【しだれもみじの剪定方法】剪定時期や育て方も徹底解説!

秋ごろには赤く綺麗な紅葉を見せてくれる、しだれもみじの剪定時期や剪定方法をご紹介いたします。四季の移ろいを楽しむことができる庭木として愛されているしだれもみじですが、伸び放題にさせてしまうのは好ましくありません。

健康的に育てるためのコツや害虫対策も詳しく解説しますので是非参考にしてみてください。

この記事を読んで、「しだれもみじ」の剪定を業者に依頼したいと思われた方は、お庭手入れのプロである庭師に相談することがおすすめです。
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目次

しだれもみじの特徴

しだれもみじはその名前の通り、枝が垂れるようにして育つもみじです。葉っぱの切れ込みが深いという特徴があり葉の縁がギザギザとした形をしているのです。大体葉の大きさは5cmほどで、7つから9つにさけています。

しだれもみじは夏にみずみずしい緑色の葉が美しく広がり、秋になるにつれて赤く紅葉していく移ろいがたのしめるでしょう。

しだれもみじは2種類ある

しだれもみじ

シダレモミジは大きく分けて青しだれ」と「紅しだれの2種類があります。青しだれは和風庭園などの庭木で最も多く使われているしだれもみじで枝が冬でも緑色をしているのが特徴です。秋になるにつれて黄色から褐色系の効用を見せてくれます。

紅しだれは春に芽吹く紅色が特徴的です。枝が垂れるしだれもみじの総称であもあるとされています。数多くの品種があり夏には葉が緑色になり秋には黄色から褐色に紅葉するしだれもみじです。

しだれもみじの剪定時期

しだれもみじの剪定は基本的に年に1回行います。適切な時期は冬ですが万が一冬に剪定が行えなかった場合は、春や夏を避けて行いましょう。

正しい剪定時期に行わなければ、しだれもみじが枯れてしまったり病気にかかる危険性があるのです。また剪定を定期的に行わないと風通しが悪くなり害虫の被害にあう可能性もあります。正しい剪定時期を詳しく解説いたします。

【11〜1月】休眠状態の冬に剪定をするのがベスト!

しだれもみじ

春から夏と比べてしだれもみじに活発性がなく、休眠状態になっているのが冬です。剪定によってかかってしまうダメージを抑えることができるので樹木にも優しいですよ。

強剪定などの樹形を整える大がかりな剪定であっても、それほど大きなダメージとならないでしょう。

【3月〜10月】樹勢が強くなるので剪定は避ける

しだれもみじ

しだれもみじの剪定に3月〜10月はあまり適していません。樹勢が強くなる時期ですので剪定を行い、しだれもみじを傷つけてしまう行為は避けるべきです。

しだれもみじに限らず樹木が活発に活動したり育っていく時期に剪定をおこなうのは好ましくありませんしだれもみじ全体が弱っていってしまう原因を作ることになるのです。

しだれもみじの剪定方法

しだれもみじの剪定時期について把握することができたら、続いてはしだれもみじの剪定方法を知りましょう。剪定の種類とそれぞれの詳しいコツをまとめました。

透かし剪定を基本にする

しだれもみじの剪定でおすすめなのが「透かし剪定」です。込み合った枝や風通しが悪くなっている部分、また枯れてしまって元気のない枝を剪定する方法です。

できるだけ幹の近くに伸びている枝を切るように意識してください。

上に向かって伸びているような枝の中から、風通しが悪くなっている場所を剪定します。風通しが悪いと湿気が外に出ていかず害虫が発生する危険性があるので、しっかりと剪定をしてください。

垂れる樹形を意識する

しだれもみじ

一般的な庭木とは違いしだれもみじは枝が垂れ下がっているという特徴を持っています。そのため垂れている樹形のバランスをみなければなりません。

枝垂れしている枝を見て、下へ下へと垂れていて見た目が悪くなっている部分をみつけましょう。

育ちが悪かったり、枯れた枝があったら優先的に剪定してください。途中で切り落とすようにして樹形を整えるように意識して剪定しましょう。

しだれもみじの育て方

せっかく紅葉がたのしめるしだれもみじを庭木に植えているのですから、美しいものを楽しみたいですよね。そのためにはきちんとしだれもみじを育てなければなりません。

しだれもみじをより美しく、そして紅葉を楽しむために必要な育て方をご紹介いたします。伸びっぱなしにならないように注意して、こまめに手をかけてあげられると良いですね。

日当たりや風通しがいい場所が適している

日当たり

しだれもみじを育てる際に重要なのは日当たりや風通しが良好であることです。しだれもみじの葉を赤く綺麗に色付けさせるのは「アントシアニン」と呼ばれる糖分で、これは光合成によって作られる物質の為日当たりが重要視されます

日当たりがいいことで綺麗な紅葉が秋ごろに見られるようになるのです。

また風通しが悪くなってしまうと病気などにかかってしまうリスクが高まりますから湿気がとどまりにくい場所を選びましょう。

保水性や排水性がいい用土を使用する

基本的にしだれもみじは温度が穏やかであれば頻繁に水やりを行う必要はありません。
むしろこまめに水やりをしてしまうと常に土が閉まっていて根が腐る可能性があります。湿気が強すぎたり、排水性が悪いような土ではうまく育ちません

逆に夏ごろは乾燥しやすいので、保水性と排水性がいい用土を使用するようにしましょう

注意したい病気や害虫は?

剪定する目的は樹形などを整えることもありますが、やはり害虫や病気の対策です。被害にあってしまうときれいなしだれもみじの紅葉がたのしめません。

しだれもみじによく見られる病気や害虫についてまとめました。主に注意したいのが「うどん粉病」と「アブラムシ」の存在です。特徴と対策についてしっかりと覚えておきましょう。

【うどん粉病】葉などに白い粉がつき生育が悪くなる

うどん粉病

うどん粉病とはしだれもみじの葉や枝にうどん粉のような白い粉が付き成育が悪くなる病気です。
白い粉のように見えるのはカビが原因で、放置してしまうと葉が変形したり育成が遅れるなどの被害が現れます。

剪定によって風通しをよくして予防をしたり、白い粉がついている部分をみつけたら取り除くことが重要です。普段からカビ予防をしておくのがベストでしょう。

【アブラムシ】樹液を吸って植物を枯らしてしまう

アブラムシは木の樹液を吸ってしまうので成育を遅らせるだけではなく枝を枯らす原因となります。またアブラムシが持っているウイルスなどに感染することもあるのです。

アブラムシは植物が蒸れていると発生しやすい傾向があるので、病気対策と同様に風通しがよくなるように管理して予防します。またアブラムシの数が少なければ専用の薬剤やテープなどを使って駆除してください。

プロの業者に頼むのもオススメ!

植木屋

しだれもみじを健康的かつ美しい紅葉がたのしめるように管理したいならば、プロの業者に頼むのもひとつの手です。初心者やまだ剪定になれていない場合はなかなか上手にできないかもしれませんよね。

失敗してしまう可能性があるならば、業者に依頼して綺麗に整えてもらいましょう。病気や害虫の存在についても、さらに詳しい対策方法やコツなどを知るきっかけにもなりますね。

しだれもみじの剪定まとめ

紅葉を楽しむのは日本の文化でもありますよね。しだれもみじの紅葉が自分の庭木で楽しめたら最高でしょう。
しっかりと管理をしてあげれば、綺麗な紅葉を見せてくれます。

害虫や病気などに注意しながら剪定の時期をきちんと把握して、ただしくしだれもみじを育てていきましょう。困難に感じる場合は業者を頼っても全く問題ありませんよ。

 

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