【金木犀(キンモクセイ)の花言葉10選】恋愛は?植えてはいけない?怖い意味もあります
秋の季節の花といえば、金木犀。優しい香りとオレンジ色の小花を目にすると、「ああ、秋が来たんだな」を感じる方も多いのではないでしょうか。金木犀は秋の季節を彩る低木花木の一つで、庭木としても人気です。
香り高い芳香と可愛い小花を持つ金木犀。その花言葉は、控えめな恋のメッセージから実は怖いものまで、とても深い意味が託されています。
今回は金木犀の意外な花言葉を中心に、基本情報や花名の由来も解説。金木犀の新しい魅力を知り、秋を楽しみましょう。
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目次
金木犀(キンモクセイ)とは
- 金木犀とは?
中国原産の常緑小高木樹で、庭木が街路樹などの植栽にもに人気の高い樹木です。
金木犀のオレンジ色の小花と強い香りは、秋の到来を告げる季節の花としても知られています。その香りの高さは、日本の三大芳香木の一つとして数えられるほどです。
学名 | Osmanthus fragrans var. aurantiacus |
科名 | モクセイ科 |
属名 | モクセイ属 |
別名 | 桂花、丹桂 |
英語名 | Osmanthus |
開花時期 | 9月~10月 |
耐寒性 | 弱い |
誕生花 | 10月1日・6日・7日・15日・11月2日・24日 |
そもそも【木犀】とは何のこと?
「木犀」の由来は何でしょうか。「犀」とは実は動物のサイのこと。金木犀の樹皮がサイの皮膚に似ているため名付けられたそうです。「サイ?」と思われるかもしれませんが、確かに金木犀の幹とサイの脚だけ見比べると、質感がかなり似ています。
金木犀の「金」とは、そのオレンジ色の花色から。密集して咲く金木犀の小花は、秋の日差しを受けて金色に輝いて見えるためです。
また、同じモクセイ属には「銀木犀」と呼ばれる樹木もあり、白い小花が特徴です。金木犀は銀木犀の変種で、他にも淡い黄色の花を咲かせる「薄黄木犀」という種類もあります。
金木犀は三大香木の一つ
金木犀の甘く強い芳香は、日本の三大香木の一つに数えられており、遠くまで香ることから「千里香」とも呼ばれています。
三大香木とは、香りの強い花をつける樹木。季節ごとに春は沈丁花・夏は山梔子・秋は金木犀というラインナップです。ちなみに、四大香木は三大香木に冬の蝋梅を合わせたもの。季節ごとに香る木がお庭にあると風流を感じますね。
または、金木犀は「丹桂」「桂花」という別名を持っています。金木犀の香りをブレンドしたお茶「桂香茶」は、古来から中国・台湾で愛されてきました。
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金木犀は植えてはいけない?その理由は?
- 金木犀は植えてはいけない?
金木犀は生長しやすく、7m以上の大木になることもあります。庭に植樹する際は十分な場所を確保して植えましょう。適切な時期の剪定も必要です。
秋に目を楽しませてくれる金木犀は、庭木としても人気の高い樹木です。しかし、生育旺盛のため、環境によっては高さ10~18m、直径50cm~1mの大木に生長することもあります。金木犀を気軽に植えてお手入れを怠ると、育ちすぎてトラブルの原因に繋がりかねません。スペースを確保して植えるか、剪定でコンパクトに仕立てましょう。
また、地面に散った金木犀の花は、金色の絨毯のようで目には美しいものの掃除がしにくいのが難点。ご近所迷惑にならないためにも、植える際は掃除のしやすい場所を選んだ方が良いかもしれません。
金木犀は魔除け?実は縁起の良い樹木です!
中国では金木犀の開花は幸せを呼ぶと言われており、縁起の良い木と言われています。
太陽を象徴するオレンジ色の花は、闇や穢れを払う縁起物として風水でも人気。裏鬼門である南西の方角に植えると、金運アップを狙えるそうです。南西の他、北東・東・東南に植えても運気を上げると言われています。
【金木犀(キンモクセイ)の花言葉】良い意味は7つ!その由来を解説!
