【プロの庭師おすすめの人工芝13選】失敗しない選び方やベランダに最適な商品もご紹介

芝生のお庭にあこがれを感じる方はたくさんいます。天然芝よりメンテナンスが簡単な人工芝を検討中の方にとっては「設置しやすいものがいい」「天然の芝に近い見た目のものがいいけれど、耐久性もほしい」など、希望もあることでしょう。

この記事では、手軽に導入できる人工芝の選び方や、人気商品を紹介します。プロの庭師がおすすめする商品なので、迷っている方はぜひ参考にしてください。

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目次

人工芝の魅力

人工芝とは?

芝に似た形状のフェイクグリーンです。ナイロンやポリエステルなどの合成樹脂で作られています。

人工芝の大きな魅力は、敷き詰めるだけで手軽にお庭やベランダを明るくイメージチェンジできること。芝刈りや水やりなどの面倒なメンテナンスは不要で、気候・気温の影響で枯れてしまうこともありません。

過去の人工芝は硬く、ひと目で人工とわかってしまうものもありました。しかし、近年は天然芝に近い質感・感触で、見た目の区別がつきにくいほど高品質の製品も販売されています。

人工芝の6つの選び方

年中色褪せずメンテナンスも簡単な人工芝は、素材や色によってお庭の印象も大きく変わります。お庭だけでなく、ベランダや屋内に設置でき、他の素材と組み合わせたアレンジができる点も人工芝の人気が高い理由です。

    人工芝の6つの選び方

    1. パイルの素材
    2. パイルの色・艶
    3. パイルの長さ
    4. マットのタイプ
    5. 透水穴があるもの
    6. 葉先の形

    上記のポイントを押さえながら、見た目の雰囲気や設置する場所など、家の外観やライフスタイルとバランスの取れるものを選びましょう。ここからは人工芝の選び方について解説します。

    ①パイルの素材で選ぶ

    人工芝は何でできているの?

    人工芝の原料は大まかにいえばプラスチックです。

    人工芝の葉の部分を「パイル」と呼びます。パイル部分の原料は、プラスチックに分類されるポリエチレンやポリプロビレン、ナイロンです。パイルの素材によって人工芝の質感が異なり、リアルな人工芝は2種類の素材を組み合わせています。

      パイルの素材

      • ポリプロピレン:耐久性が高い
      • ポリエチレン:ポリプロピレンよりもリーズナブル
      • ナイロン:屋内やバッティングマット、ゴルフ用人工芝に

      ここからは上記のパイルの素材について、それぞれ詳しく紹介します。

      耐久性が高い「ポリプロピレン」

      ポリプロピレンとは?

      耐久性の高いプラスチック素材です。硫酸などの危険な物質の容器や、テニスやサッカーのコートにも使われます。

      耐久性の高さでメリットの高いポリプロピレンですが、その分、触り心地も硬く子どもやペットが遊ぶ人工芝には不向き。その特性をいかし、耐久性が求められるスポーツ用人工芝として活躍します。

      ポリプロピレン製は価格も高いため、一般家庭向けの商品は多くありません。

      ポリプロピレンよりもリーズナブルな「ポリエチレン」

      ポリエチレンとは?

      プラスチック素材のひとつで、柔軟で軽量、耐久性を備えています。包装材料や容器など広く利用されているのがポリエチレンです。

      ポリエチレン製の人工芝は、耐久性・肌ざわり・価格、どれもバランス良し。家庭用人工芝に最もおすすめの素材です。

      耐久性だけでなく耐水性も高いため、カビの発生も抑えてくれます。紫外線にも強い分、対候性の面でも安心です。

      屋内なら「ナイロン」

      出典:toray-amtecs.jp
      ナイロンとは?

      合成繊維であるナイロンは、ポリアミド合成樹脂(プラスチック素材)のひとつです。軽量で、熱にも摩擦にも強く、夏用インナーやアウターにも使われています。

      安価で柔らかい質感のナイロンは、過去には人工芝のメイン素材として重宝されていました。ただし、カビが発生しやすい、他の素材より柔らかい分破損しやすいというデメリットもあり、現在はあまり使用されていません。

      柔らかい性質をいかして、現在もゴルフ用の人工芝の下地に使われています。

      ②パイルの色・艶で選ぶ

      出典:amazon

      パイル(人工芝の葉)の色・艶によっては、いかにもプラスチックの人工物感があります。不自然につややテカリがあってはお庭が安っぽく見えてしまうと知っておきましょう。天然芝に近い本物感を求める場合は、パイルの色・艶も重視して選んでください。

