庭の雑草対策おすすめ方法を紹介!雑草を放置したときのトラブルや雑草除去の失敗例、DIY防草対策のポイントも

「暑くて庭の草取りをしなかったら、大変なことになっていた」「新居を建てたけど、お庭の雑草を取るのがこんなに大変だったなんて!」と、お庭の雑草でお困りの人は多いはず。

抜いても次々生えてくる雑草対策は、お庭の永遠の課題でもあります。

今回は、お庭の雑草対策・防草対策でお悩みの人に向けて、よくある雑草対策8つと、雑草対策でよくある失敗列、DIYの方法を紹介します。


この記事を読んで、「雑草対策」などの相談を業者に依頼したいと思われた方は、お庭手入れのプロである庭師に相談することがおすすめです。
庭革命では、お庭に関するご相談・見積もり相談を無料で受付中です。
その他、お庭・植物に関する悩みがあるお客様も、気軽に利用されているので、この機会に是非一度相談してみてください。

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目次

庭の雑草と庭木のお手入れを怠るとこんなトラブルに

忙しい、なんとなく面倒…なんて理由で、お庭の雑草や木を放置して、気づいたらお庭が荒れ放題になっていた!というのはよくある話です。

雑草対策を怠ると、見た目もよくありませんが、様々なトラブルが発生します。

害虫・害獣の巣になる

アオダイショウ

雑草や庭木が茂っている場所は、害虫や害獣の格好の住処に。ハチの巣ができていても気づかない状態になってしまいます。

野良猫が住み着いて増えてしまうと、近隣からのクレームも絶えません。また、雑草が多い場所はヘビも好むため、とても危険です。

害虫・害獣が住み着くほどの荒地は、後の処理も大変になります。「いつか自分でなんとかしよう」と先送りせず、専門の業者に頼りましょう。

荒れた庭草で景観が悪くなる

空き屋

雑草や庭木が伸び放題になると、見た目が悪くなります。特に、夏時期は庭木も雑草も成長が速いため、日当たりのいい場所ではたった数ヶ月で雑草だらけになってしまうことも…。

せっかく新居を建てたのに、お庭がジャングル状態では景観が悪いですよね。綺麗なお庭なら、近隣からの印象もアップしますよ。

ペットや子どもがお庭で遊べない

芝生で走る犬

ペットやお子さんがいる家なら、お庭で自由に走らせてあげたいもの。

しかし、雑草だらけのお庭では走りにくく、ボール投げをしようにも雑草の茂みに落ちてしまうと探すのも大変です。

また、虫に刺されてしまう、葉で切ってケガをする、かぶれてしまうといったトラブルも発生します。

雑草で庭が死に地になる

雑草

お庭の雑草で荒れている部分は、活用することができず、「死に地」のようなもの。毎年の固定資産税は、雑草だらけの死に地のために払っていることになってしまいます。

雑草がなければ、駐車場やバーベキュー、倉庫を置いたりと活用スペースも増えるはず。土地の有効利用のためにも、雑草対策は必要です。

庭の除草をしないことで近隣トラブルに発展

困った顔の女性

庭木が伸び放題で隣地に入ってしまったり、雑草で荒地になっていることでゴミが溜まって悪臭が発生したり、害虫・害獣が住み着いたりで、ご近所トラブルに繋がることも珍しくありません。

一度ご近所トラブルに発生すると、関係改善はなかなか難しく、日々ストレスを抱えながらの生活になってしまいます。無用なトラブルに発展しないよう、除草は必要です。

庭の雑草防止・除草・防草対策紹介

庭の雑草対策は、庭を持つどの家でも必須課題!実際、みなさんがどんな雑草対策・除草対策・防草対策を取っているのかをチェックしてみましょう。

それぞれメリット・デメリットもあるので、雑草対策にお悩みの方はぜひ参考にしてくださいね。

庭の雑草対策①手で取る草むしり

草むしり

コストゼロの基本中の基本!手で雑草を抜く方法です。抜いても1週間程度でまた新しい草が生えてくるため、定期的な草むしりが必要。

人力なので、時間がかかり、体力がない人や夏場の作業は熱中症の不安もあります。また、手作業だからこそ、気になる細かいところまで処理できるのもポイントです。

雑草が膝上以上に成長したり、広い敷地の場合は、手で行う草むしり作業はかなり大変になります。そんな時は除草剤や草刈り機の使用がおすすめです。

庭の雑草対策②除草剤は草に合わせたものを選ぶ

消毒
除草剤のタイプは何がある?

