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【シャクナゲの剪定】豪華な花を咲かせよう!シャクナゲの剪定時期や方法・育て方のコツを解説!

剪定入門道場

2020.10.29

この記事を読むのに必要な時間は約 9 分です。

豪華で鮮やかな花を咲かすシャクナゲは「花木の女王」とよばれ、人気のある樹木です。樹高も低く育てやすいため、一般家庭でも親しまれています。花が魅力の樹木ですから、たくさん咲かせたいですよね。

しかし、美しい花を咲かせ木を健康な状態に保つには、剪定をしなければなりません。この記事では、シャクナゲの剪定時期や方法・育て方を解説します。庭でシャクナゲを育てている方は、参考にしてください。

シャクナゲの特徴

シャクナゲ

シャクナゲ(石楠花)はツツジ科ツツジ属で、原産はアジアです。欧米ではツツジと同じ扱いですが、日本では枝先に房状に花がつくものを「シャクナゲ」と区別しています。

シャクナゲはもともと高山植物だったことから、耐寒性があり育てやすいとされています。「高嶺の花」という言葉は、高山で咲き手に入りにくかったシャクナゲの花からきています。

シャクナゲの種類は大きくふたつに分けられ、小ぶりで日本の気候に合い栽培しやすい「日本シャクナゲ」と、パープルスプレンダールーズベルトなど豪華な花を咲かせる「西洋シャクナゲ」があります。

開花時期・季節は、4月から5月の春。花言葉は、「威厳」「荘厳」です。

シャクナゲの剪定時期

シャクナゲの剪定に適した時期は、4月〜7月の間です。シャクナゲは、4月〜5月頃に花を咲かせます。剪定は、花が咲き終わった後と覚えておきましょう。

シャクナゲの成長期は、暖かい気候のとき。ですから、この時期に剪定することでダメージを最小限にとどめることができ、早く回復してくれます。そして、剪定することで新芽を多くつけることができます。

シャクナゲの剪定方法

剪定はさみ

シャクナゲの剪定は、
・花柄を摘む
・芽かきをする
・不要枝を取り除く
この3つが基本です。

枝は成長を妨げるようなものを切るだけで、比較的カンタンに手入れすることができますよ。また、たくさんの花を咲かせるために花柄摘みと芽かきは、大切な作業になります。

それでは、シャクナゲの剪定の仕方について詳しく解説します。

花柄を摘む

花が咲いた後、数日すると花はしおれて枯れ始めます。枯れ始めたら、花を摘んでしまいましょう。枯れたとしても、枝についている限り少なからず養分を吸っています。

ほかの部分に養分をまわすために、枯れたや花を摘み取ってくださいね。

そして、花が枯れて種を作る前に摘んでしまえば、種を作る労力をかけなくてすみます。種を作る力を葉や枝にまわせば、翌年によく花が咲くようになりますよ。

芽かきをする

植物の栽培で、不要な芽を摘み取ることを「芽かきと呼んでいます。芽かきをすることで摘み取った脇から新芽が出やすくなり、新しい枝が増えて木を大きく育てることができます。

シャクナゲも、新芽が5センチほど伸びたら芽かきをしましょう。芽かきをすれば枝数が増え、木全体のボリュームもアップします。枝数が増えると花芽も多くつきますので、より多くの花を咲かせるために必要な作業です。

不要枝を取り除く

シャクナゲの剪定は、不要な枝を切るだけにとどめます。不要枝とは、
・混み合っている枝
・内側に向かって生えている枝
・細い枝
・弱い枝
・枯れた枝
が、該当します。

不要枝を取り除くことで風通しがよくなり、害虫や病気の予防になりますよ。また、養分を元気な枝や花芽にまわすことができ、木全体を健康に栽培することができます。

剪定する際は、枝の途中からではなく根元から切りましょう。シャクナゲはもともと枝の量が少ないため、刈り込みをしてしまうと芽が伸びなくなってしまいます。

シャクナゲの元気がない・つぼみが咲かない原因

シャクナゲ蕾

シャクナゲに元気がないと、心配ですよね。また、花が咲かないとガッカリしてしまいます。

シャクナゲに元気がなかったりつぼみが咲かない原因は、おもに
・直射日光が当たるところに置いている
・根詰まりしている
・手入れをしていない
ことが、挙げられます。

