ユズリハの剪定方法や剪定時期を徹底解説!【庭木におすすめ】

庭木として人気のあるユズリハは、以外と身近にある植物でもあります。日本人には古くから親しまれてきた植物で、庭木を植えていなくても知らない間に出会っていることでしょう。

今回はそんなユズリハの剪定方法や剪定時期と、育て方を紹介していきます。

また、花言葉も紹介していきます。ユズリハのステキな花言葉を知ったらより一層ユズリハを楽しむことができますね。詳しく紹介していくので参考にしてみてください。カリンの剪定方法と育て方を紹介していくので参考にしてみてくださいね。

この記事を読んで、「ユズリハ」の剪定を業者に依頼したいと思われた方は、お庭手入れのプロである庭師に相談することがおすすめです。
庭革命では、剪定などのお庭のお手入れのご依頼を、無料で見積もり相談することができます。
その他、お庭・植物に関する悩みがあるお客様も、気軽に利用されているので、この機会に是非一度相談してみてください。

庭革命で見積もりを依頼する

目次

ユズリハ(ゆずりは)の木の剪定方法

ユズリハ

まず、ユズリハの剪定方法を紹介していきます。ユズリハは、日があまり当たらない場所でも育つ種類です。一般的に剪定は、樹木に日光を当たりやすくするために行いますがユズリハにはその必要がありません。

また、ユズリハは「強剪定」をおこなうと弱ってしまうことがあります。「強剪定」とは木の枝口から切り出し、多くの枝を落とすような剪定すること。冬場などに枝や葉をしっかりと落としてしまうと、ユズリハにとって大きな負担となるのです。

できるだけ自然の力に任せることで成長しやすくなりますよ。

ユズリハ 樹高0.5m前後 10.5cmポット 【 単 品 】 ゆずりは ユズリハ ユズリハ 苗 植木 苗木 目隠し
花と緑

ユズリハ(ゆずりは)の木の剪定時期は?

剪定ハサミ

ユズリハは基本的に剪定が不要な樹木ではありますが、場合によっては剪定をする必要があります。それは、成長して枝が伸びすぎているときや葉が生い茂っているとき。

いわゆる「間引きと呼ばれる木全体のボリュームを抑える作業を行います。

風通しが悪いと成長が悪くなり枯れてしまうこともあるので、枝と葉が込み合っているときは剪定をしてあげてください。また、ユズリハの剪定に適している時期は2回あります。

適切なタイミング以外のときに剪定すると、ユズリハが弱ってしまうのでチェックしてみてくださいね。

①梅雨時期の6月下旬~7月下旬!

ユズリハ

一度目のタイミングは梅雨時期の6月下旬~7月下旬です。花が咲き終えた後で剪定する部分を区別しやすいのが特徴。間引きを行うので、太い枝を残しつつ細い枝をカットしていきましょう。

カットする細い枝は、先についている葉が枯れているものや、花がついていないものを選んでみてください。

時期が遅れて夏になると、ユズリハは暑さに対応するためにエネルギーを使います。そのタイミングで剪定をすると強いダメージを受けるので注意してください。

②実が落ちたころの11月中旬~12月!

ユズリハ

二度目のタイミングは、秋から冬にかけての11月中旬~12月です。ユズリハは実のなる植物です。

熟せばブルーベリーのようになりますが、毒があって食べることはできません。実が落ちた後は剪定しやすく、ユズリハに与えるダメージも少ない時期です。

真冬での剪定になると、今度は寒さに対応するためにエネルギーを使うようになります。エネルギーを使用しているときに剪定をしてダメージを与えると、ユズリハが枯れる原因となってしまいます。時期には充分注意しましょう。

①ピッタリの植え付け時期|春~秋まで

ユズリハ

苗木を植え付ける時期は、春~秋までがおすすめです。ユズリハは成長スピードが緩やかなこともあり、常に成長するためのエネルギーを必要としています。

冬の時期は寒さに耐えるためにエネルギーを使用しているため、植え付けをしても根付けにエネルギーを分散することが難しくなってしまいます。せっかく植えたのに枯れてしまっては意味がないので、冬は植え付けを避けるようにしてください。

また、寒冷地ならその年の気候を見つつ暖かくなるまで待つ方がいいでしょう。暖かい地域であれば春が訪れるのも早いため、寒冷地よりも早めに植え付けをすることができますよ。

②水やりのタイミング|地面が乾くのはNG

じょうろ

ユズリハの水やりのタイミングは、地面が乾いたときです。雨が当たる場所に植えている場合は、基本的に雨水だけで充分育ちます。晴れる日が続いて地面の乾きが気になるときだけ水やりをしてあげましょう。

また、雨がほとんど当たらない場所や乾きやすい場所に植えている場合は、土が乾いてきたらたっぷりと水をあげましょう。雨が当たって半日陰に植えておくとより水やりがかんたんですね。

③肥料を与えるタイミング|寒い時期は要注意!

