【サワラの剪定方法】適切な剪定時期や育て方を徹底解説!
2020/07/31
ヒノキによく似ていて公園や庭木などで親しまれているサワラの剪定方法についてご紹介いたします。日本特産の常緑樹でさわやかな雰囲気を持つサワラの正しい剪定方法や時期とともに、おすすめの育て方などをまとめました。
この記事を読んで、「サワラ」の剪定を業者に依頼したいと思われた方は、お庭手入れのプロである庭師に相談することがおすすめです。
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目次
サワラの特徴
サワラの特徴について見ていきましょう。サワラとは日本特産の常緑針葉樹です。主に北関東や中部地方に多い植物とされています。枝と枝の隙間が多いことから「さわらか」な雰囲気を持つ木のイメージでサワラと名づけられました。
ヒノキに似ている雰囲気の木です。幹はまっすぐに伸びていき30mから50mほどの大きさまで伸びます。枝自体は細く、分裂しながら水平に伸びていき樹形全体が円錐のように育っていきます。
よく間違われる!サワラとヒノキの違いは?
上記でも述べましたようにサワラとヒノキはとても似ている樹木です。庭木やガーデニングをこれから始める人にとってはなかなか見分けがつかないかもしれません。
どちらも同じヒノキ科の樹木ですが主な見分け方は葉をみることです。
葉の裏側にはどちらも白い部分がありますが、ヒノキはYの字をしています。サワラは白い部分がXの形をしているのです。またヒノキはあまり庭木として使われませんが、材木としては優秀です。逆にサワラは材木よりも庭木として使われることが多いです。
目立たないが小さな花を咲かせる!
サワラはあまり目立ちませんが小さな花を咲かせる樹木です。雌雄同株の樹木で、雄花は楕円の形をしています。雌花は球形でうろこ状のとがりがあるのが特徴的でしょう。
枝先に花が咲くのであまり目立ちません。雌花は泥白色をしていて外側に開いたような形をしています。さりげない花を咲かせるので可愛らしさを感じらせますね。
サワラの剪定時期
サワラは比較的成長が早めの樹木です。そのためうっかり放置してしまうと伸び放題になってしまう恐れがあります。枝や葉っぱが密になってしまうと蒸れて枯れる原因となりますので注意が必要です。
ですが、適当な時期に剪定するのはNGです。サワラの剪定において適している剪定時期はいつなのか見ていきましょう。
【2月〜3月】樹木を弱らせない最適な剪定時期
サワラの剪定時期は2月〜3月頃がベストです。新芽が出て来てしまう前に剪定をおこなうのが適正とされており、樹木全体を弱らせない時期でもあります。真夏や真冬など極端に気温が偏ってしまう時期は避けてください。
芽吹いてくるような時期は、剪定をおこなってしまうとそこから養分が漏れ出ていってしまうのです。樹木を弱らせて枯れてしまう原因に繋がりますし、傷口から細菌などが浸入する恐れもありますよ。
サワラの剪定方法
サワラの剪定時期について把握出来たら、続いては正しい剪定方法を学んでいきましょう。剪定をする事により、樹木全体のバランスを整えたり自分の庭に合うように維持することが可能です。
そのほかにも、定期的に剪定をしてあげることで樹木の病気や害虫被害の防止にも繋がります。大事に育てているのですからしっかりと管理してずっと健康的でいてほしいですよね。
樹形を整えたいときは「刈り込み剪定」
サワラの樹形全体を整えたいときは「刈り込み剪定」がおすすめです。高さを抑える、幅などを整えるために専用のハサミを使用して切りそろえていきます。刈り込む深さは意識するものの、芽の方向などは特に意識しません。
とくに生け垣などはこの方法で仕上げていくのが基本となります。こまめに刈り込みを行うほどに枝先が密集しやすくなるので生垣らしい形にみちびくことができますよ。
樹勢を維持したいなら「枝おろし」
サワラの剪定方法のもう一つが「枝下ろし」という方法です。樹勢を維持したい場合はこちらを行いましょう。太い枝をバッサリと切り落としてしまう強剪定で、剪定ばさみではなかなか切り落とせないような太い枝が中心です。
ノコギリやチェーンソーなどを使用する大掛かりな剪定でしょう。大きな木を小さめに仕立て直したいときやお庭からはみ出てしまって邪魔になっているような枝を除去するときに行う剪定です。
生垣や垣根として使用するのもオススメ!
サワラは生垣や垣根として使用される機会も多い樹木です。上記でも述べましたがこまめに剪定をおこない樹形を保ってあげると生垣のように小さくキープし続けることができます。
とくに日本庭園のイメージでバランスを整えたり他の樹木とのコーディネートを楽しむのがおすすめですよ。生垣にする事で目隠し効果にもなりますのでおすすめです。
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サワラの育て方
サワラは埴壌土で育てるのが最適とされています。寒さに耐えてくれる樹木ですが、潮や乾燥にはあまり強くありません。また日当たりと水はけのよい場所を好むのでそういった場所を選んであげましょう。
適度な湿度は必要ですので乾燥し過ぎないように注意してください。
大気汚染や日陰に耐えてくれる樹木です。ただし寒さに強いとは言っても極端に寒い場所では冬の寒風の影響により枯れてしまうこともあります。冬の季節風から守ってあげられる場所を選びましょう。
プロの業者に頼めば安心安全!
サワラの特徴や剪定方法のほか育て方など詳しく見てきました。サワラは成長が早い分しっかりと管理してあげなければ伸び放題になったり、樹形のバランスが悪くなってしまいます。
それだけではなく蒸れたり害虫の被害にあう危険性だってあるのです。
庭木として親しまれており立派な樹木ですから、個人では剪定が難しいと感じることもあるでしょう。そんなときはプロの業者さんに頼んでみるのもおすすめです。
とくにこれから庭木を楽しむ方にとっては、剪定に慣れるきっかけにもなりますからまずはプロに頼んでみるのもいいですよ。
サワラの剪定まとめ
サワラの特徴やヒノキとの見分け方のほか、育て方など詳しくご紹介いたしました。生垣にも適している樹木ですので、育てる際にはしっかりと管理方法を学んだ後に挑戦してみましょう。
剪定方法など困難に感じるときはプロに頼ってもいいですね。
この記事を読んで、「サワラ」の剪定を業者に依頼したいと思われた方は、お庭手入れのプロである庭師に相談することがおすすめです。
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