シャクナゲは耐寒性は高いですが、耐暑性はあまり高くありません。庭に地植えしている場合は日影を作るようにし、鉢植えの場合は直射日光が当たらない場所に置き換えましょう。

根詰まりは、鉢植えで育てている場合に多い現象です。根が鉢のなかで収まらなくなり、養分を十分に吸い上げることができなくなっています。

鉢の底から根が出るようになったら、ひとまわり大きな鉢に植え替える「鉢替え」をしましょう。

そして、花柄摘みや剪定などを怠ると、樹木をコントロールできず元気に育ってくれません。美しい花を咲かすためにも、丁寧に手入れをしてくださいね。

シャクナゲの育て方のコツ

水やり

シャクナゲは、高山植物です。寒さには強いですが、暑さに弱いという特徴を持っています。ですので、日当たりがよく涼しい場所で管理することが上手に育てるコツです。

鉢植えの場合は、直射日光が当たらない場所に置くとよいですね。

庭植えの場合は、近くに広葉樹などを植えてあげると日影ができて安心です。半日陰で育てると、すくすくと育ってくれます

肥料を与えたい場合は、3月〜4月に開花し始めと9月〜10月頃がよいタイミングです。固形の有機質肥料か緩効性化成肥料を株の根元に数個置いてくださいね。

シャクナゲを挿し木で増やすのも◎

挿し木

シャクナゲは、挿し木で株を増やすことができます。挿し木に適した時期は、湿度の高い6月頃。または、伸びた枝がかたくなる9月頃がよいとされています。6月なら、剪定で切った枝を利用するとよいでしょう。

挿し木は、切った枝を7~8センチほどに切り挿し穂とします。枝に2芽以上ある場合は1芽にし、葉を4~5枚残して取り除きましょう。残した葉のうち大きいものは半分に切ります。

切り口に発根促進剤を薄めた水に3時間ほどつけて、挿し穂は完成です。赤玉土や鹿沼土に挿し穂を挿したら、日陰で管理しましょう。

土が乾燥しないように水を与え、プランターや鉢にビニール袋をかけて保湿性を高めてくださいね。シャクナゲの挿し木は、発根しにくいです。焦らずじっくり、育てましょう。

シャクナゲの剪定を依頼した場合の費用相場

たくさんの花を咲かせるためには、剪定して木を元気に育てることが重要です。自分で手入れするのもよいですが、業者を利用するのもひとつです。しかし、気になるのはお金のこと。いくらくらい、費用がかかるのでしょうか。

剪定を業者に依頼した場合、費用相場は業者により計算の仕方が異なります。職人一人当たりの時給や日当で計算される場合と、木の本数や高さで計算される場合がありますが3,000円〜5,000円程度でしょう。

実際に剪定を依頼する前に、複数社から見積もりを取って確認してください。

シャクナゲの剪定はプロに依頼するのがおすすめ

剪定

シャクナゲの剪定は、枝を切り詰めたり刈り込みをするといった剪定はしません。もともと枝が少ないため、不要枝を花の処理だけです。

初心者でも作業自体は、カンタンに行うことができますね。しかし、花をより多く咲かせたり木の健康を保つには、丁寧に枝を選ばなければなりません

自分で剪定することに自信がない方や手入れの時間を確保できない方は、プロに依頼することをおすすめします。プロならシャクナゲを美しく保つ方法を知っているので、安定して綺麗な花を咲かせられるでしょう。

庭革命では無料で複数社から見積もりを取れるので是非ご利用ください。

シャクナゲの剪定まとめ

シャクナゲの剪定時期や方法・育て方のコツを解説しました。正しく剪定しなければ、シャクナゲの美しさを引き出すことはできません。花が咲いてこそのシャクナゲですから、手入れには力を入れていきたいですね。

剪定をプロの業者に依頼すれば、立派な木に育つことでしょう。自分で剪定するのもよいですが、毎年豪華な花を咲かせたいならプロに任せるのもアリですよ。

シャクナゲの剪定に悩んだら、この記事を参考にして綺麗な花を咲かせてくださいね。

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