【フェイジョアの剪定】甘くて美味しい南国フルーツ・フェイジョアの剪定時期や方法について解説
2020/12/28
エキゾチックな花を咲かせ甘い実をつけるフェイジョア。南国を思わせる実は、パイナップルグァバという名で流通しています。そんな南国の果実、フェイジョアを自宅で育ててみませんか?
しかし、「剪定はどうやるの?」「収穫の時期や方法は?」と不安に思う方もいるでしょう。
この記事では、フェイジョアの剪定時期や方法・育て方について解説します。株の増やし方についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
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目次
フェイジョアの特徴
- フェイジョアとは?
フェイジョアは、キフトモモ科・フェイジョア属の常緑低木。原産地はウルグアイやパラグアイ・ブラジル南部で、暖かい地域では庭木として育てることができます。
熱帯性の樹木ですが耐寒性もあり、年間を通して10℃以上であれば地植えも可能です。生垣やシンボルツリーにもでき、鉢植えでも栽培できますよ。
樹高は3~5メートルほどで、開花時期は5~8月。白や赤の、エキゾチックな花を咲かせます。
夏になるとパイナップルグァバという名の、甘くて美味しい実を実らせます。収穫した果実は、ジャムや果実酒などに加工し楽しむことができますよ。
花言葉は「実りある人生」「情熱に燃える心」です。
フェイジョアの剪定時期と年数で変わる剪定方法
- フェイジョアの剪定時期はいつ?
フェイジョアの剪定時期は、3~4月です。
美味しい実をたくさんつけるには、剪定が必要不可欠です。
フェイジョアは、春に枝を伸ばし、その枝に翌年に咲く花芽を8~9月頃つけます。花芽をつけてから剪定してしまうと、花が咲かず実をつけません。
なので、花芽をつける前に剪定をします。剪定時期を逃してしまうと花芽を一緒に切ってしまう可能性があるため、時期は間違わないようにしましょう。
また、剪定方法は植えてからの年数で異なります。1~2年は樹形を整えるための剪定をし、4年目以降は花つきを考えた剪定をします。剪定方法は、次の項目で解説します。
1~2年目は樹形を整えるための剪定
植えつけたばかりの1~2年は、まだ苗が幼いです。この段階では、花や果実をつけるよりも樹木自体を大きく育てることに集中しましょう。
フェイジョアは、3年くらいまでは剪定しなくてもよいといわれることがあります。しかし、枝葉を増やして樹木を育てるなら剪定で成長を促しましょう。
剪定方法は、幹から伸びた枝を3分の1~半分くらいに切り戻します。
4~5年以降は花つきを考えた剪定
4~5年ほど経つと、樹木もある程度成長します。樹形が整ってきたら、花つきを考えた剪定をしていきましょう。
剪定する枝は、地面から50センチのところにある枝と混み合っている枝です。そのほか、細い枝や成長を邪魔する枝・交差している枝など、不要な枝を剪定しましょう。
このとき、枝の先端についている花芽を切り過ぎないように注意してくださいね。
樹高をコンパクトに保つなら「強剪定」
地植えなら気にしなくてもよいですが、鉢植えで育てる場合はあまり大きくしたくないですよね。樹高をコンパクトに保ちたいなら、強剪定で調整しましょう。
フェイジョアは強剪定にも耐えることができますが、負担が大きいです。一度に何本も太い枝を切るのではなく、様子を見ながら行ってください。
強剪定をし過ぎると樹木を弱らせてしまいます。
フェイジョアの育て方
フェイジョアの水やりと肥料は、さほど難しくはありません。乾燥気味の土を好むため、神経質に世話をしなくてもよさそうです。
鉢植えで育てる場合は、定期的に鉢替えをしてあげましょう。やり方はカンタンなので、初心者でもできますよ。
ここでは、水やりや肥料・鉢替えなど普段の手入れ方法について解説します。
水やりや肥料の頻度とタイミング