      パイルの色はグリーン一色ではなく、同じグリーンでも少しずつ色味の異なる3色以上が混ざっているとリアルに見えます。テカテカと光を反射しすぎると、プラスチック感があるため、艶消し加工されたマットな質感も大切です。

      ③パイルの長さで選ぶ

      パイルの長さは20mm以下のショートタイプから、40mm前後のふかふかした質感たっぷりのロングタイプまで、さまざまな商品があります。

        パイルの長さ

        • 20mm前後:ゴルフの練習に最適
        • 30mm前後:エクステリア向け
        • 40mm前後:クッション性重視

        子どもやペットが走り回る安全面を求めるか、ゴルフの練習用として使うのか、インテリアとして用意したいのか。目的に応じて、人工芝のパイルの長さを選びましょう。

        ここからは人工芝の用途別のパイルの長さについて解説します。

        ゴルフの練習をするなら「20mm前後」

        出典:amazon

        パイル丈20mm前後のショートタイプは、つま先に引っかからずすっきりとした見た目になります。ゴルフのパターの練習にはピッタリです。ショートタイプは水はけもよく、メンテナンスの手間もかかりません。

        足元の柔らかさには欠けるものの、その分、休日にお庭でパターの練習を楽しみたい方にはおすすめです。

        エクステリアには「30mm前後」

        出典:amazon

        できるだけ天然芝に近いものがほしい、お庭や玄関前を美しく彩りたいという方には、ミディアムタイプ(30mm前後)がおすすめです。

        適度な触り心地で、クッション性も十分。見た目も天然芝に近く、おうち周りを明るく演出してくれます。

        フカフカとしたクッション性を求めるなら「40mm前後」

        出典:amazon

        40mm前後のロングタイプ人工芝は、子どもが走り回るお庭にぴったり。足腰にかかる負担は軽く、転倒しても捻挫やケガなどから守ってくれます。

        ふかふかとしたクッション性の高さも十分で、高級感は天然芝以上。豊かな芝のお庭を演出したい方におすすめです。

        ④マットのタイプで選ぶ

        人工芝はマットを敷くように設置します。狭い場所にも対応しやすいジョイントタイプと、自然さを演出できるロールタイプがあり、設置面積や場所に合うタイプを選びましょう。

          マットのタイプ

          • ジョイントタイプ:無駄なく配置可能
          • ロールタイプ:継ぎ目が少ない

          ここからは人工芝のマットについて、メリット・デメリットを解説します。

          無駄なく配置できる「ジョイントタイプ」

          出典:amazon

          ジョイントタイプの一番の特徴は、設置が簡便で特定のエリアに合わせて調整できること。

          正方形のマットを自由に連結でき、狭い場所にも対応可能です。これにより、庭やスポーツフィールド、屋内施設など、様々な場所で柔軟に利用できます。破損した部分の交換が簡単という点も重要です。

          ただし、商品の品質によっては継ぎ目部分が目立ちやすいこともあります。パイルの密度が高くつなぎ目部分がわかりにくいタイプなど、短所をカバーした商品も増えてきました。

          継ぎ目が少ない「ロールタイプ」

          出典:amazon

          ロールタイプはカーペットのように広範囲に敷けます。ジョイントタイプと異なり、継ぎ目が少ない分、自然な演出が得意です。カットできるので、形の複雑な細かい部分にも対応できます。

          ただし、ロールタイプは広範囲に対応する分、設置が難しく、美しく見せるには専門的な技術が必要です。細かい形状の調整も素人には難しく、プロの造園業者に依頼したほうがよいでしょう。

          ⑤透水穴があるものを選ぶ

          出典:amazon
          人工芝の透水穴とは?

