【ハイビスカスの剪定方法】南国の花ハイビスカスの剪定時期や剪定費用相場を徹底解説!

鮮やかで大きな花を咲かせる、「ハイビスカス」。南国のイメージが強く、見てるだけで癒されますよね。常夏の国でないと育てられない!なんてことはなく、寒い冬のある日本でも栽培することができます。

しかし、ハイビスカスを元気な状態で保ち花を咲かせるには、剪定と冬越しをせねばなりません。この記事では、ハイビスカスの剪定時期と方法・冬越しなど解説するので是非参考にしてくださいね。

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目次

ハイビスカスを育てる前に知っておいた方がいいこと

ハイビスカス

ハイビスカスといえばハワイ!と思う方が多いかもしれません。しかし、原産は中国南部やインド洋やハワイ諸島・モーリシャス島など諸説あり、いまだに分かっていません。

ハワイでたくさんの交配が行われたため、「ハイビスカスはハワイの花」というイメージがついたのかもしれませんね。

ハイビスカスは、アオイ科フヨウ属で常緑低木樹です。和名は、仏桑花・扶桑花(ブッソウゲ)といいます。品種は、7,000種以上もあるのだとか。

開花時期は6月〜10月で、ピンクや赤・黄色やオレンジなどさまざま色の花を咲かせます。ハイビスカスは食用や繊維の原料のほか、バーブティーとしても利用されています。

ハイビスカスの剪定時期

ハイビスカスの剪定は、強剪定と切り戻し・透かし剪定とで最適な時期が異なります。それぞれの適した時期に剪定することで株を元気な状態に保ち、美しい花を咲かせてくれますよ。

ここでは、ハイビスカスの剪定時期を解説します。それでは、詳しく見ていきましょう。

強剪定に適した時期

ハイビスカス
強剪定に適した時期はいつ?

強剪定するのに適した時期は、10月〜11月頃です。

強剪定した後は花がつかなくなってしまいます。そのため、花が咲き終わってから剪定します。

鉢植えで育てていて外に置いている場合は、涼しくなったら室内に入れあげましょう。室内に入れる前に強剪定すれば、枯れることなく冬を越せますよ。

また、室内で育てると、暖房のあたたかさで冬でも枝が伸びることもあるでしょう。その場合は、2月〜3月に剪定してくださいね。

切り戻し・透かし剪定に適した時期

ハイビスカス
切り戻し・透かし剪定に適した時期はいつ?

切り戻し・透かし剪定をするのに適した時期は、ハイビスカスの成長期である5月〜10月にかけてです。

この時期は、枝がぐんぐん伸び葉もたくさん生えます。

枝や葉が増えると蒸れ、害虫や病気を引き寄せる原因になってしまいます。ですから、切り戻しや透かし剪定をして風通しをよくしてあげましょう。

不要枝や伸び過ぎた枝を切り戻すことで、葉に光が当たり光合成ができるようになります。また、樹形を整えることで見た目もよくなりますよ。

ハイビスカスの剪定方法

剪定はさみ

株を健康に、そして美しく花を咲かせるための剪定ですが、正しく剪定しないとダメにしてしまうこともあります。ですから、自己流ではなく手本通りに切ることが大切です。

ここではハイビスカスの剪定の基本である、強剪定と切り戻し・透かし剪定について解説します。

強剪定の方法|伸びすぎている場合など

ハイビスカス

強剪定とは、太い幹や枝をカットすることです。強剪定することで、木の大きさをコンパクトに保つことができますよ。

ハイビスカスの強剪定のやり方は、枝の長さを3分の1低度残すように切り落とします株に元気があるなら、もっと切ってしまってもよいです。枝が混み合っている部分は、細い枝を付け根から切りましょう。

秋に強剪定したら、5月に植え替えをします。鉢からハイビスカスを抜き、根についた土を手でほぐしながら落とします。根は3分の1程切ってください。そして、もとの鉢に新しい土を入れ植え替えます。

