【プロの庭師おすすめの集塵機15選】選び方のポイントと業務用から小型で強力な商品までご紹介
2023/11/22
集塵機は、造園工事で出た大量の粉塵をきれいに集める機械です。水や油を含んだゴミ、混合物まで効率よく集めてくれるため、集塵機は造園工事には欠かせません。
集塵機には大容量タイプのものから、携帯に便利な小型強力タイプまで、さまざまな種類があるため、「選び方がわからない」という方もいることでしょう。
この記事では、集塵機購入を検討中の方に向けて、集塵機を選ぶポイントを解説します。後半ではプロの庭師がおすすめする商品を紹介するので、集塵機選びの参考にしてください。
目次
集塵機とは?木くずや鉄粉などの吸引に特化した機械
- 集塵機とは?
空気中に飛び散った小さな粉塵を吸引して集める機械です。
集塵機は造園工事で発生した木くずや鉄粉など、大量の粉塵を吸引することに特化しており、水分を含んだゴミや液体を吸い込んでくれるモデルもあります。
集塵機と掃除機の違い
「ゴミを吸いこむだけなら掃除機と同じでは?」と思う方もいるかもしれません。
集塵機と掃除機の違いは、まずはその使用目的です。集塵機は空気清浄を重視し、掃除機は床面の清掃に特化しています。
また、集塵機は、空気中の微小な塵や花粉を吸引し、フィルターで集める機器です。一方、掃除機は床やカーペットの表面のゴミや髪の毛を吸い込み、集塵袋や容器に集めます。
集塵機の7つの選び方
集塵機にはたくさんの種類があり、機能や容量、パワーなどが異なります。作業内容や普段の作業スタイルに合わせて選びましょう。
集塵機の選び方7つ
- 吸引するゴミに合わせてタイプで選ぶ
- 集塵容量で選ぶ
- 集塵機の吸引力で選ぶ
- 集塵機の稼働音で選ぶ
- 追加されている機能で選ぶ
- 電動工具との連動もチェック
- 付属のパーツも確認
ここからは、上記の集塵機の選び方について、詳しく解説します。
①吸引するゴミに合わせてタイプで選ぶ
集塵機選びでは、何を吸引させたいかによって選ぶタイプが異なります。自身の仕事内容で検討しましょう。
吸引するゴミに合わせてタイプで選ぶ
- 乾燥したゴミのみ:乾式専用タイプ
- 乾燥したゴミ+水分を含んだゴミ:乾湿両用タイプ
ここからは、ゴミの種類別の選び方を解説します。
乾燥したゴミのみを集めるなら「乾式専用タイプ」
粉塵のみを収集する場合には、粉塵に特化した「乾式専用タイプ」が最適です。例えば、石膏やコンクリートから生じる微細な粉塵の現場であれば、乾式専用タイプの集塵機で清潔に保つことができます。
乾式専用タイプはフィルターの微細な目が特徴で、細かい粉塵を確実に捕らえてくれますが、水分を吸い込むことはできません。また、大きなチリや木片などを吸い込むと、フィルターが損傷する可能性があるので、注意が必要です。
水分を含んだゴミも集めるなら「乾湿両用タイプ」
乾いたゴミだけでなく水分を含んだものも吸い込むことができるのが、乾湿両用タイプの集塵機の特長。水回りの工事など、湿気の多い場所で使用する際には、乾湿両用タイプがおすすめです。
乾湿両用タイプは、重いものも吸い込むことができますが、逆に細かな物体を連続して吸い込む際には要注意。フィルターを通り抜けてモーターに到達し、故障の原因になる可能性もあります。
乾湿両用タイプと乾式専用タイプの違いは、フィルターの構造です。乾湿両用のフィルターは目が比較的粗くなります。
②集塵容量で選ぶ
集塵機の収容能力は、約10L以下から30L程度まで多岐にわたっています。容量を選ぶ際には、作業環境や使用目的に応じて検討しましょう。
集塵容量で選ぶ
- 家庭用:10L以下
- 頻繁に利用する場合:15L前後
ここからは、使用環境と集塵機の容量について解説します。
家庭用なら「10L以下」
DIYや車内、狭い場所の掃除であれば、家庭用の10L以下の集塵機でも充分に効果を発揮します。
一般的な紙パックタイプの掃除機の容量は約1.5L程度と考えれば、家庭用の集塵機でも十分な容量です。粉塵が大量に発生する現場でなければ、小型強力タイプがおすすめです。
頻繁に利用するなら「15L前後」
お庭全体や外構など、作業エリアが広い場合は15L前後の大容量集塵機がおすすめです。
伐採や外構工事のような木くずや鉄粉などが大量に発生する作業では、容量の小さい集塵機では収集したチリが迅速に満杯になってしまいます。満タンになる度に捨てる手間を軽減したい場合には、大容量集塵機がよいでしょう。
ただし、大容量である分、比例して集塵機のサイズも大きくなります。大きさの分だけ収納スペースの確保も必要です。その点も考慮してください。
③集塵機の吸引力で選ぶ
- 吸引仕事率とは?
