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【オリーブの剪定方法】手入れの仕方や剪定時期も徹底解説!

剪定入門道場

2020.10.14

この記事を読むのに必要な時間は約 9 分です。

シンボルツリーなど、観賞用として人気の高いオリーブの木。小さくて鮮やかなグリーンの葉が、可愛らしいですよね。

初心者にも育てやすい子とも、人気の理由のひとつです。きちんと手入れをして、ながく鑑賞を楽しみたいですよね。

しかし、どうやって剪定すればいいのか悩みませんか?この記事では、オリーブの木の剪定の仕方や時期を解説します。困ったときの対処法についても解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

オリーブの特徴

オリーブは、一年中葉をつける常緑樹です。原産は地中海沿岸・中東一帯で、紀元前3世紀にはすでに栽培されていたのだとか。

暖かい気候を好みますが寒さにも強く、マイナス12℃くらいまで耐えることができます。また、「ノアの箱舟」で鳩がオリーブの葉を咥え舞い戻り嵐がおさまるのを知るというお話は、あまりにも有名ですね。

オリーブの花言葉は、平和・知恵・勝利・安らぎです。平和や幸せの象徴として、古くから愛されています。

オリーブの剪定時期

オリーブは、実をつける果樹です。また、成長の途中で枝を切ってしまうと傷がふさがりにくいという特徴をもっています。

そのため、切り口から枯れてしまったり、近くから枝が長く伸びてしまいます。ですので、剪定を行う場合は成長の速度が遅い時期を選びましょう。

オリーブの成長速度が遅くなる時期は、2月中頃から3月にかけて。この寒い時期に剪定するのが、ベストです。

オリーブ剪定の仕方

木は自然のまま放置しても、問題ないと思っていませんか?枝が伸びすぎたり混み合って風通しが悪くなると、成長の妨げになります。また、枯れたり病気になれば見た目にも悪いですね。そんなときは、剪定しましょう。

剪定は、不要な枝を見極めて枝の根元から切り落とすだけです。剪定により高さや形を整えることもできますよ。それでは、剪定の仕方を説明していくので参考にしてください。

不要枝を見つけて切る

まずは不要枝、じゃまになる枝を見つけましょう。どんな枝が不要かというと、高く伸びた枝や横にの伸び過ぎた枝・混み合っている枝です。

混み合っている部分は風通しが悪くなってしまうため、じゃまな枝として枝の付け根から切り落としましょう。

そのほか、折れた枝・枯れた枝・細くて弱々しい枝・内側に伸びる枝・病気になってしまった枝は不要枝です。こちらも、枝の付け根から切り落としてくださいね。

高さを抑えたいときは切り戻し剪定をする(強剪定)

切り戻し剪定

強剪定とは、太い枝を切って短くしたり、たくさんの芽や枝を切り落とす剪定のことです。オリーブは品種によって、高く上方向へ伸びる木と横に広がって伸びる木があります

高く伸びる品種の場合、高さを抑えるために30センチ以上の枝や間引かずに残した枝は、全体の3分の1もしくは4分の1くらいの長さまで切り詰めましょう

花や果実がならなくなるのでは?と心配する必要はありません。花や果実の芽は枝の先端から中間につくことが多いです。そのため、枝を切り詰めても花を咲かせ実をつけることが可能となります。

二股になってしまったオリーブはどうすればいい?

オリーブを育てていると、枝が二股になってしまうこともあります。ほかの枝のじゃまになっていなかったり枯れたりなどしていなければ、気にする必要はありません。

しかし、見栄えが悪い場合や枝同士がじゃまになり成長が厳しいと判断した場合は、どちらかを切り落とさなければなりません。

二股の枝のどちらか一方を剪定するなら、細いほうの枝を切り落としてくださいね。剪定すると「くの字」のように曲がった枝となりますが、支柱を立て上方向に育つように調節しましょう。

