【フレンチラベンダーの剪定】剪定後はドライフラワーに活用!フレンチラベンダーの剪定時期や方法を解説
2020/12/28
うさぎの耳のような花穂が愛らしい、フレンチラベンダー。暑さ寒さに強く、初心者でも育てやすい樹木といえます。
フレンチラベンダーは剪定や植え替えなど手入れをすることで、毎年安定して綺麗な花を咲かせます。しかし、剪定に適した時期に正しく剪定をしないと株を弱らす恐れもあります。
この記事では、フレンチラベンダーの剪定時期や方法について解説します。ぜひ参考にしてくださいね。
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目次
フレンチラベンダーの特徴
フレンチラベンダーは、シソ科ラバンデュラ属のハーブです。ラベンダーにはさまざま種類があり、わたぼうしやキューレッドといった、変わった品種もあります。フレンチラベンダーは、ストエカス系のラベンダーです。
樹高は約1メートル程度で、ラベンダーのなかでは比較的暑さに強く、耐寒性もあります。剪定することで花をよく咲かせるため、初心者でも育てやすい樹木といえます。
花の開花時期は、5~7月頃。ラベンダーといえば紫色の花のイメージが強いですが、ピンクや白い花を咲かせるものもあります。
フレンチラベンダーの特徴は、うさぎの耳のような苞葉。花穂の先端についており、華やかで愛らしいです。
フレンチラベンダーの花言葉は、「沈黙」「私に答えてください」「豊香」です。
フレンチラベンダーの剪定時期
- フレンチラベンダーの剪定時期はいつ?
フレンチラベンダーの剪定時期は、花が咲き始めたら。
5~7月にかけて花を咲かせるので、咲いたものからすぐ下あたりで切り取りましょう。
切り取った後は、切り花やドライフラワーとして楽しむとよいですよ。
風通しをよくするための透かし剪定は、3~9月、12月頃に行います。剪定をすることで、残された茎や葉に養分が行きわたり花をよく咲かせるようになります。
フレンチラベンダーの剪定方法
- フレンチラベンダーの剪定方法とは?
フレンチラベンダーの剪定の基本は、透かし剪定と切り戻しです。
不要な枝を切り落として風通しをよくし、成長を促すために切り戻しをします。
樹高をコントロールする強剪定は、切り過ぎないように注意しましょう。ここでは、フレンチラベンダーの剪定方法について解説します。
不要枝を切り風通しをよくする「透かし剪定」
3~9月、12月頃に透かし剪定をします。細い枝や弱い枝・混み合っている枝など不要な枝を間引いて、風通しをよくします。
風通しがよくなることで蒸れを防ぎ、害虫被害や病気を防ぐことができます。また、日当りもよくなるため、株が元気になりますよ。
このとき注意したいのが、剪定しすぎないこと。枝を切り過ぎてしまうと負担が大きく、回復できずに枯れてしまう恐れがあります。
成長を促すための「切り戻し」
削菓子剪定をするのと同時に、切り戻しもします。切り戻しは混み合った枝や伸び過ぎた枝を切る剪定方法です。葉を5~6枚残して、その上を切るとよいでしょう。
こんもりとした樹形になるように切り戻すと、可愛らしい印象になりますよ。ただし、透かし剪定と同じく剪定しすぎると弱らせてしまいます。様子を見ながら少しずつ剪定しましょう。
樹高をコントロールするための「強剪定」
植えつけて1~2年経つと、ずいぶん大きく成長するでしょう。フレンチラベンダーは成長しても1メートルほどにしかなりませんが、狭い庭や鉢で育てている場合はコンパクトに保ちたいですよね。
その場合は、強剪定をして樹高をコントロールしましょう。強剪定する際は丸く剪定すると、花が咲いたときに可愛いですよ。
フレンチラベンダーの植えつけの仕方
フレンチラベンダーは庭に直接植える地植えにしても素敵ですし、鉢植えにしてもお洒落です。また、ほかの花と寄せ植えにしてもよいですね。
ここでは、フレンチラベンダーを植え付ける際のポイントをご紹介します。地植えの場合と鉢植えの場合・寄せ植えについても触れます。それでは、さっそく見ていきましょう。
地植えの場合は成長後のサイズを考えて植える
フレンチラベンダーを地植えする場合は、株が大きくなることを考えて場所を決めましょう。植える間隔は、塀や株同士を50センチほど離して植えるとちょうどよくなります。
場所は、半日陰がよいでしょう。午前中には日が当たり、午後の西日が当たらない場所がベストです。
庭に植える際は、盛り土をすることがポイントです。土に湿気が多いと根腐れを起こす可能性があるため、盛り土で水はけをよくしましょう。
鉢植えの場合は深さのある鉢を選ぶのがポイント
鉢で植える場合は、地植えよりも詰めて植え、その後植え替える方法がおすすめです。8号の鉢に3株・10号の鉢に5株というように、複数植えてある程度成長してから植え替えましょう。
横長のプランターは深さが浅いものが多く、あまりおすすめしません。丸くて深さのあるプランターを選ぶことが、ポイントです。
