【プロの庭師おすすめの芝生鋏9選】失敗しない選び方やお手入れのポイントを完全解説

芝生のある庭を美しく仕上げるためには、芝生の手入れは欠かせません。しかし、芝刈り機だけで手入れをしている方も多いと思います。芝生を美しく仕上げるためには適切な道具を選択することが大切です。

今回は、芝生の手入れに使用する芝生鋏について紹介します。芝生鋏の特徴と選び方を具体的に解説。プロおすすめの商品も紹介します。芝生を美しく仕上げて、理想の庭づくりへの一歩を踏み出しましょう。

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目次

芝生鋏とは?芝生の細かな部分を手入れできる鋏

芝生鋏って何?

芝生鋏とは、芝生の手入れで使用する専用の鋏のことです。

芝生鋏は、普通の鋏と比較して刃は薄く長くなっています。芝生を水平にも垂直にも切ることが可能です。

芝の長さや形にこだわりたい方には必須のアイテムであり、プロも愛用しています。また、狭い場所でも使用可能なため、芝生のある庭を手入れするなら1つは持っていたいアイテムです。

芝生鋏を使う2つのメリット

芝生鋏は庭の手入れに必須のアイテムですが、使用することでどのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは、以下の2つのメリットを紹介します。次の章で詳しく解説するのでご覧ください。

芝生鋏のメリット

  • どこでも使える
  • 手軽に使える

①芝刈り機が入れない場所も手入れできる

芝生鋏はコンパクトな商品のため、場所を問わず使用できます。芝生の手入れをする時には、芝刈り機を使用することが多いです。しかし、芝刈り機は狭い場所に入れません。また、芝生の端だけカットできないこともよくあります。

そこで活躍するのが芝生鋏です。芝刈り機が入れない場所でも手入れできます。芝刈り機と芝生鋏をセットで使うことで、刈り残しができることもないでしょう。

②手動・電動芝刈り機よりも手軽

芝生鋏は、芝刈り機よりも手軽に使用できます。芝刈り機には手動・電動と2つのタイプがありますが、どちらも大きくなります。さらに、電動タイプは電源の確保が必要なものもあり、使う前の準備が必要です。

それと比較して、芝生鋏はシンプルな作りです。電源はもちろん不要。故障する心配もないため、安全に使用できます。

芝生鋏の選び方

芝生鋏を選ぶ時は、使用シーンに合わせて商品を選択することが大切です。ここでは、芝生鋏を選ぶ際のポイントを3つ紹介します。チェックして自分に合う商品を見つけましょう。

芝生鋏の選び方

  • 持ち方
  • 刃の長さ
  • 重量

芝生鋏の持ち方で選ぶ

芝生鋏の持ち方は、「両手タイプ」「片手タイプ」の2種類です。芝生鋏を使用する目的によって、選ぶべきタイプは異なります。それぞれのタイプの特徴について、次の章で解説するのでチェックしておきましょう。

一度に多くの芝生をカットできる「両手タイプ」

両手タイプの芝生鋏は、大きな刃とハンドルでできています。そのため、広い面積の芝生を一度にカットでき、作業効率はアップ。大規模な庭の手入れにも役立ちます。

また、広範囲を一度に一刈り込むことができるため、芝生の仕上がりも均一になります。均一に刈り込むことで庭も綺麗に仕上がるため、見た目を重視するなら両手タイプを選びましょう。

より細かな作業ができる「片手タイプ」

片手タイプの芝生鋏は、軽量で取り回しがしやすいのが特徴です。花壇や庭の縁など、特に注意が必要な場所で細かい刈り込みができます。

また、片手タイプの芝生鋏を選ぶ際には、刃の鋭さやハンドルのフィット感に注意しましょう。自分に合う片手タイプを見つければ、細かい部分でも芝生を均一に整えることができ、庭が美しく見えるでしょう。

芝生鋏の刃の長さで選ぶ

芝生鋏を選ぶ際には刃の長さにも注目しましょう。芝生鋏の刃の長さは、作業効率や仕上がりに大きな影響を与えます。特徴を把握して適切な長さの商品を選ぶことが大切です。

短い刃の芝生鋏は、細かい作業に適しています。小さな花壇や芝生の周りに倉庫などを置いていても問題なく刈込可能です。また、軽量で取り回しやすいため、長時間の作業に向いています。

長い刃の芝生鋏は、広い面積の芝生の刈り込みにおすすめです。刃が長いため、一度に多くの芝生を剪定でき、広い芝生の手入れにぴったり。また、効率的に作業できるため、短時間で庭の管理ができます。

