【楓(カエデ)の花言葉】怖い意味はある?秋を彩る紅葉(モミジ)との違いや種類、名前の由来や育て方まで一挙紹介!

秋の紅葉「楓(カエデ)」。秋を象徴する風流な樹木です。盆栽やシンボルツリーとしても人気が高く、家庭でも身近に楽しめます。

そんな楓にも花言葉があるのをご存知でしょうか?楓の花言葉は、紅葉を見た時の優しい気持ちを思わせるものばかりなんですよ。

この記事では楓の花言葉の他、楓の文字を使った赤ちゃんの名付け方や、人気品種や育て方まで解説します。


この記事を読んで、「楓」の植栽や剪定、年間管理を業者に依頼したいと思われた方は、お庭手入れのプロである庭師に相談することがおすすめです。

庭革命では、お庭造り・剪定・植栽などの、見積もりを無料相談することができます。その他、お庭・植物に関する悩みがあるお客様も、気軽に利用されているので、この機会に是非一度相談してみてください。

目次

楓とは

楓とは?

ムクロジ科カエデ属の総称で、紅葉(モミジ)の別名で愛されています。

楓は、錦木(ニシキギ)・鈴蘭木(スズランノキ)と並ぶ世界三大広葉樹の一つ北半球に分布し、アジアを中心に世界に約150種が存在する落葉高木です。英語圏ではMaple(メープル)と呼ばれ、北アメリカやヨーロッパでも人気が高く、カナダの国旗はサトウカエデの葉をモチーフにしています。

春頃(4~5月)に赤い小花を咲かせ、種をつけます。そして、秋~初冬(10~12月)の紅葉時期には、葉が赤や黄色などに染まり、秋の風情を伝えます。

項目詳細
分類落葉高木
学名Acer
科名カエデ科
属名カエデ属
英名Maple
原産国アジア・ヨーロッパ・北アフリカ・北アメリカ
開花期4月~5月
紅葉期10月~12月
誕生花10月3日・10月25日
別名紅葉(モミジ)

【楓の名前の由来】なんとカエルの手に似ているから!

秋の象徴として愛されてきた楓の、和名の由来をご存知でしょうか?

意外なことに、楓の名の由来は生き物のカエルから。楓の葉の形が、カエルの手の形と似ていたため、「蛙手(かえるで)」が現在の「カエデ」に変化したという説があります。

風に木が揺れる風流な情景が浮かぶ「楓」の漢字には、日本人らしい情緒を感じます。それなのに由来がカエルという点には驚きですよね。

【意外と知らない?】楓と紅葉(モミジ)の違い!

楓と紅葉の違いは?

楓(カエデ)と紅葉(モミジ)は同じ樹木で、生物学的に違いはありません。ただし、盆栽の世界では区別されています。

「楓」と「紅葉(モミジ)」はなんとなく違うものだと思っていませんか?実は植物学上の分類ではまったく同じものです。一般的に、秋に色付いた楓を紅葉(モミジ)と呼んでいます。

紅葉(モミジ)の由来は、奈良時代から残る古語。当時は、葉が色付いて変化していく様を「もみづ・もみつ(紅葉つ、黄葉つ)」と表現していました。やがて、色付く秋の樹木の中でも格別に美しい楓が「モミジ」と呼ばれるようになったそうです。

ただし、盆栽の世界においては、楓と紅葉は明確に区別しています。区別のポイントは、葉の切れ込みの数が5つ以上であれば紅葉、3つ程度の時は楓と呼ぶそうです。

【楓の花言葉】怖い意味はある?5つの花言葉を紹介!

楓の花言葉の意味はどうなのか気になるところですが、楓に怖い意味の花言葉はありません。楓の花言葉の多くは「紅葉」に由来したものが多く、季節の移り変わりや美しさを感じさせるものばかりです。

楓の花言葉

  • 大切な思い出
  • 美しい変化
  • 調和
  • 遠慮
  • 約束

ここからは、楓の花言葉5つについて、その意味や由来を解説します。

花言葉①「大切な思い出」

日本では「紅葉狩り」という言葉があるように、秋になると紅葉を愛でる風習が根付いています。毎年決まった時期に、友人・家族・大切な人と紅葉を眺めると、特別な思い出になりますよね。

そのような理由から、楓には「大切な思い出」の花言葉が託されています。

花言葉②「美しい変化」

春は新芽が萌え、夏は揺れる青葉、秋の紅葉、そして冬には落葉して美しい枝ぶりが見られる楓。季節ごとの色どりの変化は「美しい」の一言に尽きます。だからこそ、毎年多くの人がその美しい変化を心待ちにしているのでしょう。

毎年必ず訪れる秋なのに、何度見ても新しい感動を感じるのはとても不思議ですよね。

花言葉③「調和」

秋に紅葉する樹木は楓だけではありません。山や森では紅色、黄色、オレンジと様々な色に染まります。その中でひときわ濃く美しく染まる楓は、まるで山全体のまとめ役のようです。毎年規則正しく繰り返されるこの風景は、自然の不思議であり「調和」です。

