【支柱の種類や立て方】結び方まで徹底解説!
2020/08/30
家庭菜園を始めるのに大切なのは支柱です。ですが、「どうやって立てれば良いの?」「野菜に合う種類は?」など様々な悩みがありますよね。
この記事では、支柱の立て方や種類などを解説していくので是非参考にしてください。
この記事を読んで、「支柱の立て方」などの相談を業者に依頼したいと思われた方は、お庭手入れのプロである庭師に相談することがおすすめです。
庭革命では、お庭に関するご相談・見積もり相談を無料で受付中です。
その他、お庭・植物に関する悩みがあるお客様も、気軽に利用されているので、この機会に是非一度相談してみてください。
目次
【支柱とは?】家庭菜園になぜ支柱が必要なのか
家庭菜園において支柱は欠かせない存在です。では、なぜ必要なのでしょうか?それは、実の重たさや風で枝が折れてしまいないように、支える必要があるからです。
きゅうりやインゲン、さやえんどうなどなどさまざまな野菜や果物を育てるシーンで使われています。家庭菜園だけではなく農家の畑でも支柱は使用されているほど、重要な役柄なのです。
created by Rinker
アイメディア(Aimedia)
支柱立てに必要な道具
支柱を立てる際に必要な道具をまずは見ていきましょう。
支柱を立てる形によって必要なものは異なりますが、基本的には支えとなる「支柱」と固定する「麻ひも」や「ビニールひも」が必要です。
また、大がかりなものだとワイヤーが必要な場合もありますが家庭菜園では必要ないでしょう。
【支柱の立て方】育てる野菜に合わせて種類を選ぼう!
支柱を立てると言っても、育てている野菜によって立て方の種類が異なります。ツタが伸びていくタイプの植物は上手に絡まるように支柱を立ててあげる必要があります。
また、大きな実をつけるような野菜の場合は、茎の部分が折れたり倒れたりしないようにしっかりと支えてげるような支柱の立て方をしなければなりません。
それぞれ野菜に合わせて支柱の立て方を選びましょう。
【合掌型】きゅうりやトマトなどの重い実に◎
きゅうりやトマトなどの重たい実をつけるような野菜には合唱型の支柱の立て方がおすすめです。数ある支柱の立て方の中でもぐらつきにくくて最も頑丈な立て方と言われています。
畝の両側から支柱を斜めにさして先端部分を交差させてからひもで結びましょう。
一見すると三角形のような形にも見える支柱で、揺れを嫌いがちなゴーヤなどにもぴったりです。ネットを張ってあげるとよりきゅうりやゴーヤが育ちやすくなりますよ。
【直立型】インゲンやゴーヤに!簡単に立てられる
直立型の立て方は、インゲン豆やゴーヤにおすすめの支柱の種類です。合唱型にもゴーヤが挙げられていましたが、直立型の場合は簡単に立てられるので家庭菜園初心者の方にもぴったりです。
1株ずつ支柱を立てる場合につかわれることが多く、株ごとに垂直方向の支柱を指して主茎を支柱に誘導していきます。強度が心もとない場合は横方向に支柱を私となり同士の支柱を繋ぐくことで補強が可能です。
【あんどん型】さやえんどうなどのツル系の野菜に最適
さやえんどうなどのツル系の野菜にぴったりなのはあんどん式です。
野菜の株を囲むようにして支柱を立てて、その周りをひもを巻き付けます。これによって成長とともに伸びていくツルを結び留めるようにして育てることができるでしょう。
実が重たくなるような野菜にも適しています。伸びる大きさに合わせてだいたい210cm〜240cmほどの長さが適切です。よく使われる支柱は15mmくらいの太さですので、参考に探してみてくださいね。
【アーチ型】カボチャなど大きく株が育つ野菜に
アーチ形はその名前の通りトンネルのようにパイプを立ててあげる方法です。カボチャなどの大き目な野菜に適した支柱の立て方で、ネットを張ってツタを絡ませやすくする方法もあります。
ホームセンターなどであらかじめアーチ状にされているものを使うと楽ですよ。そのほかにもビニールを張ってあげると雨の刺激に弱いトマトなどの野菜を雨から守る効果もあるでしょう。
また、しっかりと雨除けをしてあげると実が割れたり、病気になるのを防いでくれますよ。
【V字型】ナス栽培に相性がいい!
支柱を斜めに立てる方法がV字型です。
成長に伴いながら2段、3段と増やしていくのがコツです。ナスの栽培に相性が良いとされる方法で、軸となる茎を左右に振り分けて誘引してあげることができます。
茄子の栽培を行うときは支柱の間に線を張って、ビニールひもや麻のひもを使用し支えてあげましょう。主軸となる茎2本を左右に振り分けるようにして誘引させます。
【やぐら型】ナスやピーマンなどに!風に強い立て方
直立型よりも風に強いのがやぐら型です。
ナスやピーマンなどにおすすめの立て方で、風に強く突然の悪天候でも倒れてしまう心配がありません。株の数に合わせて間隔を開けてあげることで違った野菜を育てることもできます。
また、間隔を開けて支柱を立てていくことによって、ナスやピーマンの茎をひもなどで吊ってあげて誘引することも可能です。
頑丈に固定できるヒモの結び方!
支柱を固定する際にはしっかりとひもなどを使ってあげる必要があります。とくに支柱同士の連結部分はきちんと固定してあげないと風などで倒れてしまう危険性があるでしょう。
せっかくていねいに育てていた野菜たちが倒れたり折れたりしたら残念ですよね。
支柱が交差している部分に麻ひもやビニールひもを、支柱の間に通して2週くらいしましょう。強めにぐっと絞ってあげるとより強度が増します。ゆるくなってしまわないように、誰かに手伝ってもらってもいいでしょう。
園芸でも植木屋に依頼出来る?
植木屋に依頼をすると聞くと、庭木の剪定など大掛かりなことをイメージしがちです。
しかし、業者さんによって異なりますが植木屋さんによって家庭菜園をサポートしてくれるところもあります。
支柱の立て方を教えてくれたり、育て方も教えてくれるので、ガーデニングと一緒に園芸を業者に頼むことも珍しくありません。
支柱の立て方のまとめ
家庭菜園において支柱を立てるのは必要なことです。野菜はそのままでは上手に育ってくれませんし、実がなれば倒れたり折れたりしてしまいます。きちんと育てて野菜をしっかりと収穫できるように支柱を立ててあげましょう。
それぞれ野菜の種類によって、適した支柱が異なります。自分が育ててみたい野菜に合わせて支柱の立て方を把握しておきましょう。
この記事を読んで、「支柱の立て方」などの相談を業者に依頼したいと思われた方は、お庭手入れのプロである庭師に相談することがおすすめです。
庭革命では、お庭に関するご相談・見積もり相談を無料で受付中です。
その他、お庭・植物に関する悩みがあるお客様も、気軽に利用されているので、この機会に是非一度相談してみてください。