ローズマリーの剪定方法を解説!春や冬の剪定時期や木質化した後の復活方法や育て方まで紹介!

「自分でローズマリーを剪定したいけれど、どこを切ればいいのかわからない」「ローズマリーを冬に剪定することは可能」と悩んでいませんか?

ローズマリーは、食用や化粧品など幅広い用途で親しまれているハーブの一つです。丈夫で育てやすいため、初心者にも人気があります。

とはいえ、「ローズマリーの剪定に失敗したくない」「木質化したらどうしたら良いのか」と悩んでいる方も少なくありません

この記事では、ローズマリーの剪定方法や剪定時期、ローズマリーが木質化したらどうしたら良いのかなどについて詳しく解説します。

正しい剪定方法を身につけて、美しいローズマリーを育て、料理やクラフトに活用しましょう。

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目次

ローズマリーの特徴

ローズマリーは地中海沿岸が原産のハーブです。

爽やかで力強い香りが特徴で料理や化粧品として使用されており、意外にも大葉と同じシソ科の植物となります。

また、ローズマリーにも種類があり、大きく分けると以下の3つです。

ローズマリーのタイプ

  • 直立性
  • 半匍匐性
  • 匍匐性

ローズマリーは枝の伸びる方向によって種類が分かれます。

ローズマリーの見た目が異なるだけではなく、育てやすい場所も変わるため、その特徴を把握した上で選ばなくてはなりません。

それぞれの特徴や基本情報について解説します。

項目詳細
分類常緑低木
学名Rosmarinus officinalis
科属名シソ科マンネンロウ属
和名マンネンロウ
英名Rosemary
開花時期11月~5月
原産地地中海沿岸
耐寒性普通
誕生花11月16日・12月13日・12月26日

直立性のローズマリー

「直立性のローズマリー」は枝が上に伸びるのが特徴です。

  • トスカーナブルー
  • マリンブルー
  • セイレム

などの品種が直立性に該当します。その中でもトスカナ―ブルーは直立性のローズマリーの中で最もポピュラーな品種です。料理用として利用されることが多く、目にしたことがある人も多いでしょう。ただし、成長が早く大型化しやすいため育てる場所には注意してください。

半匍匐性のローズマリー

半匍匐性のローズマリー」は枝が横に流れるように伸びます。成長することで横に広がっていくため、育てる時は横幅に余裕がある場所を選びましょう

  • マジョルカピンク
  • ディープブルー
  • ダンシングウォーター

などの品種が、半匍匐性のローズマリーです。背は低めですが横に広がることで美しい花が楽しめます。

匍匐(ほふく)性のローズマリー

枝が地面を這うように広がったり下垂したりするローズマリーは「匍匐性」に該当します。花壇を覆いつくすように成長している匍匐性のローズマリーを見かけたことはないでしょうか?

  • プロストラータス
  • サンタバーバラ
  • ハンティングカーペット

などの品種が匍匐性です。成長が早い品種を地植えで放置していると、手入れが行き届かないくらい成長することも。植える場所には十分注意してください。

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ローズマリーの適切な剪定時期とは?

適切な時期を選ぶことで、ローズマリーの健康と美しい樹形を長期間維持できます。

基本的な剪定時期は4月~6月

ローズマリーの剪定に最も適した時期は、花が咲き終わった4月から6月上旬までです。この時期に剪定を行う理由は、ローズマリーが高温多湿を苦手とするためです。

梅雨が始まる前に剪定を完了させることで、蒸れによるダメージを防げます。また、春の成長期に入る前に整えることで、新しい枝の健全な成長を促進できます。

ローズマリーは、地域によって開花時期が異なるため、花期が終わってから2~4週間後を目安に剪定を開始しましょう。寒冷地では5月から6月、温暖地では4月から5月が適期となります。