横長のプランターでも深いものであれば、問題ありません。
寄せ植えにすると華やか
フレンチラベンダーのみでも愛らしいですが、寄せ植えにするとより華やかになりますよ。
ラベンダーはやや乾燥気味な土を好むため、同じように乾燥気味の土が好きな植物を選びましょう。
もし土の相性が合わない植物を寄せ植えたいときは、同じ土のなかに植えるのではなく鉢を組み合わせておく「置き合わせ」をするとよいでしょう。
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フレンチラベンダーの育て方
フレンチラベンダーは多くの植物とは違い、水やりを控えめにする必要があります。また、水やりにはちょっとしたコツがいります。
ここでは、水やりと肥料の与え方について、解説します。そして、鉢植えで育てる場合に必要不可欠な植え替えについても解説します。
水やりや肥料の頻度とタイミング
フレンチラベンダーの原産地は、地中海沿岸地方です。この辺りは乾燥気味の土地なため、ラベンダーに水を与えすぎないように注意が必要です。
水やりのタイミングは、土が乾いてから。日中ではなく、朝に水やりをするとよいでしょう。葉に水がかかると蒸れの原因となりますので、株元のみに水を与えるようにしてください。
肥料は、植え替えをする際に元肥として緩効性化成肥料を使うとよいでしょう。追肥は、9月中旬に緩効性化成肥料を施しましょう。
植え替えのタイミングと方法
鉢植えの場合は、植え替えをする必要があります。植え替えをしないと鉢のなかで根が窮屈になってしまい、根腐れや根詰まりの原因になります。
タイミングは、鉢底から根が見えたり飛び出したりしたら植え替えのサインです。3~9月頃に行うとよいでしょう。
植え替えの仕方は、あらかじめ水やりを控えて邪知の水を乾燥させておきます。新しい鉢に土を入れて、準備をします。
フレンチラベンダーを引き抜いたら、根についた土を優しくほぐしながら落としましょう。黒ずんだ根があれば切り取っておいてくださいね。
新しい鉢にラベンダーを入れ、水を与え1週間ほど日陰で管理しましょう。新しく用意する鉢は、深さのあるものを選んでくださいね。
フレンチラベンダーの冬越しの方法
フレンチラベンダーは、比較的暑さ寒さに強い植物です。しかし、寒すぎると枯れてしまいます。
冬越しは、できるだけ日当りの良い場所で管理してください。鉢植えの場合は、窓際に置くとよいですね。暗い場所に置くなら、週に1回は日光浴をさせてくださいね。
夏は直射日光の当たらない、風通しのよいところで管理してください。
フレンチラベンダーの花が咲かない原因と対策
フレンチラベンダーは、苗が十分に育っていないと花芽をつけません。ですから、植えた年に花が咲かないこともあります。
根がしっかりと育ていないと花が咲かないため、植えた最初の年は株を育てることに集中しましょう。
また、肥料が多すぎても花を咲かせません。とくに、チッソ成分が多い肥料は使わないようにしましょう。
フレンチラベンダーが枯れる理由
フレンチラベンダーは、初心者でも育てやすい樹木です。しかし、育て方を間違えると枯らしてしまうことがあります。一生懸命育てても、枯れてしまったら悲しいですよね。
枯れてしまう原因は、おもに
・寒さに耐えきれず枯れてしまった
・害虫被害により枯れた
以上のことが考えられます。
ここでは、寒さと害虫被害により枯れてしまった場合の理由と対策について解説します。
寒さに耐えきれず枯れる
寒さに強いとはいえ、寒すぎると株を弱らせてしまいます。最悪の場合は枯れてしまうため、冬越しをさせてあげましょう。
地植えの場合は日当たりのよい場所に植え替えるなどし、鉢植えの場合は室内に入れてくださいね。地植えのまま冬越しさせるのが心配な方は、冬の間だけでも鉢に植え替えるのもひとつでしょう。
害虫被害により枯れる
フレンチラベンダーを育てる上で注意したい害虫は、イガラムシ・ヨトウムシ・アブラムシ・ハダニです。
カイガラムシは冬につくことがあり、株の養分を吸って弱らせてしまいます。見つけ次第、歯ブラシでこすり落とすなどしてください。
ヨトウムシは春から初夏・秋に発生します。茎や葉を食害してしまうので、こちらも見つけ次第駆除しましょう。
アブラムシ・ハダニは、春に発生します。茎や葉の養分を吸い、最悪の場合は枯らしてしまいます。市販の殺虫剤で対処しましょう。
木質化は自然な現象
フレンチラベンダーを育てていると、株元が茶色く木のようにかたくなることがあります。これは「木質化」といい、フレンチラベンダーにとっては自然の現象です。
フレンチラベンダーも樹木の要素をもっているため、古くなった幹は木のように茶色くなるんです。枯れたわけではありませんので、安心してくださいね。
また、この木質化した部分から新しい芽を出し枝を生やすので、心配しなくても大丈夫です。
フレンチラベンダーは株を増やせる!
