アラカシの剪定方法100番!育て方は?剪定時期は?2回やるって本当?などを徹底解説!【庭木や生垣でおすすめ】
2024/08/10
自宅の庭に植えているアラカシの剪定を自分でしたいと思う人もいると思います。
今回はアラカシの剪定・手入れの方法と育て方のコツを紹介していきます。「アラカシの剪定は2回やるって本当?」「適切な時期は?」「最適な肥料は?」など、知りたい情報が多くあるという方も少なくないでしょう。
アラカシを植えている人も、これから植える予定の人も参考にしてみてくださいね。
この記事を読んで、「アラカシ」の剪定を業者に依頼したいと思われた方は、お庭手入れのプロである庭師に相談することがおすすめです。
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目次
アラカシの剪定・手入れの方法
庭木や生垣として植えられているアラカシの剪定・手入れの方法を紹介していきます。アラカシは放置していると太陽の光を求めて上部が大きく成長します。
上部ばかりが成長すると下の方は光が当たらなくなり、次第に枝がなくなっていきます。見た目も不格好になり目隠しとして植えている人には不都合になってしまいますよね。
それを防ぐためにもきちんとした剪定・手入れでアラカシ本来の良さを引き出していきましょう。
正しくお手入れや剪定をするためには、正確な情報をしっかりと身につけることが大切です。幹や葉、枝を正しくお手入れし、アラカシを大きく丈夫に育てましょう。
①近づけたいイメージに不要な枝を切る
まず、剪定のイメージに合わせて不要な太い枝をノコギリで切っていきます。太い枝が表面に見えていると、ゴツゴツとした仕上がりになってしまいがち。先に太い枝だけをカットすることで刈り込みバサミが入れやすくなりますよ。
太い枝をカットした後は中くらいの太さの枝を剪定バサミで切っていきます。ノコギリでカットするほどは太くないものの、刈り込みバサミを使用してカットすると刃こぼれの原因となってしまうため注意してくださいね。
太い枝を切り落とす際にはけがなどに注意しましょう。切り落とす作業は軍手などを使用して手を守ってください。また、切り口などで怪我をしてしまうこともあります。十分気を付けるようにしましょう。
②風通しを良くするために間引く
アラカシは成長の過程で、必ず太く長く飛び出す枝が発生します。元からある太い枝以外の枝が増えてしまうことは、樹形が崩れてしまう原因に。途中からカットしたとしてもあっという間に同じ枝が発生し、さらに伸びが強くなってしまうので根本から間引くようにしてください。
また、アラカシは外側の枝を成長させるため内部の枝は枯れていく性質があります。枯れた枝を放置しておくと見た目にもアラカシの成長にもよくありません。間引いて風通しをよくしてあげてくださいね。
全体のバランスを見ながら、不格好にならないよう注意して切り落とすことが大切です。
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2つのアラカシの剪定時期
「アラカシの剪定は2回やるって本当?」といった疑問を抱えている方は多くいるのではないでしょうか。アラカシ委は、剪定の適期が2回あります。
アラカシは非常に成長スピードの早い植物です。剪定をしてもあっという間に枝や葉が生い茂ってくるでしょう。そんな特徴を持っているアラカシには、2つの剪定時期があります。
ひとつめは、成長が落ち着いた6月下旬~7月頃。ふたつめは11月~12月頃です。2つの剪定時期の特徴と、ポイントを紹介していきます。是非参考にしてみてくださいね。
成長が比較的落ち着いた6月下旬~7月ごろ
6月下旬~7月頃の剪定は、葉を整えることをメインに剪定していくのがポイントです。アラカシがよく成長する春が終わった夏の時期は、見た目を良くする「刈り込み」をしていきましょう。
また、剪定の途中で長く太い枝を見つけることもあるでしょう。元からあった太い枝は短めにカットし、後から出てきた太い枝は間引くようにしましょう。
太い枝が増えることでアラカシ自体のボリュームも変わってくるので、仕上がりイメージに合わせて太い枝の数を調整していくとキレイに剪定できますよ。
一番有効なのは11月~12月ごろ
11月~12月頃はアラカシの剪定に有効的な時期です。冬場は樹木の生長が弱まり剪定しやすくなります。
夏ごろの剪定のときは表面の「刈り込み」がメインでしたが、冬場は樹木の内側の枝を減らしてすっきりさせる「枝抜き」も一緒にしていきましょう。
冬場にしっかりと剪定をしておくことで、芽吹きが始まっても綺麗に成長していきます。「冬場は成長スピードが遅いから」とのんびりしているとあっという間に春になってしまいます。秋から冬に季節が変わってきたら早めに剪定をしておいてくださいね。
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アラカシの剪定に必要な道具は?
