バーベキュー炉(コンロ)をレンガで作ろう!【コンロの形もさまざま】
自宅でバーベキューをするときは市販のバーベキューコンロを使用する人が多いと思います。しかし、バーベキューコンロは自作することが可能です。
定番のレンガを使用したコンロだけでなく、他の素材を使ったバーベキューコンロについても紹介していきます。

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バーベキュー炉(コンロ)の種類は??|レンガ以外を紹介
自宅でバーベキューをするときに使うバーベキュー炉。バーベキュー炉と聞くと、レンガ造りのおしゃれなものをイメージする人も多いと思いますが、他にも種類があります。
U字溝のものやドラム缶製のもの、コンクリートブロックや一斗缶を使用したものなどさまざま。また、バーベキューコンロは石などを材料にして自作することも可能です。
ただし、バーベキューコンロは雨ざらしにされると痛みも早くなるので、素材には気を付けなくてはなりません。では、レンガ以外のバーベキュー炉を紹介していきますね。
①U字溝のバーベキューコンロ

バーベキューコンロを自作するならU字溝を使用するのがおすすめ。U字溝は連結式の排水溝として使われていて断面がアルファベットのUに似ていることからそう呼ばれています。
U字溝はホームセンターやネットショップで簡単に入手することができ、網やフックも格安で手に入るので安く作ることが可能ですよ。作業も簡単なのでDIY初心者でも大丈夫です。
高さが低めなので背の低い子供とバーベキューを楽しみたいという人におすすめですよ。
②ドラム缶のバーベキューコンロ
ドラム缶を使用したバーベキューコンロは、キャンプ場などで見かけたことのある人もいるでしょう。ドラム缶を加工して作られたバーベキューコンロもありますが、自作でも立派なコンロを作ることができます。
ドラム缶のバーベキューコンロの魅力はなんといってもたくさん焼けること。大人数でバーベキューをするのにぴったりですね。大きな食材を使った豪快な料理もできるので、ワイワイとアウトドアを楽しみたい人におすすめですよ。
③コンクリートブロックのバーベキューコンロ
バーベキューコンロを自作する場合はブロックを使うのもおすすめです。自由な形を作れるだけでなく設置も簡単。人数に合わせてブロックの数を調整できるのでとても便利です。
作り方はコンクリートブロックに網を載せたものを2段積むだけ。
材料もホームセンターで手軽に手に入るので短時間で作ることができます。市販のバーベキューコンロでは使い勝手が悪いけどレンガで作るのは大変そう。という人にぴったりですよ。
④一斗缶のバーベキューコンロ

一斗缶と聞くと業務用の油が入っているものをイメージすると思いますが、空の状態でも販売されています。一斗缶自体の価格も安く、作業工程も少なくてすむので気軽にバーベキューを楽しむことができるのが魅力ですね。
重量も軽いので女性でも作ることができますよ。ただし、一斗缶は耐久性が低いので使い捨てとなってしまいます。焼けるスペースも少ないので、少人数でバーベキューを楽しみたいという人におすすめです。
レンガのバーベキューコンロの作り方のポイントを紹介
レンガ以外の素材で作ったバーベキューコンロもいいですが、おしゃれに仕上げたいという人はレンガを選びます。作るのは大変ですが、その分見た目もよく雰囲気を楽しむことができます。
ここからは、レンガのバーベキューコンロの作り方のポイントを紹介していきます。レンガでバーベキューコンロを作りたい人は参考にしてみてくださいね。
①二種類のレンガの特徴を考えて使おう

レンガのバーベキューコンロを作るのに適しているのは耐火レンガです。耐火レンガは摂氏1580℃以上の耐火性を有し、耐火粘土などの耐火材量を使用して作られたレンガのこと。
バーベキュー炉のすべてを耐火レンガで作ることができればいいのですが、耐火レンガは高額なのでバーベキュー炉を作るために、多くの費用が必要となってしまいます。
直接火があたる部分以外なら耐火レンガでなくても大丈夫なので、耐火レンガと普通のレンガの特徴を上手に組み合わせていきましょう。普通のレンガだけでバーベキューコンロを作るのは、安全性に欠けるので注意してくださいね。
②出来上がりのイメージを具体的にする

バーベキューコンロをレンガで作るときは、きちんと設計図を考えるのがポイントです。出来上がりのイメージを明確にしていないと、レンガを積み上げていくのが難しくなってしまいます。
熱の逃げ道も作らなければならないので、適当に積むだけではいけません。コの字型やロの字型のデザインはおしゃれなうえに使い勝手もいいので、初心者にもおすすめですよ。また、失敗を防ぐためにも設計図を考えてから作業に移りましょう。
積むだけのレンガのバーベキューコンロの作り方を紹介
レンガのバーベキューコンロは庭の一部に設置する方法だけでなく、積むだけでいい方法もあります。
レンガを積むだけなので、初心者でもかんたんに作ることが可能ですよ。ただし、直接火があたる部分は必ず耐火レンガを使用するようにしてください。
普通のレンガでバーベキューコンロを作ると、レンガが熱に耐えられずに割れてしまう可能性があります。使用中にコンロが崩れるのは非常に危険なので、耐火性には充分注意しましょう。
①必要な材料を用意する