除草剤には液体タイプ・粒剤タイプがあり、散布するタイミングや目的が異なります。

草によって効果があるもの・ないものがあるため、除草剤をいくつか組み合わせて使用することで最大の効果を発揮します。

今ある雑草を枯らしたいのであれば液体タイプの除草剤を。薬剤散布は雨に濡れると薬剤が流されて弱くなるため、晴れた日に行いましょう。

これから生えてくる雑草を抑える目的なら、粒剤タイプの除草剤がおすすめです。薬剤が地面に浸透しやすいよう、雨の日の翌日の散布が適しています。

庭の雑草対策③コスト最強・防草シートと砂利で雑草対策

褐色の砂利

低いコストでできるのが、防草シートを張ってから砂利を敷く方法。防草シートだけ、砂利だけでも雑草対策になりますが、組み合わせることで大きな効果が期待できます。

それぞれ単体で対策した場合、防草シートの織り目の隙間から日光が入って、育った雑草がシートを貫いてしまうこともあります。

また、砂利だけでも同様。砂利を敷いても完全に雑草を防ぐことはできず、砂利の隙間から生えてきます。落ち葉が多い場所に砂利を敷いてしまうと、落ち葉掃除もやりにくくなります。

庭の雑草対策④人工芝やグランドカバーで見た目も良く

張ったばかりの芝

雑草対策にグランドカバーになる植物を植える方法があります。庭に芝を張るととってもオシャレですが、天然の芝は実はタンポポやスギナも増えやすく、定期的なメンテナンスと初期費用が高くなります。

代わりのグランドカバープランツとして、クリーピングタイムというハーブを植える方法があります。ハーブなので雑草が生えにくく、メンテナンスも少な目。可愛いピンクの花は見た目にも美しいのでおすすめです。

また、近年は人工芝も見た目・肌ざわりの改良が進んでいます。作業は大変ですが、防草シートの上に人工芝を敷けば、かなり強力な防草対策になります。

庭の雑草対策⑤タイル・レンガ・ブロック等のエクステリアでおしゃれに防草

インターロッキングとベンチ

色の明るいタイルや、様々な色を組み合わせて使うインターロッキングブロックも、雑草対策を兼ねたエクステリアとして大人気。

費用は掛かりますが、家の前やお庭の通路をインターロッキングブロックやレンガで固めると、家全体がおしゃれで明るい雰囲気になります。

レンガ風のインターロッキングブロックでアプローチを作り、その周囲に下草を植えると、ますますおしゃれです。

庭の雑草対策⑥庭にセメント・コンクリートを打って雑草が生えない庭に

コンクリート張りの駐車場

全面コンクリートも雑草対策の1つ。防草シートや砂利よりも防草効果は高く、駐車場にしたり、プールを出したりと有効利用できる点もメリットです。

反面、コンクリート床は熱を反射するため、広範囲では夏が暑いというデメリットも。コンクリートは費用も高く、後から「やっぱり花壇や植栽できる場所が欲しかった」となっても、撤去に費用がかかってしまうため、場所・将来の利用方法までよく検討する必要があります。

また、経年劣化でヒビが増えると、ヒビから雑草が生えてくるようになります。

庭の雑草対策⑥バークチップ・ウッドチップで手軽に雑草よけ

ウッドチップ
バークチップ・ウッドチップとは?

