【プロの庭師おすすめの雨水タンク17選】正しい選び方やガーデニングに最適な商品をご紹介
2023/12/14
雨水を溜めて利用できる雨水タンクは、水道代が節約できるだけでなく、洗車や災害時の万が一の時にも使える道具です。水道代を節約したいからという理由で、造園業者に設置を依頼するユーザーも増えてきました。
雨水タンクは、機能面で充実したものや、家の外観を損なわないおしゃれなものまで、さまざまなモデルがあります。この記事では、使う人・お庭に合わせた雨水タンクの選び方を紹介し、後半ではプロの庭師がおすすめする販売中の製品もピックアップしました。
目次
雨水タンクとは?雨水を集水できるタンク
- 雨水タンク(うすいタンク)とは?
文字通り、雨水を貯水するタンクです。屋根から伝わる雨どいの水を集め、タンクに溜めておく仕組みです。電気も不要で、自然の力を活用したエコ活動としても注目されています。一般的な雨水タンクには蛇口がついており、じょうろに雨水を注ぐのも簡単です。
雨水タンクのメリットは、雨水を溜めて使えるエコ仕様であること。水道代の節約にもなり、災害で断水が起こったときには、生活用水としての助けにもなります。加圧ポンプを内蔵したモデルであれば、ホースを直接接続して、シャワーでの水やりや洗車にも活用可能です。
デメリットとして、貯水した雨水はトイレや洗濯には使用できるものの、飲用水には適していません。また、水を長期間溜めた状態で放置しておくと、ボウフラなどの害虫の発生源となるリスクもあります。定期的なお手入れも大切です。
雨水タンクの5つの選び方
雨水タンクは使用目的やお庭の広さ応じて適したサイズを選びましょう。
雨水タンクの5つの選び方
- 用途に合わせて容量で選ぶ
- 設置スペースに合わせてサイズで選ぶ
- 追加されている機能で選ぶ
- 庭や家の雰囲気に合わせてデザインで選ぶ
- 集水器の有無をチェック
ここからは、上記の雨水タンクの選び方5つについて解説します。
①用途に合わせて容量で選ぶ
雨水タンクで一番重視したいのは容量。使用目的に応じた容量のタンクを選びましょう。家庭菜園やガーデニングでの使用であれば、100L前後が適しています。コンパクトで気軽に設置でき、扱いやすいのもこのサイズです。
コンパクトなお庭で設置スペースが限られる場合は、細長い形状のタンクをおすすめします。容量は商品によって80~500Lまで幅広く、雨水と日常利用のバランスを考えることが重要です。季節や地域別の降水量変動も考慮してください。
災害備えとしては200~300Lが一般的ですが、家の規模によっては500Lも選択肢としてありです。大きめなサイズを選ぶ場合は、貯水の汚染を防ぐためにも定期的な排水が必要です。自治体によっては助成金がもらえるケースもあるので、タンクの容量や条件を確認してみましょう。
②設置スペースに合わせてサイズで選ぶ
雨水タンクは形状やサイズにバリエーションがあり、大型サイズの製品ほど多くの雨水を溜められる仕様です。
ただし、雨どいの場所やお庭のスペースによっては、大容量タイプの設置が難しいこともあります。購入前に十分なスペースがあるか確認してください。
狭い場所でも設置できるスリムタイプの雨水タンクもあります。ただし、高さがあるスリムタンクは、地形によっては傾きやすく、安定性に不安を感じることもあるため要注意です。設置面を平坦に整えたり、チェーンや工具で固定するなどの転倒防止対策が必要となります。
③追加されている機能で選ぶ
雨水タンクを長く使うためには、トラブル防止のためのメンテナンスが大切です。雨水タンクの機能によっては、メンテナンスの手間が大幅に省けるものもあります。
雨水タンクの追加機能例
- オーバーフロー機能:雨水が溢れるのを防ぐ
- フィルター機能:ゴミの侵入を防ぐ
- ドレン口付き:メンテナンスを簡単にする
ここからは雨水タンクの各追加機能について解説します。
雨水が溢れるのを防ぐ「オーバーフロー機能」
- オーバーフローとは?
