【もみの木の剪定】クリスマスツリーとして人気のもみの木は剪定必須!剪定時期や方法について解説
2021/02/23
映画などで、本物の木に飾りつけしているのを見たことがありませんか?もみの木はクリスマスツリーとして、人気のある樹木です。
日本でもシンボルツリーにされることも多く、とてもポピュラーな木ですね。しかし、「育てるのは難しくないの?」「剪定はどうやってやるの?」と不安もでてくるでしょう。
この記事では、もみの木の剪定時期や方法について解説します。
この記事を読んで、「もみの木」の剪定を業者に依頼したいと思われた方は、お庭手入れのプロである庭師に相談することがおすすめです。
庭革命では、剪定などのお庭のお手入れのご依頼を、無料で見積もり相談することができます。
その他、お庭・植物に関する悩みがあるお客様も、気軽に利用されているので、この機会に是非一度相談してみてください。
目次
もみの木の特徴
もみの木はマツ科モミ属の常緑針葉樹。成長すると樹高は45メートルにもなるため、自宅で育てるなら剪定が必要不可欠です。
もみの木といえばクリスマスツリーですよね。そのため海外の樹木と思われがちですが、原産地は日本です。
もみの木の仲間は、40種類以上あると言われています。庭木として人気の高いゴールドクレストやトドマツ・ウラジオモミも、その中のひとつです。
花の開花時期は、4月~5月。黄色い小さな花を枝先につけます。花言葉は、「誠実・正直・永遠・高尚」です。
もみの木の剪定時期
- もみの木の剪定時期はいつ?
もみの木の剪定適した時期は、10月~3月にかけての冬です。
冬はもみの木にとって休眠期であり、成長がゆっくりになります。そのため、枝を切ってもダメージを最小限にとどめることができ、株を弱らせにくいです。
クリスマスツリーとして飾りつけする前に剪定をしてあげると、見栄えもよくなります。
もみの木の剪定方法
- もみの木の剪定方法とは?
もみの木の剪定の基本は、間引き剪定です。そして、樹高が好みの高さになったら、芯止めをしましょう。
もみの木を健康に育てるためには、剪定が必要。不要な枝を取り除いてあげると、樹木全体に養分が行き渡り健康な株に成長します。また、樹高もコントロールすることができます。
ここでは、もみの木の剪定の仕方について詳しく解説します。
「間引き剪定」で不要枝を切る
もみの木の剪定は、基本的に間引き剪定。細い枝や病気の枝・内側に向かって生えている枝・成長を妨げる枝など、不要な枝を剪定していきましょう。
成長すると40メートル以上にも達する樹木。混み合っている部分を剪定しないと、あっという間に枝が成長して大きくなってしまいます。
こまめに剪定をして、木の幅や高さをコントロールしましょう。間引き剪定で枝を間引いて風通しをよくすれば、日当りもよくなり害虫や病気の予防になります。
大きくしないなら「芯止め(しんどめ)」を行う
地植えでも小さく育てたい場合や、鉢植えで育てている場合は、あまり大きく育つと困ってしまいますよね。小さく育てたいなら、芯止めをして高さを抑えましょう。
ほとんどの樹木は、幹が優先定期に成長します。ですから、幹を短くすると養分がほかの枝や葉っぱにまわり、高くなるのを抑えることができます。
樹木にとって太い幹を何度も切るのは、負担が大きいので一度にたくさん切らずに、様子を見ながら行うようにしてくださいね。
もみの木の育て方
もみの木を丈夫に育てるには、普段の手入れが欠かせません。水やりや肥料など、怠らないように世話をしましょう。
また、鉢植えで育てる場合は、植え替えという作業が必要です。ここでは、もみの木の育て方について解説します。ぜひ参考にしてくださいね。
水やりや肥料の頻度とタイミング
水やりですが、地植えの場合は乾燥させないように管理してください。植え付けた後は基本的には水を与える必要はなく、雨水でまかなえます。夏の日照りが続くときだけ、水を与えましょう。
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをしてください。
肥料は、とくに必要ありません。しかし、株が弱っているなら新芽が出はじめる3月~5月頃に化成肥料を与えてもよいでしょう。
鉢植えで育てるなら植え替え(鉢替え)が必要
