【庭木の玉散らしの剪定方法のポイント】自分で木を仕立て直したい人へ剪定時期まで徹底解説
2024/08/02
日本の伝統的な玉散らし剪定。自分で剪定したいと思う人もいるでしょう。
今回は、玉散らし剪定の方法と剪定時期、コツを紹介していきます。玉散らし剪定を考えている人は参考にしてみてくださいね。
この記事を読んで、「玉散らし」の剪定を業者に依頼したいと思われた方は、お庭手入れのプロである庭師に相談することがおすすめです。
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目次
日本発祥の玉散らしについて
玉散らしとは、トピアリー技術を使用して作られた樹木の形です。葉の形は球型・雲形に剪定されて、幹は間引きされて露出するように整えられているのが特徴。美しい風景画や写真などでもよく見かけるのではないでしょうか。
日本庭園などでよく見かける樹木だと言えばイメージしやすいかもしれません。日本発祥の技術で、日本風の家に合う庭木にもぴったりの剪定方法です。
例として、常緑樹のツゲ、イヌツゲ、キャラの木などを強剪定、透かし剪定のほかに玉散らし剪定を行うこともあります。
玉散らしの剪定時期は?
玉散らし剪定をするのに適した時期は、3月頃から4月頃です。樹木は基本的に春先に芽吹き、品種によっては花をつけていきます。
玉散らし剪定をしたいと思っている人は、樹木が芽吹いてきた頃を狙ってみてくださいね。
玉散らしの剪定方法!
ここからは玉散らしの剪定方法を紹介していきます。玉散らしは剪定方法を間違えると、葉が伸びてきたときにバランスが悪くなってしまいます。
剪定した直後はキレイだった見た目も枝が伸びてきたら不格好となってしまうことも。また、玉と玉が重なっていると日の当たりが悪くなりやがては枯れてしまいます。
正しい方法で剪定しなければ樹木そのものがダメになってしまうこともあるので、玉散らし剪定を考えている人は参考にしてみてくださいね。
正しい方法で剪定しなければ樹木そのものがダメになってしまうこともあるので、玉散らし剪定を考えている人は参考にしてみてくださいね。かnta
簡単にできる方法ではありませんが、練習すればコツを掴み美しく剪定できるようになります。以下で基本となる流れをチェックしていきましょう。
①仕上がりイメージを具体的にする
まず、仕上がりのイメージを具体的に持つようにしましょう。「なんとなく…」といった曖昧なイメージでは綺麗に剪定することはできません。まずは枝葉の形や花木のイメージをしっかりと掴みましょう。
仕上がりのイメージに合わせて剪定を進めていくため、具体的なイメージを持てなければ、ぼんやりとした仕上がりとなってしまいます。
メリハリのない剪定となり、玉と玉が重なってしまうこともあるでしょう。初めて玉散らし剪定をする人は、イメージが持ちにくいと思うのでネットなどの画像を見本にしてみてくださいね。
②仕上げるイメージのラインに必要ない枝木を切り取る
次に、仕上がりイメージのラインに必要のない枝木を切っていきましょう。ただ単に表面を刈り込むだけでは、太い枝がブツブツと表面に現れて不格好となってしまいます。
他と比べて太い枝や絡んでしまっている枝は、仕上がりイメージのラインより内側でカットしてください。
太い枝を短めにカットすることで、枝がブツブツと表面に出てくることがなく綺麗に仕上がります。この工程を省いて、枝も葉も同じようにカットすると失敗してしまうので気をつけてくださいね。
③徐々にイメージに近い形に切り揃えていく
太い枝をカットした後は、徐々にイメージに近づけながら切り揃えていきましょう。初めから仕上がりイメージの長さまでカットしてしまうと、カットミスをするたびにどんどんと小さな玉になってしまいます。
仕上がりイメージよりも少し大き目にカットしつつ、だんだんと玉を小さくしていきましょう。初めから仕上がりイメージの長さにカットした方が、剪定時間は短くて済みます。
しかし、バランスが悪くなってしまったりと不格好な玉になりやすいので丁寧に切り揃えてみてくださいね。
①~③を繰り返して形を完成させていく
①~③の作業でひとつめの玉が完成したら、他の玉も同じ要領で作っていきましょう。ひとつめの玉を基準にバランスを見ながら他の玉をカットしていくのがおすすめ。
すべてを同じサイズにカットしてしまうとバランスが悪くなってしまうので、大きな球と小さな球を組み合わせてみてください。
このときに、イメージが具体的でないと頭の中で考えながら剪定していくこととなるので難易度が上がります。よりキレイに剪定するためにも、①のイメージを具体的にすることは省かないようにしましょう。
剪定する上でのポイントと注意点は?
剪定をするときのポイントは、太い枝の切り戻しをしっかりと意識することです。太い枝を深く切っているか浅く切っているかで仕上がりは大きく変わります。
しかし、芽吹き前に剪定すると刈り込みすぎてしまうことがあります。樹木の種類によっては剪定後、枝だけにすると枯れてしまうことがあるので注意しましょう。
玉散らし剪定の方法と樹木の特徴を合わせながら剪定していくことが重要となります。また、左右のバランスを取ることも忘れないでくださいね。
難しそうであればプロに頼むべし
自分で剪定するのが難しいと思ったらプロに頼むのがおすすめです。プロは樹木ごとの特徴も熟知し、その年の芽吹き具合を見ながら臨機応変に剪定していきます。
コストはかかってしまうかもしれませんが、自分で剪定して失敗し、結果的にプロに依頼する人もたくさんいます。「最初からプロに頼んでいれば」と後悔しないよう、自分で剪定するのが難しいと思ったらプロに頼むようにしましょう。
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まとめ
今回は、玉散らし剪定の方法とコツについて紹介しました。剪定方法を頭にいれて順序を守れば初心者でもできないことはありません。
ただし、剪定は高い所での作業となるので無理だと思ったら迷わずプロに頼むようにしましょう。安全面に気をつけて庭木を剪定してみてくださいね。
この記事を読んで、「玉散らし」の剪定を業者に依頼したいと思われた方は、お庭手入れのプロである庭師に相談することがおすすめです。
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