【プロ庭師おすすめの鏝13選】使い方や選び方、用途に合わせた種類をまとめてご紹介

SNSでおしゃれでかわいいモルタル造形を見ると、自分でも作ってみたいと思いませんか?アンティーク調の石畳があると、お庭の見栄えも変わりますよね。

昨今のDIYやガーデニング人気により、自分でレンガやブロック積みをしたり、石畳の通路を作ったりする人も増加しています。モルタルを使って花鉢やミニチュアの建物などを作るモルタル造形も人気上昇中です。

モルタルやコンクリートなどで造形物を作る時に使う道具のひとつに、鏝があります。今回は、ガーデナーにも鏝を使った造形が人気ということで、プロの庭師がおすすめする鏝をまとめてみました

用途によっていろいろな種類があり、その選び方や使い方についても解説しています。DIYやガーデニングがより楽しくなるように、自分にぴったりの道具を探していきましょう。

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目次

鏝とは 

鏝は、左官工具のひとつで、壁や床になる場所にモルタルやコンクリート、漆喰といった柔らく練った材料を塗る時に使う道具です。読み方は、「こて」と言い、最近では自宅のプチリフォームやDIY、庭の装飾づくりに、使う人も多くなってきていて、身近な道具になりつつありますね。

鏝で出来る作業は、フラットな壁面や床面を作るだけではありません。波打つような段々模様をつけたり、フラワーベースを作る、ミニチュアの扉や囲いを作るなど、アレンジを加えたりクラフトワークでの制作を楽しむこともできます

鏝の形は単純で、板に持ち手の柄がついているだけです。ただ、形や用途は複数あって、プロの左官職人は作業工程ごとに道具を使い分けます。プロにならってきれいな出来上がりを目指すなら、工程に合わせた適切な鏝を選ぶことも大事です。

余談ですが、コテと言うと、髪をカールさせるヘアアイロンや、ガーデニングだと花苗を植える移植ゴテもありますね。自分でも鏝について調べてみたいという方は、「コテ」で検索するとヘアアイロンやスコップがヒットしてしまうので、漢字の「鏝」で検索するといいですよ。

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初心者でもわかりやすい鏝の使い方

シンプルなT字形の鏝を持つ時は、芯となる棒を人差し指と中指で挟み、残りの指を添えるように持つと安定します。力を掛けたり、一定の力で滑らせたりするには、持ち手が安定していないと出来上がりにムラが出てしまうので注意しましょう。

均一に塗るためには、次の順番を心掛けるといいですよ。

鏝を使った基本的な塗り方

鏝に塗る材料を載せたら、進行方向に対して横向きに持ちます。板の上側(板の右側面)を少し浮かせて進めながら、塗り材をできるだけ均一に塗るようにしましょう

塗っていく方向は、右利きであれば下から上に塗り、さらに左から右に伸ばしていきます。左利きなら、下から上、右から左の向きになりますね。

これを繰り返し全体を塗ったら、端を均一にし内側を左から右、右から左へと順番になでていきます。最後に、もう一度周囲を整えて、終了です。

これは平面を均一に塗っていく基本の塗り方で、外構の地面や部屋の壁をきっちり塗りたい時に参考にしてください。モルタル造形でアンティークっぽく仕上げたい時は、わざとムラを出したりします。どちらにしても、思う通りに塗れるようになるには、基本となる鏝使いをマスターするといいですね。

鏝と一緒に使う道具

鏝で材料を塗っていく時には、一時的に材料を載せておく板や仕上げに使う刷毛も必要です。あとは、材料を混ぜる容器などですね。専用の道具は使いやすさなどで優れていますが、代用できるものがあればそれを使っても問題ありません。

鏝板

鏝板は、塗る時に一時的に材料を載せておく板のことです。裏面には低いテーブルのような土台がついており、土台上に横に渡してある棒が取っ手になります。

素材は、木製やプラスチック製、金属製など様々で、それぞれ次のような特徴を持っています。

材質特徴
・摩耗性がある
・材料が滑り落ちにくい
プラスチック・軽い
・拭き取りやすく手入れが簡単
・落としても割れにくい
ステンレス・錆びにくい
・拭き取りやすく手入れが簡単
・頑丈で金属でこすっても傷がつきにくい

鏝を使っている時は、利き手とは逆の手に鏝板を常に持った状態です。グラグラして材料が滑り落ちてしまったり、重くて持ち続けられなかったりするようでは、なかなか作業が進みません。そのため、軽さや持ちやすさも大切です。