イングリッシュガーデンや森のような庭など、ナチュラルな庭をつくりたいなら株を増やしたいですよね。フレンチラベンダーは、カンタンに株を増やすことができます。
方法は、挿し木・株分け・種から育てるの3タイプあり、あなたに合った方法で育てていくとよいでしょう。ここでは、それぞれの株分けの方法をご紹介します。
剪定した枝を再利用するなら「挿し木」
フレンチラベンダーは、挿し木で増やせます。剪定で枝を切ったら、挿し木として再利用しましょう。挿し木をする時期は、4~6月が最適です。
作り方は、挿し木にしたい挿し穂の部分の先端から8センチのところをカットします。このとき、斜めにカットするようにしてくださいね。活性化栄養剤を入れた水に、カットした挿し穂を浸します。
ポットに土を入れ挿し穂を差し込み、水を与えましょう。挿し穂に根が生えてきたら、水は少な目に調整してください。
「株分け」は傷をつけないように注意して
フレンチラベンダーは、株分けでも株を増やすことができます。株分けをするのに適した時期は、3~5月または9~10月です。
株分けの仕方は、株を引き抜いたら手かカッターなどで2つに株を分けます。手やカッターは、消毒をして清潔にしてくださいね。
株を分ける際に傷をつけすぎてしまうと枯れる恐れがあるため、注意しながら行ってください。
じっくり育てたいなら「種まき」
種から育てることも、可能です。挿し木や株分けよりも成長するまで時間がかかりますが、じっくり育てたいなら挑戦してみてくださいね。
種は地植えする場合、日当りがよく水はけのよい場所を選びましょう。種をまいてから2~3年は花が咲きません。株を育てることを意識してくださいね。
1年目につぼみがついても、摘み取ってください。花を咲かせるまでに時間がかかりますが、じっくりと育てると愛着が湧きますよ。
フレンチラベンダーはドライフラワーにして楽しめる
フレンチラベンダーは、収穫した後にドライフラワーにすると素敵です。部屋に飾ったりリースやラッピングのポイントに使えますよ。
ドライフラワーの作り方は、収穫したら茎についている葉を取り除きます。何本か束にし、紐で縛ります。直射日光の当たらない風通しのよい場所に2~3日吊るしておきましょう。
乾燥したら、密閉できる袋に乾燥材と一緒に入れて、さらに乾燥させます。
フレンチラベンダーの剪定をプロに依頼した場合の費用は?
フレンチラベンダーは、若い苗は株を育てることが重要です。株が育たなければ、花を楽しむことができません。安定して花を咲かせるまで剪定するのが不安な方は、プロの業者に依頼してみてはいかがでしょうか。
そこで気になるのは費用ですが、職人一人あたりで費用を計算する業者や樹木1本で計算する業者などさまざまです。たとえば、職人一人あたりの日当なら15,000円~30,000円が相場となります。
植え込みの場合は、1平方メートルあたり500円~1,000円前後が相場です。樹木の高さで料金が決まる場合は、3メートル未満の樹木なら5,000円です。
フレンチラベンダーは成長しても1メートルほどにしかなりませんから、剪定を依頼した場合は数千円程度と思っておいてよいでしょう。
見積もりは複数の業者でとるのがおすすめ
実際に剪定を依頼する前に、業者に見積もりを依頼しましょう。その際は、1社ではなく3~5社の複数社から見積もりをとることをおすすめします。
その理由は、業者によってサービス内容や料金設定が異なるからです。出張費や剪定後の掃除は別料金のところもあります。見積もりをとって、あなたに合った業者を選んでくださいね。
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フレンチラベンダーの剪定のまとめ
フレンチラベンダーの剪定時期や方法、花が咲かない原因について解説しました。
庭の花壇や鉢にこんもりと茂るフレンチラベンダーが植わっていたら、素敵ですよね。剪定方法や育て方で、健康な株をつくることができますよ。
また、挿し木や株分けで増やすことができるため、ナチュラルな庭をつくりたい方はぜひ挑戦してください。自分で管理するのが不安な方は、プロに依頼してもよいでしょう。
正しい剪定で、毎年安定して綺麗な花を咲かせてくださいね。
この記事を読んで、「フレンチラベンダー」の剪定を業者に依頼したいと思われた方は、お庭手入れのプロである庭師に相談することがおすすめです。
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