収穫を兼ねた剪定のタイミング

ローズマリーは常緑植物のため、基本的には一年中収穫が可能です。ただし、香りが最も豊かになるのは開花直前から開花中の時期で、この頃の収穫が料理やアロマ用途に最適。

大量収穫を目的とする場合は、4月から6月の剪定時期に合わせて行うのが効率的でしょう。剪定と収穫を同時に行うことで、樹形を整えながら良質なハーブを得られます。

日常的な使用分であれば、必要な時に枝先から10~15cm程度を切り取る程度なら、時期を問わず行えます。ただし、真夏の強い剪定は避けることが重要です。

冬の剪定は避けるべき理由

冬季の剪定は、ローズマリーにとって大きな負担となるため避けるべきです。寒さで株が弱っている状態での剪定は、回復力を著しく低下させる可能性があります。

特に関東以北の寒冷地では、12月から2月の剪定は枯死のリスクを高めます。また、冬に剪定すると春の新芽の発生が遅れ、翌年の花付きにも悪影響を与えます。

どうしても冬季に手入れが必要な場合は、枯れた枝や明らかに病気の部分のみを取り除く程度に留めましょう。本格的な剪定は暖かくなるまで待つことをおすすめします。

ローズマリーの剪定方法とは?どこを切るべきか

正しい位置で剪定することで、ローズマリーの再生力を最大限に活かせます。

ローズマリーの剪定方法

ローズマリーの剪定では、脇芽の上約1~2cmの位置で斜めに切ることが基本です。脇芽とは、葉の付け根から出る小さな新芽のことで、剪定後はこの部分から新しい枝が伸びていきます。

枝先から10~15cm程度の長さで切り取ることが一般的ですが、株の状態や目的に応じて調整が必要でしょう。収穫目的の場合は使いやすい長さを、樹形を整える場合は全体のバランスを考慮して切る位置を決めます。

切る際は必ず鋭利で清潔なハサミを使用し、切り口が潰れないよう一度でスパッと切ることが重要です。切り口が粗いと病原菌の侵入リスクが高まります。

ローズマリー剪定のポイント

剪定で重要なのは、切るべき枝と残すべき枝を正確に見分けることです。以下の枝は優先的に剪定を行います。

まず、枯れた枝や病気の枝は株元から完全に除去します。次に、内向きに伸びる枝や交差している枝も風通しを悪くするため切り落とします。

また、極端に長く伸びた枝は他の枝とのバランスを崩すため、適切な長さまで切り詰めます。一方で、新しく出た健康な枝や、樹形の骨格となる主要な枝は残すことが大切です。

全体を見ながら段階的に剪定を進め、一度に大量の枝を切りすぎないよう注意しましょう。

ローズマリーの剪定では切り戻しと摘芯が必須

ローズマリーの剪定では切り戻しを行います。「切り戻し」とは、枯れた枝や枝葉が混み合っている不要な部分を付け根から切り取ること。新しい枝を伸ばしたい時は、花がらの下でカットします。風通しが良くなることで病害虫の被害を防ぎましょう。

切り戻し剪定を行う時は、少し葉を残してカットするのがポイントです。また、飛び出している枝を周囲の枝に合わせてカットすることで綺麗な樹形を作れるでしょう。

植え付けからしばらく経ち、根付いたら摘芯を行ってください。摘芯をして脇芽を増やせば、株全体が大きくなります

また、ローズマリーの枝先で摘芯をすれば枝分かれした小枝が成長し、ボリュームが出ます。ローズマリーの株を大きくしたい時や、収穫量を追加で増やしたい時は摘芯を取り入れるのがおすすめです。