また、道具は繰り返し使うものなので、手入れのしやすさも考えましょう。モルタルやセメントは、時間の経過とともに固まっていきます。次もきれいに使うためには、材料を残らず拭き取れる方がやりやすいですよ。

刷毛

刷毛を使うタイミングは材料を塗った後で、最終工程に必要な道具です。「刷毛引き仕上げ(はけびきしあげ)と言う方法で、均一にした表面に刷毛で筋をつけていき模様をつけます。

刷毛の細い筋が一定方向にある、ザラッとした凹凸のある仕上がりが特徴です。通路や駐車場などを凹凸したテクスチャーにすることで、雨で濡れても滑りにくくなります。

また、仕上がりの不均一さを目立たなくする役割も。素人では、均等な平らに整えるのは至難の業です。刷毛引きにするで、荒さが消えきれいな仕上がりに見せることができます。

モルタル造形にも、刷毛はよく使われる道具です。表面がつるりときれいすぎると、アンティーク感が出ませんよね。刷毛などを使ってわざと傷をつけることで、雰囲気づくりをします。

プラ舟

プラ舟は、材料を混ぜ合わせる時に使う容器です。専用の道具もありますが、底が浅めで混ぜやすい箱であれば代用品でも構いません。あとは、混ぜる時の手クワや、材料を鏝板に載せるヒシャクもセットで用意すれば、すぐに作業できます。

モルタルは本格的な材料を使ってもいいですし、お試しや少量使うだけなら、水を入れるだけでできる手軽なタイプも売っています。ホームセンターに行けば、一通り材料を揃えられるので、チェックしてみてください。

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鏝の正しい選び方3つ

自分で床や壁を塗ってみたい、モルタル造形にチャレンジしたいと思ってホームセンターに行ったけれど、鏝の種類が多すぎて困ってしまったという方もいるでしょう。正しい選び方には、次の3つが挙げられます。

  • 種類
  • 仕上げ
  • 手入れのしやすさ

どのような作業に使うのか考えながら、最適なタイプを検討していきましょう。

①種類で選ぶ

広範囲に塗り広げるのか、レンガを積む目地に使いたいのか、目的によって鏝の板のサイズや形状を選ぶことが大切です。形違いや材質違いによる種類も多く、初めて使う方は選びきれずに迷うかもしれません。

ここで紹介する種類は、次の10タイプです。形の特徴や使うシーンなどを解説していくので、目的に合った鏝はどれか検討していきましょう。

鏝の種類

  • 木鏝
  • プラ鏝
  • 金鏝
  • 土間鏝
  • 柳刃鏝(四半鏝)
  • 目地鏝
  • 面鏝
  • レンガ鏝
  • ブロック鏝
  • ゴム鏝

木鏝

画像出典元:Amazon

素材が木でできた鏝のことで、主に使われるのがヒノキ材になり、漆喰をはじめとする壁土を塗るのに適しています。材料が付着して落ちにくい木鏝は、垂れやすい壁面でも塗りがスムーズです。

また、床にコンクリートを張る時に、均一にするのにも使われます。コンクリートは複数の材料を混ぜて作りますが、その中に砂利が入っています。表面に砂利がぼこぼこ浮いていると、表面がきれいな均一になりません。木鏝は、この砂利を沈めるのに向いていて、下に固形物、上に液体の層を作ることで、きれいな仕上がりになります。

プラ鏝

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素材がプラスチック製の鏝のことです。木鏝と同じ使い方ができます。

木鏝よりも軽く、こすれることによる摩耗も少ないのが特徴。木鏝はプロが好んで使いますが、材料に漆喰やモルタルを使う、目地を塗るといった作業であれば、プロ並みの技術までは必要ありません。

家庭でのDIYやクラフトワークであれば、プラ鏝が気軽に使えて手入れも楽なので便利ですよ。

金鏝

金属製の板がついた鏝で、平面を凸凹のないきれいな出来上がりにする時に使います。この仕上がり方法を金ゴテ仕上げと言い、錆びにくく強度のあるステンレス製が多いのが特徴です。

金ゴテ仕上げは刷毛引き仕上げとは異なり、鏡面のような出来上がりになります。仕上げをする板に傷や凹みがあると、出来上がりに影響してしまうため、注意深い手入れが必要です。

鏝と聞くと、先端が鋭角になった山型の金属タイプが思い浮かぶ方も多いでしょう。ステンレス製の金鏝は手入れも難しくなく、家庭のDIYなどではプラ鏝と同様に扱いやすいタイプです。