秋に強剪定せずに冬を越した場合は、翌年の5月に強剪定をするときに植え替えをしてくださいね。

切り戻し・透かし剪定の方法|成長を促す・害虫対策など

害虫

日当たりをよくし害虫や病気を予防するために、透かし剪定をします。透かし剪定では不要な枝を切り落としますが、切るときは枝の根元から切ってくださいね

不要な枝とは、
・弱い枝
・病気の枝
・細い枝
・混み合っている枝
・邪魔になる枝
このような枝のことを指します。とくに、枝が混み合っていると日当たりが悪くなり害虫や病気の被害にあいやすいです。

剪定は、害虫対策としても役に立ちますよ。また、透かし剪定することにより必要な部分に養分をまわすことができます。剪定は、害虫対策と成長を促すために必要な作業です。

ハイビスカスの花が咲かない原因は?

ハイビスカスの花が咲かない原因で考えられるのは、
・日当たりが悪いところに置いていた
・水不足
・根詰まり
以上3点が考えられます。

ハイビスカスのつぼみはつくけれど、咲かずに落ちてしまうことがあります。その場合は、日照不足が原因です。

室内などの、日当たりの悪い場所で育てていることが多いです。ハイビスカスに元気がなくなったら、半日陰に2~3日置き、その後日当たりのよい場所で管理してくださいね。

屋外など日当たりのよい場所で育てていても、花が咲かないことがあります。その場合は、水不足が原因と考えられます。真夏は、朝と夕方の1日2回の水やりをしてください。

日当たりと水不足意外に考えられるのが、根詰まりです。鉢植えの場合は、根が成長すると鉢に収まりきらなくなってきます。花つきが悪くなりますので、1~2年に1回は鉢の入れ替えをしましょう。

ハイビスカスの冬越しの方法

冬化粧

冬越しの前に強剪定をしたら、10月末までに室内の日当たりのよい場所にうつしましょう。

真冬で窓際が寒いときは、夜に厚手のカーテンをするか室内の中央に移動させましょう。ハイビスカスは暖かい場所を好みますが、暖房が直接当たる場所は避けてくださいね。

庭植えしている場合も、冬は鉢に移し替えましょう。地上に出ている部分を2分の1から4分の1程度切り、株を掘って鉢に入れ替えます。根も鉢に合わせて切ってください。鉢上げしたものを室内で管理します。

鉢植えのハイビスカスは寿命が短い?植え替えが重要!

植え替え

成長期のハイビスカスは、枝や葉も成長しますが根も伸びます。鉢植えで育てている場合は、定期的な植え替えが必要です。

植え替えをしないと、根が窮屈になってしまい養分を吸収することができません。ハイビスカスの元気がなくなるだけではなく、最悪の場合は枯れてしまいます。

ですから、鉢植えで育てる場合は1~2年に1回は植え替えをしましょう。植え替えに適したタイミングは、成長期前の5月〜6月が最適です。

ハイビスカスの剪定を依頼いた場合の料金相場

ハイビスカスの剪定を業者に依頼する場合、いくらくらいかご存知でしょうか。

業者により料金の計算方法はさまざまですが、木の高さが3メートルまでなら、700円~3,000円程度。3メートルから5メートルまでなら3,000円~5,000円が目安となります。

料金は職人一人あたりの時給や日給制の業者もあり、サービス内容も異なります。実際に剪定を依頼する前に、複数社から見積もりを取るとよいでしょう。

安心して花を楽しみたいならプロの業者に依頼をするのが◎

剪定

ハイビスカスの剪定時期と方法、冬越しについて解説しました。ハイビスカスは暑さには強いですが、寒さに弱いという性質を持っています。そのため、冬を越すには十分なケアをしてあげなければなりません。

また、安定して毎年綺麗な花を咲かせるために、剪定が大切ということも解説しました。せっかく丁寧に育てても冬の寒さや手入れ不足で花が咲かなかったら、悲しいですよね。

安心して花を楽しみたいなら、プロの業者に依頼することをおすすめします。プロの業者なら株を健康に保つための剪定やアドバイスをしてくれますよ。

庭革命では無料で複数社から見積もりをとることができるので是非ご利用ください。

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