収穫目的での切り方

料理用としてローズマリーを収穫する場合は、若くて柔らかい枝を選んで切り取ります。硬く木質化した枝よりも、緑色で弾力のある枝の方が香りが良く、料理に適しています。

乾燥保存を目的とする場合は、朝露が乾いた午前中に収穫を行います。この時間帯は香り成分が最も濃縮されており、乾燥後も豊かな香りを保てます。

継続的な収穫を行う場合は、同じ枝から繰り返し切り取るのではなく、株全体からバランス良く収穫することで、植物への負担を分散できます。

ローズマリーの剪定で失敗しないコツ・注意点を解説

失敗を避けるポイントを押さえることで、初心者でも安全に剪定を行えます。ローズマリーの剪定で失敗しないコツ・注意点を解説します。

剪定道具の選び方と準備

剪定の成功は適切な道具選びから始まります、ローズマリーの枝は意外に硬いため、切れ味の良い剪定バサミが必須でしょう。刃が薄すぎるものは枝を潰してしまい、切り口から病原菌が侵入する原因となります。

使用前には必ずアルコールや熱湯で消毒を行い、清潔な状態で剪定を開始しましょう。複数の株を剪定する場合は、株ごとに消毒を行うことで病気の拡散を防げます。

剪定後の切り口保護には癒合剤の使用が効果的です。特に太い枝を切った場合や、木質化した部分を大きく切り戻した場合は、切り口に癒合剤を塗布して感染症を予防しましょう。

剪定で失敗しやすいパターン

ローズマリーの剪定で最も多い失敗例は、夏場の強い剪定です。7月以降の剪定は株に大きなダメージを与え、最悪の場合は枯死につながります。急激に伸びた枝が気になっても、秋まで我慢することが重要です。

切りすぎによる失敗も頻繁に見られます。一度に株の半分以上を切り取ると、光合成に必要な葉面積が不足し、株が弱ってしまいます。剪定は全体の3分の1程度に留めることが安全です。

また、木質化した部分だけを切って新しい枝を残さない剪定も失敗の原因となります。新旧のバランスを考えながら、段階的に株を更新していくことが大切です。

丸く仕立てる剪定のコツ

ローズマリーを球形に仕立てる場合は、全体の輪郭を意識しながら少しずつ剪定を進めます。まず理想とする球形のサイズを決め、その外側に出ている枝から順番に切り戻していきます。

一度に完璧な形を作ろうとせず、数回に分けて徐々に理想の形に近づけることがコツです。特に大きく育った株を球形にする場合は、1年がかりで少しずつ整えていきましょう。

剪定の際は株を回りながら全方向から確認し、バランスの取れた美しい形になるよう調整します。下部から上部に向かって段階的に剪定を行うと、自然で美しい仕上がりになります。

剪定後の使い道とアフターケア

ローズマリーの剪定で切り取った枝は、そのまま捨てるのではなく有効活用しましょう。新鮮な枝は料理の香り付けに使用でき、肉料理や魚料理の臭み消しとして重宝します。

乾燥させたい場合は、枝を束にして風通しの良い日陰に吊るします。完全に乾燥したら葉だけを取り外し、密閉容器で保存すれば長期間使用できます。

剪定後の株には適度な水やりと、必要に応じて液体肥料の薄め液を与えます。新芽が出始めるまでは直射日光を避け、半日陰で管理することで回復を促進できます。

ローズマリーの使い道は?【真似したい活用法】

ローズマリーを育ててみたいけど、どんな使い道があるのか分からないという人もいるのではないでしょうか?

また、想像以上に収穫できて、使い道に困る人もいると思います。本章では、以下の3つの活用法をご紹介します。

ローズマリーの使い道

  • 料理
  • 鑑賞
  • 生活雑貨

それぞれの用途について詳しく解説するので、綺麗に育ったローズマリーを有効活用するためにも、チェックしてくださいね。

肉料理・スイーツにも!

ローズマリーの代表的な使い方が肉料理の臭み消しです。肉を調理する前に風味・下味を付けることでローズマリーの風味が残ります。肉の臭み消しができるだけでなく、食べる時にローズマリーの香りを楽しめるのが魅力です

また、スイーツ関連にもローズマリーは使用できます。パウンドケーキやクッキー・タルトに使われることが多く、入れるだけでおしゃれなスイーツに大変身。収穫したばかりの生のローズマリーを使用すれば香りも強く、より楽しめます。

クリスマスツリーやトピアリーに!