貯水量がタンクの容量をオーバーして、水があふれだすことをオーバーフローと呼びます。
雨水タンクのオーバーフロー対策として、容量を超えた時にどのように排水するかがポイント。オーバーフロー分を雨どいに戻すか、上部から自動排水する仕組みが一般的です。この他、排水口を別のタンクに接続し、貯水量を増やすという製品もあります。
オーバーフローはメーカーや商品によって異なるため、設置前に確認が必要です。余剰分を雨どいに戻して大丈夫か、上部から排水されたときに地面が舗装されているかなど、お庭環境にあった機能のものを選んでください。
ゴミの侵入を防ぐ「フィルター機能」
雨水をタンクに貯水する際、雨水と一緒に虫の死骸や落ち葉、細かいゴミも入ってしまいます。これらを取り除くために必要なのがフィルターです。フィルター機能があれば、大きなゴミが入りにくく、雨水もきれいな状態で保管が可能となります。
ただし、定期的なメンテナンスも忘れてはいけません。フィルターは掃除が必要です。
雨水槽には濾過フィルターがついているものが一般的で、雨どいに装着したまま簡単に掃除できる設計のものもおすすめです。雨水タンク選びの際は、まずはフィルター機能とそのメンテナンスについてチェックしましょう。
メンテナンスを簡易にできる「ドレン口付き」
- ドレン口とは?
水抜きの配管をドレン口と呼びます。屋根から雨どいに雨を流すときの穴に取り付けるものや、エアコンの空気配管などにも設置されています。
雨水タンクの大きなゴミは、前述のフィルターが除去してくれますが、小さなゴミは回収しきれません。タンク内で堆積する小さな不純物を排出するために、タンクの下の方にドレン口が設置されています。
ドレン口は細かな砂や不純物を排出できるため、掃除メンテナンスがより簡単になるメリットがあります。
④庭や家の雰囲気に合わせてデザインで選ぶ
雨水タンク=無骨なポリタンクやコンテナーを想像していませんか?大切なお庭だからこそ、お庭の雰囲気を損なわないデザインを探したいという方もいるはずです。デザイン性の高い雨水タンクを選べば、お庭のエクステリアとしても機能します。
一般的な雨水タンクはプラスチック製がメインです。しかし、外側をウッド風に加工したものや、おしゃれな陶器製、和風庭園にピッタリな石積み風など、お庭のアクセントとして活躍する製品もあります。
雨水タンクのデザインを重視することで、より統一感のあるお庭造りにも繋がります。
⑤集水器の有無をチェック
- 集水器とは?
