【湧永満之記念庭園】5,000株のバラ園が圧巻!モネの睡蓮も楽しめる家族で行きたい庭園
2020/12/27
製薬会社で有名な湧永製薬の庭園、「湧永満之記念庭園」。広大な敷地内には、たくさんの種類の花や樹木が植えられています。
サクラやコスモスなどそれぞれの季節を代表するような花を見ることができ、いつ行っても綺麗な花を楽しむことができますよ。また、バラ園やモネの睡蓮など一度は見てみたいエリアもおすすめ。
今回は、湧永満之記念庭園の魅力をご紹介します。
この記事を読んで、「湧永満之記念庭園」の様な庭園を、ご自宅に作ってみたいと思われた方は、お庭手入れのプロである庭師に相談することがおすすめです。
庭革命では、庭造りなどの見積もりを無料相談することができます。
その他、お庭・植物に関する悩みがあるお客様も、気軽に利用されているので、この機会に是非一度相談してみてください。
目次
湧永満之記念庭園とは?
- 湧永満之記念庭園とは?
湧永満之記念庭園(わくながまんじ きねんていえん)は、広島県安芸高田市にある庭園。製薬会社として有名な湧永製薬の社員が、約10年かけてつくったそうです。
1993年6月に開園し、以来、地域の人々に愛されてきました。マツダスタジアム約6個分の広大な敷地内には、桜やアジサイ・コスモスなど一年を通して楽しめる花が所狭しと植えられています。
なかでも、5月〜6月にかけて見頃を迎えるバラの種類は500種類5,000株。小さなお子さまからご年配の方まで楽しめる庭園です。
湧永満之記念庭園の5つの見どころ!
湧永満之記念庭園は5つのエリアに分かれており、それぞれが季節によって異なる花を咲かせます。なかでもバラ園とモネの睡蓮池は、とくにおすすめのエリアです。滝や小川もあり、癒されますね。
ここでは、5つのエリアについて詳しくご紹介します。
1【第一庭園】サクラやチューリップなど季節の花が楽しめる
入園ゲートを通りログハウスを抜けると、「第一庭園」が正面に見えます。ヒマラヤ杉やモミジ・桜などの約200種類の樹木が出迎えてくれます。
春は桜並木・夏は青々とした杉・秋にはモミジと、季節によって景色だけではなく香りまで変化しそうですね。
そして、ゆったりとした芝生のなかにはチューリップやパンジー・バラなどの色とりどりの花が咲き乱れます。
2【第二庭園】丘から庭園を見渡せる
入場ゲートから一番遠い場所に位置する「第二庭園」は、すり鉢状の地形が特徴。小高くなっているため、庭園全体を見渡すことができます。
また、滝と小川・池があり、せせらぎを聞きながら散策を楽しめます。
第二庭園も第一庭園と同じように季節の花や樹木が植えられており、初夏には菖蒲・秋にはカエデ林のなかでゆったりと過ごせます。
3【バラ園】5,000株のバラは圧巻!
- バラの見ごろはいつ?
バラは、5月〜6月にかけて見ごろを迎えます。
湧永満之記念庭園の一番の見どころと言っても過言ではない、素晴らしいバラ園です。国内外から集めた500種類を超える約5,000株のバラは、見ごたえがあり圧倒されるほど。
バラのゲートやフェンスに絡ませたつるバラの壁など、とても豪華なバラ園です。イギリスから取り寄せたというオールドローズは、専門家の注目を集めるほど。
4【薬用植物園】薬草の知識を深めよう
くすりになる植物が栽培されているのが、薬用植物園です。漢方薬として古くから使われているものから、ハーブティーにできる植物を実際に見ることができます。
園内には薬草や薬木の見本が、展示されています。綺麗な花や樹木を眺めるのもよいですが、薬用植物にも注目してみると面白い発見があるかもしれませんよ。
解説を見ながら、薬草を学ぶのも楽しみ方の一つですね。
5【モネの睡蓮池】名画「睡蓮」と同じ?モネの睡蓮池
フランスの画家、クロード・モネの代表作「睡蓮」。自宅の池に咲く睡蓮を描いたといわれています。
2000年に岡山県にある大原美術館が創立70周年を迎えました。その際、ジヴェルニーのモネ邸から睡蓮の株が贈られました。湧永満之記念庭園の睡蓮は、その池から株分けされたもの。
春から夏にかけてピンクや黄色など鮮やかで美しい花を咲かせますが、モネと同じ睡蓮を見ているようで素敵ですね。
湧永満之記念庭園は四季で楽しみ方が変わる!