ローズマリーは鑑賞用としても楽しめる植物です。剪定する時に形を整えれば「クリスマスツリー」や「トピアリー」として活用できます

また、収穫後に剪定し樹形を整えれば、二度楽しめるのも魅力です。鑑賞用として楽しむ場合は、鉢植えにしておくのがおすすめ。お好みの植木鉢を準備してローズマリーを飾りましょう。

化粧水・入浴剤・消臭剤などに!

ローズマリーにはアンチエイジング効果もあります。生のローズマリーを入浴剤替わりにお風呂に入れることで素敵なバスタイムになります。

ローズマリーはグリセリンと精製水と合わせることで化粧水として使用することも可能です。入浴剤と合わせて使用し、美容効果の高いローズマリーで綺麗になりましょう。

また、臭いが気になる場所にはローズマリーを使った消臭剤を使用しましょう。無水エタノールにローズマリーを浸しておくことで簡単に作れます。完成した原液を濃度10%に薄めればローズマリーの香る消臭スプレーの完成です。

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ローズマリーが木質化したらどうすべき?復活の方法も解説

ローズマリーの木質化は避けられない現象ですが、適切な対処で株を健康に保てます。

木質化の見分け方と対処法

ローズマリーの木質化は、枝が緑色から茶色に変化し、硬く太くなる現象です。木質化した部分からは新しい芽が出にくくなり、葉も花も付かなくなるため、株の活力が徐々に低下していきます。

木質化の初期段階では、まだ緑色の部分が残っているため、その境界線を見極めることが重要です。完全に茶色になった部分と、まだ緑色を保っている部分の境目を確認しましょう。

対処法として最も効果的なのは、木質化した部分を思い切って切り戻すことです。ただし、全ての枝を一度に切ると株が枯れる危険があるため、段階的に行うことが大切です。

ローズマリー木質化復活の方法

木質化したローズマリーの株を復活させるには、切り戻し剪定が最も効果的な方法です。

まず、木質化した枝に新芽が残っているかを注意深く確認。小さな芽や葉が付いている部分があれば、そこから新しい枝が伸びる可能性があります。

切り戻しを行う際は、新芽のすぐ上で枝を切り、そこから新しい成長を促します。木質化が進みすぎて新芽が全く見当たらない場合は、思い切って株元近くまで切り戻すか、挿し木による株の更新を検討しましょう。

挿し木による更新は、まだ木質化していない健康な枝を5~10cm程度切り取り、下葉を除去してから挿し木用の土に植え付けます。約2~3週間で発根し、新しい株として育てられます。

木質化を防ぐ予防策

ローズマリーの木質化を完全に防ぐことはできませんが、定期的な剪定により進行を大幅に遅らせることが可能です。年に1~2回の剪定を欠かさず行い、常に新しい枝の成長を促すことが最も重要な予防策です。

適切な栽培環境の維持も木質化の予防に効果的です。水はけの良い土壌と十分な日照、良好な風通しを確保することで、株の健康状態を保てます。

また、過度な肥料の施用は避け、春と秋に緩効性肥料を少量与える程度に留めましょう。栄養過多は急激な成長を促し、かえって木質化を早める原因となる場合があります。

ローズマリーの育て方を紹介

ローズマリーは初心者でも育てやすいハーブです。家庭菜園用として植えたいという人も多いでしょう。ここでは、ローズマリーの育て方を以下の4つに分けてご紹介。

ローズマリーの育て方

  • 日当たり
  • 植え付け・植え替え
  • 水やり・肥料
  • 病害虫

比較的育てやすい植物ではあるものの、間違った育て方をすると枯れることもあります育て方のポイントを次の章で細かく説明するのでチェックしてください。

ローズマリーの日当たり・環境は?

ローズマリーは肥料のない痩せた土地でも成長しますが、日当たりが良く乾燥しやすい場所を好みます。日陰でも充分育ちますが、元気な株に育てたいなら日当たりの良い風通しの良い場所に置きましょう。

また、ローズマリーは湿気が苦手です。鉢植えで育てる場合は雨が当たらない場所に移動させてあげてください。

ローズマリーの植え付け・植え替えは?