雨どいを流れてきた雨水を集める装置で、じょうごとも呼ばれます。
雨水タンク購入時には、事前に集水器の有無を必ず確認してください。サイズや形状など、自宅の雨どいに対応しているかがチェックポイントです。アダプターを使って対応できる場合もあります。
雨どいの形状はメーカーにより異なり、丸形や角型が主流です。特殊な形状の場合も、変換アダプターを使用すれば対応可能となる場合もあります。まずは自宅の雨どいの形状を確認し、それにマッチした集水器を選びましょう。
プロの庭師おすすめの雨水タンク17選
雨水タンクは日常的な節水から、災害時の助けにもなるため、防災面でも需要が高まっているツールです。たくさんの製品が販売されているため、自分では選びきれないという方もいることでしょう。
ここからは、プロの庭師がおすすめする実際の商品を紹介します。雨水タンクを購入検討中の方、安全で人気の雨水タンクを探している方は参考にしてください。
1.スイコー ホームローリータンク500L
ポリエチレン製で、シンプル・軽量・コンパクト設計のお手軽な雨水タンクです。500Lの大容量なので、雨水を溜めるには十分のサイズ。
安定感があり、トラックの荷台に載せても運べます。園芸用だけでなく、作業現場での飲料水の運搬用としても活躍するタンクです。
容量は50・100・200・300・500Lの5サイズ、5色展開。底部にはドレン口が設計されています。
容量 | 500L |
サイズ | 107×87×76cm、16kg |
オーバーフロー機能 | – |
フィルター機能 | – |
ドレン口付き | 〇 |
集水器の有無 | – |
2.コダマ樹脂工業 ホームダム RWT-110
小型タイプの雨水タンクで、置き場所に困らないスリム設計が特徴。コンパクトなお庭や細い通路にも設置できます。
ポリエチレン製で軽量な上、持ち手付きなので、持ち運びも楽々です。
また、ドレン口がついているので内部の清掃も簡単。雨水取り出しホースや雨水取り出し継手は別売りです。
容量 | – |
サイズ | 65×40×60.5cm、5.8kg |
オーバーフロー機能 | – |
フィルター機能 | – |
ドレン口付き | 〇 |
集水器の有無 | – |
3.タキロンシーアイ 雨音くん150L
雨水貯留タンクのトップメーカーであるタキロンシーアイの人気商品です。本製品の特徴は取付の簡単さ。既設の雨どいに付属の集水継手を取り付けるだけで、簡単に設置可能です。
また、デザインも住宅の外壁にマッチするタイル柄のグレイカラー。家の外観を損なうことなく、エクステリアに馴染みます。
集中継手には落ち葉などが入りにくい目皿がついており、オーバーフロー機能も万全。タンクが満水になった時に、自動的に雨どい側に雨水が流れる仕様です。
容量 | 150L |
サイズ | 78×107.5×42cm、15kg |
オーバーフロー機能 | 〇 |
フィルター機能 | 〇(集中継手に目皿あり) |
ドレン口付き | 〇 |
集水器の有無 | 〇 |
4.安全興業 雨水タンク
連結可能な雨水タンク。目立たない色合いで、お庭でも主張しません。
ホース接続部分が2か所あるため、2台を連結して使用できる点が大きなメリットです。タンクを増設したい、たくさん雨水を確保したい方におすすめします。
タンク下部に水抜き栓(ドレン口)があり、溜まった水を排出可能。また、満水でオーバーフローになった場合は自動的に縦樋に流れる仕様です。
容量 | 185L |
サイズ | 58×58×83.5cm、15kg |
オーバーフロー機能 | 〇 |
フィルター機能 | – |
ドレン口付き | 〇 |
集水器の有無 | – |
5.GAONA 雨水タンク GA-RR001
スリムでスタイリッシュな形状のコンパクト設計で、狭い場所にも設置可能。架台一体型なので、タンク設置の際は足場も不要です。
たてどい継手はアダプターも付属しており、丸どい・角どい、どちらにも取付が可能という汎用性の高さが特徴。たてどい継手のゴミ受け目皿は脱着式でお掃除も簡単です。
容量 | 100L |
サイズ | 60×36×99cm、1kg |
オーバーフロー機能 | – |
フィルター機能 | 〇(ゴミ受け目皿 |
ドレン口付き | – |
集水器の有無 | – |
6.SANEI 雨水タンク EC2010AS-G-60-250L
created by Rinker
SANEI(旧社名:三栄水栓製作所)
デザイン性の高い水栓で定評のあるSANEIの雨水タンクです。
雨水タンクに見えないおしゃれなカラーリングが特徴で、さらに省スペースを実現。専用架台付きですっきりと設置できます。
