【ベンジャミンの剪定方法】増やし方や植え替えの方法も徹底解説!

育てやすく人気の観葉植物、「ベンジャミン」。カフェやオフィスの入り口などで、見たことがある方も多いのではないでしょうか。

ベンジャミンは生命力が強く育てやすい樹木です。また、幹を三つ編みにするなどオシャレにアレンジすることもできます。

しかし、剪定など手入れをしなければ樹形は崩れ健康な状態を保つことはできませんこの記事では、ベンジャミンの剪定方法などを解説するので是非参考にしてくださいね。

この記事を読んで、「ベンジャミン」の剪定を業者に依頼したいと思われた方は、お庭手入れのプロである庭師に相談することがおすすめです。
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目次

ベンジャミンの特徴

ベンジャミン

ベンジャミンは、クワ科フィカス属の観葉植物で、原産はインドから東南アジアにかけてです。別名「ベンジャミンゴムの木」とされ、ゴムの木の一種です。ベンジャミン 苗ベンジャミンは、クワ科フィカス属の観葉植物で、原産はインドから東南アジアにかけてです。別名「ベンジャミンゴムの木」とされ、ゴムの木の一種です。

樹高は30センチから2メートルとかなり幅が広く、室内のインテリアとして育てる場合は、剪定が必要になります。

ひとことでベンジャミンといっても、種類はさまざま。カールした葉が印象的な「バロック」や葉に乳白色の覆輪斑のある「スターライト」。

そしてグレーの幹に単色の葉をつけているのが、カフェや雑貨屋などでよく見る品種「フィカス・ベンジャミナ(ベンジャミン)」です。

ベンジャミンの花言葉は「家族の絆・夫婦の愛・信頼・友情・結婚」。インドやネパールでは、「聖なる木」として大切にされています。

ベンジャミンの剪定をしないと?

ベンジャミンは成長すると、高さ2メートルにも達します。室内でインテリアのひとつとして育てるなら、剪定が必要不可欠でしょう。

また、不要な枝を切って風通しをよくしなければ、害虫や病気にあいやすくなります。剪定をして、健康な状態を保ちましょう。

そしてなにより、ベンジャミンの魅力は刈り込みでオシャレな形にできることではないでしょうか。剪定をせず放置すると、見栄えが悪くなってしまいます。

ベンジャミンの剪定時期

ベンジャミンの剪定時期はいつ?

ベンジャミンの剪定に適した時期は、新芽が出る4月下旬〜5月上旬にかけてです。

ベンジャミンは生命力が強く、次から次へと新芽を生やします。新芽が出てくると樹形が崩れますから、春の季節に剪定をしましょう。

また、生育期である5月〜9月にかけても剪定の時期です。この時期は、葉や枝を軽く整えるための剪定をします。

ベンジャミンはゴムの木の仲間ですから、枝を切ると白い液体が出てきます。これはゴムの原料となる樹液ですが、ラテックスアレルギーをお持ちの方は手袋をするなど注意してくださいね。

ベンジャミンの剪定方法

ベンジャミンの剪定方法とは?

ベンジャミンの剪定は、おもに「切り戻し・間引き剪定」「強剪定」以上、2種類です。

それぞれの剪定方法には目的があり、ベンジャミンを美しく健康に保つために必要な作業です。それでは、ベンジャミンの剪定の仕方について詳しく解説していきます。

【切り戻し・間引き】風通しを良くするなら

透かし剪定

風通しをよくするために、切り戻しと間引き剪定をします。切り戻しとは、太い枝や茎を短く切ること長く伸びすぎた枝を切り戻して、丸く刈り込むと美しく仕上がりますよ。

間引き剪定は、風通しをよくするのに有効です。弱い枝・枯れた枝・病気や害虫の被害にあっている枝のほかに、混み合っている枝や内側に向かって生えている枝を切って間引きます。

そうすることで風通しがよくなり、害虫や病気の予防になりますよ。また、必要な部分に養分が行きわたり木全体の成長を促します

【強剪定】樹形を整えたいなら

ベンジャミンは生命力の強い樹木ですから、放置するとどんどん伸びてしまいます。樹形をコンパクトに整えるなら、強剪定をしましょう。

強剪定をするのに適した時期は、成長期である5月頃。この時期に強剪定すると、新芽が生えやすくなります。強剪定は木への負担が大きいため、一度にやらず様子を見ながら行ってくださいね。

