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【さくらんぼの木の剪定方法】剪定時期や剪定を依頼した場合の費用相場も徹底解説!

剪定入門道場

2020.10.29

さくらんぼ

この記事を読むのに必要な時間は約 9 分です。

宝石みたいにツヤツヤとして甘く美味しい、さくらんぼ。自宅の庭で栽培したいと思いませんか?さくらんぼの木は、一般家庭の庭で育てることができる果樹です。

しかし、毎年安定して美味しい実をつけるためには、剪定が必要不可欠。正しく丁寧に、剪定することがポイントになります。

この記事では、さくらんぼの木の剪定時期や方法・育て方を解説します。害虫や病気・実がつかない原因についても解説します。

さくらんぼの木の特徴

さくらんぼの木

さくらんぼの木は和名では「桜桃」といい、バラ科サクラ属の低木です。日本で栽培されているさくらんぼの木は約30種類あり、世界中の品種をあわせると1,000種を超えるのだそう。

春になるとお花見をする方も多いと思いますが、さくらんぼの木も同じ「桜」です。しかし、お花見の桜とは品種が異なり、食べられる実がなる木のことを「さくらんぼの木」と呼んでいます。

さくらんぼの木は4月に花を咲かせますが、ソメイヨシノのようなピンクの花をではなく白い花を咲かせます。名前の由来は、「桜ん坊(実)」。花言葉は、「善良な教育・小さな恋人・上品」です。

さくらんぼの木の剪定時期

さくらんぼの木は、夏と冬に剪定をします。夏は伸びた枝を切り、冬は不要枝を切り樹形を整えます。美味しいさくらんぼの実をつけるために、年に2回の剪定を丁寧に行ってくださいね。

それぞれの時期にどんな目的と理由があって剪定をするのか、解説します。それではさっそく、見ていきましょう。

【夏の剪定】5月頃に伸びる新梢を切る

夏の剪定は、5月頃に行います。伸びてきた新梢(新しく生えた枝)を切るのが、目的です。

新梢を剪定する理由は、たくさん生えすぎてしますと枝に日光が十分に当たらずさくらんぼの色付きが悪くなってしまう可能性があるからです。

また、養分が分散され新梢1本に対して十分に栄養が行きわたらなくなってしまいます。養分が不足すると翌年の花が減り、さくらんぼの実も少なくなってしまいます

ですから、新梢を切り残った枝にたくさんの養分を与えてあげましょう。

【冬の剪定】不要枝を切る・整枝剪定をする

冬の剪定は、2月頃行います。目的は、樹形を整えること。さくらんぼの木は休眠期に入り、成長の速度が緩やかになります。

内側に向かって生えている枝や混み合っている枝、弱い枝・枯れた枝など不要枝を剪定しましょう。

日当たりがよくなることで、害虫や病気の予防になります。不要枝を切ったら、全体の形が整うように仕上げます。

さくらんぼの木の剪定方法

剪定はさみ

さくらんぼの木の剪定では、基本的に透かし剪定と強剪定をします。枝や実の成長を促すために行います。強剪定は、木の高さをコントロールしたり樹形を整えるために行います。

正しい剪定方法で、さくらんぼの木を健康に育ててくださいね。ここではどんな枝をどのように剪定するのか、解説していきます。

【透かし剪定】徒長枝・枯れ枝などを切る方法

枯れ枝

透かし剪定とは、密集したり伸びすぎた枝を切り落としボリュームを抑える剪定のことを言います。透かし剪定をすることで風通しがよくなり、蒸れを防ぐことができます。

また、養分が必要な枝に行きわたるため、健康な樹木へと成長します。

透かし剪定では、
・徒長枝
・枯れた枝
・内側に向かって生えている枝
・混み合っている枝
これらをおもに、剪定しましょう。樹木全体を見ながら下から上に向かって切っていくと、バランスよく剪定できますよ。

剪定する際は、切れ味のよい剪定バサミを使用してください。木は枝を切られると、大きなダメージを受けます。切り口には忘れずに、癒合剤を塗りましょう

【強剪定】樹形を整えたい低くしたい場合の方法

樹高を低くしたい場合は、強剪定を行うとよいでしょう。最適な時期は、成長著しい7月です。夏はさくらんぼの木がぐんぐん育つ時期なので、この時期に強剪定をすればスッキリと高さを抑え樹形を整えることができます。

長く伸びた枝を中心に、切ってくださいね。枝が太くて剪定バサミで切れない場合は、のこぎりを使うとよいでしょう。

強剪定を行うのと同時に、混み合っている場所があれば弱剪定もしてくださいね。切り口には透かし剪定と同じく、癒合剤を塗って仕上げましょう。

さくらんぼの実がならない原因は?