          透水(とうすい)とは、水が浸透することを意味します。透水穴は人工芝の裏面に配置された小さな穴で、水の排水機能のために用意されたものです。

          透水穴がない人工芝は水はけが悪く、カビや劣化の原因にもなりがち。透水穴は、人工芝の長期間の耐久性・お庭の衛生面にも機能しています。

          水たまりができて足元の悪いお庭にならないよう、透水穴のある人工芝を選びましょう。

          ⑥葉先の形もチェック

          出典:amazon

          観賞用であれば葉先の形状はお好みで選んで問題ありませんが、子どもが裸足で歩いたり、キャンプで寝転がったりなど、肌に触れる場合は葉先がCの形状のものがおすすめです。

          葉先がCの形状で尖っていないタイプは、手触りが良く、肌に触れてもちくちくした感触になりません。葉先の柔らかさも重要です。

          店頭で購入するときは実際に触ってみましょう。インターネットで実際に購入した人の口コミも参考になります。

          プロの庭師おすすめの人工芝13選

          人工芝が初めての方にとっては、見た目・質感・肌ざわりも判断がつかず選べないという方もいるかもしれません。

          そこで、この章ではプロの庭師が厳選した人工芝をピックアップしました。いろいろな人工芝をチェックしてから選びたい方は、ぜひ参考にしてください。

          1.東レ・アムテックス スパックターフ MD-NY

          見た目も触り心地も本物そっくりの日本製高級人工芝。特殊加工で光によるテカリを抑制し、高級感ある仕上がりが特徴です。

          「裸足で駆けたくなるワンランク上の人工芝」をコンセプトとしており、ナイロンを使用したパイルは、本物により近い見た目、手触り、そして耐久性・耐候性、復元性、耐摩耗性、帯電防止、防炎などフルスペック仕様。

          傷みにくく、ふわふわのソフトな肌ざわりは、個人宅だけでなく保育園や公園、商業施設など、幅広い用途で採用されています。天然芝のような美観、感触を求める方におすすめです。サイズは1.8×15mのほか、0.6×1.8m、1×1.8m、1.8×3mから選べます。

          サイズ1.8x15m
          パイルの素材ナイロン
          パイルの色2色(ダークグリーン、ブライトグリーン)
          パイルの長さ30mm
          マットのタイプロールタイプ
          透水穴の有無あり(穿孔方式)

          2.PYKES PEAK 防草できる人工芝 芝丈18mm

          FIFAが公認する工場で生産された家庭用リアル人工芝で、品質の高さは世界レベル!お子様が元気に走り回るベランダ、愛犬が喜ぶお庭など、用途に合わせて12種類から選べるバリエーションが用意されています。

          また、防草シート一体型も特徴のひとつで、設置前の防草シート加工は不要。特殊加工の通水性下地が雑草の発生を抑え、手入れも簡単です。耐水性・耐久性が高いほか、やわらかいC型のパイル形状なので手触りがよく、素足で歩いてもちくちくしません。

          庭やベランダの形状に合わせてハサミやカッターでサクサクとカットできるので、取り扱いやすさも人気の理由。女性や高齢者にも簡単に取り付けできる設計です。

          サイズ1x10m
          パイルの素材ポリエチレン樹脂,ポリプロピレン樹脂
          パイルの色
          パイルの長さ18mm
          マットのタイプロールタイプ
          透水穴の有無

          3.コーナン商事 ガーデンターフ

          コーナンオリジナルガーデンターフは豊富なサイズ展開が魅力。水はけもよく、天然芝よりも高い耐久性が自慢の商品です。

          本商品はFIFA公認の工場が製造したリアル人工芝で、芝高35mmタイプのふかふかさは、思わず裸足で確かめたくなるほど。お子さんのプール遊び用のマット代わりにもおすすめです。

          通水穴が開いているので、水はけも問題なし!園芸はさみでサクサク切れるので、お庭の形に合わせて簡単にカットできます。

          サイズ1x10m
          パイルの素材表面:ポリエチレン・ポリプロピレン、裏面:ポリプロピレン・ゴム
          パイルの色
          パイルの長さ35mm
          マットのタイプロールタイプ
          透水穴の有無あり

          4.‎JARDIN(ジャルダン) リアル人工芝

          対光性抜群で安全試験をクリアした上質な芝パイルを採用。緩やかなC型カーブ形状で照り返しを防ぎ、本物の芝に近い質感を再現しています。人工芝特有のテカテカギラギラ感も抑えられており、リアルさを求める方におすすめです。

          38mmの芝丈はクッション性も抜群で、人工芝の継ぎ目が圧倒的に目立ちにくいのも特徴。芝の本数も従来品の約1.9倍という高密度で、ふわふわの生い茂る天然芝を踏んでいるような踏み心地を再現しています。

          水はけがよく、雨上がりの水溜まりやカビの心配はありません。5000時間のUV耐久試験を実施し、変色・劣化が少ないことも証明済みです。人体や環境に影響のある化学物質198項目検査もクリアしており、EUの厳しい検査基準で高い安全性が確認されています。