容量 | 100L |
サイズ | 50×75×119cm、5.3kg |
オーバーフロー機能 | – |
フィルター機能 | – |
ドレン口付き | – |
集水器の有無 | 〇 |
7.コダマ樹脂工業 ホームダム RWT-250
ホームダムの特徴は、取り付けに必要な部品が全て本体に付属している点。集水器やホース、継手など、専用部品が揃っているため、取り付けも簡単です。専用架台つきで、安定感も抜群。ホームダム転倒防止用Uボート金具により、風で倒れる心配もありません。
小型タイプのため置き場所にも困らないのもポイント。持ち手がついており、持ち運びも簡単です。また、ドレン口が左右についており、本体の清掃もより簡単になっています。
取り付けは簡単ですが、「取り付けの時間がない」「自分でやる自信がない」という方に向けた取り付けサービスもあり。タンクが一杯になれば樋より排水する仕様です。
容量 | 250L |
サイズ | 117×75×51cm、22.0kg |
オーバーフロー機能 | 〇(樋から排水) |
フィルター機能 | – |
ドレン口付き | 〇 |
集水器の有無 | 〇 |
8.タキロンシーアイ 雨音くんミニ
雨水貯留タンクのトップメーカー・タキロンシーアイのミニタンクです。外壁に馴染むカラーリングとシンプル形状で、設置場所にも困らないミニサイズ。上部にはプランターを設置可能です。
タンク側面に点検口があり、水を流すだけでタンク内は清浄に。排水のドレン口もタンク下部にあり、メンテナンスのしやすさも抜群です。
専用の集水器など、必要な部品がセットになっているため、すぐに雨水ライフがスタートできます。雨水タンク使用を始めるのにピッタリな商品です。
容量 | 80L |
サイズ | 88.7×35×46.3cm、5kg |
オーバーフロー機能 | – |
フィルター機能 | – |
ドレン口付き | 〇 |
集水器の有無 | 〇 |
9.シップスレインワールド ウイスキー樽風ウィリアム240L
アンティーク風のお庭にぴったりなウイスキー樽風雨水タンクです。ポリエチレン製のタンクを本物のオーク樽に近い外観で仕上げており、重厚な雰囲気でありながら軽量。本物の木材のような材質の収縮もありません。
蛇口は真鍮製カランを採用しており、アンティークの雰囲気をアップ。レンガタイルと組み合わせると、よりおしゃれな演出になりそうです。
専用の集水器でしっかり溜まり、タンク満水時には雨水は溢れることなく雨どい下方へと排水されます。排水用ドレンがないかわりに、タンク上部の天板が全開し、タンクの中がしっかり見えて掃除がしやすい仕様です。
容量 | 240L |
サイズ | 88.7×35×46.3cm、5kg |
オーバーフロー機能 | 〇 |
フィルター機能 | – |
ドレン口付き | – |
集水器の有無 | 〇 |
10.SANEI 雨水タンク EC2010AS-H-60-110L
created by Rinker
SANEI(旧社名:三栄水栓製作所)
国産の省スペース地上設置型の雨水タンク。専用の取水器付きで、お庭で主張しすぎないシンプルなグレーカラーです。
注意点は別途架台が必要である点。省スペース設計のため、設置場所に困ることはありません。水やりなどの園芸作業以外にも、トイレで使用する水を雨水でまかなうなどの効率的な節水にも貢献します。
容量 | 110L |
サイズ | 40×65×60.5cm、7.6kg |
オーバーフロー機能 | – |
フィルター機能 | – |
ドレン口付き | – |
集水器の有無 | 〇 |
11.タカショー 雨水タンク ノーブル LDA-275G
created by Rinker
タカショー(Takasho)
エクステリア・ガーデニング用品のトップメーカータカショーの雨水タンクで、その特徴はとにかくスタイリッシュ。一見雨水タンクに見えないおしゃれなインテリアになります。
また、上部には付属のプランターを取り付け可能。雨水タンクの機能を持つデザイン性の高いプランターとも言えるでしょう。
ドレン口の代わりに、水抜き穴があり。デザインを損ねない仕様になっています。
容量 | 275L |
サイズ | 78.5×43×104cm、24.5kg |
オーバーフロー機能 | – |
フィルター機能 | – |
ドレン口付き | 水抜き穴あり |
集水器の有無 | 別売り |
12.パナソニック レインセラー150 MQW104
created by Rinker
パナソニック(Panasonic)