芝生鋏の重さで選ぶ

芝生鋏を使う手入れは手作業で行います。芝生鋏の重量が手に与える負担に影響するため、選ぶ際の重要なポイントです

軽い芝生鋏は、作業の際に手へ与える負担が少なく長時間の作業に向いています。特に、広い芝生の手入れに向いています。また、取り回しやすく、細かな動作が可能です。

重い芝生鋏は、耐久性や切断力に優れています。葉が厚い芝生や固い草木を一緒に刈り込む際に便利です。ただし、重い芝生鋏は長時間使用すると手への負担も大きくなるため注意しましょう

プロの庭師おすすめの芝生鋏9選

芝生鋏の選び方について紹介してきましたが、購入するべき商品のイメージはできたでしょうか。「たくさんの商品があって迷ってしまいそう」「プロおすすめの商品を知りたい」という方もいると思います。

ここからは、プロの庭師おすすめの芝生鋏を9点紹介します。チェックして、芝生鋏を選ぶ際の参考にしてください。

1.サボテン 芝生鋏 1580

芝生の手入れに優れた効率性とパフォーマンスを提供する高品質なで芝生鋏です。鋼鉄製の刃が採用されており、切れ味は抜群。芝生や草木の刈り込みをスムーズに行えます。

また、ノブを左右に回すことで芝生の剪定と草木の刈込の2パターンでの使い分けが可能。芝生だけでなく庭の手入れを簡単かつ効果的に行いたい方におすすめの商品です。

持ち方両手
刃の長さ
重さ約 680 g

2.GARDENA Classic 芝生鋏

両利き用の芝生鋏です。片手でも安全に使用できるよう、片手ロック機能が付属。素早く刃は閉じてロックします。

また、刃には防さび加工とコーティングが施されており、高い耐久性を実現。長く愛用できるコスパの良い芝生鋏です、¥。

持ち方片手
刃の長さ
重さ約 240g

3.キンボシ 回転式芝生鋏 2104

回転式の刃を採用しており、芝生の形状に合わせて刈り込みを調整できる芝生鋏です。角度を変更することで、切り込みやすく、庭の美しさを保つのに役立ちます。

また、刃には耐久性があり、鋭い切れ味を持つ素材が使用されています。そのため、芝生を綺麗に刈り込み、整えることが可能です。

持ち方片手
刃の長さ約16cm
重さ約425g

4.KGTO V字カット刃 刈り込みばさみ

立ったまま芝生のカットができる便利な鋏です。作業の際に屈む必要がなく、身体への負担は軽減されます。長時間作業におすすめの芝生鋏です。

また、芝生が刃からすべって逃げるのを防止するため、V字カット刃を採用。刃の裏側には安定板が装着されており、刃が地面から適度に浮くためスムーズに作業できます。

持ち方両手
刃の長さ約15cm
重さ約1200g

5.キンボシ クローム回転式 芝生鋏 2107

クロームメッキ加工の、サビに強い芝生鋏です。サビにくいことで軽い切れ味は持続。ストレスなく芝生をカットできます。

また、回転式の刃を採用。刃の角度は0°、45°、90°の3段階に調節できるため、作業に合わせられます。目的に合わせて形を変えることで、より使いやすくスムーズな作業が可能となるでしょう。

持ち方片手
刃の長さ
重さ430g

6.ガーデンフレンズ アルミ柄段付刈込鋏 芝生兼用型

芝生の刈り込みだけでなく、庭木や雑草の手入れにも使える多機能な設計の芝生鋏です。庭のさまざまな作業に対応できる便利なツールであり、1つ持っておけば庭の手入れで役立ちます。