          サイズ1x10m
          パイルの素材ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂
          パイルの色春色
          パイルの長さ38mm
          マットのタイプロールタイプ
          透水穴の有無あり

          5.タンスのゲン 超リアル極細人工芝 50900019

          極細×高密度×芝丈35mmが織りなす超リアル人工芝。色あせや劣化を防止する耐UV加工を施しており、色褪せを約7~8年防げます。ハサミやカッターで簡単にカットでき、防草シートつきなので、初心者にも扱いやすい仕様です。

          パイルは複数カラーをMIXしたリアルな色味で、ぎっしり44万本/m³と高密度。葉が細いので、まるで本物のような見た目を追求しています。芝が抜けにくい2層構造も特徴です。

          また、発がん性の原因となるゴムチップは一切不使用。お子さまやペットがいる家庭でも安心して使える人工芝です。

          サイズ1x10m
          パイルの素材芝:ポリエチレン・ポリプロピレン、土台:ポリプロピレン・ラテックス
          防草シート:ポリプロピレン
          パイルの色夏色グリーン
          パイルの長さ35mm
          マットのタイプロールタイプ
          透水穴の有無あり

          6.モダンデコ リアル人工芝 芝丈35mm

          芝丈は極細35mm、1㎡あたり約44万本の高密度で、裸足でも気持ちよい感触が特徴。有害な化学物質を含まず、人と環境にやさしい品質なので、お子さまやペットも安心して使えます。

          特殊加工によって光の反射を抑え、複数の種類の葉をミックスすることにより、質感のリアルな芝生に仕上げています。

          葉が抜けにくい3重構造も高耐久の理由。日光による退色を防ぐUVカット加工済で、美しい色合いの人工芝を長く愛用できます。口コミでは「半年くらい経ちましたが、周りのシートの方が破れる中、この人工芝は摩耗もせず車の出し入れでも丈夫です」と高評価でした。

          サイズ2x5m
          パイルの素材ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂
          パイルの色ラッシュグリーン
          パイルの長さ35mm
          マットのタイプロールタイプ
          透水穴の有無あり

          7.山善 人工芝 防草シート付き

          扱いやすい防草シートつき人工芝です。芝の種類はお好みに合わせて、濃い緑が生き生きとした夏色と、黄緑色が若々しい春芝の2種類から選べます。

          ラテックスを使用した3層構造で、芝が抜けにくい構造になっているのも特徴。また、独自の「柔らかいオリジナル基布」を採用することで、施工しやすさも追求しています。

          EUで認められた厳しい品質試験をクリアしたほか、耐候級試験は最上位の5級。約2年間、真夏日で雨にさらされた状態を想定試験でも、全く変色が見られなかったと保証されています。

          サイズ1x10m
          パイルの素材ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂
          パイルの色2色(夏芝・春芝)
          パイルの長さ35mm
          マットのタイプロールタイプ
          透水穴の有無あり

          8.DCMホールディングス 防草・透水人工芝

          本商品の特徴は、裏面に水通しのよい不織布を採用し、水抜き穴をなくしたこと。水抜き穴から雑草が生える心配はありません。不織布が光を通さず、防草効果が大幅アップ。施工時に面倒な防草シートを敷く必要もなく、施工後のお手入れも簡単です。

          また、従来のゴム製に比べて不織布は軽くてやわらかく、扱いやすさも段違い。設置場所に合わせてハサミで簡単にカットできます。

          さらに、環境に優しい素材のみを使用している点も大きなポイント。鉛・重金属を一切含まないので、お子さまも安心して裸足で走り回れます。

          サイズ1x10m
          パイルの素材
          パイルの色グリーン
          パイルの長さ35mm
          マットのタイプロールタイプ
          透水穴の有無なし(代わりに透水性の高い不織布を利用)

          9.タカショー 敷くだけ人工芝9枚組

          ガーデニング・エクステリア商品で定評のあるタカショー「敷くだけシリーズ」の人工芝です。タイル式の人工芝で、並べるだけで誰でも芝のお庭がDIYできます。

          特徴はジョイント部分。取り外し可能なので、連結面以外の端部はすっきりしており、ジョイント部分が見えることはありません。「敷くだけシリーズ」のタイルやデッキとの組み合わせも自由で、アレンジ次第でおしゃれなお庭を演出できます。

