【ウンベラータの剪定方法】丸坊主の仕方や育て方のポイントも徹底解説!
2020/10/14
ハート型の葉が可愛らしくてインテリアとしても人気のウンベラータ。「放っておいて大きく成長しすぎてしまった」「剪定したいけどいつしたらいいのか」と悩んでしまう方も多いと思います。
観葉植物でインテリアにしている方は尚更大きくしないように管理したいですよね。この記事では剪定方法や適切な時期を解説していくので是非参考にしてくださいね。
この記事を読んで、「ウンベラータ」の剪定を業者に依頼したいと思われた方は、お庭手入れのプロである庭師に相談することがおすすめです。
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目次
ウンベラータの特徴
ウンベラータの正式名は「フィカス・ウンベラータ」。ラテン語で日傘という意味です。確かに葉が大きく日傘をイメージできますね。
高温湿地を好んでいて寒さに弱い植物です。そのため室内でインテリアとして育てるのに向いていてハート型の葉が特徴的なので観葉植物としても人気です。
明るい場所も好むので室内に置く場合は電気がついていることが多い場所におきましょう。成長速度は一年で20〜30㎝ほど。剪定をしないと部屋におくのには大きすぎるほど成長するので注意が必要です。
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観葉植物の専門店 彩植健美
ウンベラータの剪定時期
ウンベラータの適切な剪定時期は4月〜9月。寒さや乾燥に弱い植物なので、秋から冬に剪定をしてしまうと回復できないで枯れてしまう場合があるので注意しましょう。
また、あまり元気がない場合は時期をずらすか剪定をしないことが大事です。植物にも回復力があるのでよく観察をして時期を選ぶのが重要ですよ。
ウンベラータの剪定の仕方
ウンベラータは成長速度がはやく剪定が必須。基本は「切り戻し」「透かし」「丸坊主」の3つの方法で行いましょう。
それぞれ状況によって使い分けるのがおすすめ。特に丸坊主は間違えてしまうと最悪の場合枯れてしまうことがあります。
どのようなときに使った方がいいか説明をしていくので、樹木の状態を見て合わせて使い分けるようにしましょう。
【切り戻し剪定】小さくしたいなら
切り戻し剪定とは樹形を小さくしたり大きさを維持したい場合に、伸びている枝を途中で切る方法です。
切る時には、枝からでている芽を避けて剪定していきます。そうすると切り口のすぐ下の芽が成長していきますよ。
Y字に成長していくように芽を残すのがコツ。小さくしたい場合は理想のサイズで切りましょう。
【透かし剪定】大きくしたいなら
透かし剪定とは、太い枝や長すぎる枝を間引く作業で、全体のボリュームを均一にすることができます。
長さを変えることではなく、密集する枝を透かすことなのでウンベラータを大きくしたい方向け。
間引く枝は外側からは見分けがつかないので、下から見上げて切る枝を判断しましょう。
【丸坊主】樹形を綺麗にしたいなら
樹形が乱れてしまっている場合や元気がないときは丸坊主をして回復を促すことができます。
丸坊主をすると葉がなくなり、栄養が全て新芽に使われる事になるので成長スピードもはやくなりますので、不要な葉は随時剪定しましょう。
ですが、丸坊主するタイミングを間違えてしまうと枯れてしまうことが。元気がない原因が害虫被害などであれば回復することが難しくなるので、まずは樹木の状態を確認してから作業をするようにしましょう。
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髙儀(Takagi)
綺麗に枝分かれ(Y字)になっているのが理想の樹形
ウンベラータの理想の樹形はY字で交互に葉がある状態です。剪定をする際に適当に切ってしまうと葉が密集していたりしてしまいますので透かし剪定で整えてあげましょう。
下の枝に葉がないという悩みが多いですがなくてもおかしくはないです。ですが、大きいウンベラータだとあった方がバランスはいいのでサイズを見て、枝を残すか切るか決めるのがおすすめです。
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ツヴィリングJ.A.ヘンケルス(Zwilling J.A. Henckels)
剪定で一番多い失敗は「成長点」を切ってしまうこと
成長点とは、植物の芽・根・茎の先端にある細胞分裂が活発な場所です。ここから細胞が作られて植物は上に成長していきます。
なので、成長点を切ってしまうと成長がとまってしまうことに。ウンベラータの場合は枝から出ている芽が成長点になっていますので注意しましょう。
芽から5㎜程度上を切るのがコツ。見落として剪定してしまうことが多いので、あらかじめ芽の場所を確認しておきましょう。
剪定した枝は挿し木をして再利用するのも◎
ウンベラータの剪定した枝を使って「挿し木」をするのも楽しみ方の一つです。増やすこともできて、小さいタイプも作れることができます。
作業手順を説明するので興味がある方はやって見てくださいね。
1.10〜15㎝程度の枝を選ぶ
2.切り口からでる樹液を拭き取る
3.用意している鉢に挿し木を挿す
4.水を与える
挿し木をしても枯れてしまうことは多いので水をたっぷりあげることが重要ですよ。
ウンベラータの育て方のポイント
ウンベラータは乾燥にとても弱い植物なので、土が乾いていたら水をたっぷりと与えましょう。特に冬場は暖房などで乾燥しやすいので霧吹きを使用して葉に水をかけてあげることも大切です。
また、日当たりがよく風通しがいい場所を好むので屋外に出しても大丈夫ですが、直射日光で葉が日焼けしてしまうことがあるので注意しましょう。
害虫被害は少ないですが、もし葉が変色していたら危険信号。その場合は、取り除いてあげる消毒をするなど対策をするのが大切ですよ。
ウンベラータの剪定を業者に依頼した場合の費用は?
ウンベラータの剪定費用は、15,000〜20,000円前後。内訳は、剪定作業と人件費ゴミ処理代金がかかってきます。
また、説明した料金は1本の場合なので、本数が増えると3,000円程度上がります。
剪定だけではなく、害虫対策なども料金内で一緒にやってくれるところもあるので作業内容は見積もりした時に聞いてみましょう。
剪定はプロの業者に依頼するのがおすすめ
ウンベラータの剪定はプロの業者に依頼するのがおすすめです。なぜなら、植物にとって剪定は負担になるので間違えて切ってはいけない場所を切ると最悪の場合枯れてしまうことも。
プロの業者に依頼すれば、剪定のコツや管理方法などを丁寧に教えてもらうこともでき、勉強もできるので一石二鳥です。
庭革命では、無料で複数の業者から見積もりをとることができますので是非ご利用ください。
ウンベラータの剪定まとめ
剪定方法や育て方などの参考になりましたでしょうか?インテリアグリーンとして人気のウンベラータをもっと元気に育てられるようになって頂ければ幸いです。
需要なのは、剪定方法を理解して適切な時期に切ることです。これだけでも理想の樹形にすることができるので忘れないようにしましょう。
もし不安な場合はプロの業者に剪定を依頼するのがおすすめ。その際は複数見積もりをして納得できるところに依頼するのがいいですよ。
この記事を読んで、「ウンベラータ」の剪定を業者に依頼したいと思われた方は、お庭手入れのプロである庭師に相談することがおすすめです。
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