バークチップ・ウッドチップは、樹皮や木材を粉砕した資材のことを言います。

ポイント的にあるだけで、庭が明るくなり、雰囲気も良くなります。軽量で使いやすい点もメリットです。

ただし、雑草防止効果は低く、木を好む虫が集まってしまうというデメリットも。

おしゃれに見せる視覚的な効果は高いため、使う場合は部分的に。グランドカバープランツと組み合わせての使用がおすすめです。

庭の雑草対策⑦固まる土で自分でDIY

ぬかるんだ土

ホームセンターでも購入できる固まる土は、雑草抑制効果も高く、コンクリートよりも低価格で手軽のため、DIYで使う人も多くいます。

撒いた土を綺麗にならし、水をかけて固めるだけ、という作業ですが、意外にこの作業が難しい点がデメリット。土が平らになっていないとムラが出る、割れやすいなど、作業する人によって仕上がりに差が大きく出ます。

固まる土は、狭い範囲であれば、土もならしやすく失敗も少なくなります。広範囲で施工したいけれど失敗が怖い場合は、業者に依頼しましょう。

庭の雑草対策⑧重曹を使った庭の防草対策は有効

重曹

掃除で大活躍の重曹ですが、実は除草にも効果があります。重曹の主成分・炭酸水素ナトリウムの殺菌効果を使って除草する方法で、灰色かび病・うどんこ病対策にも使われています。

ペットやお子さんがいる家庭で、除草剤は使いたくない場合は、安全性の高い重曹の使用がおすすめです。

ただし、除草剤ほど効果は強くありません。重曹が浸透しやすいよう、鎌で雑草表面を傷つけながらの作業が必要になります。このため、広範囲の作業は難しいというデメリットもあります。

庭の雑草予防・除草対策のNG:熱湯・塩を撒く

やかん

熱湯や塩をかけて雑草を枯らす方法もありますが、これはあまりおすすめできません。特に塩は、雑草以外の植物に影響が出る上、塩分が地中に残り、家の基礎部分や配管を劣化させるリスクもあります。

また、熱湯をかける方法は、大量の熱湯を用意しなければならず危険な作業です。他の植物にも影響が出る恐れがあり、すぐに次の雑草が生えてくるため、効果も薄いと言えます。

庭づくり・雑草対策で失敗しないために

ポイント

雑草対策は、安易に試すと知識・準備不足で失敗するパターンも多いです。除草剤や防草シートなど、自分で作業を行う場合は、事前にインターネットの口コミなどをチェックしたり、専門家やホームセンターの販売員に相談してみましょう。

これから家を建てる人の場合は、庭を造る前からの雑草対策が重要です。雑草対策を考えずにお庭づくりをしてしまうと、お庭完成後の手入れが大変になります。

また、全面コンクリートで固めると、他に活用できず、撤去に費用もかかるため、十分に計画を建てる必要があります。

自分で雑草防止対策!DIYで雑草を防ぐ方法

DIY

DIYで雑草対策を行う場合、防草シートや固まる土、砂利敷き、カバープランツを植える方法が一般的です。

この場合、重要なのは雑草の下処理や小石取りを十分に行うこと。雑草が中途半端に残った状態で、防草シートや固まる土を使っても、シートの破れや、固まる土が割れる原因になります。

まとめ:防草対策・雑草の生えない庭づくりは自分にあった方法で

お庭の雑草対策は様々な方法がありますが、どれも作業面・コスト面で一長一短。雑草対策は、実は植木屋・造園にもかなり相談が多い悩み事なのです。

雑草対策は自分で行う場合は、体力的な負担も大きくなります。時間・作業する広さも考慮して、適切な方法を選びましょう。

専門家の早めの相談もおすすめです。雑草が増えすぎてしまう前に対策をとることで、結果的にコストも抑えることができますよ。


この記事を読んで、「雑草対策」などの相談を業者に依頼したいと思われた方は、お庭手入れのプロである庭師に相談することがおすすめです。
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