【モチノキの剪定方法】剪定時期から育て方の注意点まで徹底解説!

小さな赤い実が可愛らしい印象のモチノキ。古く昔から縁起がいい植物と言われていて日本庭園にもよく使われている人気の樹木です。モチノキは初心者でも育てやすく、ガーデニングを始めたい人にもぴったり。

そこで今回はモチノキの剪定方法について詳しくご紹介していきますので是非参考にしてくださいね。

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目次

モチノキの特徴

4月頃になると薄い黄緑が入ったような爽やかなお花が咲きます。目立つ色合いではありませんが上品な印象が魅力的

また、モチノキは秋になると小さな赤い実をつけるのが特徴です。実を食べるために野鳥などがついばみにきますよ。

雌雄異株の特徴を持っており、実がつくのは雌の木のみです。モチノキはなんと世界中に400種類もあり、赤い実が可愛らしいと多くの人から高い支持を得ています

苗/苗木 モチノキ 樹高0.5m前後 10.5cmポット 苗木 植木 苗 庭木 生け垣 1本 1
季の香

どのくらい大きくなるの?

モチノキ

モチノキは種類にもよりますが、およそ5〜15メートルまで成長します。低くても5メートルは成長するので、高さが結構あります。

15メートルまで成長すると、もう頂上を見上げることすらできなくなるほどの高さです。

モチノキの剪定時期

続いてモチノキの剪定方法をご紹介していきましょう。モチノキは高さがあるので剪定するのが大変だと感じてしまいますが、そのまま放置しておくと病気になってしまう可能性があります。

最悪の場合は枯れてしまうこともあるので、定期的に剪定してあげることが大切です。

【6〜7月】ベストな剪定時期!

モチノキを剪定するのにベストな時期は6月〜7月頃だと言われています。この時期にかけてモチノキは開花が終わり、新芽が丈夫になり葉が伸びてくる時期なので剪定がしやすいです。

6月は梅雨時期に入り湿気も多く、雨が降る機会も多いので、梅雨が明けた頃を目安に剪定を始めると良いでしょう

【2月】大きくなりすぎて強剪定したい場合

庭木の剪定

大きく育ちすぎてしまったモチノキを剪定する場合は、2月頃を目安としてください。4月になると花が咲くので、咲く前に強めの剪定をしておくことでモチノキの回復を促すことができます

モチノキは想像以上に大きく育つので「少し調整したい」という方は、2月ごろから剪定を始めてみてください

【4月】花が咲く時期なので剪定はNG !

モチノキ

モチノキの剪定をする時期として、4月はNGです。花が咲く時期なので、剪定をすると開花の邪魔をしてしまう可能性があります。元気に強く育てるためにも、剪定をするのはやめておきましょう。

モチノキの剪定方法

続いて剪定方法をご紹介していきます。モチノキは剪定に強いので、ガーデニング初心者の方でも比較的やりやすいです。年に1回程度を目安に、モチノキをスッキリさせてあげましょう。

時短でスッキリ!刈り込み剪定

剪定

モチノキは他の植物と比べても剪定に強いので、強めに刈り込みしても問題入りません。

高さや全体の大きさを整える刈り込み剪定は、枝や葉っぱを一度に落とすことができるので短時間でもできます。見た目をすっきりとさせたい人は、バッサリと刈り込みしてみるのも良いでしょう。

しかしあまりにも強く刈り込みをしてしまうと、数年間は花や実がつきにくくなってしまうので注意が必要です。

何度も強く剪定することで、モチノキの栄養がなくなってしまうからです。最悪の場合は枯れてしまう危険性があるので調整しながら剪定を行っていきましょう。

風通しを良くする透かし剪定

モチノキの風通しや日当たりを良くしたいのであれば、透かし剪定がおすすめです。風通しが悪くなってしまうと害虫が発生してしまう可能性があります

逆に言えば風通しを良くしておけば害虫の発生率を低くでき、病気のリスクを減らせるということ。成長のコントロールもできるので、あまり大きくしたくないいう方にもぴったりの剪定方法です。

透かし剪定にはコツがいるので最初は難しいかもしれませんが、慣れたらスムーズに剪定できますよ。

モチノキの育てる時の注意点は?

モチノキは強くて育てやすい植物ですが、いくつかの注意点があります。

知らずに放置しておくと、病気になったり最悪の場合は枯れてしまう危険性も。丈夫に強く育てるためにも、注意点を知っておきましょう

黒いシミが現れたら病気の可能性もある

モチノキに黒いシミが現れたら病気になっている可能性があります。いわゆる「すす病」と呼ばれているものです。この病気は、植物自体に増殖して発症します。

すす病にかかると光合成ができなくなってしまい、成長を妨害してしまいます。植物の外側だけではなく内側にも病気が進行していくので、早めに処理しなければ枯れてしまうでしょう。

病気の進行が内側にまで進行していた場合は倒木の危険性も考え、伐採するのがベストです。

まだ病気のなり始めであれば、発症している部分を拭き取るだけでも効果があるのでこまめに様子を見てあげましょう。

アブラムシなどの害虫に注意しよう

アブラムシやカイガラムシなどの害虫に注意しておきましょう。害虫がついているとモチノキの栄養を奪い、成長の妨げになってしまいます。

特にアブラムシの出す排泄物は先ほど説明した「すす病」を引き起こす原因となります

アブラムシは春から秋にかけて発生し、カイガラムシは年中発生するので、見つけ次第すぐに対処してあげましょう。早めに対処することで病気のリスクを抑えられます

剪定や害虫駆除は業者に頼むのもおすすめ

モチノキを剪定したり、害虫駆除をしたりするときは業者に頼むのもおすすめです。要望を伝えればその通りにしてくれますし、高木でもしっかりと剪定してくれます。

プロの知識を持った人が害虫駆除をすることで、発生の原因を確かめたり、発生しないようにアドバイスもくれます特にガーデニング初心者でうまく剪定ができないという人は、思い切って業者に頼んでみましょう。

モチノキの剪定を依頼した時の相場は?

モチノキの剪定を依頼したときの相場は、会社にもよりますが安くて500円からできるところがあります。安くても熟練のプロが剪定してくれるので、安心できますね。

高いところだと1万円以上するところもありますが、予算を決めてから依頼することがポイントです。安いからといって技術がないわけではないので、安心して依頼してみてください

モチノキの剪定まとめ

今回はモチノキの剪定方法について詳しくまとめていきました。自分で剪定するのであれば6月〜7月頃がベストです。

年に1回を目安に、しっかりと剪定して整えてあげることが長持ちする秘訣です。こまめに様子を見て、葉っぱに黒いシミができていたり、害虫が発生した場合は早めに対処することが重要。

また、大きく育ちすぎてしまった場合は、個人で剪定するのは難しくなるのでプロの業者に頼んでみてくださいね。

 

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