さくらんぼの実

さくらんぼは受粉をして、実をつけます。品種によっては1本で実をつけるものもありますが、一般的には受粉が必要です。

そして、相性が悪ければ、受粉しにくいと言われています。解決するために受粉用の木を増やすか、相性のよい木を植えましょう。

さくらんぼの実がならない原因は、剪定が不十分だったことも考えられます。剪定が十分でないと、実をつけるための養分が枝に奪われてしまいます。美味しい実をつけるためにも、丁寧に剪定を行ってくださいね。

さくらんぼの木の育て方

水やり

さくらんぼの木は、根張りする果樹です。鉢植えでも育てることはできますが、基本的には庭植えをします。鉢植えで育てる場合は、赤玉土小粒と腐葉土の配合土を使いましょう。

水やりは、庭植えの場合は夏の日照りが続く日以外は必要ありません。鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら鉢底から水が流れるくらいたっぷりと与えましょう。冬場の水やりは控えめにし、少し乾くくらいがちょうどよいです。

肥料は、庭植えの場合は2月と10月に与えます。鉢植えの場合は、2月・5月・10月に与えましょう。肥料の種類は、庭植えと鉢植えの2月・5月は有機肥料を与え、鉢植えの10月は化学肥料を与えるのがおすすめです。

収穫は、花が咲いたら40~50日後に熟します。真っ赤に色づいたら、収穫できますよ。

さくらんぼの木に発生する病害虫

害虫が発生すると、病気の原因になります。病気になってしまうと、枯れてしまうことも。

さくらんぼの木で発生する害虫は、おもにアブラムシとカイガラムシです。病気は、灰星病と褐斑病になることが多いといわれています。ここでは、害虫と病気について解説します。

【病気】アブラムシ・カイガラムシ

アブラムシ

アブラムシやカイガラムシは、葉の裏に発生して汁を吸う害虫です。汁を吸われたさくらんぼの木は養分を奪われ、弱ってしまいます。害虫の排泄物はすす病の原因である菌を引き寄せてしうので、見つけたら必ず駆除しましょう。

すす病とは枝や葉が黒いすすでおおわれる病気で、光合成ができず最悪の場合には木を枯らしてしまいます

【害虫】灰星病・褐斑病

灰星病とは、実に灰色のカビが生える病気です。灰星病にかかるとその実は食べることができませんし、放置すれば周囲の実にも感染してしまいます。

褐斑病は、葉に褐色の斑点ができる病気です。この病気にかかった部分は、枯れててしまいます。

さくらんぼの木で起こる病気は、ほとんどの場合が風通しが悪いことが原因です。ですから、剪定で風通しをよくして蒸れないようにし、害虫や病気の発生を防ぐことが大切です。

さくらんぼの木の剪定を依頼した場合の料金相場

さくらんぼの木の剪定は、少しハードルが高いなと感じていませんか?美味しい実をつけるためには、剪定が必要不可欠です。自分で剪定するのではなく、業者に依頼した場合の料金相場はどれくらいなのでしょうか。

業者に剪定を依頼した場合、職人一人あたりの時給なのか日当なのか、または木の本数や高さで料金が異なります。おおよその目安は、時給制なら職人一人あたり2,000円~3,000円程度です。

日当制なら職人一人あたり1万5,000円~3万円が相場となります。さくらんぼの木1本あたりだと、高さ3メートル未満は3,000円~5,000円程度。5メートルまでは、6,000円から8,000円程度

あくまでも目安なので、実際に剪定を依頼する前に複数社から見積もりを取って確認してくださいね。

さくらんぼの木の剪定はプロの業者に依頼するのがおすすめ

剪定

さくらんぼの木の剪定は、慣れていない方にとっては難しく感じるでしょう。また、木が成長すればするほど、樹高は高くなります。高い場所の剪定はケガのリスクも高まるため、業者に依頼するのが安心です。

プロの業者ならこまかな部分まで剪定をしてくれるため、さくらんぼの木を健康に育てることができますよ。さくらんぼの実も、毎年安定してつけることができるでしょう。

自分で剪定する自信がない方や時間を確保できない方は、プロの業者依頼するのがおすすめです。

庭革命では無料で複数社から見積もりをとることができるので是非ご利用ください。

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