クロガネモチの剪定について徹底解説!【気になる時期や方法も】

「クロガネモチに赤い実をつけたい」「クロガネモチの剪定方法が分からない」このようなお悩みを持っていませんか?クロガネモチを育てる方の多くは、剪定や手入れが分からなくて困ってしまいますよね。

せっかく育てるなら、綺麗で健康にしてあげたいですよね。当記事では、クロガネモチの悩みをまとめて解決します!難しい作業はないので、一つずつ問題を片付けていきましょう。

この記事を読んで、「クロガネモチ」の剪定を業者に依頼したいと思われた方は、お庭手入れのプロである庭師に相談することがおすすめです。
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目次

クロガネモチの剪定のポイント

クロガネモチは、モチノキ科の常緑高木。毎年5〜6月に薄紫色の花を咲かせ、雌株は秋ごろに真っ赤な果実をつける性質を持ちます。(雄株は実をつけません)

また、お金持ちになれる縁起の良い木として、庭木や街路樹としても人気です。クロガネモチは、自然と樹形が整う植物なので、頻繁に剪定をする必要がありません

しかし、放置しすぎると樹高が10m〜15mにもなるので、近隣の迷惑になるケースがあります。樹高が高くなると、日当たりや風通しが悪くなり、病害虫にかかって思わぬダメージになってしまうことも。

クロガネモチを高くしないためにも、適切な剪定方法について順番にご紹介していきますね。

苗/苗木 クロガネモチ 樹高0.5m前後 10.5cmポット くろがねもち 実生苗(雄雌異種) 苗木 植木 苗 庭木 生け垣 1本 1
季の香

①まずは幹を一本にするように剪定

背の高い木

はじめに、注意事項として幹は無作為に切り落とさないようにしましょう。

あまりに適当な剪定を行うと、切った部分から多くの幹が成長するため、バランスが悪くなります。剪定を行う際は、中心の太い幹を1本残すようにして、他の幹は切り落とします。

太い幹を切るなら、「ノコギリを使うとスムーズに作業できるのでオススメですよ。切り落とすときは、幹に栄養を行き渡らせるためにも、細い枝を残しておきましょう。

②幹を細かい枝が生えているところでカット

背の高い木の枝

次に、残した幹の枝葉が出る部分を切っていきます。

剪定方法は、切った部分をてっぺんにしながら、円をかくように自然と細かな枝を切り落としましょう切るときは、細かい枝を傷つけないよう注意しながら切ってください。

剪定が不慣れであれば、全体の形を確認しながら作業すれば、イメージ通りの仕上がりとなりますよ。

③細かい枝を剪定しよう!

最後に、複数に分かれている枝を根元から切ります。 枝先の整理は、最終仕上げとして行いましょう。後は、伸びすぎた枝を根元から切れば完成。

細かい枝葉の刈り込みには「刈り込みバサミを使うことオススメしますよ。クロガネモチは、自然に樹形を整えるので、高さをおさえる剪定が基本的です。

樹高が高くならないように注意して、手入れを施しましょう。

クロガネモチの剪定時期について

7-9月

クロガネモチの剪定時期は、6月もしくは9月が最適です。その理由は、クロガネモチは初夏に成長するので、枝が伸びるタイミングで形を整理できることです。

9月には実がつくので、成長具合を見ながら、実のつきにくい枝を取り除くことができることもできますよ。逆に剪定に向いていない時期は、冬時期。

寒い季節は、クロガネモチの落葉時期になるので、無理に剪定を行うと枯れる恐れがあります。自分にスケジュールと剪定時期を確認して、調整しながら作業しましょう。

クロガネモチの栽培方法

クロガネモチは、環境を選ばないので庭植え、鉢植え、花木と幅広い育て方ができます。

しかし、手入れが少なくて済むといっても放置を続けると、成長することはありません。クロガネモチに実がならない」と悩む方は育て方に何かしら問題があるのかもしれませんよ。

正しい栽培方法についてまとめてみたので、順番にご紹介していきます。 しっかり育てて、翌年には綺麗な実を鑑賞しましょう。

①植え付け場所の選びかた|肥沃な土を選ぶ

新芽とスコップ

クロガネモチは、年月が経っていくと幹や根が太くなるので、植え付ける場所は広いところが適しています。狭い場所で育てると、内部の風通しや日当たりが悪くなるため、病害虫にかかるおそれがあるので注意しましょう。

育てる土は、水はけの良い肥沃な土を好むため、栄養分が高い腐葉土や赤玉土を2:1の割合で混ぜ込んで、元肥として入れるのがオススメ

庭植え、鉢植えともに5〜6月の初夏の植え付けが適しています。日当たりが良く、広い場所に植え付けましょう。

②水やりのポイント|夏にはたっぷりと与える

水やり

水やりは、鉢植え、庭植えどちらも植え付けから2年経つまでは、毎日水を与えましょうクロガネモチが根付くまで長い年月が必要なので、水の栄養が大切になります。

2年以上経てば、雨水や土から水分を吸収するので、水を与えなくて大丈夫ですよ。ただし、真夏の暑い日が続くときは、必ず水を与えるようにしてください。

③肥料のタイミング|リン酸を含んだものを選ぶ

クロガネモチに実をつけたい方は、リン酸を多く含む肥料を使いましょう。肥料を与える時期は、2〜3月がベストその理由は、冬に栄養をおさえて春頃に栄養が必要になるからです。

実を多く実らせるためには、持続性の高い肥料を早めに与えておくと良いでしょう。

きれいに育てるために害虫に注意

カイガラムシ

クロガネモチは、病気の心配はありません。

しかし、「ツノロウムシ」という害虫が発生します。ツノロウムシとは、カイガラムシムシ科の虫。

名前の通り、成虫は白いロウ物質で覆われており、クロガネモチの樹液を吸って養分をゆっくり奪っていきます放置すると、すす病になって光合成ができなくなって葉が落ちるので危険です。最悪の場合、枯れてしまうことも。

対処方法は以下の2つ。

  • 剪定のときに、寄生した枝葉ごと切り落とす
  • 専用の殺虫剤を散布して駆除する

ツノロウムシの幼虫は、6月ごろに発生するため、この時期に殺虫剤でまとめて駆除することをオススメします。

よりきれいな剪定を行うにはプロに任せる

長年の放置で大きくなりすぎて剪定できない」 このようなお悩みをもっていませんか?たしかにクロガネモチの樹高は高いもので15mにもなるので、自分で剪定をするのはひと苦労ですよね。

そんなときは、思いきってプロの業者に依頼してみましょう。業者の方なら、専門の技術と知識を持っているので、丁寧かつ綺麗に剪定を行ってくれます

剪定費用は、樹高によって決まるので、事前に見積もり相談をしておくと良いでしょう。

クロガネモチのまとめ

いかがだったでしょうか。

当記事でご紹介した通り、クロガネモチは、剪定方法や時期さえ間違わなければ簡単に行えます。長い期間の放置や病害虫には十分気をつけてください。

クロガネモチは、金持ちになれる、出世できる縁起木として風水効果があります。(育てる位置は、東南もしくは北西がオススメ)ご利益を増やしたいなら、クロガネモチを挿し木にしてみるのはどうでしょうか。

挿し木にする際は、発根促進剤を枝の切り口に塗って根を定着させましょう。もしかすると、あなたの人生に良い変化を与えてくれるかもしれませんよ。

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