【庭木の消毒はなぜ必要?】消毒の時期も徹底解説!
2020/08/01
「消毒をする意味は?」「どんな薬剤を使えばいいの?」あなたはこんな悩みをもっていませんか?ですが、庭木の消毒は樹木が健康的に育つうえでとても重要です。
では、具体的に消毒をすると庭木にどんな効果があるのか、しない場合はどうなってしまうのかなど解説していきますので是非参考にしてください。
この記事を読んで、「庭木の消毒」などの相談を業者に依頼したいと思われた方は、お庭手入れのプロである庭師に相談することがおすすめです。
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その他、お庭・植物に関する悩みがあるお客様も、気軽に利用されているので、この機会に是非一度相談してみてください。
目次
庭木の消毒をする2つの理由!
庭木のお手入れと言えば剪定や水やり、肥料の塗布などが挙げられますが忘れてはいけないのが庭木の消毒です。
基本的に冬以外の時期はさまざまな虫や病気が発生しやすいので適切な時期にしっかりと消毒する必要があります。
消毒が必要な理由は主にふたつあります。「害虫から守る」こと「病気から守る」ことです。
どちらも樹木にとっては厄介な存在ですから、きちんと庭木を守ってあげるために必要があるのです。せっかく大事に育てていても病気や害虫で枯れてしまったら残念ですよね。
1.害虫から守る
庭木の消毒の必要性として重要なのが害虫から守ることです。害虫がいると樹木の育成を妨げたり、最悪の場合は枯れてしまいます。葉を食べつくしたり枝へ十分な栄養が行き渡らなくなるといった害をもたらすでしょう。
害虫が大量に発生したことによって、樹木全体が病気に犯される危険性もあります。また人によっては毛虫などの害虫によってアレルギー反応が出ることもあるため危険です。庭木を消毒しておけば害虫被害を防ぐこともできますよ。
2.病気から守る
庭木の消毒を行うことで病気から守ってくれる効果もあります。害虫が出す排泄物を除去し菌の繁殖を防ぐのです。
害虫と同様に病気も放置してしまうと樹木を枯らしてしまいます。また病気によって樹木の見た目も悪くなるので対策が必要ですよね。
日常的にしっかりと樹木を管理し、消毒をしてあげることによって害虫の発生を予防することが望めるのです。せっかく大事に育ててきた樹木が病気になって枯れてしまうのは避けたいですよね。
庭木の消毒時期は10〜12月以外全て
庭木の消毒は必須ですが、自分の好きな時に消毒するのでは好ましくありません。剪定や手入れにタイミングがあるように、庭木の消毒にも適した時期があります。また冬以外ならいつでもいいわけではありません。
基本的に庭木の消毒の時期は冬の10月〜12月以外のすべてで必要です。なかでも役割が異なるのできちんと把握しておきましょう。
殺虫や予防のためにぴったりな消毒時期についても解説いたします。それぞれ自分の目的と合わせてみていきましょう。
【1〜2月】病原菌や害虫が活発になるのを「予防」する
病原菌や害虫予防に適しているのが1月から2月ごろです。この時期は病原菌や害虫が活発になりやすい時期で春先に向けて害虫が暴れないように庭木を消毒して予防します。
冬に害虫が出るというイメージがないので忘れがちなのですが、この時期にしっかりと予防しておくことが重要です。また冬の時期は害虫の卵が存在します。消毒することで卵を除去することが可能です。
【3〜5月】予防しても発生する害虫を「殺虫」する
3月〜5月の春ごろに行う消毒は予防ではなく殺虫です。あたたかくなり始めた春ごろは発生してしまった病気や虫を除去する必要があります。目に見えて虫がついていることも考えられるでしょう。
さらに、春は新芽が出始める時期です。葉がやわらかいぶん食害に合いやすく樹木全体の育成も悪くなります。この時期に害虫や病気になってしまうのは避けたいですね。
【7〜9月】害虫が大量発生する時期なので必ず行う
庭木の消毒で必須時期なのが7月〜9月の秋ごろです。害虫が大量発生しやすくなる時期で、さらにカビやダニなども発生しやすいので庭木の管理がこまめに必要になるでしょう。
すでに発生してしまっている害虫や病気は、剪定や消毒によって対処しましょう。
また、一度の消毒によって除去することができても別の害虫が発生したり、梅雨の時期で消毒が落ちてしまう場合があるので頻繁に消毒が必要な時期でもあります。
自分で消毒する場合は害虫・病気のことを知っておく
どのような病気があり、庭木に発生しやすい害虫は何があるのかをきちんと知っておくことで適切な対策が可能になります。
庭木に発生しやすい病気や害虫について以下にまとめました。最悪の場合は庭木を枯らしてしまうことだってありますから、自分で消毒を行う場合には害虫や病気のことを知っておきましょう。
よく発生する害虫の種類は?
