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【アオダモの剪定】シンボルツリーとして人気のアオダモの剪定方法や費用も徹底解説!

剪定入門道場

2020.12.23

アオダモ

この記事を読むのに必要な時間は約 9 分です。

涼しげでナチュラルな雰囲気がシンボルツリーとして人気の、アオダモ。丈夫で粘り気のある木材は、野球のバットや家具の材料としてよく使われています。

成長すると10メートル以上の大きさになってしまうアオダモは、剪定が必要不可欠です。しかし、「どうやって剪定するの?」と不安になりますよね。

この記事では、アオダモの剪定時期や方法を解説します。庭木として育てている方は、ぜひ参考にしてください。

アオダモの特徴

アオダモの花

アオダモは、モクセイ科トネリコ属の落葉高木。シンボルツリーとしても人気が高く、全国各地で栽培されています。長く栽培するにつれ自然と樹形が整うこともあり、初心者にも育てやすい樹木です。

樹形を整えるのは手間がかかりませんが、成長すると10~20メートルにまで達します。樹高をコンパクトに保つためには、剪定が必要不可欠な樹木です。

原産国は日本と朝鮮半島。アオダモは春になると新芽を出し、開花時期は5月〜6月頃で白くて小さな花を咲かせます。また、秋になると紅葉も楽しめます。

名前の由来は、雨が降ると樹皮が青緑色になり樹液は青色の染料になることからつけられたそう。花言葉は、「幸福な日々」「未来への憧れ」。シンボルツリーにピッタリの、花言葉ですね!

アオダモの剪定時期

アオダモの剪定に最適な時期は、10月〜2月です。この時期は、アオダモの落葉期です。剪定は、軽いものであればいつ行っても問題ありません。

しかし、太い枝を切るような強剪定を葉のついている時期に行うと、育成のバランスを崩してしまう可能性があります。ですので、葉に栄養を送らない落葉期に剪定するようにしましょう。

葉が落ちる冬に剪定をすると、覚えておいてくださいね。

アオダモの剪定方法

アオダモの剪定は、ほかの樹木と比べるとカンタン。基本的には小枝などを切り落とす「透かし剪定」を行います。樹高を大きくしたくない場合は、太い枝を切り落とす「強剪定」を行います。

ここでは、アオダモの基本の剪定、透かし剪定と強剪定のやり方について解説します。

基本は透かし剪定

アオダモの剪定は、基本的には透かし剪定を行います。小枝や余分な葉を取り除き全体のバランスを整える剪定のことをいいます。

細い枝や病気の枝・ほかの枝の邪魔になっている枝・混み合っている枝などを切り風通しと日当りをよくします。風通しがよくなることで蒸れを防ぎ、害虫被害や病気の予防になります。

また、日当りをよくすることで、残した枝や花芽の成長を促します。透かし剪定は軽い剪定なため、いつ行っても問題ありません。

大きくしないなら強剪定

アオダモは、成長すると10~20メートルほどまで成長します。庭木として植えるなら、適度な大きさを保ちたいですよね。

大きさを低くしたい場合は、強剪定を行います。ですが、アオダモの生育バランスを崩す可能性があるため、落葉期である10月〜2月の間に行いましょう。

強剪定をする際は、大きな枝を中心に切っていきます。一度にたくさん切り落としてしまうと、徒長枝が生え見栄えが悪くなることもあります。ですので、枝を切り過ぎないように少しずつ行うようにしてください。

アオダモの剪定するべき枝は?

アオダモの剪定は基本的には透かし剪定をし、樹高を整えたい場合だけ強剪定をします。そのほかに剪定すべき枝は、徒長枝・交差枝・ヤゴやヒコバエです。

徒長枝は強剪定すると切ったところから生えることが多い枝で、勢いよく上に向かて伸びます。樹木の栄養をたくさん使ってしまいほかの部分に行き渡らなくなってしまうため、剪定しましょう。