フェイジョアは、湿気を嫌います。鉢植えで育てる場合は、水を与える際は土の表面が乾いて白っぽくなってからにしてください。地植えの場合は、根付いてからは水を与えなくても育ってくれます。自然の雨で十分です。
肥料は、地植えの場合は3月と10月に与えます。鉢植えの場合は、3月・7月・10月に与えてください。いずれも、有機質肥料か速効性化成肥料を与えるとよいでしょう。
鉢替えのタイミングと方法
地植えの場合は不要ですが、鉢植えで育てる場合は鉢替えという作業が必要です。根が育つと鉢のなかで窮屈になり、根詰まりや根腐れの原因となります。ですから、定期的に鉢替えをします。
鉢替えのタイミングは、鉢底から根が出てきたときです。2~3年に1回のペースで、鉢替えを行うとよいでしょう。鉢替えをするのに適した時期は、3~4月です。
やり方は、ひと回り大きな鉢に土を入れて準備をしておきます。フェイジョアを引き抜いたら、根についた土をほぐしながら落としましょう。
新しい鉢に入れ土を足し、馴染ませます。水を与え、通常通り管理してください。
フェイジョアの実の栽培方法と収穫時期
フェイジョアを育てる楽しみは、美味しい実を収穫することではないでしょうか。美味しい実を毎年安定してつけるには、人工受粉が効果的です。人工受粉なら、より多くの実をつけることが可能です。
収穫は自然に落ちるまで待つだけなので、カンタンですね!それでは、実の栽培方法と収穫について解説します。
実をつけるには人工受粉が必要
フェイジョアは、異なる品種を2株植えれば実がなるといわれています。しかし、たくさん実をつけたいなら人工受粉させましょう。
人工受粉は、晴れた日の午前中に行います。花を1つ取り、別の株で開いた若い雌しべにこすりつけてください。
風通しのよい場所に置いたり虫に受粉の手伝いをさせてもよいですが、人工受粉が確実で効果的なためおすすめです。
収穫は自然に落ちるまで待つ!
フェイジョアの収穫のタイミングは、いたって単純。自然に落下するのを待つだけです。秋になると地面に落ちるので、拾って収穫しましょう。
実はすぐに食べることはできますが、落下したばかりの実は酸っぱくてかたいです。1週間くらい追熟すると、甘酸っぱい果実になりますよ。
ヘタの部分に弾力がでれば、食べ頃です。置きすぎると傷んでしまうため、食べきれなければジャムやジュースにするとよいでしょう。
フェイジョアの実がならない原因と対策
フェイジョアの実がならない原因はいくつか考えられますが、いちばんは剪定で花芽を切り落としてしまったことでしょう。
フェイジョアの花芽は、枝の先端につきます。剪定をし過ぎると花芽が少なくなり、咲く花も減少します。花が咲かなければ、実はつきません。
ですから、あまりたくさんの枝を切り落とさないように注意してください。
フェイジョアが枯れる理由
フェイジョアは比較的丈夫な樹木ですが、まったく枯れないというわけではありません。健康でない樹木は、冬の寒さに耐えきれず枯れてしまうことがあります。
また、まれに害虫被害にあうこともあります。どちらの場合も放置すると、実どころか花もつけず枯れてしまいます。それでは、フェイジョアが枯れる理由を詳しく見ていきましょう。
葉が枯れて落ちる場合は寒さが原因
耐寒性もある果樹ですが、あまりに寒すぎると枯れてしまいます。地植えしている場合、冬に気温が下がると枝が凍り葉が落ちてしまいます。
枝が充実していれば影響は受けにくいですが、充実していない弱った枝は凍害を受けてしまいます。寒さで枯らしてしまわないように、普段から手入れをして樹木を健康な状態に保ちましょう。
害虫被害や病気によって枯れる
フェイジョアは、害虫に強い果樹です。目立った害虫被害はありませんが、まれにテッポウムシがつくことがあります。
テッポウムシとはカミキリムシの幼虫で、幹に寄生し食害します。幹や枝に穴があいていて細かなオガクズのようなものがついていたら、被害を疑ったほうがよいでしょう。発見し次第、殺虫剤などで駆除してください。