もみの木を鉢植えで育てる場合は、定期的に植え替え(鉢替え)という作業が必要です。植え替えをせずに放置すると、根詰まりや根腐れを起こしてしまいます。
鉢底から根が出てきたら、植え替えのタイミングです。
植え替えの仕方は、ひと回り大きな鉢に肥料を混ぜた土をいれて準備をしておきます。株を引き抜いたら、新しい鉢に植え替え土を足し水をたっぷりと与えて完了です。
植え替える際は、根についた土を崩さないように注意してください。細い根が傷んでしまうと、生育が悪くなってしまうためです。
もみの木が枯れる理由
せっかく育てたもみの木を枯らしたくないですよね。もみの木が枯れてしまう主な原因は、害虫被害にあってしまうことと剪定の失敗です。
ここでは、もみの木が枯れる2つの原因について解説します。それでは、詳しく見ていきましょう。
害虫被害によって枯れる
もみの木は、病気に強い樹木です。しかし、害虫であるトドマツオオアブラムシがつきやすいです。
トドマツオオアブラムシはアブラムシの一種で、葉や枝の養分を吸い取ります。株を弱らせ、最悪の場合には枯れてしまいます。
見つけたら市販の殺虫剤などで、駆除するようにしてください。害虫を発生させないためにも、剪定で風通しをよくしてあげましょう。
植え替えや剪定など手入れを怠った
剪定は、木の高さをコントロールしたり好みの形にしたりするだけではありません。木そのものを健康に保つためでもあります。
剪定時期や方法を間違えてしまうと、それだけで株を弱らす原因になってしまいます。
また、もみの木は比較的手入れもカンタンですが、何もしないまま放置してしまうと枯れる原因になります。適度に手入れをしつつ、健康で丈夫なもみの木を育ててくださいね。
もみの木は種まきで増やせる!
もみの木は、種まきで増やすことができます。もみの木の花が咲き種をつけたら、採取して撒いてみましょう。
すぐに種まきをしてもよいですし、乾燥しないように保存しておいてもよいです。保存した場合は、3月~5月頃に種まきをするとよいですよ。
育苗ポットに赤玉土などを入れ、種から育てましょう。ある程度成長したら庭に地植えをしてもよいですし、鉢植えに植え替えるなどしてくださいね。
もみの木の剪定をプロに依頼した場合の費用は?
もみの木の剪定は、さほど難しくありません。しかし、木が大きくなって剪定がしにくい場合は、怪我をするリスクが高まります。そんなときは、プロの業者に頼るのもひとつです。
そこで気になるのは剪定料金ですが、職人一人あたりで費用を計算する業者や樹木1本で計算する業者などさまざまです。
たとえば、職人一人あたりの日当なら15,000円~30,000円が相場となります。
樹木の高さで料金が決まる場合は、3メートル未満の樹木なら5,000円。5メートルまでなら7,000円。7メートルなら15,000円。それ以上になると、実物を見て見積もりを出す業者が多いです。
見積もりは複数の業者でとるのがおすすめ
見積もりの算出方法やサービス内容は、業者により異なります。実際に剪定を依頼する前に、見積もりをとって確認しておきましょう。
見積もりは1社ではなく、3~5社の複数社からとることをおすすめします。樹高や本数など、状況によって金額が異なるからです。
見積もりをとって、あなたに合った業者を選んでくださいね。
なお、庭革命では無料で複数社から見積もりをとることができます。ぜひ利用してください。
もみの木の剪定のまとめ
もみの木の剪定時期や仕方について、解説しました。もみの木を育てるのに、あまり難しい技術は必要ありません。そのため、初心者でも育てやすいでしょう。
しかし、剪定で樹高をコントロールしなければ、あっという間に大きく成長してしまいます。自分の背丈以上の木を剪定する自信がない方は、プロの業者を頼るのもひとつですよ。
素敵なもみの木を育てて、クリスマスに飾りつけをしたりシンボルツリーにしたり楽しんでくださいね。
この記事を読んで、「もみの木」の剪定を業者に依頼したいと思われた方は、お庭手入れのプロである庭師に相談することがおすすめです。
庭革命では、剪定などのお庭のお手入れのご依頼を、無料で見積もり相談することができます。
その他、お庭・植物に関する悩みがあるお客様も、気軽に利用されているので、この機会に是非一度相談してみてください。