まずは、必要な材料を用意しましょう。
レンガのバーベキューコンロを作るのに必要なのは、耐火レンガ・グリップソフト・レンガタガネ・両口ハンマー・のこぎり・バーベキュー網です。
今回は、バーベキュー網のサイズが40cm×60cmのコンロの作り方を紹介しています。
コンロ自体の高さは低めで必要な耐火レンガの数は60個。コンロの大きさを広げたり、高さを出したい場合は、耐火レンガの必要な数も変わってきますよ。作りたいサイズによって数を調整してくださいね。
②バーベキューコンロの下地作りを行う
まずは、バーベキューコンロの下地となる部分を作っていきます。コンクリートなど地面が平らな場合はそのまま積み上げていいのですが、地面が土の場合は平板やブロックを追加で用意して、安定させるようにしてください。
下地が弱いとその分、バーベキューコンロの安定感が悪くなってしまいます。また、下が芝生だったり雑草が生えていると火が移ってしまうので、別の場所で作るようにしてくださいね。
③一段目を網の大きさに合わせてセットする

続いて、網の大きさに合わせてレンガを置いていきます。バーベキューコンロの土台となる部分なのでレンガが欠けていたりして不安定になっていないか注意が必要ですよ。
コの字型のバーベキューコンロを作る場合は網を1枚しか使用しないので、サイズが網よりも大きくならないよう注意しましょう。
ロの字型のバーベキューコンロを作る場合は、網を2枚使うこともあるでしょう。その場合も一度、網を置いてサイズを合わせてセットするようにしてくださいね。
網の大きさと合っていなければ、一から作り直しとなります。網の大きさに必ず合わせておくようにしてください。
④二段目以降は交互に積んでいく

二段目以降はレンガを交互に積んでいきます。棒積みすると安定感が悪くなってしまいますよ。また、どのように積み重ねていっても半分に割ったレンガが必要となるので、半分に割ったレンガも用意しましょう。
レンガの割り方はのちほど紹介していきます。また、積んでいく途中で半マススペースを空けるのもポイント。半マス空けることで、空気の通りをよくすることができますよ。
⑤四段目で網を乗せる部分を作る

今回は5段積みのバーベキュー炉の作り方を紹介しているので、4段目で網を乗せる部分を作ります。少しだけ内側にレンガをずらすことで、網を乗せやすくなりますよ。
バーベキュー炉の高さを高くする場合は、網を置きたい場所のレンガをずらすようにしていきましょう。網を乗せるスペースが短すぎると使用中に落ちてしまう可能性があるので、しっかりと確保しておいてくださいね。
レンガを半分にする切り方を紹介
半分のサイズのレンガが売っている場合もありますが、なければ自分で切る必要があります。
レンガを半分に切るためには、石切用のこぎりが必要です。まずはレンガに切れ目を入れましょう。このときに、できるだけ深めに入れておくとキレイに割ることができますよ。
もし、レンガを3部割よりも短く割りたいときは、ディスクグラインダーなどで切れ目を入れておくと失敗しにくくなります。
レンガに切れ目を入れたらハンマーでタガネを打ち込んでいきます。強弱をつけて打ち込むことで半マスレンガを作ることができますよ。
本格的なレンガのバーベキューコンロはプロに任せても◎
レンガを積み上げるだけのバーベキューコンロや、レンガ以外を使用したバーベキューコンロは自分でDIYをすることもできるかもしれません。
しかし、本格的なレンガのバーベキューコンロを作ろうと思うと材料を揃えるだけでなく、道具もそろえる必要があります。
バーベキューコンロを本格的に作るにはモルタルも必要なので、プロに依頼するのがおすすめです。
バーベキュー炉(コンロ)の作り方のまとめ今回はバーベキュー炉の作り方について紹介しました。素材を選べばバーベキュー炉は格安で作ることができます。
市販の物では使いにくいという人や、大人数で楽しみたいから大きなバーベキュー炉が欲しいという人は、ぜひ自分でバーベキュー炉を作ってみてくださいね。
バーベキューコンロのある庭はとてもおしゃれで、家族の憩いの場ともなります。
プロに依頼することも検討しつつ、自分のオリジナルバーベキュー炉を作って楽しんでみてくださいね。

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