吸引仕事率は、ゴミを吸い取る力を定量化したものです。その数値は一般的にワット(W)で表され、数値が大きいほど高い吸引力を示します。
掃除機と同じで、集塵機にも吸引力の差があります。「吸引仕事率」と呼ばれる数値を目安に選びましょう。
集塵機の一般的な吸引仕事率は160~300W程度です。ただし、吸引仕事率は数値が高ければ良いというわけではありません。パワーのある集塵機であっても、フィルターの目が細かい場合は、吸引しづらくなる分、吸引仕事率は低くなるためです。
吸引仕事率はあくまで目安として考え、使用するフィルターや現場の環境にも合わせて検討してください。
④集塵機の稼働音で選ぶ
庭での作業は近隣への騒音の配慮も重要です。「作業時の機械音が原因で近所からクレームを入れられた!」となってしまっては、次の依頼を逃してしまうかもしれません。
集塵機は稼働音の大きくなりがちですが、集塵機の稼働音まで配慮したい場合は、静音設計タイプを選びましょう。50〜60dB程度の家庭用洗濯機と同じくらいに稼働音を抑えたモデルも販売中です。
⑤追加されている機能で選ぶ
「集塵機は粉塵を集める機能さえあれば十分」と思われるかもしれません。しかし、片づけや普段のお手入れは意外に時間がかかり、毎日続けると負担に感じるものです。少しでも負担を減らしたい場合は、追加機能の検討をおすすめします。
追加されている機能で選ぶ
- カンタンに移動できる「キャスター付き」
- お手入れがしやすい「ビニール袋対応」
- 片付けがカンタンになる「コードリール機能」リスト
ここからは、上記の追加機能の内容について詳しく解説します。
カンタンに移動できる「キャスター付き」
広い現場を移動しながら使いたい場合は、底部にローラーが取り付けられたキャスター付きモデルがおすすめ。移動しながらの利用が可能です。
T字ノズルを取り付ければ、キャスター付きの掃除機のように手軽な使いやすさが得られます。
ただし、キャスター付きタイプのデメリットは、サイズ・集塵容量が大きい点です。狭い場所では動かしにくく、段差のある場所ではキャスターが引っかかってしまうかもしれません。
お手入れがしやすい「ビニール袋対応」
集塵機が集めたゴミをストックする際、「ビニール袋対応」「紙パック対応」「タンク仕様」の3種類があります。
ビニール袋対応タイプのメリットは、袋の口を結ぶだけなので捨てやすく、粉塵も漏れにくいためお手入れも比較的簡単です。紙パックも手軽さではビニール袋と同様ですが、コスト面でビニール袋の方が優れています。
ただし、タンク仕様のほうがお手入れが簡単なケースもあります。乾漆タイプ集塵機では、水分の多いゴミや液体を廃棄しやすい仕様になっている商品もあるためです。集めるゴミの内容とお手入れの手間で検討してください。
片付けがカンタンになる「コードリール機能」
長いコードを毎回手動で回収するのは、地味に面倒な作業です。コードリール機能搭載の集塵機であれば、綺麗に巻き取ってくれるので片づけの手間も軽減されます。
作業中にコードが引っかかるのが嫌という方には、取り回し抜群のコードレスタイプもおすすめです。
⑥電動工具との連動もチェック
集塵機のなかには、手持ちの電動工具と連動可能なモデルがあります。工具と集塵機を連動させることで、作業後の掃除作業がぐっと楽になる仕組みです。
特に、電動工具と集塵機がBluetooth接続に対応し、無線で連動できるモデルも存在します。コードレスで作業の邪魔にもならないため、作業効率が大幅にアップします。
マキタなどのトップメーカーの集塵機では、連動機能のついたタイプも扱っているのでチェックしてみてください。電動工具とのBluetooth連動により、工具のスイッチを入れている間は集塵機が自動で起動し、粉塵を効率的に吸い込んでくれる機能などがあります。
⑦付属のパーツも確認
