【アオキの剪定方法】最適な剪定時期や育て方をわかりやすく解説!

アオキは冬の寒さや日陰にも強いため、初心者でも育てやすい植物です。しかし、背丈が低いがゆえに放っておくと葉が茂りやすく、上手く剪定できずにお悩みの方もいるのではないでしょうか?

そこで本記事では、アオキを上手に剪定するコツや最適な時期のほか、健康に育てる方法を詳しく解説します。


この記事を読んで、「アオキ」の植栽や剪定、年間管理を業者に依頼したいと思われた方は、お庭手入れのプロである庭師に相談することがおすすめです。

庭革命では、お庭造り・剪定・植栽などの、見積もりを無料相談することができます。その他、お庭・植物に関する悩みがあるお客様も、気軽に利用されているので、この機会に是非一度相談してみてください。

目次

アオキの基本情報

アオキは、アオキ科アオキ属の常緑広葉樹です。寒い冬や直射日光が当たらない日陰でも元気に育つため、庭木や街路樹として街中で見かけることも多いでしょう。アオキは雌株と雄株に分かれる雌雄異株で、雌株は冬になると赤い実を付けて寂しい庭に彩りを添えてくれます。

アオキの種類はおもに3つ。葉に黄色の班が不規則に入っているものを「ゴールドストライク」、黄色の班が葉の内側にある場合は「ピクツラタ」、葉の外周が黄色の班で囲まれた覆倫葉を「スルフレアマルギナ」と呼びます。

アオキの最適な剪定時期と必要な道具

アオキは、剪定ばさみと軍手があれば自分で剪定可能です。この章では、アオキの剪定時期や道具について詳しくご紹介します。

アオキの剪定時期

アオキの最適な剪定時期はいつ?

花芽が形成される前の4月~5月です。

アオキは、花芽が形成される前の4月~5月に剪定を行いましょう。なぜなら、6月以降に剪定を行うとせっかく花芽がついた枝を誤って切り落としてしまう可能性があるからです。

花の数が少なくならないよう、花芽ができる前に剪定を終わらせておくと、翌年もたくさんの花を楽しめますよ。

アオキの剪定道具

アオキの剪定に必要な道具は、剪定ばさみと軍手のみです。大掛かりな道具は不要で、どちらもホームセンターで購入できます。剪定を行う際は枝や葉で怪我をするリスクがあるため、必ず軍手と剪定ばさみはセットで用意しましょう。

アオキの剪定方法は「間引き」が基本

アオキは「間引き」を基本として剪定します。低木のアオキは、放置していると葉が増え過ぎて密集し、病気になる恐れがあるため、間引きで風通しを良くしてあげましょう。

間引き剪定のやり方

間引き剪定とは、株元や枝の付け根から切り落とす剪定方法です。アオキの葉が生い茂ってきたら間引き剪定を行い、樹形を整えるとともに、風通しを良くしてあげましょう。

剪定方法は、まず古くなった枝や葉が枯れている枝を切り落とします。次に、茶色に変色している古い幹を根本から切り落としてください。そのほか、勢い良く伸びた枝や葉が密集し過ぎている部分も剪定することで全体的にすっきりと樹形が整い、アオキも涼しく過ごせるでしょう。

アオキの正しい育て方

アオキを育てる際には、下記のポイントが重要です。

アオキを育てる際のポイント

  • 日当たり
  • 水やり
  • 肥料
  • 植え付け・植え替え

この章では、アオキの正しい育て方を詳しく解説します。

日当たり

日陰でも育つアオキは、直射日光が当たり過ぎる場所は好みません。せっかくの青々とした美しい葉が焼けて変色するのを防ぐためにも、日陰で育てましょう。

アオキの葉が黒ずんだり黄ばんだりしている場合は日光が強すぎるため、場所を変えてあげてくださいね。

日陰を好むアオキは、地植えの場合、保水力があり水はけの良い土で育てましょう。乾燥している土はアオキには適しません。鉢植えで育てる際は、赤玉土7に対して腐葉土を3の割合で混ぜた土がおすすめです。

水やり

アオキは、地植えの場合は雨水で十分足りるため、わざわざ水やりをする必要はありません。一方、鉢植えの場合は、土が完全に乾燥しないよう表面が乾いてきたら水やりをしましょう。

特にアオキの成長期にあたる春や秋は、たっぷりと水をあげてくださいね。ただし、冬場は土の表面も乾燥しづらいため、夏場よりも少ない量の水やりで問題ありません。

肥料

通常、アオキを育てる際には肥料を与える必要はありません。実を楽しみたい場合や、今よりももっと大きく育てたい時に肥料を与えましょう。与える時期は、2月~3月の春と9月~10月の秋が適しています。地植えの場合は鶏糞、鉢植えであれば油粕がおすすめです。

ただし、肥料を与えすぎると予期せぬ大きさに成長して樹形のバランスを崩す恐れがあるため、与えすぎには注意してください。

植え付け・植え替え

植え付け、植え替えともに2月下旬~4月上旬の開花の時期、もしくは9月~12月上旬の実をつけるまでの時期に行うと良いでしょう。保水力があり、水はけの良い土に植え付けます。

根の張りが良くないと感じる場合には、アオキの葉や枝を切り落としてから植え付けると良くなりますよ。

アオキの増やし方

アオキの増やし方は?

