【初心者でもカンタン!】苔庭の作り方や手入れ方法、5種類のおすすめ苔もご紹介!

神社や日本庭園などでよく目にする「苔」。見た目も愛らしく、深い緑色に癒されますよね。そんな苔を自宅の庭で育ててみませんか?

「苔庭(読み方・こけにわ)」は、文字通り苔をメインにデザインされたお庭です。苔庭作りは比較的カンタンで、手入れも難しくありません。

しかし「実際にどうやって作ったらいいの」「どんな苔を使ったらいいの」などと悩んでしまいますよね。この記事では、苔庭の作り方や手入れの仕方を画像付きで解説します。是非参考にしてください。

この記事を読んで、「苔庭」などのお手入れを、業者に依頼したいと思われた方は、お庭手入れのプロである庭師に相談することがおすすめです。
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その他、お庭・植物に関する悩みがあるお客様も、気軽に利用されているので、この機会に是非一度相談してみてください。

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目次

苔庭の魅力

苔庭

苔というと「日陰でジメジメしたところに生えるもの」というイメージがあるかもしれません。

しかし、最近ではガラス瓶や陶器の器で苔を栽培する「苔テラリウム」が密かなブームまるっこくてモコモコした苔は人気があります。また、深い緑色をした苔は、見ているだけで癒されますよね。

苔は和風のお庭だけではなく、洋風の庭にも合うようにアレンジすることができます。

自宅での苔庭造りは『坪庭』がミニチュアでおすすめ!

坪庭

初めて苔庭を作ろうとしている人には、坪庭で作るのがおすすめ。限られたスペースで作る小さなお庭=坪庭は、自宅の敷地やマンションの一角でも作れるミニチュアの庭園として人気が高まっています。

まずはデザイン画像を起こすことから。石や植栽、苔の位置や勾配を決めます。自分の思う好きなデザインでもかまいませんが、日本古来からある苔庭なので、日本庭園でよくある風景のミニチュアとして造ってみるのも良いでしょう。

ポイントは坪庭の奥の方の高さを高めに。手前を低めにすると、躍動感があるだけでなく水はけも良いものになります。

苔庭の作り方は簡単!

苔を栽培し庭を作るのは難しいと、感じていませんか?苔庭は難しい知識や準備も不要で、とてもカンタンなんです。苔を張る位置を決めたら、バランスを意識して配置するだけで苔庭ができてしまいます。

それでは、苔庭の作り方を詳しく見ていきましょう。

苔を張る位置を決める

まずは、庭のどこに苔を張るか決めましょう。庭全体に苔を敷き詰めるのも素敵ですが、一部分のみに絞ってもモダンでお洒落ですし管理もしやすいですよ。

苔は適度に湿った場所を好みますが、蒸れには弱いです。水はけがよく空気が入れ替わる場所を選ぶようにしましょう。

苔にはいくつかの種類がありますが、日陰でなければ育たない、なんてことはありません。苔の種類によっては、日当たりのよい場所で育つものもあります。

品種にこだわりがなければ、「水はけがいいこと」を基準にして場所を選んでくださいね。

バランスを意識して苔を張る

場所が決まれば、実際に苔を張っていきましょう。水はけをよくするために、5センチほど砂利を敷きます。その上に、1センチほどの間隔をあけながら水に浸した苔を配置していきましょう。

隙間は砂利で埋めていきます。苔を張り終わったら、上からうっすらと砂利をかけます。これで、苔を張るのは完了です。

1種類だけではなく複数種類の苔を張りたい場合は、日当たりを考えながらバランスよく配置してくださいね。成長すれば、さまざまな種類の苔が複雑に絡み合ったあなただけの森ができますよ。

プロの業者に依頼するのがおすすめ

苔庭は初心者でも比較的カンタンに作れますし、育て方も難しくありません。プランターやミニチュアなど、小さな範囲から始めれば失敗も怖くないですね。

しかし、庭で広範囲に作ろうと思うと、デザインはどうすればよいのか・適した場所はどこなのかと悩んでしまいます。

そんなときは、プロの業者に依頼するのがおすすめ。庭革命なら、苔庭づくりに適した場所選びや環境づくり・デザインまでフルサポート。お客様の理想の苔庭を作ります。

自分で作るのは自信がないという人は、一度お問い合わせください。プロの手による苔庭は、必ずやご満足いただけるものになるはずです。

苔庭作りを業者に依頼する際の費用相場

費用

人工栽培された苔のマットを貼り付ける「貼りゴケ法」の場合、1㎡のシート8枚入りの商品が2万円程度。苔貼りの施工費用は1㎡あたり1,2000円~が相場となっています。

