」交差点で右折し、そのまま右折レーンに入って次の「庭園美術館西」交差点で右折してください。

東京都庭園美術館を詳しく知りたいならアプリを利用しよう

スマホ

東京都庭園美術館にはガイドはおりませんが、無料で使える公式アプリがあります。歴史や見どころを写真付きで紹介してくれ、実際に訪れる前や後にも見ることができます。

また、音声ガイドも用意されています。視聴用の端末とヘッドホンの無料貸出も行っていますが、貸し出しには身分証明書が必要です。

免許証や保険証・学生証・パスポートなどを用意しておきましょう。言語は日本語・英語のほかに、仏語・北京語・広東語・韓国語に対応しています。

東京都庭園美術館のまとめ

日本庭園

東京都庭園美術館の見どころをご紹介しました。2018年に全面リニューアルされたため、整備され非常に見やすくなっています

広い3つの庭は、ゆっくりと散策するのにピッタリ。まさに、都会のなかのオアシスですね。

入場料はかかりますが、さほど高くないため気軽に立ち寄れるのも嬉しいポイントです。お近くの方は、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

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