枝に切り口にはバイ菌が入らないように、癒合剤をつけるといいでしょう。切り落とした方の枝は、挿し木にするのもおすすめです。

オリーブ剪定の失敗例

植物は、生き物です。大切に育てていても、病気になったり枯れてしまうこともありますよね。

オリーブを剪定にした後に、枝がひょろひょろになってしまった経験はありませんか?また、強剪定のために太い枝を切って枯らしてしまった、なんて方もいるかもしれません。

ここでは、よくある失敗例として「剪定した後に枝がひょろひょろになってしまう」「太くなっている枝を剪定した後に枯れる」以上2点について解説します。

剪定した後にひょろひょろになってしまう

オリーブを剪定した後に、枝がひょろひょろになってしまうことがあります。その原因は、剪定時期が適切ではなかったからです。オリーブは春に花を咲かせ夏から秋にかけてに養分を蓄え、冬には冬眠をします。

前項目で述べたように、成長の速度が遅くなる冬場(2月中頃から3月にかけて)でないと負担が大きくなり枝がひょろひょろになってしまうのです。

また、冬場に剪定してもひょろひょろになってしまうこともあります。これは、枝を切り過ぎてしまったことが原因と考えられます。

枝を切ることは、オリーブにとって大きな負担となります。剪定する際は枯れていたりじゃまになっている不要枝を中心とし、切り落とすのは最低限の枝にとどめましょう。

太くなっている枝を剪定したあとに枯れる

消毒の道具

前項目で、強剪定について解説しました。上方向に高く伸びすぎた枝は、全体の3分の1もしくは4分の1程度に切りましょうとお伝えしました。何度も繰り返すように、枝を切るということはオリーブにとって大きな負担となります。

ほかの枝よりも多くの養分を吸収する太い枝は、切り口が大きいためにダメージが大きいです。回復力が弱いと、そのまま枯れてしまうことも。

オリーブの負担を最小限に抑えるために、枝を切り過ぎないことや切り口には癒合剤を塗る・剪定する時期を間違えないなど気をつけましょう。

オリーブの形が悪い時の対処方

ながくオリーブを育てていると、枝が伸びすぎたりして形が悪くなることがあります。そのような場合は、剪定で形を整えていきましょう。完成形をイメージしてから剪定すると、失敗が少ないです。

全体的に丸みを帯びた形にしたいなら、根元はスッキリとさせるといいでしょう。

縦長のシンプルでスッキリとした印象にしたい場合は、上へ伸びる枝はほどほに、横に伸びる枝を中心に剪定するとよいでしょう。

理想のオリーブの形は?

好みの形はそれぞれですが、オリーブの理想の形は縦長の楕円形です。縦長の楕円形にするには、2月中頃から3月にかけての冬場に剪定で余分な枝を切り落とします。

5月から10月にかけて、伸びすぎた枝を切り形を整えていきましょう。全体的に、縦長の楕円形になるように整えてくださいね。

一度に枝を切ってしまうのが不安でしたら、数日かけて少しずつ作業してもいいでしょう。怖がらずに、剪定に挑戦してみてくださいね。

オリーブの剪定費用相場

費用

オリーブの剪定は、さほど難しいものではありません。しかし、初めての方にとっては、不安は大きいですよね。そんなときは、業者に頼るのもひとつの方法です。

オリーブの剪定費用の相場は、1本あたり3メートル以下で3000円ほど。3から5メートルで7000円、5から7メートルで1万5000円ほどです。

業者により、木の本数や職人の人数で料金が変わることもあります。オリーブの剪定で業者に依頼する際は、何社か見積もりを取って確認するといいでしょう。

オリーブの剪定は業者に依頼した方がいい理由

植木屋

剪定自体は枝を切るだけなので、難しくはないですね。しかし、切ってしまえば元通りにすることはできません。

慣れてない方にとって切るべき枝の見極めは難しく、失敗してしまうと枝がひょろひょろになってしまったり枯らしてしまいます。慣れてないうちは、業者に依頼するのが無難です。

庭革命では複数の業者から一括で見積もりをとることができます。是非ご利用ください。

オリーブ剪定のまとめ

オリーブの剪定時期と方法・困ったときの対処法について、解説しました。オリーブは時期や切る枝を間違えなければ、のびのびと成長してくれる樹木です。

平和や安らぎの象徴でもあることから、シンボルツリーとしてぜひ庭に取り入れたいですよね。

しかし、剪定はオリーブにとっては大きな負担となります。枯らしてしまわないよう、気をつけてください。一度枯らしてしまえば、復活させることは大変です。

始めのうちは、業者を頼るとよいでしょう。この記事を参考にして、素敵なオリーブの木を育ててくださいね。

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