剪定した枝を再利用!ベンジャミンの増やし方

挿し木

剪定して切った枝は、挿し木にして株を増やすことができますよ。挿し木の作り方は、葉が2~3枚以上ついている枝を2~3時間程度水につけます

このとき、枝の切り口は斜めにカットしておくと水を吸いやすくなります。土を入れた鉢に挿し、根が出るまでたっぷりと水を与えましょう。節から新芽が生えてきたら、挿し木の成功です。

ベンジャミンは置いておくだけでオシャレな雰囲気を出せるので、挿し木で株を増やしてみるとよいでしょう。

ベンジャミンの植え替え

植え替え

ベンジャミンは鉢植えで育て、室内に置いている方が多いのではないでしょうか。枝や葉が成長するように、根も成長しています。

成長した根は鉢の中で窮屈になってしまい、根腐れや根詰まりの原因になってしまいます。最悪の場合は枯れてしまうため、ときどき植え替えをしてあげましょう。

ここでは、ベンジャミンの植え替え時期と方法について解説します。

ベンジャミンの植え替え時期

植木鉢

植え替え時期で最適なのは、5月から8月です。1~2年に1回、鉢の植え替えをするとよいでしょう。

1~2年というのは、あくまでも目安です。
・鉢底から根が出ている
・水はけが悪くなった
・ベンジャミンに元気がない
などの症状があらわれたら、根詰まりをしている可能性が高いです。すぐに、植え替えをしてあげてください。

根詰まりは鉢の中で根がパンパンになってしまい、養分を上手に吸い上げることができない状態のことを指します。

ベンジャミンの植え替え方法

鉢からベンジャミンを引き抜きます。根についた土を手で優しくほぐし、落としましょう。このとき、枯れた根や伸び過ぎた根は剪定バサミで切り取りましょう。

ひと回り大きな鉢に土を入れ、ベンジャミンを垂直に入れます。土を追加し上から軽く抑えたら、水をたっぷりと与えて完了です。

ベンジャミンの土は、観葉植物用の培養土で十分です。

ベンジャミンの育て方

ベンジャミンは育てやすい観葉植物ですが、やみくもに手入れをしては枯らしてしまいます。とくに害虫がつくと、病気を引き起こす危険があります。

ここでは、「水・肥料やり」と「発生しやすい害虫」のふたつに分けて育て方を解説します。

水・肥料やり

水やりは、季節ごとに変えてあげましょう。春から秋は、2~3日に1回。日差しの強い夏は、1~2日に1回水を与えます休眠期である冬は、1週間に1回程度で十分です。

水の与えすぎは根腐れの原因になりますから、注意してくださいね。葉にも霧吹きで、水分を与えましょう。

肥料はとくに必要ありませんが、与えた方がより早く成長します。もし肥料を与えるなら、春から秋にかけて2ヵ月に1回程度、効き目がゆっくりな緩効性肥料がおすすめです。

緩効性肥料は、コバエの発生を抑制します。冬に肥料を与えるのは、肥料焼けを起こす可能性があるため控えましょう。

発生しやすい病害虫

ベンジャミンにつきやすい害虫は、アブラムシ・カイガラムシ・ハダニです。これらは枝や葉の養分を吸い、ベンジャミンを弱らせてしまいます。

害虫の排泄物は「すす病」と呼ばれる病気を引き起こします。すす病とは、葉や幹が黒くなる病気で、光合成ができず木の成長を妨げます。害虫が住みついてしまったら、殺虫剤などで駆除してくださいね。

害虫や病気に被害にあう前の予防も、大切です。剪定して風通しをよくすることで、蒸れを防ぎ害虫の発生を抑えます。ですから、剪定は木の健康を守るために大切な作業なのです。

ベンジャミンの剪定を依頼した場合の費用相場

観葉植物の剪定を業者に依頼した場合、3,000円程度が相場となります。業者によっては、木がどんな状態なのか事前に確認する「診断料」というものを取っているところもあります。

そのほか、出張料や職人の時間給・日給で計算している業者もあります。費用相場は3,000円程度ですが、プラスでいくらかかかると思っておいたほうがよいでしょう。

ベンジャミンの剪定はプロに依頼するのがおすすめ

ベンジャミンは生命力が強く、初心者にも育てやすいため人気の観葉植物です。幹を三つ編みのようにしたり螺旋(らせん)状にしたりと、アレンジができるのも魅力的ですよね。

しかし、オシャレな状態を保つのは初心者には難しいかもしれません。剪定や手入れ・管理をプロに依頼すれば、美しい樹形を保つことができますよ。

費用は業者により異なりますので、剪定を依頼する前に複数社から見積もりを取りましょう。

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