挿し木・取り木・種まきの3種類です。

アオキは3種類の方法で増やせます。1つずつ具体的な方法をご紹介しましょう。

挿し木

アオキから切り取った枝や茎を土に挿して根を張らせる方法が「挿し木」です。初心者でも手軽に行えるため、アオキを増やしたい場合はまず挿し木を試してみると良いでしょう。雌木の健康な枝を枝先から10㎝程度切り取り、土に挿して根が張るまで水をたっぷり与えます。

挿し木は、6月下旬~9月上旬に行うと元気に育ちやすいでしょう。

取り木

アオキの幹から張らせた根を切り取って土に植え育てる方法が「取り木」です。まず、幹に3㎝ほどの傷をつける、もしくは皮を剝ぎ取り、湿らせた水コケを巻き付けてビニールで覆います。覆った部分から根が出てきているのを確認できたら、ビニールの下で幹を切り取って土に植えましょう。

取り木を行う場合は、6月~7月頃がおすすめです。

種まき

実がなっている場合、4月頃に熟した実をつぶして種を取り出しましょう。取り出した種はきれいに水洗いして、3月~4月に土に撒くことでアオキを増やせますよ。

アオキで注意すべき病害虫

せっかく育てたアオキが枯れてしまわないよう、アオキを育てる際には下記の病害虫に注意しましょう。

アオキで注意すべき病害虫

  • カイガラムシ
  • チャノホコリダニ
  • アオキミタマバエ
  • 褐斑病
  • 炭そ病

害虫は、日々の手入れの際にしっかり観察することで早い段階で駆除できます。害虫を早期に駆除することで病気も予防できるため、毎日のチェックが大切です。

害虫:カイガラムシ

多くの植物にとって害虫となるカイガラムシは、アオキの葉や枝にも付着して枯らしてしまう恐れがあります。葉の裏側や枝を観察して、カイガラムシを見つけたら駆除しましょう。多い場合は、薬剤の使用がおすすめです。

また、カイガラムシの排泄物をそのままにしているとアオキが腐ってしまうほかすす病の原因にもなるため、歯ブラシでこまめに取り除いてくださいね。

害虫:チャノホコリダニ

出典:sandonoyaku.com

チャノホコリダニは、涼しく乾燥しやすい時期に発生しやすい害虫です。若い葉や芽を好んで寄生する害虫で、葉が縮んだり形が乱れたりとアオキの元気を吸い取ってしまいます。実の中にも入り込み変色させるほか、実が固くなってしまうため予防が大切です。

せっかくのきれいな実を台無しにしないよう、事前に薬剤で対策しておきましょう。

害虫:アオキミタマバエ

出典:hama-midorinokyokai.or.jp

アオキミタマバエは梅雨時に発生する小さなハエです。アオキの実の果肉を食べて成長する幼虫のせいで、実の色づきが悪くなったり、変形したりと悪影響を及ぼします。成虫を見つけたら、卵を産み付ける前にすぐに駆除しましょう。

病気:褐斑病(かっぱんびょう)

出典:syngenta.co.jp

葉の病気で注意したいのが、褐斑病です。放置しておくと正常な葉にも感染してしまうため、変色、または丸い斑点が出ている葉を見つけたら、直ちに切り取りましょう。

褐斑病が発生しやすい湿気が多くなる時期は、特に注意してくださいね。

病気:炭そ病(たんそびょう)

出典:syngenta.co.jp

褐斑病と同じく、炭そ病も葉の病気です。葉が密集し過ぎて風通しが悪くなると発生しやすく、水はけが良くない土壌で育てている場合にもリスクがあります。雨風に乗って他の植物にも感染する恐れがあるため、ふちが茶色くなった葉を見つけたらすぐに切り落としてください。

まとめ:正しい剪定方法で元気なアオキを育てよう!

アオキは日陰でも育てやすく、庭木として重宝します。剪定も基本的には間引きのみで対応できるため、初心者でも育てやすい植物です。カイガラムシなどの害虫や褐斑病といった葉の病気に注意して、健康なアオキに育ててくださいね。


この記事を読んで、「アオキ」の植栽や剪定、年間管理を業者に依頼したいと思われた方は、お庭手入れのプロである庭師に相談することがおすすめです。

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