ローズマリーの植え付けは6月頃に行いましょう。植える場所に腐葉土などを混ぜて水はけを良くすることで根が張りやすくなります。

また、植え替えは剪定と同じで、春頃に行うのがおすすめです。鉢植えの場合、植え替えをしないと根詰まりとなりローズマリーは枯れてしまいます。剪定と同じくらい重要なため、忘れずに植え替えを行ってください。

ローズマリーの水やり・肥料は?

ローズマリーは湿気よりも乾燥を好みます。そのため、水やりは土の表面が乾いてきたタイミングに行いましょう。乾燥は好みますが、水切れしすぎると葉が落ちて枯れていくため、土の状態をチェックしつつしっかりと水分を与えてください。

また、ローズマリーは肥料を与えなくても育つ植物です。与えなくても問題ありませんが、地植えの場合は年1回、根元に牛糞堆肥を混ぜると成長が良くなるでしょう。鉢植えの場合は、春と秋に少量の化成肥料を与えるのがおすすめです。

ローズマリーの病害虫は?

ローズマリーは病害虫に強いハーブですが、カイガラムシ・ハブラシ・うどん粉病には注意しましょう。病害虫の被害に合うとローズマリーを収穫できなくなります。

また、病気の治療や害虫駆除のために農薬を使用すると食用として使用できません。食用ハーブとして育てるには、無農薬・低農薬の家庭菜園用スプレー剤を使ってください。

ローズマリーの増やし方【初心者おすすめ】

ローズマリーを育ててみるとその魅力に惹きこまれ、もっと育てたいと思う人もいるでしょう。ここでは、ローズマリーの増やし方を2つご紹介します。

ローズマリーの増やし方

  • 種まき
  • 挿し木

比較的増やしやすい植物のため、方法さえ分かれば誰でもできます。鉢植えを購入するよりも費用を抑えられるため、たくさんのローズマリーを育てたいなら確認してください。

ローズマリーの種まきのやり方

ローズマリーは種からでも育てることができます。種まきの時期は5月頃。ポットに3粒ずつ植えて毎日水やりをすることで、1~2週間で発芽します。

用土は、市販されているハーブ用培養土・草花用培養土を用意しましょう。自分でブレンドする場合は赤玉土6・腐葉土3・パーライト1を混ぜて作ってください。

ローズマリーの挿し木のやり方

ローズマリーは挿し木でも増やすことができます。比較的簡単にできるため、種まきよりも挿し木で増やす人が多いです。また、鉢植えで古くなり木質化してきたら、苗を更新して新しく植え直したい時にもおすすめ。

次の章では、ペットボトルを利用したローズマリーの挿し木の方法を紹介します。家にあるもので簡単にできるため、チャレンジしてみましょう。

ペットボトルでローズマリーの挿し木にチャレンジ!

まず、挿し木をする容器をペットボトルを半分に切って用意します。半分に切ったペットボトルの上の部分を逆さまにして、下の部分に重ねてください。この際に、キャップの部分に水抜き用の穴を開けておきましょう

容器ができたら通常の挿し木と同じ方法で行います。新しく伸びた枝を10cmほど切り、下半分の葉を落としてから水に1時間ほど浸してから培養土を入れたペットボトル容器に挿しましょう。乾かないように毎日水やりをすれば、発根します。

【まとめ】ローズマリーを正しく剪定して家庭菜園を楽しもう!

今回は、ローズマリーの剪定方法について紹介しました。鑑賞用としても収穫用としても楽しめるローズマリーは、初心者でも育てやすいハーブです。しかし、定期的に剪定を行わなければ花が咲かなかったり枯れてしまったりとトラブルが発生します。

紹介した剪定方法を参考にすれば誰でも簡単にできるため、チャレンジしましょう。正しく手入れを行い家庭菜園を楽しんでください。

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