土間鏝

土間鏝は、プロの左官職人が木鏝やプラ鏝の後に、さらにコンクリートのならしに使ったり、滑らかにする仕上げの前に用いたりします。厚みがあり、がっしりとしたタイプが多いのが特徴です。

家庭のDIYやクラフトワークでは、あまり使う用途がないでしょう。

柳刃鏝(四半鏝)

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柳刃鏝は、細かい作業を必要とする部分や狭くて手を入れにくい所に用います。柳の葉に似た細長い形状が、名前の由来です。先端が鋭角に尖った小さな金属板と、その根元から後方に付いた柄で構成されています。一般的な鏝とは、見た目が違いますね。

手が入らない細長い場所でも、先端の刃を差し込んで作業ができるようになっています。造形物を作ったり、模様を描いたり、細かい作業が多いクラフトワークに使いやすいタイプです。

目地鏝

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レンガやブロックを積み上げたり、タイルを並べたりする時の、パーツの継ぎ目を目地(めじ)といいます。この目地の仕上げをするため使用するのが、目地鏝です。

一般的な鏝は薄い平面をしていますが、目地鏝は本体が細長い棒になっています。棒の幅によるバリエーションがあり、仕上げをしたい目地の幅にサイズを合わせるのが基本です。

目地を埋める作業は、家庭のDIYでもよく行う工程のひとつでしょう。幅に合わせて複数持つ必要はありませんが、適度な太さのものを1本揃えておくと便利です。

面鏝

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面鏝は、塗る面が枠に囲まれていない時に、直角の角を丸くするための道具です。鋭利な角を削って丸みをつける作業を面取りと言い、面引き鏝とも呼ばれます。

一般的な鏝は板にゆがみのない平らですが、面鏝は平面の板の片側の縁が、カーブをつけて90度に湾曲した形になっているのが特徴です。面取りしたい部分に当てて、余分となる部分を削って面取りをします。

広い範囲を均一に面取りしていくのに便利です。しかし、少ない面積やフリーハンドによる造形を楽しむなら、一般的な鏝で角を削ることもできます。めったに使わない特殊な形のものは、最初からあれこれ集めずに、必要な時に揃えていくくらいで十分でしょう。

櫛目鏝

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櫛目鏝は板に凸凹のパターンがあり、塗ったモルタルや接着剤にラインを入れていく時に使います。

下地の時に使う以外にも、櫛目によって模様をつけていくのにも便利です。これも特殊なタイプで、優先順位は高くありません。

レンガ鏝

レンガ鏝は、レンガやブロックを積む時に使います。トランプのスペードのような形をしており、モルタルをすくう、載せるといった作業がしやすく、材料をかき混ぜるのにも便利です。

普通の鏝だと大きすぎるような小さな面積での作業であれば、レンガ鏝でも十分作業できます。花壇を作ったり、造形物を作ったり、狭い範囲で使うことを想定しているなら、まずはレンガ鏝を手に入れるのもおすすめです。

ブロック鏝

ブロック鏝は、二等辺三角形の形をしており、ブロックを積む時に使います。ブロックの穴の中にモルタルを入れたり、余分なモルタルを切ったりと、ブロック塀を作る時に便利です。

サイズや使用感は、レンガ鏝とあまり異なりません。家庭のDIYやクラフトワークでは、どちらかを持っていればそれほど不自由しないでしょう。

ゴム鏝

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ゴム鏝は、板がゴム製の鏝のことです。タイルの目地を埋める時に、ゴム鏝を使うとタイルを傷つける心配がありません。ほかにも、傷つきやすい素材や場所での作業に便利です。

輸入の石材やタイルは、日本製と比べて傷つきやすいものも多いため、塗る対象によってはゴム鏝があると安心して使えます。

②仕上げで選ぶ

仕上げ方によってどのように道具を選んだらよいかも、鏝の選び方のポイントのひとつになります。

左官作業では、最初に材料を塗り、何度もならして最後に仕上げをします。プロの左官職人は工程ごとに鏝の種類を変えていきますが、家庭のDIYならこだわりすぎなくても十分作業は可能です。

しかし、コンクリートを扱う場合は、最後の仕上げをどうするかによって、使う道具が異なります。仕上げの方法は、次の2パターンです。

刷毛引き仕上げ

刷毛引き仕上げとは、コンクリートの仕上げに刷毛で筋を入れる仕上げ方法のことです。凹凸が付き滑りにくくなるほか、デザイン性もあります。その一方で、凹凸部分に砂や落ち葉などのゴミが引っ掛かり、掃除しにくい点がデメリットです。

