【りんごの剪定方法】美味しい実を育てるコツや剪定を依頼した場合の費用も解説!
2020/10/30
甘くて美味しいりんごは家庭の庭でも育てることができます。ですが、果樹の中でも剪定が難しく、方法を理解していないと実のらせるのも困難。
このようなことを聞いてしまうと「育てるのを諦めよう」と考えてしまいますよね。
そこで今回は、初心者でもできる剪定方法や業者に依頼をした場合の費用相場など解説していきます。美味しい実を収穫できるように是非参考にしてくださいね。
この記事を読んで、「りんご」の剪定を業者に依頼したいと思われた方は、お庭手入れのプロである庭師に相談することがおすすめです。
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目次
りんごの木の特徴
りんごは、バラ科リンゴ属で高さ2〜3mまで成長する落葉高木。コーカサスが発祥地と言われていて栽培起源種で、最も古い時代から存在する果樹です。
りんごと言えば青森が有名ですが、寒さにも強いので北海道や東北地方でも栽培されています。
また、りんごは実だけではなく花を咲かせるので、観賞目的としても植えられることが多くなってきています。
姫りんごなど多くの品種が存在しますが、よく栽培されているのはデリシャス系というグループ。品種によっても味は変わるので、好みのりんごを見つけて栽培して見るのも、また楽しみですね。
りんごの木の剪定時期は夏が基本
- りんごの木の剪定時期はいつ?
りんごの木の剪定は、7月〜8月の夏に行います。
この時期は樹勢が強くなり枝がどんどん伸びていくので、剪定をして上げないと不要枝に栄養が偏ってしまったり、風通しが悪くなり害虫が発生する原因になってしまうのです。
また、冬にも剪定を行うのですが「枯れ枝」や「伸びすぎている枝」だけで十分です。あまり切ってしまうと花芽を剪定してしまう恐れや、葉が生えた時に不格好な樹形になってしまいますので注意してくださいね。
りんごの木の剪定方法
- りんごの木の剪定方法とは?
りんごの木の剪定方法は「透かし剪定」と「強剪定」を使って切っていきましょう。
それぞれ目的と切る枝が違うので間違えないようにしてくださいね。
美味しい実を収穫するには剪定が必要不可欠。詳しく解説していくので是非参考にしてくださいね。
【透かし剪定】徒長枝など不要枝を切る
透かし剪定とは徒長枝などの、不要枝を切り落として整えていく作業です。
不要枝とは、「真下や真上に生えている」「曲がって生えている」など不格好に成長してしまっている枝を指します。具体的にどのように剪定をしていくのか手順で説明していきます。
1.りんごの木から少し離れて不要枝を確認する
2.不要枝を付け根から剪定をする
3.病気が気になる方は切り口に薬を塗る
4.不要枝を剪定したらりんごの木から離れて樹形を確認する
以上です。作業を行う際には、上から下に・太い枝から細い枝に剪定を行うと作業がスムーズにできますよ。
【強剪定】樹形を整える
強剪定は、樹形を変えたい場合や太い不要枝が生えてしまっている場合に使われる方法。ですが、切り口が大きいのとたくさん作ってしまうので、必要以上に行わないようにしましょう。
1.理想の大きさや樹形を決める
2.不要枝がないか確認をする
3.理想の樹形から飛び出している枝を付け根から切る
4.最後に切り口に薬を塗る
透かし剪定とあまり方法は変わりませんが、大きく違うのは強剪定は太い枝をメインで切る作業です。ケガをするリスクも高いので安全面も考慮しながら作業を行うようにしてくださいね。
美味しい実を収穫する育て方のコツ
美味しい実を収穫するためには、剪定だけではなく育て方の知識も大切。
これから紹介する方法は、初心者が手入れをする中で少し難しいと感じてしまう方もいると思います。その場合が業者などに依頼するのもよいでしょう。
では、りんごを美味しくするための作業を2つ紹介するので参考にしてくださいね。
摘蕾と摘果
摘蕾とは、りんごの花で小さいものを間引く方法。せっかく咲いたのに少し勿体なく感じますが、花が沢山ありすぎると栄養が果樹全体に行き渡らなくなって、翌年に実が付かなくなってしまうのです。
摘蕾の時期は、りんごの花が開花してから1ヶ月程度で行うようにしましょう。花は一箇所から5つ咲いているので、中心の1つを残して全て摘んでくださいね。地道な作業ですが美味しい実をつける為です。
摘果とは、形が悪い・小さい・害虫被害にあってしまった実を摘む作業。育ちのいい実だけを残してあげることで、栄養が行き渡り美味しい実を収穫することができます。
袋がけ
よくりんごの実に袋がかかっているのを見かけませんか?実は、害虫被害から守るために1つずつ丁寧に対策をしているんですよ。
袋は、りんごを収穫する8月〜9月の1ヶ月前にとり外して日に当てると実に綺麗な赤色をつけることができます。
また、防虫用のシートを使うと、より効果的なので近くのホームセンターなどで探してみてくださいね。
りんごの木の剪定を依頼した場合の費用相場
自分で剪定するのもよいですが、難しいので業者に依頼をしてもいいでしょう。そこで気になるのは、料金ですよね。プロの業者にりんごの剪定の依頼をした場合の費用相場について、解説します。
費用は業者により異なり、職人の人数や作業時間によって料金が決まる場合と木の本数や高さによって決まる場合があります。おおよその費用相場ですが、職人一人当たりにかかる料金は日当15,000~30,000円。
時給であれば、3,000~5,000円ほどです。木の高さで料金が決まる場合は、3メートルまでなら5,000円前後、3~5メートルなら6,000~8,000円前後ですよ。
そのほか、剪定後のゴミ処理が料金に含まれるかどうかにより費用は変わってきます。依頼する際に確認をするようにしてくださいね。
りんごの木の剪定は難しい!プロに依頼するのがおすすめ
りんごの木の剪定方法や時期・手入れの方法を解説しました。他の果樹と比べて難しいですが、美味しい実をつけたときの感動もありますね。
しかし、いくら初心者向けに説明をしても慣れていない方にとって剪定は、難しいかもしれませんね。とくに安定して実をつけるまでの最初の数年はプロの業者に依頼するとよいでしょう。
剪定の基礎を教えてもらえますし、害虫被害の対策なども同時に行ってくれるのでおすすめですよ。
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