苔庭の施工を依頼した場合、苔を張る面積や、そのお庭のコンセプト・材料によって、作業時間・難易度も変わります。現場によって金額が前後するので、一度現地見積もりを依頼しましょう。

苔の育て方

手入れはできるだけラクだと嬉しですよね。実は、苔の手入れは肥料を必要とせず、刈り込みなどもしなくていいんです。水やりも最初だけ必要ですが、ある程度育ってしまえば自然に任せることもできます。

それでは、苔の育て方を詳しく解説していきます。

水やりは最初だけ必要

水やり

苔を張ってから2カ月間は、週に3回程度の水やりを欠かさず行ってください。まんべんなく水分をいきわたらせるように、じょうろなどを使って水やりができるといいです。

水やりのタイミングは、太陽が出ていない時間帯にすること。炎天下のなか水を与えてしまうと水の蒸発が早いため、やけどのような状態になってしまいます。

また、苔は蒸れに弱いです。蒸れを起こす原因にもなりますので、早朝や日が落ちてから水やりをしましょう。

肥料は必要ない

苔に肥料は、必要ありません。少しでも肥料を与えてしまうと、枯れてしまうこともあります。

苔は他の植物とは違い、「根」を持ちません。仮根と呼ばれる細長い細胞は持っていますが、これは本体を支えるためであり土から水分や養分を吸収することはほとんどないといわれています。

ではどこから養分を吸収しているかというと、空気中の湿度やわずかな光で光合成をしています。

どうしても栄養を与えたいときは、ミネラルがいいとされいます。備長炭やオーキッドベースを撒くといいでしょう。

刈り込みなど手入れは必要ない

苔は刈り込みなど、とくに手入れをする必要はありません。しかし、品種にもよりますが、茎や葉が伸びすぎて混み合ってしまうこともあります。

蒸れると、茶色く変色したり枯れることも。枯れてしまったら、手やハサミなどで切り取りましょう。

それ以外は、とくにお手入れする必要はありません。自然のまま、成長するのをゆっくりと楽しみましょう。

苔は踏むと死んでしまう?

苔

ふわふわと優しい見た目の苔庭。苔庭を散策した時、苔を踏んでしまうこともあります。「苔は踏むと死んでしまうのでは?」と心配になる人もいるのではないでしょうか?

これは、苔の種類にもよります。苔庭でよく使われるスギゴケは、伸びすぎを防止するために敢えて苔踏みをします。

繊細な苔は、踏むと剥がれてそこから枯れてしまうものもあるので、観賞用として考えましょう。

苔庭のデメリットは雑草取りが面倒になる

苔は手入れを必要とせず、カンタンに育成できるのがメリットです。しかし、庭で育成させる場合は雑草取りが面倒というデメリットも。

屋外で育てると、どうしても雑草が生えてしまいます。一般的に、苔は雑草よりもチカラが弱いです。見栄えにも美しくありませんので、雑草が生えたらこまめに取り除きましょう。

苔の生えた土は水分を含み、雑草をラクに引き抜くことができるはず。面倒くさがらずに、雑草取りをしてくださいね。

苔を枯らさずに雑草を除草する方法は『プリグロックスL』の除草剤がおすすめ!

苔庭で悩まされるものの1つが、カヤツリグサやスギナなどの雑草です。苔の隙間にスギナが大量に生えてしまい、その除去はなかなか大変な作業。しかし、強い除草剤を使うと苔まで枯れてしまうため、除草剤選びは慎重になります。