冬の間は休園しますが、春から秋にかけては色とりどりの美しい花を楽しむことができます。春はサクラ・夏はアジサイ・秋はコスモスと、その季節の代表ともいえる花を見ることができます。
どの季節に行っても楽しめるのは、うれしいですよね。ここでは、各季節に湧永満之記念庭園で咲く花たちをご紹介します。
【春】バラ園を楽しむなら春に訪れたい
春には、サクラやチューリップ・バラなどを楽しむことができます。
サクラは4月上旬が見ごろとなります。その後、チューリップやリンゴ・ボタンと続き、5月下旬ごろにバラが見ごろを迎えます。
湧永満之記念庭園は土地の高低差も緩やかで、ちょっとしたハイキングにもなります。春の色とりどりな花を観賞しながら、園内を時間をかけて楽しんでください。
【夏】睡蓮を楽しめる
雨がしとしとと降り続く梅雨時は、あじさいや花菖蒲が見ごろです。モネの睡蓮池の睡蓮も、このころから花を咲かせます。
梅雨が終わり気温が高くなったころ、フヨウやダリアが見ごろになります。日差しが強く暑いなか、大輪の花を見ると元気が出てくるような気がしますね!
そのほか、オニバスも8月〜9月ごろまで楽しめます。
【秋】コスモスやキンモクセイなどが楽しめる
秋になると、コスモス畑を見ることができます。白やピンクの可憐なコスモスは、秋を代表する花ですね。
そのほか、リンドウやバラ・センブリが見ごろを迎えます。樹木としては、ジュウガツザクラとキンモクセイの花が咲き、よい香りを放ちます。
キンモクセイの香りに癒されながら、過ごしやすい秋の庭園を散策してくださいね。
湧永満之記念庭園の基本情報
基本的には無休ですが、11月中旬から3月頃までは休園となります。庭園を散策できるのは春から秋にかけてと、覚えておきましょう。
湧永満之記念庭園の入場料
無料
湧永満之記念庭園の営業時間
開園は、3月下旬から11月中旬頃まで。詳しい日程は、公式ホームページの開園カレンダーを参考にしてください。
春から秋にかけては、基本的に無休です。会社行事等で休園になることもあるそうなので、事前に確認しておきましょう。
開園時間:午前10時~午後5時
湧永満之記念庭園へのアクセス
【車で行く場合】
中国自動車道、高田インターから約20分
カーナビでは、施設名「わくながまんじ記念庭園」と入力してください。
【電車で行く場合】
JR広島駅から「芸備線甲立」駅まで約1時間半ほどかかります。(快速では約1時間)
甲立駅からタクシーに乗り、約10分程度で到着します。
湧永満之記念庭園を詳しく知りたいならガイドボランティアを利用しよう
湧永満之記念庭園では、ガイドボランティア等はありません。自由に散策を楽しんでください。
しかし、お祭りなどイベントがある際はツアーガイドをすることもあるようです。ツアーガイドに興味のある方は、公式ホームページ等でイベントをチェックしてみてくださいね。
ガイドはありませんが、公式ホームページではどんな花が植えられているのか詳しく見ることができます。湧永満之記念庭園に行く前に、事前に確認しておくとよいでしょう。
湧永満之記念庭園のまとめ
湧永満之記念庭園は、毎年多くの方が訪れる人気の庭園です。とくにバラが見ごろの5月から6月にかけては、多くのお客さんで賑わうでしょう。また、モネの睡蓮も一度は見てみたいですよね。
5月には毎年お祭りを開催しているようなので、興味のある方はこまめに公式ホームページをチェックしてくださいね。
バラや睡蓮が、見ごろの時期でなくても一年中季節の花を楽しめる湧永満之記念庭園。広島へ行かれる際は、ぜひお立ち寄りください。
この記事を読んで、「湧永満之記念庭園」の様な庭園を、ご自宅に作ってみたいと思われた方は、お庭手入れのプロである庭師に相談することがおすすめです。
庭革命では、庭造りなどの見積もりを無料相談することができます。
その他、お庭・植物に関する悩みがあるお客様も、気軽に利用されているので、この機会に是非一度相談してみてください。