【パーゴラの設置費用】DIYと業者依頼の価格相場、素材の種類もご紹介!

庭にあるだけでおしゃれで実用的なパーゴラ。ですが「パーゴラの設置費用が高そう」「設置したあとはどうやって使うの?」と思っている方もいるのではないでしょうか。

実は、使い勝手がよく屋根などと組み合わせるだけも性能が向上します。

この記事では、設置費用やもっと実用的に使うための方法を解説していくので、是非参考にしてください。


この記事を読んで、「パーゴラ設置」などの相談を業者に依頼したいと思われた方は、お庭手入れのプロである庭師に相談することがおすすめです。
庭革命では、お庭に関するご相談・見積もり相談を無料で受付中です。
その他、お庭・植物に関する悩みがあるお客様も、気軽に利用されているので、この機会に是非一度相談してみてください。

目次

パーゴラとは?

パーゴラとは?

パーゴラとは、庭に設置する骨組みのことを指します。イタリア語で「ぶどう畑」という意味です。

誰でも一度は目にしたことがあるはずで、学校や公園などで藤棚がありましたよね?実はあれもパーゴラなんです。

パーゴラの下には椅子や机が置いてあることが多く、日陰でお茶などを楽しむくつろぎの場所ともなっていますし、ときとしては一種の遊具としても使用されています。

パーゴラの設置費用(大まかな予算)

パーゴラの設置方法は、キットを購入してDIYで作る方法と、業者に依頼をして設置してもらう方法があります。どちらかの方法を選ぶかによって費用が大きく変わるので予算と相談して決めましょう。

また、それぞれのメリット・デメリットも解説していくので検討するときの参考にしてくださいね。

【DIY】3万〜10万程度

DIYを楽しむ女性

パーゴラの設置費用をとにかく安く抑えたい場合は、キットを購入して自分でDIYするのがおすすめ。通販やホームセンターから購入することもできますし、送料も無料の場合が多いです。

木材からこだわって作りたい方もいると思いますが、設計から自分で行う必要があるのでDIY初心者には難易度は高め。

パーゴラのDIYキットの最大のメリットは安いことですが、逆に安価なキットだと、木材の耐久性が弱かったりすぐに腐ってしまう場合があり、最悪の場合は転倒する危険性もあります。

不安な方は直接お店でスタッフの方に聞いたりしてみるのがいいですよ。

【業者に依頼】15万〜40万程度

DIYが苦手な方や安全性に不安がある、見た目や機能性が優れているパーゴラを設置したいという場合は業者に依頼をするのがおすすめ。

DIYで作るより費用は高くなるのがデメリット。ですが、耐久性や実用性はプロに任せた方が優れています。

ただ設置するだけなら費用は15万程度ですが、用途に合わせてカスタマイズするなら40万程度と、値段にかなり振り幅があります。

自宅に小さいお子さんがいて遊具として使用する予定ならば、確実に業者に依頼することをおすすめします。補強も強く転倒する心配もありません。

パーゴラの種類

パーゴラは設置して終わりではなく、ご自宅の雰囲気を変えるカスタムやアレンジをするのが醍醐味。

そこで重要になってくるのが、フレームの素材です。ナチュラルガーデン、イングリッシュガーデンなどに相性がいい種類を紹介していくので、理想の庭にマッチしている方を選びましょう。

【木製パーゴラ】ナチュラルな雰囲気にできる

木製パーゴラ

木製のパーゴラは、やはり木材ならではのナチュラルな雰囲気自然の素材なので、経年と共に風合いの変化も楽しむことができます。

植物と合わせたときの彩もよく、自然に囲まれた落ち着きのあるパーゴラも作れるので、藤棚などを作る予定であれば木製のパーゴラがおすすめです。

ですが、欠点もあります。木製なので雨風で経年劣化を起こしやすいく、定期的な塗装メンテナンスが必要になってきます。なるべく、耐水性や防腐剤などが優れているものを選ぶようにしましょう。

【アイアン製パーゴラ】イングリッシュガーデンと相性◎

アイアン製のパーゴラは、細いのでバラなどが絡みやすくイングリッシュガーデンを作りたいという方にはおすすめです。

細いという利点があるので、狭い場所にも設置しやすく、門扉にバラのアーチを作ることもできます。

ですが、アイアン製のパーゴラは錆びやすいのが欠点です。とくに海が近いお庭には注意が必要。防錆加工をしておくなど充分に対策をしておきましょう。

【スチール製パーゴラ】低予算な方はこれ!