また、1~2年目の若い苗木はカイガラムシやハダニ・コウモリガが発生することがあります。こちらも、見つけ次第駆除しましょう。
フェイジョアの株を増やす方法
育ったフェイジョアの木は、株を増やして賑やかにしてみてはいかがですか?フェイジョアの株を増やすには、挿し木・取り木のほかに種から育てるという方法があります。
一般的には挿し木か取り木ですが、時間をかけて育ててみたい方は種まきしてみてくださいね。ここでは、それぞれの株を増やす方法をご紹介します。
切った枝でつくる「挿し木」
切り取った枝で挿し木をつくり、株を増やせます。挿し木をつくるのに適した時期は、6月下旬〜7月上旬です。
春に伸びた若い枝を10センチほど切りとります。葉っぱは半分ほど取り除き、水に1時間程度浸しましょう。川砂や鹿沼土(小粒)を入れたポットに挿し、発根するまで水を与えてください。
根が成長し葉も生えたら地植えをするかひと回り大きな鉢に植え替えましょう。
枝を切らずにつくる「取り木」
枝を切らなくても株を増やせる方法が、取り木です。取り木をするのに適した時期は、4月頃です。
取り木のやり方は、幹の表面の皮を幅2~3センチほどぐるりと削ぎ取ります。湿らせてからかたく絞った水苔を巻き、その上からアルミホイルかビニールを巻きましょう。そうすることで、湿度を保つことができます。
数カ月して根がでたら、切り離して地植えするか鉢に植えてください。
じっくり育てたいなら「種まき」
じっくり育てたい方は、種から挑戦してみてはいかがでしょうか。種は市販されていないため、実から取り出します。種まきに最適な時期は、2~4月です。
実から取り出した種は、日陰でしっかりと乾燥させましょう。セルトレイに種まき用培養土をいれ、種をまきます。セルトレイにビニール袋をかぶせ、保湿をしましょう。
発芽するまでは、土を乾燥させないようにこまめに水を与えます。
発芽したらビニールを外し、そのまま育てます。ある程度成長したら、地植えするか鉢に植え替えましょう。
フェイジョアの剪定をプロに依頼した場合の費用は?
フェイジョアの剪定は、初心者にとって花芽の見極めが難しいかもしれません。また、安定して花を咲かせ実をつけるのも、剪定が上手くできるかどうかにもかかっています。
自分で管理する自信のない方は、プロの業者に頼ってみてはいかがでしょうか。
気になる費用ですが、職人一人あたりで費用を計算する業者や樹木1本で計算する業者などさまざまです。たとえば、職人一人あたりの日当なら15,000円~30,000円が相場となります。
樹木の高さで料金が決まる場合は、3メートル未満の樹木なら5,000円。5メートルまでなら7,000円。7メートルなら15,000円。それ以上になると、実物を見て見積もりを出す業者が多いようです。
見積もりは複数の業者でとるのがおすすめ
実際に剪定を依頼する前に、業者に見積もりを依頼しましょう。その際は、1社ではなく3~5社の複数社から見積もりをとることをおすすめします。
その理由は、業者によってサービス内容や料金設定が異なるからです。出張費や剪定後の掃除は別料金のところもあります。見積もりをとって、あなたに合った業者を選んでくださいね。
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フェイジョアの剪定のまとめ
フェイジョアの剪定時期や方法・育て方について解説しました。
果樹と聞くと、初心者には育てにくいかな?と感じるかもしれません。フェイジョアはカンタンではありませんが、ポイントさえ押さえれば一般の庭でも十分育てることができますよ。
剪定の仕方や栽培に不安があるなら、プロを頼るのもよいでしょう。樹木が安定するまでは、プロに管理を任せてもよいですね。
南国の果樹フェイジョアをぜひ自宅の庭や鉢で育ててみてくださいね。
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