集塵機本体だけでなく、同梱されているアクセサリーも確認しましょう。集塵機本体のみで、床の清掃に適したT型ノズルは別売りということもあるためです。
ブラシやスキマノズルなどの専用ノズルが同梱されているタイプは、細かい部分の清掃作業など、さまざまな状況で活躍します。
商品によってはアクセサリーが別途購入可能な場合もあるため、付属のパーツの有無も確認してください。
プロの庭師おすすめの集塵機15選
「選ぶポイントはわかったけれど、自分では選びきれない!プロが実際に現場で使っているものを紹介して!」という方にむけて、ここからはプロの庭師が厳選したおすすめの集塵機を紹介します。
1.京セラ(Kyocera) 旧リョービ 集じん機 VC-1100 683411A
軽量コンパクト設計で持ち運びがしやすい乾湿両用クリーナーです。木くずやホコリ、床にこぼれた水もスッキリと吸引する乾湿両用に対応しています。
排水ドレン付きなので、排水も便利です。市販ポリ袋の取付も可能で、シーンに合わせた使い方ができます。
電動工具と接続も可能。「サイクロン集塵セットと繋げて使用しているが、吸い込み能力は十分高い」という口コミもありました。
タイプ | 乾湿両用タイプ |
集塵容量 | 乾燥15L 液体12L |
吸引力 | 吸込仕事率:160W |
稼働音 | – |
その他の機能 | 軽量コンパクト設計、電動工具と接続可、排水ドレン付き |
付属のパーツ | – |
2.STANLEY 乾湿両用バキュームクリーナー SL18410-5B
created by Rinker
アイリスプラザ(IRIS PLAZA)
強力な吸引力(吸込仕事率213W)と大容量(20L)で、広範な清掃作業に対応する業務用集塵機。乾湿両用タイプで、液体ゴミだけではなく、細かなホコリなどにも確実にキャッチします。
耐久性も高く、用途に合わせた5種類のアタッチメント(ブラシ、ノズルなど)が魅力です。さらに、ブロワー機能も搭載し、多目的な使用が可能。
20Lの大容量タンクは頻繁なゴミ捨てからも解放してくれます。使いやすいハンドルとキャスター付きなので、作業現場での移動もスムーズです。
タイプ | 乾湿両用タイプ |
集塵容量 | 20L |
吸引力 | 最大消費電力:1200W、吸込仕事率:213W |
稼働音 | 低騒音 |
その他の機能 | キャスター付き、ブロワー機能付き |
付属のパーツ | 5種類の吸引ノズル付き(フロアブラシ・フロアノズル・ガルバーノズル・隙間ノズル) |
3.パオック プラスチックタンクバキュームクリーナ15L VCC-15PC
created by Rinker
パオック(PAOCK)
砂も水を含んだゴミも吸える乾湿両用の集塵機です。
本機の特徴は収納ポケット。延長パイプやノズルをコンパクトに収納できるので、必要な時にすぐに取り出せます。また、ブロワー機能付きなので、吹き飛ばしてゴミを一か所に集める作業にも活躍。
付属のウェットノズルは窓の結露取りにも便利です。
タイプ | 乾湿両用タイプ |
集塵容量 | 15L |
吸引力 | 最大消費電力:約1200W、吸込仕事率:約200W |
稼働音 | 約80dB |
その他の機能 | キャスター付き、ブロワー機能付き |
付属のパーツ | スパイラルホース、延長パイプ、乾湿両用微粒子フィルタ+メッシュフィルタ(本体取付済)、微粒子フィルタ固定キャップ(乾湿両用微粒子フィルタ取付済)、フロアノズル、ウェットノズル&ドライノズル、ブラシノズルセット、キャスタ(4個セット)、収納ポケット |
4.Makita(マキタ) 充電式背負クリーナ VC261DZ
電動工具メーカー大手マキタのパワフル&コードレス集塵機。充電式の背負いタイプなので、場所を選ばず使用可能です。
