【クスノキの伐採】巨木になると切るのが大変!伐採時期や業者に依頼する費用相場を解説

庭や空き地のクスノキに困っていませんか?昔から家にあった思い出の樹であっても、大きくなりすぎて扱いに困っているケースが増えています。

この記事では、クスノキの大きさに悩んでいる方や伐採を検討中の方に向けて、伐採に適した時期や費用相場を解説します。


この記事を読んで、「クスノキ」剪定を業者に依頼したいと思われた方は、お庭手入れのプロである庭師に相談することがおすすめです。

庭革命では、お庭造り・剪定・植栽などの、見積もりを無料相談することができます。その他、お庭・植物に関する悩みがあるお客様も、気軽に利用されているので、この機会に是非一度相談してみてください。

目次

クスノキとは

クスノキとは?

日本から台湾・中国・ベトナムに分布するクスノキ科の常緑広葉樹の大高木。8~25mの高さに大きく育ちやすく、長命です。大きく育ったものでは30mを超える大木になるケースもあります。日本最大の巨木もクスノキです。

寒さに弱いクスノキは、暖かい半日陰の場所を好む樹木。常緑で明るい印象を与えるため、街路樹や公園、神社にもよく使われています。

市区町村の木がクスノキである自治体もたくさんあり、駅前のロータリーでシンボルツリーに使われることもある樹木です。

クスノキの管理でよくある悩み3つ

クスノキは大きく育つ性質から、近年は住宅の庭木としてはあまり植えられていません。しかし、「昔から庭に植えられていて、手に負えなくなってきた」「相続した土地に植えられていて、更地にしたいのに難しい」というケースで困っている方もいます。

クスノキ管理のよくある悩み3つ

  1. 1年で巨木に育ってしまうこともある
  2. 落ち葉が多くて管理が大変
  3. 庭のクスノキが倒れてくる危険がある

上記のクスノキ管理のトラブルについて、詳しく解説します。

①1年で巨木になってしまう

大きく成長しやすいクスノキは、剪定せずに自然のまま放置しておくと、1年で幹が太くなり巨木に育ってしまいます。このため、自宅の庭や住宅地でクスノキを庭木として管理するためには、定期的な剪定が必須です。

根の張り方も強く、街路樹の根の深さによってはアスファルトを割って出てくることもあります。剪定に適した時期に思い切って刈りこみ、小さく維持する管理も必要です。

②落ち葉が多くて管理が大変

年間通して葉がつく常緑樹で、特に春に落ち葉が多いのもクスノキの悩みの一つ。枝葉を広げて大きく育つ分、落ち葉の数も多くなり、掃除が大変という悩みもあります。

クスノキの枝葉が隣家に侵入するだけでなく、落ち葉が隣家の庭に落ちて、近所トラブルに繋がるケースもあるようです。

③庭のクスノキが倒れてくるリスク

長生きするクスノキは、長いものでは樹齢900年になる御神木もあります。大きな古木になると、強風・災害による倒木や、倒木による被害も不安です。

また、庭のクスノキが倒木した場合、場所によっては公共の道路をふさいで交通の妨げになってしまう危険もあります。街路樹ではこれを防ぐために定期的な樹木診断が必要なのです。

クスノキの剪定に適した時期は?

1年で巨木に育つクスノキは、育ちすぎによるトラブルを防ぐためにも適度に切ることが大切です。クスノキは剪定にも強い樹木ですが、年中いつでも剪定していいわけではありません。

クスノキの剪定に適した時期は秋頃の10~11月です。1年で大きく育つ分、生長の様子を見ながらしっかりと剪定して管理しましょう。

クスノキの伐採はクレーンが必要な場合も

大きく育ちすぎたクスノキは、家屋や庭を圧迫し、近隣の迷惑になってしまうケースもあります。このため、育ちすぎたクスノキを伐採する選択肢も出てくることでしょう。

伐採はチェーンソーを使って行います。しかし、木を切り倒すスペースが必要であるため、庭の広さが十分ない場合は安全に伐採するためにもクレーンが必要です。10m以上の高木ではクレーンが必要になると考えておきましょう。

また、大木を伐採した後は切り株が残ります。場所をとる切り株も撤去したい場合は、根から取り除く「伐根」という作業が発生します。

クスノキの伐採は専門業者への依頼がおすすめ

庭木のクスノキが10m以上の大木に育ってしまうと、伐採を検討するケースが増えています。しかし、大木の伐採はチェーンソーも大型になり扱いが危険です。高木になるほど、電線への接触のリスクが高く、作業も危険が伴います。木を倒した時に建物や人にぶつかる心配もあるため、プロの専門業者に依頼しましょう。

高木・大木の伐採は、特殊伐採となるため、通常の伐採とは料金形態が異なります。重機の使用や、クレーンが使えない場合はロープワークで伐採など、業者によって料金はバラバラです。リピーターは少ないため、業者側も強気の料金で提示してきます。複数社から見積もりを取って、十分に精査してください。

また、樹齢の長いクスノキは、地元の方たちから御神木として扱われることもあります。長年その地域の人々を見守ってきたような大木は、環境によってはお祓いも視野に入れておきましょう。お祓いに必要な費用も発生します。

まとめ:巨木になりやすいクスノキは早めに伐採しよう

クスノキは十分に管理が行き届いてなければ、1年で巨木になりやすく、近所トラブルにも繋がりかねません。大きくなるほど伐採は難しくなり、伐採費用も高額になります。早めに伐採を決め、見積もりを取りましょう。

見積もり金額は業者によってバラバラですが、伐採に十分な広さがあるか、重機が使用できるか、伐採した木の撤去する費用など、高額になる条件もあります。複数社から見積もりを取り、十分に検討して決めてください。


この記事を読んで、「クスノキ」剪定を業者に依頼したいと思われた方は、お庭手入れのプロである庭師に相談することがおすすめです。

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