【芝の移植方法】剥がし方から移植時期、増やし方まで徹底解説!
「芝生ってどうやって移植すればいいの?」「芝生が枯れてしまったので張り替えたい」など考えたことはありませんか?確かに、芝生の移植は庭木と違って難しそうですよね。
今回はそんな悩みを解決する為に、移植時期や方法などを解説しますので是非参考にしてください。
この記事を読んで、「芝の移植方法」などの相談を業者に依頼したいと思われた方は、お庭手入れのプロである庭師に相談することがおすすめです。
庭革命では、お庭に関するご相談・見積もり相談を無料で受付中です。
その他、お庭・植物に関する悩みがあるお客様も、気軽に利用されているので、この機会に是非一度相談してみてください。
芝生を移植するときに必要な道具
芝生を移植するためには、道具を揃えなければいけません。
必要な道具は
・スコップやシャベル:芝生を剥がすときや地面を掘り起こすため
・剪定ばさみ:移植用の芝をカットするため
・目土:移植後の芝に目土入れをしなければいけないため
以上の4つです。
芝生を移植するために必要最低限の道具は上記の4点ですが、ケガの防止や汚れが付いてもいいように長袖長ズボン、軍手を用意しておくと良いでしょう。
芝生の移植時期

芝の移植時期としておすすめなのは真冬や真夏以外です。この時期は芝が根付きにくくなってしまうので、うまく移植できないことが多いです。
特に芝生が根付きやすい時期は3月〜6月上旬くらいです。梅雨入りの前に移植を行えば、雨の日が多くなるので自然が水やりをやってくれるので手間が省けますよ。
梅雨明け時期や雨がなかなか降らない時期は頻繁に水やりをやらなければいけないので、逐一様子を確認しておく必要があります。
芝生の移植方法
次に芝生の移植方法についてまとめていきます。ネットで調べても具体的にどのように移植すればいいのかわからないと困っている人も多いでしょう。
順番にポイントを押さえながら説明していくので、ぜひチェックしてみてください。
移植先の床土準備
まずは芝生用の床土を用意しましょう。芝生の生育に適した床土とは、通気性・吸湿性の高い土です。
ホームセンターや園芸店で扱っているので相談してみましょう。ネット通販でも購入することができます。
芝生を張り替える為に剥がす
まずは芝生を張り替えるために剥がす必要があります。
芝生の剥がし方ですが、根っこを傷つけないために土を優しく掘り起こしていきましょう。シャベルを使う際は斜めにさして体重を入れることで、効率よく土が掘り起こせますよ。
芝生を剥がす場所を決めたら、斜めにシャベルを差します。
20センチ程度の深さまで差し込んだら、雪かきのように四角く囲むように同じように差し込んでいきます。剥がす部分を四角で囲ったら、半分ほど持ち上げ、反対から一気に持ち上げてください。
移植したい場所に張りつけて水まきをする

芝を剥がしたら移植したい場所に芝を張り付けて、水まきをしていきます。移植する前には雑草などを取り除いたり、水はけが良くなるように耕したりと環境を良くしておく必要があります。
その次に準備しておいた床土をきれいに敷きます。平らにならしながら、剥がした芝を張っていきましょう。きれいに移植ができたら肥料をあげたり、水まきをして栄養を与えてあげます。
目土をかけて隙間を埋める

最後に目土をかけて隙間を埋めていきます。
張り替えたばかりの芝生は凸凹しているので、目土という作業をしなければいけません。この作業を行うことで表面が平らになりますし、根付く時間も早くなります。
※イレギュラーな対応※剥がした芝生を別の場所に移植するには?
剥がした芝生を移植する前に、移植先の環境の準備も整えておきましょう。まずは雑草を抜き、しっかりと耕します。芝生用の床土を敷き、平らにならしてから剥がした芝を移植します。
移殖した直後は、芝生の表面がボコボコと歪みがちなので、目土を入れてメンテナンスすることで綺麗な仕上がりになります。土を入れた後は、しっかりと水も補給してあげましょう。
芝張り後の養生は?
芝生の移植後は、早速気持ちよく座ってみたくなるものですが、その前に養生させてあげましょう。張ったばかりの芝は、まだ根付いていません。まだ土の上に乗せただけの状態なので、芝が土に馴染ませるため養生する必要があります。芝がしっかりと根付くまで、養生させる必要があります。
養生期間は1カ月以上設け、養生期間中は踏んだり座ったりしないよう、ロープを張るなど保護する必要があります。「芝養生中」などの札や看板で注意喚起しても良いでしょう。
養生中にせっかく張った芝が枯れてしまうのは残念ですよね。養生中も水やりはしっかり行いましょう。水やりの際に、芝生が根付いているか確認し、必要であれば養生期間を延長します。
張り方の種類は?
芝生の張り方にも種類があることを知っていましたか?自分の好きな種類を選んでもいいですし、外観に合わせるのもおすすめです。
ではどんな種類があるのか解説していきますのでイメージをしていきましょう。
【べた張り】隙間をつくらないで綺麗に張る

隙間を作ることなくきれいに張れるのがベタ張りです。芝生と芝生の間に隙間がほとんどないので、見た目が均一でとてもきれいです。また仕上がりも早いのもメリットの1つです。
ただし、隙間をなくす分多くの芝生を必要としてしまうので、コストがかかってしまいます。
【目地張り】隙間をあけて芝生の面積を増やす

隙間を開けて芝生の面積を増やすのが目地張りです。あえて芝生と芝生の間に隙間を作る移植方法ですね。芝生の数が削減できるので、その分コストを減らせるのがメリットの1つ。
ただし、隙間を開ければ開けるほど仕上がりまでに時間がかかってしまうのがデメリットです。
【市松張り】オセロ盤のような張り方

オセロ盤のような個性的な見た目が特徴なのが市松張りです。地面と芝生の部分が交互に並ぶあり張り方で、隙間を広くとりながら移植するのでコストも比較的安く抑えることができます。
ただし、生え揃うまでに時間がかかってしまうので気をつけましょう。さらに、隙間に雑草が生えやすくなってしまうので、定期的に様子を見てメンテナンスをしてあげることが大切です。
綺麗に移植するならプロの業者に依頼するのも◎

「自分で移植するのが不安だ…」「きれいに移植したい」と不安に思っているのであれば、プロの業者に依頼するのもアリです。
プロに依頼することで、自分のイメージ通りのきれいな芝生を作ってくれますし、失敗することもありません。
庭革命でも芝の移植作業を行っています。どんな芝生にしたいか、芝生で何をしたいかをお聞かせください。プロだからこその美しい仕上がりをお約束します。
芝の移植方法のまとめ
今回は芝の移植方法についてまとめていきました。
芝の張り方にもいろいろな種類があるので、自分の目的や用途に合わせて選んでみてください。もし自分でやるのが不安になった場合は、ぜひ庭革命にご相談ください。
イメージ通りに仕上がった芝生を見れば、気分も上がってきますね!
この記事を読んで、「芝の移植方法」などの相談を業者に依頼したいと思われた方は、お庭手入れのプロである庭師に相談することがおすすめです。
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その他、お庭・植物に関する悩みがあるお客様も、気軽に利用されているので、この機会に是非一度相談してみてください。