          パイルは4.5cmで4種類の芝を使用したリアルな質感。抗菌加工と水はけのよいメッシュ構造で清潔に使えます。

          サイズ30×30×6cm
          パイルの素材ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂
          パイルの色
          パイルの長さ45mm
          マットのタイプジョイントタイプ
          透水穴の有無なし(水はけのよいメッシュ構造採用)

          10.カインズ 丸巻リアル人工芝

          ホームセンターカインズが扱うリアル人工芝です。4種類の芝の色を取り入れ、リアルな質感を再現しています。

          また、へたりにくいV字パイルを採用しており、踏んでも戻りやすい耐久性の高さも特徴。FIFA公認工場製なので、品質の高さは間違いありません。

          安心・安全の「防炎機能」付きで、防炎加工、透水穴もあり。耐候年数は約5年です。芝丈は20cm・30cm、幅1~2m×長さ1~10mまで、さまざまな規格が用意されています。

          サイズ1×10m
          パイルの素材
          パイルの色
          パイルの長さ35mm
          マットのタイプロールタイプ
          透水穴の有無あり

          11.ゲキカグ ジョイント式人工芝20枚セット

          とにかく簡単・手間いらずの人工芝パネル。4種類を混ぜた芝の色合い・長さ・密度・柔らかさにこだわり、天然芝の風合いをリアルに再現しています。

          ジョイント式タイプなので工具・工事もいらず、手軽に設置可能。部分交換ができて長く使える点がメリットです。

          葉は丸みを帯び、起立性の高いC型を採用。芝は土台・脚付きなので、直に地面に敷くロールタイプと違い、芝面が直接地面に触れないので熱さ・冷たさを逃がし、水はけも良好です。

          サイズ29.5×29.5×5cm
          パイルの素材ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂
          パイルの色グリーン
          パイルの長さ30mm
          マットのタイプジョイントタイプ
          透水穴の有無

          12.コーナン商事 サザンタイル 人工芝G004

          ホームセンターでおなじみコーナンのジョイントタイル型人工芝。耐久性・耐水性に優れており、密集した芝は本物のような触り心地を再現しています。

          同じサザンタイルシリーズを組み合わせて、人工芝×人工木、アカシア、磁器タイルなどアレンジは自由自在。自分でお庭をアレンジしたい方にはぴったりです。傷んだ部分だけ交換できるので、メンテナンスも簡単。アレンジからメンテナンスまで、使い勝手の良いジョイントタイプの人工芝です。

          サイズ30×30×3.5cm
          パイルの素材ポリエチレン樹脂
          パイルの色
          パイルの長さ30mm
          マットのタイプジョイントタイプ
          透水穴の有無

          13.アイリスオーヤマ 防草人工芝

          ゴルフ関連人工芝の国内トップシェア・アイリスオーヤマの人工芝。「敷くだけで雑草が生えない」を売りにしており、下地に防草シートを敷かなくても雑草が生えにくいので、お手入れは簡単。素敵なお庭が楽に造れる便利商品です。

          従来の人工芝では「排水のための透水穴から雑草が生えてしまう」というトラブルがありましたが、本商品は対策済み。排水穴を小さく設計し、水はけをよくしながら排水穴から雑草が生えないように工夫しています。

          芝葉が抜けにくいラテックス仕上げで、耐久性も抜群。特殊なつや消し加工で、不自然な光の反射を抑え、天然芝の質感を再現しています。退色1年保証付きなので、日当たりの良いお庭も安心です。

          サイズ2×10m
          パイルの素材ポリエチレン樹脂
          パイルの色
          パイルの長さ30mm
          マットのタイプロールタイプ
          透水穴の有無

          人工芝を敷く方法

          人工芝はをただ買ってきて敷けばいいと思っていませんか?人工芝のDIYは事前準備によって仕上がりが大きく異なります。手順を十分理解して準備しましょう。

            人工芝を敷く手順

            • 手順1:必要な人工芝の量を計算する
            • 手順2:地面を固めてフラットにする
            • 手順3:芝の向きを考慮して人工芝を敷く
            • 手順4:ブラッシングで芝を起こす

            ここからは、上記の人工芝を敷く手順について詳しく説明します。

            手順1:必要な人工芝の量を計算する

            出典:amazon

            人工芝を敷く面積を測りましょう。広さによってジョイントタイプかロールタイプかを選びます。

            ジョイントタイプは30×30cmの正方形のものが一般的で、ロールタイプは幅約90cm~2m×長さ5~30mのものがあります。

            お庭の形状から設置が難しい場所があるかもしれません。思い切ってお庭を区切り、人工芝のエリアとそうでないエリアを分けたアレンジも有効です。

            手順2:地面を固めてフラットにする

            出典:amazon

            地面が波打っていては、人工芝の表面にムラができて不格好になってしまいます。地面は整地用の機械(プレートコンパクター)で固めて、できるだけフラットな状態にしておくと、仕上がりも美しくなるはずです。