交差枝は、交差している枝です。見栄えをよくしたい場合は、バランスの悪いほうを剪定してください。

ヤゴやヒコバエは、株の根元またはその周りから生えている枝のことをいいます。見栄えが悪くなったりつまづいてしまったりと、危険なため取り除くほうがよいでしょう。

アオダモの剪定は自然樹形が◎

剪定初心者にとって、樹形を整える剪定はハードルが高いもの。慣れていないと、左右のバランスが崩れて見た目が悪くなってしまいます。

しかし、アオダモは樹形を整える剪定は必要ありません。年数が経つにつれ、勝手に綺麗なかたちになっていきます。剪定に慣れていない初心者には、嬉しいメリットです。

アオダモのナチュラルな自然樹形は、現代の庭によく合いますね。

アオダモの花が咲かない・枯れてしまう原因

せっかく楽しみにしていた花が咲かないと、ガッカリした気持ちになってしまいますよね。アオダモは比較的害虫や気候の変化に強いといわれていますが、まったく枯れないというわけではありません。

アオダモようすがおかしいな?と感じたとき、どんな原因が考えられるのでしょうか。ここでは、アオダモの花が咲かない・枯れてしまう原因を解説します。

花芽を剪定してしまっている

軽い剪定はいつでもよいと解説しましたが、その際に花芽も一緒に切り落としているかもしれません。

アオダモの花は、5月〜6月頃に開花します。もともとアオダモは、数年に一度しか花を咲かさないといわれています。

花芽がつくとすれば春先なため、11月〜2月以外の時期に剪定する場合は花芽を剪定しないように気をつけましょう。

病害虫被害で元気がなくなってしまっている

アオダモはほかの樹木と比べると、害虫に強いといわれています。しかし、まったく虫がつかないというわけではありません。

アオダモは、テッポウムシという害虫が発生することがあります。テッポウムシとはカミキリムシの幼虫で、夏から秋にかけて発生します。テッポウムシは枝のなかを食べるため、木の根元におがくずのようなものがついていたら被害を疑いましょう。

被害を放置するとアオダモが枯れてしまうため、見つけたら駆除してください。市販の殺虫剤で駆除することができます。被害を予防するために、剪定をして風通しをよくすることが大切です。

剪定した枝を挿し木で再利用しよう

アオダモは、挿し木で増やすことができます。剪定で枝を切ったら、元気のよさそうな枝を選んで挿し木にしてみましょう。

挿し木にする枝を選んだら、10センチ程度に切りそろえます。土に挿す方は斜めにカットし、反対の端は葉っぱを5枚ほど残して残りは摘みましょう。切り口部分を1~2時間ほど水につけたら、切り口に発根促進剤を塗ります。

土を入れておいた鉢に挿し木を挿したら、完成です。根が張ったら、そのまま鉢植えにしてもよいでしょう。

アオダモの剪定をプロに依頼した場合の費用相場

軽い剪定がメインのアオダモは、初心者でも挑戦しやすいですね。しかし、樹高が高くなれば手に負えなくなってしまうことも。高い場所の剪定は危険なため、業者に依頼するのが安心です。

そこで気になるのは、費用のこと。庭木の剪定をプロに依頼した場合、木の高さや場所の大きさで費用が決まることが多いです。あくまでも目安ですが、3メートル未満の低木なら3,000円~。5メートルまでの中木なら8,000円~。7メートルまでの高木なら16,000円~が相場です。

アオダモが成長し7メートルを超している場合は、これ以上の金額が必要になるでしょう。

見積もりは複数の会社からとるのがおすすめ

費用の算出方法は、業者により異なります。出張費や剪定後の掃除が別料金になっているところもあります。木の高さや作業の時間によっても、費用は変わるでしょう。ですので、実際に剪定を依頼する前に見積もりを取ってください。

見積もりは、3~5社の複数社から取り寄せることをおすすめします。そのなかから、あなたに合ったサービスを提供してくれる業者を選びましょう。

庭革命では、無料で見積もりを取ることができます。ぜひ利用してくださいね。

アオダモ剪定のまとめ

アオダモの剪定時期や方法、花が咲かない原因などについて解説しました。

アオダモは小さいうちは自分で剪定できますが、大きくなったら難しく感じるかもしれません。

また、花は数年に一度しか咲かず、花芽を見極めるのも初心者にとっては困難です。アオダモの樹高をコントロールし花を綺麗に咲かせたい場合は、剪定はプロに依頼するのをおすすめします。

涼しげでナチュラルな雰囲気が魅力のアオダモをぜひ、美しく育ててくださいね。

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