それぞれの発生時期を説明致します。
- カイガラムシ:ほぼ1年中発生する
- アブラムシ:4〜10月に発生
- イラガ:4〜10月に発生
- ハダニ:5〜11月に発生
- チャドクガ:4〜10月に発生
解説した通り、基本的に冬以外は害虫は発生します。もちろん全ての種類が庭に発生する訳ではありません。樹木の種類、住んでいる地域によって変わるので庭木を植える際にはどの害虫が発生しやすいのかを理解しておきましょう。
よく発生する病気の種類は?
お次は病気の種類と発生時期について説明を致します。
- うどん粉病:5〜6月、9〜10月に発生
- すす病:5〜10月
- 炭そ病:1年中発生
- もち病:5〜6月、9〜10月に発生
樹木によって発生しやすい病気は違います。ほとんどの場合は、害虫被害が原因で病気が発生するので日頃から樹木を観察しておきましょう。
薬剤の種類と用途
実際に薬剤を購入しても用途が間違っていたら効果はありません。今回は薬剤の種類と使用用途を説明しますので是非参考にしてくださいね。
- 害虫の駆除や予防のためにつかわれるのが「殺虫剤」
- 害虫予防と病気予防のための薬剤が「殺菌剤」
- 害虫駆除と病気予防のための薬剤が「殺虫殺菌剤」
素人の場合はスミチオンやスプレータイプが使いやすくておすすめです。
プロの業者に消毒を依頼したときの料金相場は?
庭木の消毒は、素人にはかなり手間になる作業でしょう。また正しく消毒を行うのにはコツが必要です。自分だけで消毒が難しいという場合はプロの業者さんに頼むののもひとつの手段です。
そこで気になるのが相場ですよね。あくまでも目安ですが庭木1本10,000円前後で、50平米で18,000円程度と考えておいてください。消毒を依頼したい樹木の数や高さによって料金も変わります。明確に見積もりを出してくれる業者を選びましょう。
プロの業者に頼むメリット!
樹木を健康的かつ美しく育てるためには消毒は不可欠です。しかしながら忙しい生活の中でこまめに手入れしてあげるのはなかなか難しいでしょう。プロの業者さんに頼むことで自分で届かない場所での作業や、難しい作業もこなしてくれます。
慣れていない状態で消毒を行って失敗なんてしたくありませんよね。確実に害虫の除去や予防しをしてくれるという点ではプロの方に頼んだ方がメリットが大きいでしょう。
庭木の消毒まとめ
庭木のお手入れにおいて剪定などのと一緒に必要不可欠なのが庭木の消毒です。せっかく大事に育てた樹木も、病気や害虫の被害にあってしまったら残念ですよね。消毒を行う際にはしっかりと適切な時期などを把握して行いましょう。
初心者や時間がない方はプロの業者さんに頼むのもおすすめです。庭木の健康のためにきちんと消毒を行ってあげてください。そして少しでも長く自慢の庭木を楽しみましょう。
この記事を読んで、「庭木の消毒」などの相談を業者に依頼したいと思われた方は、お庭手入れのプロである庭師に相談することがおすすめです。
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