【金柑(キンカン)の剪定方法】収穫時期や剪定を依頼した場合の費用相場も徹底解説!

キンカンは、皮の部分にビタミンCやカリウムを多く含んでいて栄養がとてもある植物。庭木としても適している植物でガーデニング初心者でも育てられるようになってきました。

ですが、剪定をしなくては美味しい実を収穫することはできませんし、植えたのに枯れてしまう場合もあります。

そんなことにならないように、この記事では剪定方法や育て方など解説していくので是非参考にしてくださいね。

この記事を読んで、「金柑(キンカン)」の剪定を業者に依頼したいと思われた方は、お庭手入れのプロである庭師に相談することがおすすめです。
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目次

金柑(キンカン)の特徴

金柑

キンカンは、みかん科きんかん属に分類する常緑性低木。

種類はいろいろありますが、実を食べることができるのは「ネイハキンカン」「マルキンカン」「ナガキンカン」。食べることができないのが「チョウジュキンカン」です。食べることを目的として植える場合は、種類を間違えないようにしましょう。

また、キンカンは、耐寒性や害虫被害が少ない植物なので、比較的初心者でも育てやすく家庭で楽しめる代表的な果樹になっています。

金柑(キンカン)の剪定時期

金柑の葉が絡み合っている
金柑の剪定時期はいつ?

金柑の剪定時期は、3月〜5月までです。

極端に暑い日や寒い日に剪定をしてしまうと、負担になってしまい回復できずに枯れてしまうので注意しましょう。

また、金柑は成長する速度が遅い植物なので、年に1回の剪定で大丈夫ですよ。もし、樹形が気になってもう一度切りたいと思ったら必ず剪定時期に行うようにしましょう。

金柑(キンカン)の剪定方法は樹齢で変わる

職人が剪定をするとおろ

金柑の剪定方法は樹齢で変わります植え付けてから2年目までは切り方が違いますが、すでに庭に植えているという方は、3年目以降の剪定方法で作業を行うようにしてくださいね。

また、植え付けたばかりの剪定を間違えてしまうと、樹勢がまだ安定していないので弱ってしまう恐れがあるので注意してくださいね。

植え付け時の剪定方法

植え付け
植え付け時の金柑の剪定方法とは?

植え付け時の剪定方法はシンプルで、樹高が40〜50㎝になるように切り詰めるだけです。

先ほども説明しましたが、植え付けてからはまだ樹勢が安定をしていないので、強剪定をしてしまうと金柑に負担が大きく回復しきれなく枯れてしまう恐れがあります。

ですので、樹高を整える剪定だけにとどめておきましょう。

植え付け〜2年目の春までの剪定方法

金柑

金柑を植え付けて1〜2年目になると、さらに小枝などが伸びてくる時期です。その小枝を、3分の2程度の長さで切り揃える作業がこの時期の剪定方法。

また、木の内側などに向かって伸びてきてしまっている不要枝は根本から切っておくと3年目以降の剪定はラクになりますよ。

3年目以降の剪定方法

金柑

3年目以降も、伸びた枝を3分の2程度に切りそろえて不要枝は根本から切り落としましょう

ですが、この時期は小枝がたくさん生えてきて込み合ってしまうことが多くなり、木の内側まで日光が届きにくくなってしまいます。

なので、剪定をする際には絡み合っている枝は根本から切ってある程度スッキリさせるのがポイントです。

金柑(キンカン)の収穫時期

金柑の収穫

金柑は、花が咲いて150日程度経過した11月下旬から実が成熟していきます。

実全体がオレンジ色になった時が収穫時期。少し黄色がかっている時期に収穫をしてしまうと酸っぱくて生で食べることができません

収穫した金柑の実は、生で食べるほかジャムにしたり甘露煮にして楽しむことができるので、美味しい実を付けれるように育ててくださいね。

金柑(キンカン)の育て方

水やり

美味しい実を収穫するためには、普段から正しい育て方で手入れをする必要があります。

また、実を食べる目的ではなくても樹勢がなくなってしまい、枯れないよう育て方のポイントを解説していくので参考にしてくださいね。

肥料・水やりの方法

金柑は多くの実をつけるために栄養が必要です。与える時期は、庭植えであれば2月と10月の年に二回で、鉢植えだと2月・5月・10月の年に3回です。

しかし、一回の肥料を与えすぎないように注意してください。下の土が隠れるくらいに撒いてしまうと、かえって実がつきにくくなってしまったりしまうことも。不安な方は業者に依頼をするのがおすすめです。

水やりは基本的に必要としませんが、夏場などは土が乾いていたらあげるようにすればよいでしょう。上げすぎてしまうと根腐れを起こしてしまうので注意してくださいね。

病害虫の対策方法

アゲハチョウの幼虫

金柑は病害虫には強い植物ですが、稀に剪定不足で発生してしまう場合があります。

特に気をつけなければならないのが、アゲハチョウの幼虫金柑の葉を食べてしまい食い荒らされてしまうこともあります。もし見かけたら早めに消毒などをして対策をするようにしてください。

また、枝の切り口から菌が入ってしまい潰瘍病という病気にかかることもあります。剪定をした際には菌が入らないように薬を塗っておくと安心ですよ。

金柑(キンカン)の剪定を依頼をした場合の費用相場

電卓と見積書

金柑を剪定するのに、業者を頼るという方法もあります。業者に依頼した場合の費用相場は、職人一人当たりの時間給や日給で計算した場合と木の本数や高さで計算した場合などさまざまです。

木1本の費用で一般的な目安は、1~3メートルなら1,000円~5,000円程度。3~5メートルまでなら、5,000円~1万円程度。5~7メートルまでなら、1万円~2万円程度が相場となります。

そのほか、出張費用や剪定後の処理が別料金になることもあります。実際に剪定を依頼する前に、複数社から見積もりを取って確認してくださいね。

金柑(キンカン)の剪定はプロに依頼するのがおすすめ

剪定する人

金柑は樹齢によって剪定方法が異なり、少しややこしいかもしれません。

木が幼いうちは大きくすることが目的なので、慣れていない方にとって手入れが難しく感じるかもしれませんね。

自分で剪定するのに自信がない方は、プロの業者を頼ってみてはいかがでしょうか。プロの業者なら、木の状態に合わせて剪定してくれますよ。また、安定して美味しい実をつけることができるでしょう。

庭革命では無料で複数社から見積もりを取れるので是非ご利用ください。

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