【屋上緑化の施工費用】駐車場を緑化したい!補助金制度やメリット・デメリットも徹底解説!
2024/08/15
近年、地球温暖化やヒートアイランドが原因で環境の悪化が問題となっています。そんなときに対策として注目されているのが「屋上緑化」です。
「屋上緑化は本当に必要?」「どんな効果があるの?」「緑化費はどのくらいのコストがかかる?」など、気になることが多いという方も多くいるのではないでしょうか。
また、今屋上を駐車場として利用しているけれど、緑化を検討しているというケースも少なくありませんね。
では、具体的に屋上緑化とはどのようなものか、費用はどのくらいかかるのかなどを解説していくので設置を検討している方は是非参考にしてくださいね。
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目次
屋上緑化とは?
- 屋上緑化とは?
建物の断熱性や景観の向上を目的として屋上、屋根に植物を植えることです。
屋上緑化は、環境問題への対応で近年注目されており、省エネ、畑としての利用、防音性の向上など様々な効果が期待できます。
東京都では、2001年より敷地面積1000平方メートル以上の民間施設、250mの民間施設は屋上緑化が義務付けられています。今後の温暖化次第では、この条件がより厳しくなることが予想されています。
屋上緑化の費用相場
- 屋上緑化の費用相場はどれくらい?
屋上緑化の費用は、20坪くらいで50万〜200万前後。もっと広い坪数だと300万前後になります。
具体的に何に費用がかかるのか気になりますよね。「抜根シート」「防水工事」「芝生張り・植栽」これらに料金がかかります。
ランニングコストは、植物のメンテナンス程度ですが、場合によっては補修作業が加わるので注意。
費用を削減したいという方は、剪定や補修工事をしないために植える植物を減らしたり自分でDIYできる場所はしたほうが安くなるので覚えておきましょう。
屋上緑化は助成金がでる場合もある
費用をみて「高すぎるから諦める」という方も多いと思います。ですが、屋上緑化に自治体から助成金がでる場合があります。
制度の内容や金額はそれぞれ異なりますが、半分以上助成金がでる場合もあるので気になった方は、一度問い合わせてみましょう。
また、屋上緑化の助成金は施工を行う前に交付申請をしなければ無効となってしまうので注意してくださいね。
まずは自治体に相談してみましょう。関連の助成金や支援などを教えてくれることもあるので、気軽に問い合わせてみてください。
屋上緑化をするメリット
屋上緑化は、生活空間の快適性や経済的効果の向上をさせます。環境問題を緩和させることも可能で、国からも推奨されているくらいです。
では、具体的にどのようなメリットがあるのか3つに分けて説明していくので検討する前の参考にしてくださいね。
断熱効果があり涼しい
屋上緑化は断熱効果があり、ヒートアイランドの原因になる熱を緩和することができます。
2002年に国が研究をして「屋上緑化をしないタイルは50℃に対して植栽基盤では30℃以下を保つ」という結果を公表しています。つまり20℃程度温度を下げることができるのです。
ですので、室内の温度も必然的に下がることになるのです。クーラーを使用するより屋上緑化を取り入れることが将来的には良さそうですよね。
また、植物が発火を抑える防火効果も期待できるので、マンションや会社に取り入れる場合は火災の対策としても有効ですよ。
癒し効果
植物が発する揮発成分を吸うことで精神の安定、疲労回復、ストレス解消効果があります。
近年では、屋上緑化が会社に導入されることも多く、理由として「癒し環境」を作ることが重要とされているからです。
ご自宅の屋上や屋根に導入しても癒し効果はあるので、少し気分をリフレッシュさせたいと考えている方は導入を検討してもいいですね。
特に「壁面緑化」は、見た目も鮮やかで美しくなり、癒しだけではなくセンスの高い屋上緑化が可能になるでしょう。
省エネになる
屋上緑化には省エネ効果もあります。実際にどのくらい変わるのか、国が実験をしているので解説します。
屋上緑化をすることによって、エネルギーを約4%削減。1日あたり約42円の電気代金を節約できる数値です。一年にしたら15,330円の金額になるので馬鹿にはできませんよね。
最初の費用は少し高いかもしれませんが、助成金がでて設置できるなら将来的にはお得になるのです。
温暖化はこれから益々酷くなると予想されているので、皆さんも環境問題を解決しながら快適な生活空間を作っていきましょう。
屋上緑化をするデメリット
一方で屋上緑化にはデメリットもあります。これを理解していないと最悪の場合強制的に撤去をしなければいけないことがありますので目を通しておきましょう。
具体的にどのようなことがあるのか説明していくので検討をする前の参考にしてくださいね。
建物の負担が大きくなる
まず一つ目のデメリットが、建物の負担が大きくなること。日本は地震大国として有名ですよね。そのため、屋上の耐荷重が低く設定されているので強度がそこまでありません。
具体的にすると、1m四方に10㎝ほどの厚さで土を盛ると限界です。ですが、その程度の土で植物は元気には育たないく、芝を張ることすら難しいです。
なので、緑化をする前に屋上の強度補給をすることをおすすめします。業者によってはセットで行ってくれるところもあるので相談してみましょう。
落ち葉で迷惑になる場合がある
屋上緑化で植える植物によっては落ち葉が下に落ちて迷惑になる場合があります。
屋上は風が必ず当たるものなので、葉が落ちてしまうのは仕方ないですが、対策として落葉樹を植えない方法がおすすめですよ。
常緑樹は葉が落ちにくい植物ですので、落ち葉の心配も軽減して手入れの負担も減ります。
どうしても植えたい植物が落葉樹な場合は、周りにネットを張るか低くするかのどちらかになってくるので、まずは植えたい植物の特徴を見るのが大切です。
排水口が詰まる場合がある
屋上は漏水を防ぐための重要な構造部分ですが、屋上緑化をすることによって土が排水溝に詰まる場合があります。
こうなると、屋上から水が排出されない状態になるので植えた植物が根腐れを起こしたり、屋上に水が溜まり建物に負担がかかることになります。
対策として、屋根と土に間に防水シートを張ることときちんとした、排水設備を設置しましょう。もう、屋上緑化をしてシートが張れないという方は、排水周りが汚れていないか日々確認することが需要です。
複数の業者から見積もりをとるのがおすすめ
屋上緑化はプロの業者に依頼をしましょう。DIYは自分でもできますが、基礎工事がちゃんとしてないと危険です。
ですが、「どこで見積もりができるの」「できるだけ安いとこを探したい」と考えている方もいますよね。そんなときは。複数の業者から一括で見積もりをとるのがおすすめです。
また、業者によっては実際に施行した事例や詳しい設計などを紹介していることもあるので、デザインの参考になるのでチェックしてみてください。
庭革命では、無料で見積もりを承っているのでぜひ利用してくださいね。
屋上緑化費用のまとめ
屋上緑化の費用やメリット・デメリットなど理解できましたでしょうか?大切なのは基礎工事をしっかりとしてもらえる業者を探すこと、国からでる助成金を申請して費用を削減することです。
是非、取り入れて快適な空間を作り、環境問題に少しでも協力できるようになる屋上緑化を楽しんでくださいね。
この記事を読んで、「屋上緑化」に悩まれた方は、お庭手入れのプロである、庭革命に依頼してみてはいかがでしょうか?
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