また、62dBという静音設計も魅力のひとつ。3つの風量切り替えとライト付きで、手元の暗い場所でも作業に困りません。
タイプ | 乾湿両用タイプ |
集塵容量 | 2L |
吸引力 | 吸込仕事率:パワフル:95W/強:50W/標準:25W |
稼働音 | パワフル:69dB(A)/強:65dB(A)/標準:62dB(A) |
その他の機能 | 充電式背負いタイプ |
付属のパーツ | ベンディングパイプ・伸縮式ストレートパイプ・フリーノズル・切替ノズル・ホースバンド・紙パック(10枚+本機取付1枚) |
5.Makita(マキタ) 充電式集じん機 VC002GZ
無線連動対応の集塵機。粉じんや水による影響を受けにくい「防じん・防水保護等級IP54」を採用しており、ハードな作業現場にも耐える設計です。
バッテリタイプのコードレスなので取り回しの良さも抜群。1充電あたりの連続使用時間は、28分~最長約3時間40分です。
タイプ | – |
集塵容量 | 8L |
吸引力 | 吸込仕事率:吸込力「最大」205W/「最小」20W |
稼働音 | 吸込力「最大」で61dB/「最小」で46dB |
その他の機能 | – |
付属のパーツ | ホース(内径28mm×5.0m)・フロントカフス22・ジョイントH・アクセサリバッグ ※バッテリ・充電器別売 |
6.Makita(マキタ) 小型集じん機 450(P)
軽量が特徴の小型集塵機です。コンパクト設計なので車にも積み込みやすく、持ち運びも楽々。車内で場所を取らないので、他の機材の邪魔になりません。
また、電動工具の連携ができるのも大きな特徴。電動工具との連携で、集塵作業の効率もアップします。また、工具はアースピン付きでもアダプタ不要で接続可能。取り回しも簡単です。
タイプ | – |
集塵容量 | 6.6L |
吸引力 | 吸込仕事率:強33W、弱10W |
稼働音 | 78dB |
その他の機能 | 電動工具連動可能、コンパクト設計 |
付属のパーツ | スパイラルホース |
7.HiKOKI(ハイコーキ) 集じん機 RP80YD
乾式専用の集塵機です。最大の特徴は、トリプルフィルター構造を採用した吸引力長持ち設計。ホース側にLEDを設置すると、暗い場所での作業能率もアップします。
また、最大連動容量1050Wの連動コンセントが付属しており、電動工具のスイッチを入れると自動で集塵機能が作動。作業後の片づけが大幅に軽減されることでしょう。
タイプ | 乾式専用タイプ |
集塵容量 | 15L |
吸引力 | 消費電力:強1140W、中270W、弱80W |
稼働音 | 60dB |
その他の機能 | キャスター付き、電動工具連動可能 |
付属のパーツ | ホース、ポリ袋、ジョイント・アダプタ各種、ホースバンド |
8.HiKOKI(ハイコーキ) 小形集じん機 R40YA
created by Rinker
HiKOKI(ハイコーキ)
Bluetoothによる無線連動機能搭載の小形モデル。吸込仕事率最大85Wというパワフル設計ながら、コンパクト仕様なので狭所作業にもおすすめです。
集塵機ホースは伸縮性のあるホースカバー付きで、作業中の引っかかりも軽減。
また、特許出願中の吸込口のキャップ装備も大きな特徴。運搬時の粉塵漏れを防止してくれるだけでなく、使用時にはホースの静電気を逃がすアースとして機能します。
タイプ | – |
集塵容量 | 18L |
吸引力 | ターボ:85W、標準:46W、eco:16W |
稼働音 | 81dB(A)/78dB(A)/72dB(A) |
その他の機能 | Bluetoothによる無線連動機能搭載、吸込口のキャップ装備 |
付属のパーツ | ホース(内径⌀28×5m:ホースカバー付)、すき間用吸口、ダストバッグ、ジョイント(B)、アダプタ(ゴム)、D25アダプタ(26/38mm用)、ホースベルト(3本) |