紅葉の代表格として巡り続ける楓の美しい変化に、調和という花言葉が託されました。

花言葉④「遠慮」

楓の花言葉「遠慮」は、楓の花姿から由来しています。

春(4~5月)に開花する楓の花は、とても小さく実に遠慮がち。手のひらに似た形の特徴的な葉に対して、花弁は小さく目立ちません。また、秋以外の地味な葉の色から来ているという説もあります。

花言葉「遠慮」は、楓の花の奥ゆかしさを表現しています。

花言葉⑤「約束」

楓の花言葉「約束」の由来は、諸説あります。

一つは、毎年秋になると約束したかのように葉が色付く様子からです。実際は気温の変化によって葉の色が変化しているのですが、昔の人にとっては何かの約束のように感じたのかもしれません。

紅葉の美しい場所は、秋のデートスポットでもあります。紅色に染まる木の下、恋人たちが大切な約束を交わす…そんなロマンティックな情景が思い浮かびませんか?

【楓の種類】紅葉(モミジ)の人気の品種7選!

楓は北半球に約130~150種が分布し、園芸用に品種改良されたものは400種近くあると言われています。

日本では20種類以上の品種が自生しており、イロハモミジやヤマモミジ、コハウチワカエデなどがその代表選手です。

楓の人気の品種

  • イロハモミジ
  • コハウチワカエデ
  • ヤマモミジ
  • サトウカエデ
  • ノムラカエデ
  • トウカエデ
  • モミジバフウ

ここからは、楓の中でも特に人気の高い品種を7つを紹介します。

①イロハモミジ

出典:Instagram

楓の品種を知らなくても、イロハモミジの名前は知っているという人も多いはず。日本で最もポピュラーな楓がイロハモミジです。

葉に深い切れ込みを5~7つ持っており、切れ込みの数を「いろはにほへと」と数えたことから由来しています。

5~7m程度の低木で、生長速度が遅いため庭木としても人気。夏の終わり頃には、赤いプロペラのようなサヤをつけ、中には種が入っています。子ども時代に、つまんでくるくると回したり、飛ばして遊んだりした記憶がある方もいるのではないでしょうか。

②コハウチワカエデ

出典:Instagram

葉の切れ込みが浅く、うちわのような形状は子どもの手のひらを思わせる可愛らしさがあります。

大きくても5m程度の低木のため、庭木としても扱いやすく、枝が細く上品な樹形からナチュラルガーデンの植樹として和風・洋風どちらの住宅にも人気です。

シンボルツリーの他、お部屋で楽しむ盆栽も和の風情たっぷりでおすすめ。ワンルームのお部屋でも緑を楽しめます。

③ヤマモミジ

出典:Instagram

日本海側の山地に多く自生し、イロハモミジよりも少し大きな葉(5~11cm)は、7~9つに分かれています。ヤマモミジはイロハモミジを母種として誕生しました。現在の楓の園芸品種の多くはヤマモミジから生まれています。

都会の植え込み・庭木にも使われており、盆栽としても愛されています。

④サトウカエデ

カナダの国旗にも使われているサトウカエデは、北アメリカ原産の品種。日本の楓と比べると葉も大振りで、樹高も30~40mという高木です。樹液は甘く、煮詰めたものはメープルシロップとして世界に流通しています。

また、樹木は木材として需要が高く、床材や家具として人気です。日本でも本米から輸入した木材を「メープル材」と呼び、住宅のフローリング材や楽器にも使われています。

⑤ノムラカエデ

出典:Instagram

ノムラカエデはオオモミジの園芸品種で、江戸時代に誕生しました。一般住宅の庭木の他、日本庭園でも定番の樹木です。

特徴は赤味がかかった濃い紫色の葉。葉の色にちなんだ「濃紫(のうむら)」という呼び方から、「野村」「ノムラカエデ(野村楓)」と変化していきました。

ノムラカエデは「初夏でも紅葉を楽しめる楓」とも称されます。春は鮮やかな赤、秋は紫がかった赤と、赤味の変化する風情も人気の理由です。

⑥トウカエデ

出典:Instagram

中国原産のトウカエデは、漢字では「唐楓」と表記される品種。生長が早く、潮風・大気汚染に強いという性質から、日本でも街路樹・公園の植樹として見かけます。秋の街路樹の黄葉は特に美しいと評判です。

4~8cmの葉は3つに分かれており、実は楓の仲間と気付かない方もいるかもしれません。

⑦モミジバフウ

モミジバフウはフウ科フウ属の落葉高木で、実は楓とは違う種類。別名アメリカフウと呼ばれる樹木です。カエデ属と異なるものの、楓と似た形の葉が美しく紅葉する特徴から、「紅葉葉楓(モミジバフウ)」と名付けられました。

20~25mほどの高木に育ち、原産のアメリカでは40mを超える巨木に生長するものもあります。

【赤ちゃんの名付け】楓の付く名前はよくない?読み方もチェック!

