【山手イタリア山庭園】ロマンチックな横浜の洋館・山手イタリア山庭園の見どころをご紹介

横浜市にある西洋館、山手イタリア山庭園歴史的価値がある邸宅が無料で開放されており、当時の生活を体験できる華やかな調度品が展示されています。

「外交官の家」は国の重要文化財に登録され、たくさんの人が訪れます。また、整形庭園と呼ばれる庭は四季折々の花を楽しむことができます。

今回は、イタリアの庭園様式である整形庭園や美しい西洋館などを見学できる山手イタリア山庭園の見どころをご紹介します。

この記事を読んで、「山手イタリア山庭園」の様な庭園を、ご自宅に作ってみたいと思われた方は、お庭手入れのプロである庭師に相談することがおすすめです。
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目次

山手イタリア山庭園とは?

山手イタリア山庭園
山手イタリア山庭園とは?

山手イタリア山庭園は、横浜市中区山手町にある洋館です。明治13年〜19年までイタリア領事館がおかれたことから「イタリア山」と呼ばれています。

イタリア山公園は花壇や水を幾何学模様に配置しており、これはイタリアで多く見られる庭園様式。整形花壇では、四季折々の花を楽しむことができます。

また、テラスからはみなとみらい21や横浜ベイブリッジを見ることができます。

山手イタリア山庭園の5つの見どころ!

山手イタリア山庭園の見どころは、なんといっても西洋館と美しい庭園ですよね。そのほかには、ニチュアの西洋館やメタセコイヤの並木道など見どころがたくさんあります。

ここでは、山手イタリア山庭園の見どころを5つご紹介します。

1【外交官の家】国の重要文化財に登録された邸宅

外交官の家

明治43年に東京渋谷に建てられた邸宅です。ニューヨーク領事館やトルコ特命全権大使などを務めた明治政府の外交官・内田槌氏の邸宅として建てられました。

木造2階建てで塔屋つき、下見板張りの外壁で華やかな装飾が目を引きます。横浜市は1997年に内田定槌氏の孫にあたる宮入氏から寄贈され、今の場所・山手イタリア山庭園に移築しました。

翌年の1998年に国の重要文化財に登録。華やかな家具や調度品が展示され、喫茶室も設けられています。

2【ブラフ18番館】白い壁にフランス式の瓦屋根がとても美しい

ブラフ18番館
ブラフ18番館とは?

ブラフ18番館は、オーストラリアの貿易商バウデン氏の住宅でした。その後は、カトリック山手教会の司祭館として1991年まで使用されていました。

同年、横浜市が部材を寄贈され、山手イタリア山庭園に移築。1993年から一般公開しています。

建物は木造2階建てで、白い壁にフランス式の瓦屋根がとても美しいです。上げ下げ窓やサンルームなど洋館らしいつくりで、館内も当時の調度品を再現したものが置かれています。

3【小さな西洋館の丘】可愛いミニチュアの西洋館

小さな西洋館

出典元:hama-midorinokyokai.or.jp

名前の通り、ミニチュアの西洋館が置かれた丘です。とても可愛らしい西洋館が並べられ、小人のお家のようです。

この小さな西洋館は、2017年に行われた「第33回全国都市緑化よこはまフェア」で港の見える丘公園に設置されたものです。フェア実行委員会より、寄贈されました。

それぞれの家はとてもリアルに作られていて、可愛いです!ぜひ足を止めて、じっくり見てくださいね。

4【整形花壇】幾何学模様に配置された花壇

幾何学式の花壇

出典元:hama-midorinokyokai.or.jp

イタリアの庭園様式に似せて作られた、庭です。幾何学模様の花壇が特徴で、四季折々の花を楽しむことができますよ。

噴水も設置されており、花だけではなく水が流れる涼し気な庭園を散策することができます。外交官の家からも見ることができ、2階から眺める庭も素敵です。

優雅なイタリア式の庭園で、非日常な風景を楽しんでくださいね。

5【メタセコイヤの並木道】外交官の家とブラフ18番館を結ぶ道

メタセコイア

出典元:hama-midorinokyokai.or.jp

外交官の家とブラフ18番館は、メタセコイヤの並木道でつながれています。

メタセコイアはスギ科の落葉高木で、秋になると黄金色に紅葉します。背の高い樹木がずらずらっと並ぶ姿は圧巻で、見るものの目を楽しませてくれます。

秋の紅葉もよいですが、夏の緑が生い茂る時期も見ものですよ。外交官の家とブラフ18番館の間を行き来する際は、メタセコイヤの並木道にも注目してくださいね。

山手イタリア山庭園は四季で楽しみ方が変わる!