グッドデザイン賞・キッズデザイン賞受賞の雨水タンクです。建物の外観にマッチしやすい色・デザインで、景観を損ないません。フタの上には植木鉢を設置でき、スペースを無駄なく利用できます。
掃除のしやすさも特徴の一つです。藻の発生を抑制した素材を採用し、フィルターやドレン口もあり。フタをはずせば本体内部のお掃除も簡単にできます。
容量 | 150L |
サイズ | 75×110×37cm、17kg |
オーバーフロー機能 | – |
フィルター機能 | 〇 |
ドレン口付き | 〇 |
集水器の有無 | – |
13.タカショー 雨水タンク グラニット ラウンド サンド LDA-230S
ナチュラルなお庭に馴染み、庭の景観を崩さないオシャレな雨水タンクです。
さまざまな大手メーカーのたてといと適合しています。取水器がセットなので、雨水タンクを初めて購入する方も安心です。
容量 | 230L |
サイズ | 直径59×104cm、8.3kg |
オーバーフロー機能 | – |
フィルター機能 | – |
ドレン口付き | – |
集水器の有無 | 〇 |
14.日盛興産 レインハーベスト150L
雨水タンクに見えないおしゃれさを追求するならこちらがおすすめ。最大のメリットは雨が降るたびに水が入れ替わる点。可能な限りきれいな状態をキープするため、いざというときに日用水として使う事ができます。
雨水タンクの底は傾斜したすり鉢状になっており、ゴミを回収しやすく掃除も簡単です。ドレン口を開けると一気にゴミが排出され、メンテナンスも簡単になっています。
また、排水パイプの上部に設けられたスリットによって弱い雨の時は水面の浮いたゴミを排出。強い雨の時は上部の排水口と下部の中央排水口で全体の水が入れ替わる仕様です。
容量 | 150L |
サイズ | 60×60×120cm、13kg |
オーバーフロー機能 | – |
フィルター機能 | – |
ドレン口付き | 〇 |
集水器の有無 | – |
15.八木熊 アクアタワー200L
高さ約150cmのスリム形状が特徴の雨水タンク。タンク下部がふっくらした低重心設計なので、背が高くても安定感は抜群です。転倒防止用チェーンがセットになっているので外壁などに簡単に固定ができます。
専用の集水器でしっかり雨水を集め、タンクが満水になると雨水は溢れることなく雨ドイ下方に排水される仕組みです。
また、この集水器は空気中や屋根の汚れ分を含んだ降り始めの雨(初期雨水)をカットできるのもポイント。日光を通しづらい材質と密閉構造を採用しており、タンク内部に藻やボウフラが発生することもありません。きれいな雨水だけが溜まる設計になっています。
容量 | 200L |
サイズ | 55×50×153cm、13kg |
オーバーフロー機能 | – |
フィルター機能 | – |
ドレン口付き | 〇 |
集水器の有無 | 〇 |
16.日盛興産 レインジャーニー115L
雨どい近くに置くだけの簡単設置が特徴で、5.8kgの軽量設計で女性でも一人で移動可能。どこに置こうかと試し置きも気軽にできます。
タンク背面の左右に給水口があり、必要に応じてタンクの連結も可能という汎用性の高さもポイントです。
付属の取水器にはフィルターが内蔵されているので雨どいに流れ込んだ大きなゴミをカット。タンク下部側面には排水溝ドレンがついており、上蓋を空けて水流すだけで中に溜まったゴミや汚れがドレン口から一気に排出されます。
容量 | 115L |
サイズ | 66×41×67cm、5.8kg |
オーバーフロー機能 | – |
フィルター機能 | 〇(取水器にフィルター内蔵) |
ドレン口付き | 〇 |
集水器の有無 | 〇 |
17.ハーコスター ウォーターストレージ227L
英国製のスタイリッシュなスリムデザインが強みの雨水タンク。タンク本体・集水器・専用スタンド付属で、さまざまな雨どいに対応しているため初めての方にもおすすめです。
スリムでおしゃれなデザインなので、お庭に限らず、玄関先に置いても違和感なし。専用スタンドにより水汲みも楽々です。
また、上蓋が全開するため掃除・メンテナンスの負担も軽減されます。
容量 | 100L |
サイズ | 38×38×124cm、3kg |
オーバーフロー機能 | – |
フィルター機能 | – |
ドレン口付き | – |
集水器の有無 | – |
雨水タンクに関するよくある質問
雨水タンクを購入するまえに、ユーザーのよくある疑問・質問をチェックしておくと、失敗を減らせるかもしれません。
よくある質問
- 雨水タンクの補助金・助成制度がある?