ユズリハは寒い時期に栄養が足りなくなることがあります。毎年2月~3月ごろに肥料を与えてあげましょう。

場所はユズリハの根本付近がおすすめ。土に入れ込むようにしてあげてください。肥料の種類は有機肥料や緩効性肥料がぴったり。

冬はユズリハの根が休眠期に入っています。即効性のある肥料は影響が強いので避けて下さい。

有機肥料は主に土を通して栄養を補給していきます。緩効性肥料は名前の通り肥料が効く速度が緩やかです。どちらも時間をかけてゆっくりと肥料をユズリハに与えてくれますよ。

ユズリハ(ゆずり葉)の木や花の病気は??

ユズリハは毒性を持っているため、害虫による被害はほとんどありません。しかし、その分こぶ病さび病などの病気にかかる可能性があります。

病気にかかってしまうと成長が妨げられたり枯れてしまう原因になるので早めに発見して対処していきましょう。

ここではこぶ病とさび病の二つの病気について紹介していきますね。ユズリハを育てている人は、自分の家のユズリハに同じ症状が出てないかチェックしてみてくださいね。

樹木全体が枯れてしまうこぶ病

こぶ病は、樹木の枝や幹に発生します。表面がざらざらして盛り上がった褐色や灰褐色のこぶができます。初めのうちは豆粒大のこぶですが、数年かけて人の握りこぶしほどまで大きくなってしまいます。

症状としては、こぶができた部分は組織が壊れて養分は水分を運ぶ働きが悪くなります。こぶが多数できると生育が悪くなってしまいますよ。

また、古くなったこぶには凹凸ができて裂け目ができて割れて内部が腐食してしまうこともあります。雨の続く梅雨の時期や湿度が高いときにできやすいので注意してくださいね。

成長が阻害されるさび病

さび病

さび病は、カビの一種である「さび病菌」に感染することで発症します。空気・水伝染性のある病害。さび病にかかると葉の表面に病斑ができます。病斑の色は黒色、褐色、淡黄色、白色です。

病斑は盛り上がりその裏に房状の紋を生じるのが特徴。苗の生育が阻害されてしまうため、早期に落葉してしまいます。時期としては4月~5月、9月~10月に発生します。気温が24℃以上では繁殖しない性質を持っていますよ。

せっかくきれいに育てたのに斑入りのユズリハなってしまったら悲しいですよね。怪しいと感じたら、なるべく早めの対策をしましょう!

年中楽しめるユズリハ(ゆずりは)の花

ユズリハ

ユズリハは4つの花言葉を持っています。「若返り」「世代交代」「譲渡」「新生」です。葉の入れ替わりが一斉に行われるため、世代交代を連想させるのが由来です。

母の日に「若返り」の意味をこめて送ったり、退職する人に「お疲れさまです。後は任せてください」と世代交代の意味をおめて繰ります。

ユズリハは縁起がいいとされていて、新年の飾りにもよく用いられます。以外と身近にある花ですね。

ユズリハ(ゆずりは)の剪定などで困ったらプロに依頼!

剪定する人

ユズリハは成長するととても大きくなる樹木です。高いところでの剪定になるので、安全にお手入れをしたいならプロに依頼するのがおすすめ。剪定の頻度も少ないので金銭的負担も少なくてすみます。

自分で剪定をするとどうしても理想と異なる仕上がりとなってしまいがち。プロに任せれば見栄え良く剪定してくれます。自分で剪定するか、プロに依頼するか迷ったら、プロに依頼するのがおすすめですよ。

ユズリハ(ゆずりは)のまとめ

今回はユズリハについて紹介しました。昔から日本人の生活に馴染んできたユズリハは今も日本に多く分布し、身近にある植物です。成長速度は緩やかですが、少しずつ成長していく姿を見るのも楽しいですよ。

ユズリハを植えようと思っている方は、植え付けの場所をしっかりと確保しポイントを押さえて育ててみてくださいね。

ユズリハは植える場所の条件がよければ世話は比較的少なくて済みます。時間をかけてじっくりと成長を楽しみたい人におすすめの樹木ですよ。庭木に何を植えるか迷っている人はユズリハを選んでみてくださいね。

この記事を読んで、「ユズリハ」の剪定を業者に依頼したいと思われた方は、お庭手入れのプロである庭師に相談することがおすすめです。
庭革命では、剪定などのお庭のお手入れのご依頼を、無料で見積もり相談することができます。
その他、お庭・植物に関する悩みがあるお客様も、気軽に利用されているので、この機会に是非一度相談してみてください。

庭革命で見積もりを依頼する

 

目次