刷毛引き仕上げをする時は、コンクリート面をつるつるにならす必要がありません。砂利を沈めてモルタルを浮かせる、最終仕上げの前段階までができる、鏝がひとつがあれば十分です。

金ゴテ仕上げ

金ゴテ仕上げは、刷毛引き仕上げとは逆に、凹凸のないきれいな面に仕上げる方法です。雨に濡れた後はツヤがでるほど、美しい仕上がりが特徴になります。

刷毛引き仕上げとは異なり、引っ掛かりがないため掃除もしやすいです。しかし、つるりとし過ぎて、滑りやすい点がデメリットでもあります。

金ゴテ仕上げにするには、金属製の鏝が必要です。鏝の表面に傷やゆがみがあると、きれいな仕上がりになりません。金ゴテ仕上げは技術も必要ですが、家庭のDIYでも少ない面積から慣れていくとよいでしょう。

③手入れのしやすさで選ぶ

手入れのしやすさも、鏝選びのポイントになります。道具を長く使い、材料をきれいに塗るためには、メンテナンスが必須だからです。

材料は使ったらすぐに洗い流さないと、固まって取れなくなります。カビたり錆びたりしても、本来の用途で使うことが困難になるでしょう。

鏝を選ぶ時は、汚れが落ちやすく錆びにくいものを選ぶと、手入れも楽に済みます。

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プロの庭師がおすすめ!鏝13選

ここからはプロの庭師がおすすめする鏝を、ランキング形式でご紹介していきます。それぞれの特徴を理解して、使いやすく用途に合った鏝を探していきましょう。

1位 赤長 ステンレス中塗鏝 210mm

用途壁塗り等の中塗用
鏝板の素材ステンレス
長さ210㎜
重さ160g

錆びにくいステンレス製でDIYに使いやすい鏝

道具を長く使うためには、使用後のお手入れが大切です。その点、錆びにくいステンレス製の鏝は、水洗いで汚れを落として拭き上げるだけ

鏝板の表面が鏡仕上げになっているため、汚れが落ちやすく簡単にお手入れできて扱いやすいですよ。

2位 緑長 カラー モルタル鏝 400mm

用途モルタル塗り
鏝板の素材プラスチック
長さ400㎜
重さ424g

樹脂グリップで手が滑らない

プラスチックだからこそのカラーリングは、ブラック、ブルー、レッドの3色。目立つだけでなく、材料との境目がはっきり見えます。

サイズは400㎜と大きめで、広範囲にモルタルを塗る作業に便利。手袋をしていても滑りにくい樹脂グリップなので、鏝をしっかり握れて安全に作業できますよ。

3位 石井超硬 プロ用マグネシウム鏝

用途モルタル、コンクリート、土壁塗り用
鏝板の素材マグネシウム
長さ300㎜
重さ230g

プラスチックより軽いマグネシウム製

マグネシウム製は、プラスチックに比べて軽さや丈夫さが優れています。耐摩耗性もあり、長く使える商品です。木の柄は特殊なネジで本体とつながっているため、抜けたりガタついたりすることもありません。