- 雨水タンクにボウフラは発生する?
- 雨水タンクはカインズなどのホームセンターにも売っている?
ここからは、上記の雨水タンクに関するよくある疑問・質問とそのアンサーを紹介します。
雨水タンクの補助金・助成制度がある?
- 雨水タンクの補助金・助成制度がある?
自治体によってはある
自治体によっては、雨水タンクを設置する家庭に対する補助金・助成金制度が実施されています。雨水タンク購入・設置工事にかかった費用の一部が支給される仕組みです。
ただし、申請・給付は、自治体ごとに条件や支給される金額の上限が異なります。100L未満の少量タンクは対象外となる場合もあるので、補助金・助成制度を利用して購入したい場合は、事前に要件と購入するモデルの容量を確認してください。
一部の地方自治体では、設置費用の支援も行っており、約50%が補助されるケースもあります。お住まいの自治体のホームページや役所窓口で、適した制度がないか相談してみましょう。
雨水タンクにボウフラは発生する?
- 雨水タンクにボウフラは発生する?
発生する
雨水タンクで怖いのが、タンク内でボウフラ(蚊の幼虫)が湧いてしまうこと。わずかな隙間から入り込み産卵されると、雨水タンク内が汚染されるだけでなく蚊の大量発生にも繋がります。
ボウフラの発生を未然に防ぐためには、雨水の滞留をなくすことが大切。水を定期的に使い、中の水が入れ替わるようにすると、ボウフラ発生を防げます。ボウフラは動きのない水場で増えるためです。
このほか、ボウフラ対策として、タンク内の水面に近い場所に、ボウフラの成長を阻害する銅板や銅線を設置するという方法も有効です。
雨水タンクはカインズなどのホームセンターにも売っている?
- 雨水タンクはカインズなどのホームセンターにも売っている?
売っているが品数は少ない。
ホームセンターでも雨水タンクは購入可能です。ただし、雨水タンクはそれ自体が大きい分、店頭で扱われる種類は少なめ。たくさんの種類を見比べたい、個性的なデザインの製品がほしい場合は、専門店てインターネット通販を活用してください。
「まずはどのような大きさなのか、サイズ感を確認したい」という方は、ホームセンターで検討するとよいでしょう。
まとめ:雨水タンクで水道代を節約!
雨水を溜めて必要なときに使える雨水タンクは、SDGsにも繋がるエコ商品です。水道代の節約になるだけでなく、災害時の備えとしても有効と言えます。
お庭の大きさや目的に応じて、雨水タンクのサイズも検討してください。水の汚染を防ぐためにもメンテナンスは重要です。フィルターやドレン口のついた製品であれば、お手入れも楽で長く使えます。
プラスチック製が一般的ですが、陶器製や木製のおしゃれな雨水タンクも増えてきました。お庭を演出するワンポイントとして選ぶのもおすすめです。