【ヒマラヤスギの剪定方法】実は花粉症の原因ではなかった!

「ヒマラヤスギを植えたけど剪定方法がわからない」「花粉が怖くて植えられない」あなたはこんな悩みを考えていませんか?

実はコツさえつかめば剪定は誰でもできるものです。そして花粉症の人も安心してください。この記事ではそれぞれ詳しく解説していくので是非参考にしてくださいね。

この記事を読んで、「ヒマラヤスギ」の剪定を業者に依頼したいと思われた方は、お庭手入れのプロである庭師に相談することがおすすめです。
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目次

ヒマラヤスギの特徴

ヒマラヤスギは森の中でも、他の樹木と比べて頭一つ分大きくなると言われています。大きく目立つ樹木としても知られていて公園などにも多く植えられています。

ヒマラヤスギは日本原産の木ではなく、明治ごろに日本に輸入され現在まで親しまれているのです。

とても大きく育つ特徴がありますが、実は私たちの文化や建築のほか宗教など意外と知らないところで私たちの日常になじんでいます。

高さもさることながら、幹や枝の太さも特徴的です。大きく育ったもののなかには直径3mにも達するのです。

実は花粉症の原因ではない?

ヒマラヤスギ

名前にスギと入っていますが、実はヒマラヤスギはマツの仲間です。スギの木ではないので花粉症の症状が出ることはありません

近所にヒマラヤスギが植えられていたとしても花粉症が悪化したり、症状が出るような心配はありませんので安心していいでしょう。

またヒマラヤスギの開花時期は10月〜11月ごろで、秋ごろに花粉症の症状が出る方はヒマラヤスギのせいではなくイネ科の植物やスギ花粉である可能性があります。

松ぼっくりができる

ヒマラヤスギの松ぼっくり

ヒマラヤスギの一番の特徴といっても過言ではないのが松ぼっくりです。シダーローズとも呼ばれまるでバラの花のような形をしているのが特徴でしょう。葉っぱの上では卵のような形をしていて、11月ごろに成熟していきます。

なんと大きいものでは15cmにも達するほど成長し、お洒落な置物にも使用できます。

ヒマラヤスギの剪定時期

植木屋

ヒマラヤスギを育てる際に気になるのが適した剪定時期でしょう。ヒマラヤスギの剪定時期は明確に定まってはいません。

ですが、おすすめの時期は芽が動き出す前の3月〜4月頃で、かなり大きく育ちますから最低年に1回は剪定をおこないましょう

枝が伸びるスピードはそれ程速くはありません。大体1年に1m程とされていて、伸びた枝を切り戻して整えてあげるのがベストです。樹木の剪定は基本的に真夏や真冬など極端に気温が偏るような時期は避けてください

ヒマラヤスギの剪定方法

ヒマラヤスギの剪定はそれ程難しいものではありません。しかしながら成長すると30mにも及ぶ樹木ですので家庭で育てる場合は近隣に迷惑がかからないようにしっかりと管理しましょう。

剪定をせずに伸ばしてしまうのは好ましくありません。

ヒマラヤスギの剪定において適している方法をそれぞれ詳しく解説いたします。主な剪定方法は散らし剪定」と「強剪定」です

見栄えがいい「散らし剪定」

庭木の剪定

樹木全体の見栄えを良くしてくれるのが散らし剪定です。大がかりな剪定ではなく全体を整えてあげるのが目的で、小枝や余分な枝を減らしていきます。

とくに細すぎる枝は、見栄えが悪いだけではなく枯れやすかったり病気にかかりやすくなるので剪定しましょう。

よりヒマラヤスギの全体を美しく見せたいならば、なるべく夏前には刈り込みを行います比較的丈夫な樹木ですので、強めに散らし剪定をおこなっても耐えてくれますよ。

樹形を整える為の「強剪定」

大がかりな剪定であり樹形を整えるのが強剪定です。本格的に樹形を変えるような場合は、成長が衰えている秋から冬の始まりか、樹勢がよくなる前の春先をおすすめします

風通しが悪くなっているような場所や枝が込み合っている部分を中心に剪定しましょう。

樹形が乱れている場所をみつけたら古い枝や込み合った芽を除去してください。思い切って切り詰めて見た目のバランスを整えてあげるのがベストです。先端まで伸びている伸長力の強い枝の先端を切って芯止めします。

ヒマラヤスギにこんな症状が現れたら要注意

大きく育ち丈夫なヒマラヤスギですが、病気や害虫によって枯れてしまうことがあります。どういった症状が現れたら注意しなければならないのかを見ていきましょう。

ヒマラヤスギに考えられる病気や注意したい害虫について解説いたします。

葉先などが赤ぽくなる病気

ヒマラヤスギに考えられる病気は「すす葉枯病」です。6月頃にかけて葉先などが赤っぽくなる病気で、のちに小さな黒い斑点ができてきます。乾燥や湿気が原因とされておりアカマツに発生している病原菌と同じ種が原因です。

干ばつ対策をしたり病気にかかっている部分は剪定によって除去するなどの対策を行いましょうまた湿気が原因の場合は排水対策をきちんと行ってください

毛虫などによる害虫被害

チャドクガの幼虫

ヒマラヤスギによく発生してしまう害虫はマツカレハという毛虫です。クロマツなどによく見られる毛虫で春になると木に上がってきて食害をもたらします

7月には成虫になり産卵によってかえった幼虫が11月頃まで葉を食べてしまうのです。

そのほかハマキムシという害虫の被害にも合いやすく、名前の通り葉っぱを葉巻のようにして巣を作ります

食害によってヒマラヤスギを枯らしてしまう原因となりますから密集している枝や古い枝を除去するなど事前に対策をしてください

困ったらプロの業者に依頼するのもオススメ

植木屋
ヒマラヤスギはとても大きくなる樹木です。松ぼっくりができるので家庭でも親しまれる樹木ですが管理が少々難しいでしょう。

日頃からガーデニングや剪定をおこなうような家庭では問題ありませんが慣れていない場合はプロに任すのがおすすめです。

とくに大きく育ち過ぎてしまったヒマラヤスギは、自分で剪定をおこなうのは危険が伴います。プロの技術によって樹形を整えてもらいましょう。

ヒマラヤスギの剪定まとめ

今回はヒマラヤスギの詳しい特徴から剪定時期や方法など詳しく解説いたしました。可愛らしい松ぼっくりを実らせる魅力的な樹木です。 しかしながらかなり大きく育ちますから伸ばしっぱなしにしてしまわないように気を付けてください。

もし自分で剪定するのが困難な場合は、業者に頼んだりして整えてもらいましょう。病気などに注意して大切なヒマラヤスギを管理してあげてくださいね。

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