9.藤原産業 乾湿両用掃除機20L EVC-200PCL
ブロワーとしても使用可能な乾湿両用集塵機。ほこりの入らない防塵スイッチとプラスチックタンクを採用しており、軽量で錆びる心配もなし。小型ながら20Lという大容量もメリットです。
本体後ろ側の排気口にホースを接続すれば、ブロワーに。家まわりの落葉や、作業後のゴミ、粉塵の吹き飛ばしに活躍します。
微細粉塵対応カートリッジフィルター標準装備で、吸引機能も長持ち。口コミでは「ホースが少し硬め」という声もありました。
タイプ | 乾湿両用タイプ |
集塵容量 | 集塵容量:11L、吸水容量:11L |
吸引力 | 吸込仕事率:180W |
稼働音 | 78dB |
その他の機能 | キャスター付き、ブロワー機能付き |
付属のパーツ | ワイドノズル・丸毛ブラシ・隙間ノズル・ハンドルグリップ・ペーパーカートリッジフィルター・フレキシブルホース・クロスフィルター・フォームフィルター・集塵袋・キャスター×4・取付ネジ×6 |
10.ミナトワークス 乾湿両用 業務用掃除機 バキュームクリーナー MPV-201
1200Wの強力型モーターを採用した乾湿両用掃除機。湿った場所や狭い場所の清掃に対応した3種類のノズルが付属しており、木くず・砂利・ホコリ等の乾いたゴミや液体の吸引など様々な用途に使い分け可能。ブロワー機能や収納ボックスも搭載の多機能設計です。
ボディはプラスチックより耐久性の高いステンレス製。サビに強く、水分の多いゴミの吸引作業にも衛生的です。
電源コードは他の商品よりもかなり長めの10mのロングコードを採用。広範囲の移動が可能で、電源を探して付け替える手間を減らせます。
タイプ | 乾湿両用タイプ |
集塵容量 | 20L |
吸引力 | 最大消費電力:約1200W、吸込仕事率:約200W |
稼働音 | 78±2dB(A) |
その他の機能 | キャスター付き、ブロワー機能付き、収納ボックス搭載 |
付属のパーツ | 3種類のノズル(カーペット用ノズル、床・吸水用ノズル、先端ノズル) |
11.高儀 EARTH MAN 乾湿両用バキューム&ブロワ VCM-20STA
ほこりや木くず等の吸い込み・吹き飛ばしに、こぼした水など液体の吸い込みにも活躍する家庭用集塵機。
フロアノズル、ウェットノズル、ツル口ノズル、ブロワが付属しており、多機能に使用できます。また、排水用のドレンコック付きなので、排水のためにタンクを大きく傾ける必要はありません。
サビに強く丈夫なステンレスタンクを採用しており、作業中にぶつけても傷がつかない点も安心して使えます。
タイプ | 乾湿両用タイプ |
集塵容量 | 集塵容量:8.6L、吸水容量:9.3L |
吸引力 | 吸込仕事率:約140W |
稼働音 | 約83dB |
その他の機能 | キャスター付き、ブロワー機能付き |
付属のパーツ | フロアノズル×1、ウェットノズル×1、ツルロノズル×1、乾式フィルター×1、湿式フィルター×1、紙パック×5、ストレートパイプ×3、ホース×1、キャスター×4、キャスターベース×4、ハンドグリップ×1、ねじ×6 |
12.DEWALT 乾湿両用バキュームクリーナー DXV15TJ
created by Rinker
デウォルト(DEWALT)
乾用・湿用・ブロワーの一台三役の小型集塵機。1100Wの強力モーターで、お庭から倉庫、工場まで多用途に活躍します。
持ち運びが楽なハンドルや、掃除に便利な3種類のノズル、延長管つきのしなやかなロングホースなど、豊富なアクセサリーも本機の特徴です。
タンクとフィルターは外せて丸ごと洗えるので、お手入れは簡単。本体の上部と背面にアクセサリーの収納スペースを搭載しており、各種ノズルや延長管もしっかり収納できます。
タイプ | 乾湿両用タイプ |