また、バネ付の芝生鋏で、切り込み時に力を軽減。これにより作業効率は向上し、長時間の庭仕事でも快適に使用できます。

持ち方両手
刃の長さ約20cm
重さ約700g

7.OWL(オウル)片手軽量芝生鋏 アルミハンドル式 #552

片手で簡単に操作できる芝生鋏です。片手で持ちながら刈り込み作業が行えるため、作業の自由度が高まります。

また、持ち手にはアルミハンドルを使用しており、軽量で持ち運びや操作がしやすいです。アルミハンドルは耐久性も高いため、長く愛用できるでしょう。

持ち方片手
刃の長さ
重さ230g

8.千吉 立ち刈り芝生鋏 SGW-1

ハンドルが長いタイプの芝生鋏です。立ったままでの芝生の刈り込みが可能なのがポイント。しゃがむ必要がないため、腰への負担が軽減され、快適な作業が実現します。

また、パイプの部分にはアルミが採用されています。軽いアルミを採用することで、大きな芝生鋏でも重量は約670g。女性でも扱える商品です。

持ち方両手
刃の長さ
重さ約670g

9.カマキ 回転式芝生鋏 L-3220S

回転式の刃を採用しており、刈り込む角度を自在に調整できます。そのため、芝生の形状や刈り込みの難易度に合わせて効果的に作業可能です

また、刃はステンレス製で、耐久性が高く長寿命です。刃の鋭さが持続するため、切り込み作業がスムーズで均一な仕上がりとなります。

持ち方両手
刃の長さ約15cm
重さ約380g

芝生鋏のお手入れ方法

高額で高品質な芝生鋏を購入したとしても、お手入れをしなければ劣化のスピードは早くなります。反対に、安価な商品であってもきちんと手入れをしていれば長く使用することが可能です。

ここでは、芝生鋏のお手入れ方法を以下の2つの項目に分けて紹介します。チェックして、庭の手入れに欠かせない芝生鋏を大切に使いましょう。

芝生鋏のお手入れ

  • 汚れはすぐに落とす
  • 刃を研ぐ

刃の汚れはすぐに落とす

刃の汚れはすぐに落とすことが大切です。芝生鋏や庭の手入れ具具は定期的なお手入れが不可欠。特に刃は頻繁に接触するため、清潔な状態を保つことがスムーズな作業のポイントとなります。刃についた汚れや樹液が放置されると、切れ味が鈍り、仕上がりに影響を及ぼす可能性があります

定期的なメンテナンスを心掛け、刃の汚れを落とすことで、作業効率は向上し均一な芝生仕上げを実現できます。使用後は必ず汚れを落として保管し、芝生鋏を長く愛用しましょう。

切れ味が悪くなったら研ぐ

芝生鋏は長く使用していることで切れ味が悪くなる場合があります。その際は、すぐに研ぐようにしましょう。切れ味の悪い刃では芝生の刈り込みが不均一になり、美しく仕上げることは難しいです。また、切れにくいことで無駄な力が入り、道具が破損する可能性もあります。

芝生鋏を研ぐ時は、研ぎ目の粗い砥石と細かい砥石を用意しましょう。まず、洗い砥石でサビや欠けた刃を整えます。仕上げに研ぎ目の細かい砥石で刃に鋭さを与えましょう。芝生鋏を研ぐ際は、力を入れずに時間をかけて作業することが大切です

芝生鋏に関するよくある質問

芝生鋏について紹介してきましたが、どのような道具なのか分かっていただけたでしょうか。ここからは、芝生鋏に関するよくある質問を2つ紹介します。チェックしてより、芝生鋏のことを知りましょう。

よくある質問

  • 芝刈り機or芝生鋏
  • 100均の芝生鋏

芝刈り機と芝生鋏はどちらが良い?

芝生の手入れには芝刈り機と芝生鋏、それぞれメリットがあります。芝刈り機は面積の広い庭園や芝生で効率的な作業が可能です。

一方の芝生鋏は、狭い範囲や細かい作業に向いており、細部への注意が必要な場合に役立ちます。芝生の剪定を行う際は、庭のサイズや作業内容に合わせて最適な道具を選択しましょう

100均の芝刈りハサミでも意味はある?

100均の芝生鋏は使える?

はい。100均の商品でも十分剪定できます。

100均の芝生鋏はコンパクトなものが多く、軽作業なら十分に役立ちます。特に、小さな雑草の取り除きや狭いスペースの手入れに最適で、初心者にも扱いやすいです

ただし、広い芝生や頻繁に使用する場合は、耐久性や性能に物足りなさを感じることがあります。予算だけでなく目的も考慮して適切な商品を選び、芝生の美しさを維持しましょう。

まとめ:芝生鋏で納得のいく庭作りを!

今回は、芝生鋏の特徴と選び方について紹介しました。購入するべき商品の特徴は把握できたでしょうか。芝生鋏は、芝生のある庭には欠かせない道具であり、適切に使用・メンテナンスをすれば美しい庭を作れます。

また、芝刈り機では実現できない細かい作業も、芝生鋏なら可能です。芝生鋏を使用するシーンに合わせて適切な商品を選び、芝生鋏で納得のいく庭作りをしましょう

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