和風で風流を感じさせる漢字「楓」は、子どもの名付けでも人気の文字です。色付く楓は誰からも愛される秋の風物詩です。

「ひょっとして良くない意味があるのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、そんなことはありませんよ。楓は「赤ちゃん名付けランキング」でも上位に入る素敵な漢字です。

楓が若葉から夏の青葉に移る時期を「青楓」と呼び、夏の季語として知られています。「楓」は秋生まれだけでなく、夏生まれの子どもの名付けにもおすすめです。

【楓】の音読みの名前の読み方

楓は、そのまま一文字で「かえで」と名付けることもあれば、他の漢字と組み合わせて二文字・三文字を音読みにすることもあります。

音読みでは「か」「かえ」「ふ」「ふう」と読ませることが多いようです。

女の子の人気の名前は?

女の子に人気の「楓」を使った名前は「楓花(ふうか)」です。秋の紅葉の鮮やかさだけでなく、花の優しいイメージも感じさせますね。

楓花の他、楓緒里(かおり)や一楓(いちか)など、「か」と読ませる名前も人気です。全体的に雅な印象になります。

名前読み
楓香ふうか
紗楓さふ
明日楓あすか
楓緒里かおり
一楓いちか

男の子の人気の名前は?

男の子の間では「楓」一文字で「かえで」と読ませる名前も人気です。この他「ふう」「ふ」と読ませる名前が多く、和風の高貴な印象になります。

夏の季語「青楓」から、初夏生まれの子に「葵」と組み合わせた「楓葵」という名もあります。 「楓葵」 と書いて、男の子では「ふうき」、女の子では「ふうあ」と読ませるようです。

名前読み
ふう
楓太ふうた
楓月かづき
楓真ふうま
楓葵ふうき

【シンボルツリーにおすすめ】楓の育て方を解説!

絶景な紅葉スポットや街路樹の楓もいいけれど、楓は庭木としても人気品種です。風情のある樹形と生長速度の遅い品種も多いため、シンボルツリーにもおすすめです。

ここからは、楓を自宅で育てたい方のために、楓の育て方・生育環境について解説します。

植え付け・植え替え

土

楓は日当たりの良い場所を好む樹木です。高木の品種ほど、日当たりの良い場所が適しています。植え付け・植え替えの際は、風通しと水はけの良い土壌を用意してあげましょう。

鉢植えの場合、2~3年に1度の頻度で冬時期(1~2月)の植え替えが必要です。

庭に植え付ける場合は、冬から春(12~3月)にかけての時期が適しています。

水やり・肥料

じょうろ

楓は庭植えの場合は、基本的に雨だけで十分で水やりは不要です。

鉢植えの場合は、土が乾いてきたら1日1回与えましょう。真夏の場合は、暑さで乾きやすいため朝・夜の2回水やりをします。冬時期の水やりは、少し控えめにしましょう。

肥料は、楓の葉が落ちて休眠する頃に寒肥(かんごえ)として与えます。春の芽吹きに備えて、油かすや骨粉などを与えておきましょう。株を大きくしたい場合は、大きく生長する4~5月と、9~10月に与えます。

剪定

剪定ばさみ

自然樹形が美しいとされる楓は、剪定しないで伸ばすのが一番風流です。しかし、庭木をあまり大きくしたくない場合、病害虫の発生を抑えたい場合は剪定をしておきましょう。

落葉樹は冬剪定が基本ですが、枝が込み合っている場合は3月前後・6月にも行います。太い枝を落とす場合は、落葉後の冬時期(11~12月)に行いましょう。

楓の自然樹形を維持しながらコンパクトに剪定したい場合は、プロの業者に相談をおすすめします。樹木の高さが2mを超えると素人では手入れが困難になるため、早めの相談が大切です。

病害虫

アブラムシ

楓に発生する病害虫は、アブラムシです。楓に限らず、他の植物にも発生するアブラムシは、葉や新芽の水分を吸い上げて弱らせ、すす病の原因にもなります。葉枯れや変色に気づいたら、早めに葉を除去し、薬剤散布しましょう。

楓の木を食べるテッポウムシも要注意。放置しておくと木の幹に穴ができ、中身が食い荒らされてしまいます。発見次第、穴の中に薬剤を散布しましょう。

【まとめ】楓の花言葉はシンボルツリーにも子どもの名前にも最適です!

秋の紅葉の代表格・楓は、和風で雅な雰囲気から、子どもの名付けにも人気です。また、「美しい変化」「調和」など、日本の秋の優美さを象徴する花言葉をたくさん持っています。

楓の人気の理由は、秋の紅葉の美しさだけではありません。細くしなやかな枝と樹形は、日本庭園に限らず、洋風住宅のナチュラルガーデンやシンボルツリーとしても選ばれています。

しかし、自然樹形を意識した剪定は、初めての方には難しいかもしれません。育ちすぎて、自分でのお手入れに不安がある場合は、プロの業者に相談してみましょう。


この記事を読んで、「楓」の植栽や剪定、年間管理を業者に依頼したいと思われた方は、お庭手入れのプロである庭師に相談することがおすすめです。

庭革命では、お庭造り・剪定・植栽などの、見積もりを無料相談することができます。その他、お庭・植物に関する悩みがあるお客様も、気軽に利用されているので、この機会に是非一度相談してみてください。

目次
閉じる