集塵容量 | 集塵容量:8.6L、吸水容量:9.3L |
吸引力 | 最大消費電力:約1100W、吸込仕事率:約150W |
稼働音 | 運転音:約80dB |
その他の機能 | ブロワー機能付き |
付属のパーツ | 紙パック、カートリッジフィルター、スポンジフィルター、ホース、隙間ノズル、延長管(2本)、フロアノズル、丸ブラシ |
13.ケルヒャー 乾湿両用バキュームクリーナー WD2PLUS
消費電力1000Wの高いパフォーマンスが魅力。ブロア機能付きで、乾いたゴミも液体もラクラク吸引する乾湿両用の集塵機です。
コンパクト収納も大きな特徴です。サクションホース、パイプ、フロアノズル、電源コードを全て本体に収納でき、必要なときにすぐに取り出せる便利さが一押し。
電源コードの長さも、他社(2.5~5m)に比べて6mと長めの設計なので、一度に広範囲の清掃をこなせます。
タイプ | 乾湿両用タイプ |
集塵容量 | 12L |
吸引力 | 最大消費電力:1000W、吸込仕事率:180W |
稼働音 | – |
その他の機能 | キャスター付き、ブロワー機能付き |
付属のパーツ | サクションホース、パイプ2本、クリップ式フロアノズル、フロアノズルアダプター、すきまノズル、スポンジフィルター、カートリッジフィルター、フリースバッグ |
14.BOSCH(ボッシュ) 乾湿両用コードレスクリーナー VAC115
軽量・コンパクトが特徴。乾湿両用でマルチに活用できる集塵機です。すべてのアクセサリーを掃除機に取り付けたまま収納できるという便利さも人気の理由と言えます。
ホースやケーブルなどは一体収納可能。6.9kgの軽量タイプなので、作業時の持ち運びもスムーズです。本体後ろの接続部にホースを接続すれば、ブロワーとしても使用できます。
また、ボッシュ社のガーデン用電動工具であれば、汎用アダプターを使用して接続可能。作業中もコードレスクリーナーで清掃できるので、清掃の負担も軽減されることでしょう。
タイプ | 乾湿両用タイプ |
集塵容量 | 集塵容量:12L、吸水容量:8.6L |
吸引力 | 吸込仕事率:約210W |
稼働音 | – |
その他の機能 | キャスター付き、ブロワー機能付き |
付属のパーツ | ペーパーフィルターバッグ、プレフィルター、フィルター、すき間ノズル、ハンドル、35Φ延長パイプ(各0.5m)×2本、床用ノズル、ラバーリップ/ブラシインサート、35Φホース(全長2.2m)、汎用アダプター |
15.京セラインダストリアルツールズ 集じん機 VC-1100
プロ向けの業務用集塵機。電動工具での作業時に発生する粉塵を集め、床の液体吸引まで活躍します。
コンパクトボディながら、十分なタンク容量を確保しており、収納時も場所をとりません。ON-OFFの操作がしやすい大型スイッチで、取り回しも簡単です。
また、吸引した水はドレン口から簡単に排出。市販ポリ袋の取付が可能なので、乾いたゴミも処分のしやすいというメリットがあります。
タイプ | 乾湿両用タイプ |
集塵容量 | 集塵容量:15L、吸水容量:12L |
吸引力 | 吸込仕事率:160W |
稼働音 | – |
その他の機能 | キャスター付き、ブロワー機能付き |
付属のパーツ | ホース(長さ1.8m)・延長管・床ブラシ・スキマノズル・カートリッジフィルタ・スポンジフィルタ |
まとめ:集塵機で後片付けをカンタンに!
作業中の粉塵を吸い込んでくれる集塵機は、モデルによって乾いたゴミ向け・乾湿両用と分かれています。ブロワー機能が搭載されている乾湿両用も多く、一台三役を果たす高機能さが人気です。
ただし、モデルによって吸引するパワーが異なったり、ゴミの容量が異なったりと機能に差もあります。コードの長さや付属アクセサリーの内容も異なるため、自分の作業に合わせたものを選んでください。