手入れは水洗いのみで、簡単。板は均一の厚さではなく、前に向かって薄く角度がついています。滑りも良く、塗りやすさも抜群です。

4位 カネ千代 マンボ ステン アリカベ鏝

用途細かい作業に
鏝板の素材ステンレス
長さ120㎜
重さ98g

狭い範囲や細かい作業に最適

小さめサイズで、使いやすい角型の鏝です。大きい鏝は、狭い範囲や細かい作業をする時に小回りが利きません。小さい鏝をひとつ持っていると、効率よく作業できます。

厚み0.3㎜と薄いですが、丈夫なステンレス製なので扱いやすいでしょう。

5位 カネカ 本焼鶴首鏝

用途狭いところでの使用
鏝板の素材
長さ60㎜
重さ78g

狭いところ、細いところの塗りに

板から柄にかけて、鶴の首に似た形をした鶴首鏝。柳刃鏝と同様に、狭い場所を塗る時に適しています。

細かい作業をするのにも向いています。1本持っておくと、使い勝手もよく便利です。

6位 高儀 儀助 繊維仕上鏝

用途仕上げ塗り
鏝板の素材
長さ210㎜
重さ152g

工具で名高い儀助の仕上げ用

鋸鍛冶から始まり、刃物類をはじめとする工具や、園芸用品、家庭用品を扱う、TAKAGI(株式会社高儀)の手工具ブランドGISUKE(儀助)の仕上げ用鏝です。

150年にも渡る技術の継承によって作られた一品。一度使ってみてはどうでしょうか。

7位 金長 ステンレス製 先丸鏝

用途壁の仕上げ塗り用
鏝板の素材ステンレス
長さ300㎜
重さ246g

丸形で後が残りにくく塗りやすい

先端が丸形になった、仕上げ用の鏝です。錆びに強いステンレス製で、普段の簡単な手入れで長く使えます。

先が丸いことで、仕上げでならす時に波型の後が残りにくく、使いやすい点がメリットです。背金部分にスリットが入っているため、塗る時に適度にしなりもあります。

8位 RYOHIN Lab.(良品ラボ) コテ

用途出隅用、入隅用
鏝板の素材亜鉛メッキ鋼板
長さ145㎜
重さ250g

角をならすための出隅入隅2個セット

コーナー作成に便利な、出隅用と入隅用の2つがセットになった商品です。シンプルかつコンパクトで、作業しやすくなっています。

プラスチックより耐久性が高く、鉄製よりも錆びにくい亜鉛メッキ鋼板製で、お手入れもしやすいでしょう。角だけでなく、表面の凸凹をならすのにも使えます。

9位 東京西勘 スーパーマジック鏝

用途土間仕上げ
鏝板の素材金属
長さ390㎜
重さ480g

マジックのような仕上がりとプロからも高評価

土間打ちの仕上げに使われる、土間鏝。元はアメリカから持ち込まれた工法で作られていて、アメリカ鏝とも呼ばれます。

美しい仕上がりがマジックのようだと左官職人からの高評価もあり、スーパーマジック鏝でも流通しています。背金が太く、力が入りやすい仕様なのも特徴です。

10位 アローライン ステンレス 仕上鏝

用途仕上げ用
鏝板の素材ステンレス
長さ240㎜
重さ118g

適度に柔らかく塗りやすい

バランスよく加工された背金が、鏝板前面に力を分散してくれるため、板の摩耗がほぼ均一で仕上がりもきれいに。スプリング効果で適度な柔らかさもあり、ひずみに強いため塗りやすい鏝です。

ステンレス製による頑丈さと、シンナー類でも洗える耐久性の高さもあり、長く使えます。

11位 友定 土間鏝マグネシウムフォロート

用途
鏝板の素材マグネシウム
長さ406㎜
重さ656g

プロ仕様の重厚かつ軽量な土間鏝

軽量なマグネシウムを使っているため、重厚でありながら作業のしやすいブレード。摩耗にも強く、四隅にRが付いているので使いやすいと評価も高いです。

しっかり握りこめる木製ハンドルが付いています。お手入れも簡単で、長く使える点も人気です。

12位 闘牛 万能こて

用途多用途
鏝板の素材カーボンスチール
長さ160㎜
重さ150g

これ1丁で多用とに使えて便利

モルタルを塗る作業には、「混ぜる」「すくう」「塗り付ける」「すくい上げる」の4つの工程が必要です。この万能鏝は、1丁ですべての作業を行えます。

コンパクトなサイズで家庭のDIYでも使いやすいでしょう。使わない時も、バケツなどの縁に引っ掛けやすい形になっています。

13位 金鹿 マイスターモルタル鏝

用途外壁、土間の荒塗り付け
鏝板の素材アルミダイキャスト
長さ300㎜
重さ340g

割れや摩耗を気にせずガンガン使える

プラスチックよりも頑丈で滑りもよい、アルミダイキャスト製です。耐摩耗性もあり、長く使えます。モルタルやコンクリート、なんでもガンガン使えると好評です。

まとめ:用途や仕上がりに合わせて鏝を選んでみよう

ホームセンターで、コンクリートやモルタルの材料が簡単に手に入るため、家庭のDIYやクラフトワークでの鏝を使った作業も珍しくなくなりました。ただ、初めてや慣れていないと、鏝の種類もたくさんあるし迷いますよね。

鏝は、用途や仕上がりによって、細かく分類されています。自分がどのような作業をしたいか、どのような仕上がりを求めているのかで、使いやすい鏝も異なるでしょう。

この記事を参考に、ぜひ用途や仕上がりに合わせて、最適な鏝を選んでください。


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