金木犀には、独特な香りや花姿を象徴する言葉が託されています。中には恋愛に関わる素敵な花言葉もあるので、チェックしてみましょう。
金木犀の花言葉で良い意味のもの7つ
- 初恋
- 謙虚
- 真実
- 変わらぬ魅力
- 気高い人
- 陶酔
- 交流
ここからは金木犀の花言葉とその意味・由来解説します。
花言葉①初恋
「初恋」という花言葉は、金木犀の独特な芳香から由来しています。
離れていても届く香りは、一度知ったら忘れられないもの。かすかに思い出に残る、初恋に通じるものがありますね。
金木犀の香りからは、他にも恋愛に関わる花言葉が生まれています。
花言葉②謙虚(謙遜)
金木犀は、香りは強烈ながら見た目の派手さはありません。丸くまとまった樹形・小花も、桜や百日紅ほどには主張はなく、その姿はまさに「謙虚」の一言です。
華やかすぎない金木犀の見た目から、「謙虚(謙遜)」という花言葉がつけられました。
花言葉③真実
花言葉「真実」は、金木犀のその香りが由来。離れていても香りが届くため、金木犀の存在を隠し切ることができません。金木犀の花言葉「真実」は、内に秘めてもあふれ出す心を表現する花言葉です。
金木犀には「真実の愛」という花言葉もあり、心に思いながらも秘匿できない恋愛感情を示しているようですね。
花言葉④変わらぬ魅力
秋の風物詩とも言われる金木犀は、毎年秋になるとその香りと彩りで楽しませてくれます。金木犀の花が見えなくても、漂ってくる香りに気付けば「ああ、秋なんだ」と気分が和みますよね。
毎年同じ時期に秋を知らせてくれる姿は、まさに「変わらぬ魅力」と言えるでしょう。
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花言葉⑤気高い人
中国では、上品な金木犀の芳香は「気高さ」「高貴さ」の象徴。香料やお茶としても愛用されています。
また、気高いとされるもう一つの理由が、金木犀の花が散った時の様子です。地面に散ったオレンジ色の小花は、さながら黄金の絨毯にも見えますよね。
満開の金木犀が秋の雨で落ち、金色の絨毯が広がる様は、美しいながらもの悲しい気分になります。
花言葉⑥陶酔
秋になると漂ってくる金木犀の芳香に、うっとりする人もいるはず。「陶酔」は、そんな金木犀の独特な強い香りに由来しています。
金木犀の遠く離れた人を魅了する香りは、「陶酔」の花言葉がぴったりです。
花言葉⑦交流
秋になると甘い芳香でうっとりとさせる金木犀は、まさに万人に好かれる樹木。
人を惹きつける香りは、心を和ませ、人の心を繋ぐことにも役立ちます。人と人との親交を深める意味から、金木犀に「交流」の花言葉が託されました。
【金木犀(キンモクセイ)の花言葉】怖い意味は3つある?その由来も解説!
金木犀が恋愛や人を繋ぐ素敵な花言葉を持つ一方、実は怖い花言葉もあるとご存知でしょうか?
人を魅了する強い香りから、金木犀の花言葉はスピリチュアルな意味合いを持っているものもあります。
なんとなく怖い?金木犀の花言葉
- 隠世
- 誘惑
- 官能美
ここからは金木犀の持つ、ちょっと怖い花言葉を紹介します。
花言葉① 隠世(かくりよ)
隠世とは、別名「死後の世界」。
金木犀の濃厚な香りは邪気や穢れを払うと言われ、神社やお寺に金木犀がよく植えられています。風水でも庭木に金木犀が好まれる理由の一つは、魔除けのためです。
金木犀は、魔除けと運気アップの縁起物でありながら、同時にあの世と繋がる香りという意味も持っています。
花言葉②誘惑
金木犀の強い芳香は、好みに関わらず、思わず引き寄せられるもの。そんな特徴から「誘惑」という花言葉がつけられたようです。
強い香りが苦手という人にとっては、遠く離れたところから漂ってくる金木犀の芳香は、不気味なものに感じるかもしれませんね。
花言葉③官能美
強い香りは、姿が見えなくても相手を誘う妖しい美しさを連想させます。金木犀の花言葉「官能美」は、人を魅了する独特の芳香が由来のようです。
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銀木犀(ギンモクセイ)の花言葉は?その由来も解説!
金木犀の原種とも言われるのが銀木犀。金木犀のような強い香りはないものの、秋に咲く可憐な白い小花が特徴です。
銀木犀の花言葉
- 初恋
- 高潔
- あなたの気を引く
銀木犀の清楚な白い花は、淡い初恋や気高さに関わる花言葉を託されています。
花言葉①初恋
銀木犀の香りは金木犀ほど鮮烈ではなく、近付けばほのかに香る程度。そのほのかな芳香が、初恋を連想させるのでしょう。
初めての淡い恋は、大輪の薔薇よりは、銀木犀の白い小花のイメージの方が近いかもしれませんね。
花言葉②高潔
高潔という花言葉は、銀木犀の真っ白な花姿から。密集して咲く白い花姿は、小さいながらも凛として見えます。
その美しい咲き方が、高潔をイメージさせるのでしょう。
花言葉③あなたの気を引く
中国では昔から木犀を香料として楽しんでおり、銀木犀を使ったお茶やお酒も人気です。
「あなたの気を引く」という花言葉は、香りを纏うために木犀入りのお酒を飲んでデートに挑んだ女性がいたというエピソードから由来しています。
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【まとめ】金木犀(キンモクセイ)は恋愛に縁起が良い!一方では怖い意味も…
秋の訪れを告げる金木犀は、邪気を払う縁起物としても人気の庭木。甘く漂う香りは、そっと恋を知らせる花言葉の由来にもなっていてロマンティックですよね。
逆に、あの世を連想させる「隠世」という怖い花言葉や、誘惑・官能美というちょっとアダルトな意味も持っています。見た目の可愛らしさと強い芳香と相まって、大きなギャップに魅力を感じませんか?
金木犀は庭木として人気が高いものの、生長しやすい分、植えるには十分なスペースが必要です。場所をよく考えて植樹しましょう。季節を彩る大切な庭木だからこそ、植え方や剪定について、植木屋などの専門家に相談するのもおすすめです。
この記事を読んで、「金木犀」の植栽や剪定、年間管理を業者に依頼したいと思われた方は、お庭手入れのプロである庭師に相談することがおすすめです。
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