アラカシの剪定に必要なのはノコギリ・剪定バサミ・刈り込みバサミの3つの道具です。太く硬い枝はノコギリでしっかりと切り落とします。
ノコギリで切り落とさなければならないほど硬くない割り箸くらいの太さの枝は、剪定バサミでカットしていきましょう。
そして、全体を刈り込むときには刈り込みバサミを使用します。切りたい枝の硬さによって道具を変えることで作業効率がアップします。
また、アラカシは成長すると15mから20mの高さになります。上の方を剪定するときは脚立なども必要となるでしょう。枯れた葉を集めるための熊手があるとより便利ですよ。
アラカシの育て方のポイント
アラカシを育てるときのポイントは2つの剪定方法を組み合わせることです。アラカシは比較的育てやすいので、土質や環境にはあまりこだわる必要はありません。
また、アラカシはその実であるどんぐりからも発芽させることができます。自然にどんぐりから発芽するところも見ることがないので、イメージが湧きにくいかもしれません。
どんぐりを撒くときのポイントは、落下後まもないどんぐりの皮をむいて水につけることです。
アラカシの植え付けのポイント
アラカシを植え付けるなら、霜の心配のなくなる4月下旬か9月頃がおすすめです。水や栄養を吸うための細い根が少ないため、植え替えをするときはバッサリと枝葉を切っておきましょう。 植え付ける場所は日当たりがいい場所、半日陰の風通しのいい場所がおすすめ。
しかし、アラカシは環境を選ばず育つので、大気汚染や潮風にも耐えてくれます。暖かい地域でもともと栽培されていましたが、寒い地域でも充分育ちますよ。
アラカシの育成で気を付けたい病害虫
育てやすい樹木であるアラカシですが、病害虫には気をつけなければなりません。病気にかかってしまうとせっかく育てたアラカシが枯れてしまいます。
薬剤を散布して予防したり、剪定によって通気性をよくすることで病気にかかりにくい環境を作ることはできますよ。ここではアラカシの育成で特に気をつけていただきたい病気を紹介していきます。
白いカビが生えるうどんこ病に注意!!
アラカシの育成で特に注意していただきたいのが、うどんこ病です。うどんこ病は葉っぱの表面に白いカビが生える病気です。5月~6月、9月~11月に発生しやすくなっています。カビが繁殖して白くなった部分は光合成をうまく行うことができなくなり、放置していると葉が枯れてしまいます。
初期段階で見つけることができれば薬剤によって繁殖を抑えることができますが、発見が遅いと葉っぱを切り取る必要があります。
うどんこ病はアラカシ以外の植物にも発生する病気ですので、周囲の植物に感染させないよう注意をしましょう。
早期発見・早期対策がうどんこ病には効果的です。薬剤で予防をしつつ、普段から葉っぱの状態をチェックするのがおすすめです。
アラカシの剪定をきれいに行いたい方はプロに任せよう
アラカシをきれいに剪定したいのなら、プロに任せるのもおすすめです。自分で剪定することは不可能ではありませんが、太い枝を切るにはそれなりの力が必要となります。
高い所での作業にもなり安全面でも注意が必要なので、慣れていない人はプロに任せてしまいましょう。
アラカシのまとめ
今回はアラカシの剪定方法について紹介しました。一般家庭でも選ばれることの多いアラカシは、剪定・手入れの方法を抑えていれば比較的簡単に育てることができます。
しかし、その育てやすさとは違い剪定には技術が必要となってきます。慣れない高い場所での作業は危険との隣り合わせ。自分のスキルによってセルフ剪定かプロに依頼するか決めてみてくださいね。
この記事を読んで、「アラカシ」の剪定を業者に依頼したいと思われた方は、お庭手入れのプロである庭師に相談することがおすすめです。
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