パーゴラスチール

スチール製のパーゴラは、シンプルな形状で安価というのが魅力。費用を抑えたい、試しに設置してみたいという方にはおすすめです。

植物と合わせたり、シェードなどと組み合わせることで実用的でおしゃれなパーゴラにすることもできます

DIYパーゴラの設置方法の手順

パーゴラの予算を抑えたいなら、DIYがおすすめ。材料はホームセンターで購入できます。お庭や植物に合わせて、好きな材料を選べるのもDIYの醍醐味ですね。

DIYの場合、設計通りにサイズを測り、材料の切り出し・加工が必要です。加工が難しいという人向けに、DIY用のパーゴラキットも販売しています。

また、設置では安全面も注意。パーゴラ自体が大きく、高所作業となります。材料も重いため、作業の際は必ず二人以上で行いましょう。

①基礎を作る

アルミのスコップ

1.まずは、支柱を支える束石(つかいし)を埋めるために穴を掘ります。

2.適度な深さに掘った穴の底に、安定させるための砕石を入れて、しっかり叩いて固めます。

3.補強するためにコンクリートやモルタルを流し込み、少し乾燥させます。

4.水平をしっかり取って束石を置きます。水平を保つことが重要なので、水平器の使用がおすすめです。

5.必要な数だけ水平に束石を設置できたら、さらにモルタルを入れて束石を固めます。

②支柱を建てる

水平器

束石に支柱を建てます。まずは仮留めします。

この時重要なのは、水平・垂直を保つこと。水平器で確認しながら固定しましょう。

③横木の取り付け

パーゴラと新緑

支柱と同様、水平器を使って、水平・垂直を確認しながら取り付けましょう。仮留めして、水平器で確認後の固定をおすすめします。

④屋根の垂木設置

パーゴラ

最後に横木の間に、屋根部分にあたる垂木(たるき)を渡します。高所作業になるため、安全に注意しながら作業しましょう。

パーゴラ設置で失敗しないためには?

難しそうにする女性
パーゴラ設置で失敗しないためには?

置く場所」「理想の雰囲気」「用途」を事前にしっかりと決めておくことです。

置く場所が狭すぎて入らなかったり、パーゴラを設置してまったく違う雰囲気に見えてしまったりしては勿体ないですよね。そうならないためにも簡単な理想図や置く場所の幅などをメモしておくのがおすすめです。

ホームセンターや通販で買う場合もスタッフさんに伝えればいいのでラクですよ。

パーゴラと一緒に設置したいアイテム!

パーゴラと一緒に設置すると相性がいいアイテムを紹介していきます。実は屋根や緑のカーテンなどに使用できるのです。

費用はかかってしまうのですが、一緒に依頼をする場合に安くなる場合も。今すぐには予算的に厳しいという方でも安心してください。どちらも後付けできるので、必要になったら設置することもできます。

では、どのような魅力があるのか説明していくので、検討するときの参考にしてくださいね。

【ウッドデッキ】屋根にできる!後付けするのも◎

庭のウッドデッキ

家の中にいながらも外が楽しめる、アウトドアリビングを可能にするのがウッドデッキ。

ですが、ウッドデッキには雨よけはついていなく、そのときに相性がよく屋根の代わりになるのがパーゴラです。一緒に設置をすることによって、BBQを楽しむことも、洗濯物を干すスペースにもなります。

費用は30万〜80万程度で設置でき、後付けもできるので検討するのもおすすめですよ。

【緑のカーテン】目隠しをしたい方にぴったり

緑のカーテンとは、ネットにゴーヤや朝顔などを絡ませてカーテンのようにしたもののこと。目隠し代わりにしたり、家庭菜園も楽しめる優れものです。

暑い夏にはとくに便利で日除けや省エネにもなります。エアコンを使う必要がないくらいに涼しくなるので節約をしたい方にもおすすめです。

費用は、1万〜2万程度ですが、DIYも比較的簡単にできます。ですが、自分で作るのが苦手な方は一緒に依頼してみてはいかがでしょうか。

複数の業者で見積もりをするのがおすすめ!

見積もりをする電卓

パーゴラの設置費用を見積もる場合は、複数の業者で一括見積もりをするのがおすすめです。必要な情報を入力するだけで、業者から連絡がきてスムーズに見積もりをしてもらうことも可能です。

安い業者を探す手間も省けて、いろいろな対応もできるのが魅力です。まずは、相談だけでもいいので見積もりをしてみてはいかがでしょうか。

パーゴラ設置費用のまとめ

今回は、パーゴラの設置費用について詳しく解説していきましたが参考になりましたでしょうか?

安全におしゃれなパーゴラを設置したい方は業者に依頼するのがいいですし、価格重視の方はパーゴラキットを購入してみてるのがおすすめです。自分の理想のパーゴラを設置して素敵な空間を楽しんでくださいね。


この記事を読んで、「パーゴラ設置」などの相談を業者に依頼したいと思われた方は、お庭手入れのプロである庭師に相談することがおすすめです。
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