苔を枯らさずに、雑草だけを除去したいのであれば、ジクワット・パラコート液の除草剤『プリグロックスL』がおすすめです

1.日光が強い・気温の高い時の散布は避ける

消毒

プリグロックスLは、日差しが強い時や気温が高いと効果が発揮できません。

効果的に使いたいなら、日中でも涼しい日を選ぶか、気温がある程度下がってきた夕方以降に使用しましょう。

2.購入時は農協などの押印・署名が必須

捺印

プリグロックスLは、実は毒物指定の薬剤・パラコートが入っています。過去には誤飲による中毒死が何件も起こっているため、現在は毒物指定となっています。

このため、通販やホームセンターで購入することはできません。事故防止のため、農協などでしか手に入らず、身分証で本人確認の上、押印・署名が必要となります。

3.希釈倍率は100倍希釈まで

薄めて使う

プリグロックスLを使ったスギナの除草の場合、50倍希釈が相当とされていますが、この濃度で苔庭に使うと苔がダメージを負ってしまいます。

苔庭での除草にプリグロックスLを使うのであれば、スギナなら100倍希釈まで、スギナ以外の雑草なら200倍希釈でも大丈夫です。

初心者はガーデニングやミニチュアから始めるのが◎

いきなり広い庭で苔を育てるのは、不安ですか?でしたら、ガーデニングやミニチュアから始めてみてはいかがでしょうか。

プランターや花壇のように小さな範囲から始めて、自分だけの小さな庭を作ってみてください。小さな家や動物のミニチュアを置いてみるのも、楽しいですね。苔だけではなく、多肉植物やほかの植物と組み合わせてもいいですね。

最近ブームとなっている苔テラリウムもおすすめです。手のひらサイズの苔テラリウムなら、インテリアにもなりますよ。

苔庭におすすめの種類3選

苔といっても、たくさんの種類があります。どうせ育てるなら、難しい技術や知識が必要なく初心者でもカンタンに育てられるものがいいですよね。

そこで、苔庭を作るのが初めてという方におすすめの苔を3つご紹介します。どれも庭先や道端などで見かける、オーソドックスな苔です。

1.スギゴケ

スギゴケ

日本庭園や寺院などでよく見る苔は、スギゴケであることが多いです。杉のようにハッキリとした葉と茎、そしてボリューム感があるのが特徴です。流通量も多く、カンタンに手に入りやすいのも人気のポイントです。

一日中日が当たっているような場所や、午前だけ・午後だけというように半日だけ日が当たるような場所で育ちます。育てるには少々コツがいり、湿度を常に一定に保てるよう管理する必要があります。

2.スナゴケ

スナゴケ

上から見ると星のような形の葉が愛らしい、スナゴケ。一日中日が当たる場所でも耐えることができ、強い性質を持つ苔です。

色はライトグリーンで先端は白っぽく、ほかの苔と比べると明るい印象です。繁殖力もあるため、初心者でも育てやすいですよ。

どの苔にしようか迷ったら、スナゴケを選べば失敗は少ないでしょう。

3.ホソバオキナゴケ

ホソバオキナゴケ

細長く小さな草原のように見える、ホソバオキナゴケ。葉は、乾燥すると白っぽくなります。その様子が白髪の翁にみえることから、この名がつけられました。

ホソバオキナゴケの特徴は、乾燥しても縮まないこと。そして、やや乾燥気味で涼しい場所を好みます。そのため、苔テラリウムとして室内で育てるのに適しています。

庭で育てる場合は、風通しの良い半日陰になる場所を選びましょう。

4.ハイゴケ

ハイゴケ

這苔と書いてハイゴケと読みます。その名の通り、地を這うように横に広がりながら成長するで、盆栽の表面をカバーしたり、苔玉やテラリウムでよく使われています。

日が当たる場所を好みますが、直射日光に当てると焼けたり乾燥で弱ってしまう原因に。木漏れ日程度の半日陰の環境が適しています。

室内で育てる場合は、レースのカーテンごしに日があたる風通しのいい場所に置きましょう。エアコンの直風が当たると乾燥してしまうので要注意。水やりは霧吹きで毎日与えます。

5.カモジゴケ

カモジゴケ

髢(かもじ)の名の通り、髪を結う時に使う添え髪のような、動物の尻尾状の形をしているのが特徴です。乾燥すると葉が鎌のような形になります。

半日陰地を好み、乾燥にも夏の暑さにも積雪にも強く、丈夫で育てやすいため、苔園芸入門にもぴったりです。屋外であれば自然の降雨で十分育ちますが、日照地では涼しい時間帯に水を与えましょう。

苔庭の作り方まとめ

苔庭の作り方や育て方、おすすめの種類について解説しました。どんな苔庭にしようか、決まりましたか?

苔庭は花壇や植木ほど手入れをする必要がなく、初心者でも比較的カンタンに作ることができます。なによりも、モコモコと丸みのある見た目が愛らしく、見ているだけで癒されますよね。

しかし、全く手にかけなくても育つというわけではありません。苔庭作りを検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね。

この記事を読んで、「苔庭」などのお手入れを、業者に依頼したいと思われた方は、お庭手入れのプロである庭師に相談することがおすすめです。
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