            地面は雑草処理をして防草シートを施工しておくと、その後のメンテナンスも楽になります。

            手順3:芝の向きを考慮して人工芝を敷く

            出典:amazon

            人工芝にも葉先の向き・流れがあり、どこから見るかで見え方が異なります。

            また、向きによって人工芝の継ぎ目にも気づきやすいため、設置の向きは大切です。「どこからの見た目を重視したいか」で検討してください。

            庭の外から見たときに一番綺麗にしたければ、ジョイント部分が外から見て縦向きに並べます。逆にリビングから見える芝生の景色を重視したい場合は、窓から見て縦向きに並べてください。

            手順4:ブラッシングで芝を起こす

            出典:amazon

            人工芝設置後は、葉先が倒れてしまった部分を起こすために、ブラッシングで仕上げます。専用の機械もありますが、家庭用であればデッキブラシで十分です。

            デッキブラシを使って優しくパイルを起こし、ピカピカの人工芝のお庭に仕上げましょう。

            人工芝のお手入れ方法

            出典:amazon

            天然芝に比べると各段にお手入れが簡単なのが、人工芝のメリット。しかし、全くメンテナンスが不要というわけではありません。

            髪の毛や細かいゴミが絡んだり、砂がジョイント部分にはさまったりすると、芝の光沢が無くなりお庭も荒れた雰囲気になりがち。週1回程度、掃除機やほうきを使ってゴミを取り除いておきましょう。

            簡単でも定期的なお手入れを続けることで、人工芝をより長く愛用できます。

            人工芝に関するよくある質問

            ここからは人工芝のよくある疑問・質問を集めました。

            人工芝設置のメリット・デメリット、耐久性と値段のどちらを重視するべきかなど、気になる疑問を解決しておきましょう。

            人工芝は後悔する?デメリットは?

            年中枯れず、天然芝よりもメンテナンスが簡単な人工芝ですが、デメリットもあります。

              人工芝のデメリット

              • 年中枯れないので季節感がない
              • 10年弱で交換しなければならない
              • 初期費用が発生する
              • 経年劣化がある
              • 熱に強くない

              人工芝は維持費は安いものの、初期費用に関しては天然芝より高額です。また、天然芝に比べると寿命も短く、8~10年に一度は交換が必要となります。

              「年中青々としていて季節感がない」「お金をかけて芝にするなら、四季を感じる天然芝にしておけばよかった」と後悔する人もいるようです。

              また、プラスチック素材のため、それほど耐熱性に優れているわけではありません。芝の上でバーベキューを楽しみたい方は、熱で溶けないように芝生の上にシートを敷いて対策してください。

              人工芝は安さと耐久性のどちらを優先するのがおすすめ?

              人工芝は料金が高額のものほど質が高い傾向があります。安いものは耐久性が低く劣化も早いため、パイルがすぐにへたって張り替えの時期が早まることを理解して選んでください。

              なるべく長く人工芝を楽しむためにも、耐久性を優先して購入しましょう。

              人工芝はDIYできる?

              人工芝はDIYできる?

              できます。

              ホームセンターやインターネットで人工芝を購入して自分で設置も可能です。その際は設置面積を丁寧に測り、整地も十分に行ってください。

              ただし、DIYではジョイント部分の隙間ができやすく、めくれた芝に足をひっかけて転倒するなどのリスクもあります。

              安全のためにも、子どもをペットを走らせる・運動させるために人工芝を設置する場合は、プロのお庭業者への依頼がおすすめです。

              まとめ:人工芝で庭やベランダをおしゃれに!

              人工芝はメンテナンスが少なく、年中瑞々しい明るいお庭を演出してくれます。パイルの素材や長さなどで見た目や肌ざわりが大きく異なるため、自分の目的に合う人工芝を選びましょう。

              設置場所によっては、整地や設置が難しいこともあります。仕上がりに影響するため、複雑な場所に設置する場合はプロの専門業者への依頼がおすすめです。

              人工芝は家を明るくするだけでなく、お庭に出るのが楽しくなります。目的に合わせて人工芝を選んで、素敵なガーデンライフを過ごしてくださいね。

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