山手イタリア山庭園にある整形庭園はよく整備されており、どの季節に行っても美しい花壇を楽しめます。また、並木道の紅葉や冬のイベントもあり、1年を通してワクワクできる場所です。

それでは、山手イタリア山庭園の四季の楽しみ方をご紹介します。

【春】ルピナスなどカラフルな春の花を楽しめる

ルピナスの花壇

出典元:hama-midorinokyokai.or.jp

春になると、整形庭園の花壇はルピナス・ストック・ベゴニアなどのカラフルな花で埋め尽くされます。そのほかにもシャクナゲやチューリップなど春の花が咲き乱れ、うっとりと見惚れてしまいます。

外交官の家では桜の木が植えられ、とても絵になります。2階からも素敵な庭を見ることができるので、是非いろいろな角度で春の庭を楽しんでくださいね。

【夏】むくげ・かんななど夏らしい花を楽しめる

むくげとカンナ

出典元:hama-midorinokyokai.or.jp

むくげやカンナといった、夏を代表する花を咲かせます。むくげはハイビスカスのような大きな花で、迫力もあり綺麗ですよ。

カンナは赤に近いオレンジ色の花を咲かせ、葉は銅葉です。こちらも燃えるような鮮やかな花の色をしており、夏の暑さが吹き飛ぶようです。

17時まで開園しているので、夕涼みの散歩をしに行ってみてはいかがでしょうか。

【秋】絵になるイチョウとメタセコイアの紅葉

イチョウ

紅葉が美しいのは、メタセコイヤの並木道だけではありません。

イチョウは外交官の家やブラフ18番館の庭に植えられており、秋になると見事に紅葉します。西洋館とよくマッチし、絵葉書のような美しさがありますよ。

葉が落ちてきたころがとくに美しく、黄金色の絨毯のよう。写真を撮ったり絵を描いたりして、素敵な風景を記録に残したくなります。

【冬】ロマンチックなキャンドルガーデンを楽しんで

キャンドル

冬の山手イタリア山庭園は、ロマンチックです。期間限定で「キャンドルガーデン」が開催され、クリスマスの気分に浸ることができますよ。

整形庭園には約2,000本ものキャンドルが飾られ、キラキラとして幻想的な風景をつくりだしました。家族や恋人・友達など、大切な人と美しくロマンチックな山手イタリア山庭園を楽しんでくださいね。

山手イタリア山庭園の基本情報

素敵な庭や西洋館を見学できる山手イタリア山庭園は、無料で開放しています。駐車場はありませんので、電車やバスなど公共の交通機関を利用してください。

山手イタリア山庭園の入場料

入場料

無料

山手イタリア山庭園の営業時間

営業時間

【開園時間】
9時30分~17時

【休園日】
・ブラフ18番館:第2水曜(祝日の場合開館、翌日休)
・外交官の家:第4水曜(祝日の場合開館、翌日休)
・年末年始

山手イタリア山庭園へのアクセス

アクセス

【電車で行く場合】
JR「石川町」駅元町口から徒歩5分

【バスで行く場合】
JR「桜木町」駅から、神奈川中央交通11系統「イタリア山庭園前」下車徒歩1分

【車で行く場合】
駐車場はありません。公共交通機関、または近隣の駐車場をご利用ください。

山手イタリア山庭園のまとめ

横浜市にある、山手イタリア山庭園の見どころをご紹介しました。華やかな西洋館は当時の暮らしぶりを体験することができ、非日常的な気分に浸れますよね。

広々とした庭園も季節の花が植えられ、何度も訪れたくなります。花が好きな方もそうでない方も楽しめる、豪華な庭園ですよ。

また、無料で開放しているのも嬉しいポイントですね。アクセスもカンタンなため、家族や恋人・友達など大切な人と散策してくださいね。

この記事を読んで、「山手イタリア山庭園」の様な庭園を、ご自宅に作ってみたいと思われた方は、お庭手入れのプロである庭師に相談することがおすすめです。
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その他、お庭・植物に関する悩みがあるお客様も、気軽に利用されているので、この機会に是非一度相談してみてください。

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