【ツツジの剪定方法】スカスカになってしまう原因や剪定時期も徹底解説!

学校やグラウンドなど、公共の施設で植えられていることの多いツツジ。生垣として目にする機会が多いのではないでしょうか。一般家庭の庭にも植えられるツツジは、あまり手のかからない樹木です。

しかし、剪定の時期を間違えてしまうと、「翌年花が咲かなかった」なんてことになりかねません。

この記事では、ツツジの剪定時期や方法について解説しますので是非参考にしてくださいね。

この記事を読んで、「ツツジ」の剪定を業者に依頼したいと思われた方は、お庭手入れのプロである庭師に相談することがおすすめです。
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目次

ツツジの特徴

ツツジ

4月〜5月にかけて、ピンクや赤など色鮮やかな花を咲かせるツツジ。見るたびに懐かしい気持ちになる人も多いのではないでしょうか。

ツツジは落葉性の樹木で、原産は東アジアです。漢字で「躑躅」と書きます。名前の由来は、花が筒状になっているからという説や、花が次々に咲くからとも言われています。

子供のころ、花の蜜を吸った思い出はありませんか?ツツジの種類はさまざまですが、レンゲツツジは毒を持っていため注意が必要です。

ツツジの剪定時期

4-6月
ツツジの剪定時期はいつ?

ツツジの剪定は、開花して花芽がつくまでの間の5月〜6月に行いましょう。

ツツジの開花時期は4月〜5月頃で、6月中頃〜7月にかけて花芽をつけます

これよりも遅い時期に剪定してしまうと、せっかくつけた花芽まで切り落としてしまいます。花芽が無ければ翌年は花が咲かないので、注意してくださいね。

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ツツジの剪定方法

ツツジの剪定方法とは?

形を整えたいなら「刈り込み」、余分な枝を切り落としてスッキリさせたいなら「透かし剪定」というように、剪定の種類も様々です。

業者を頼らずに、自分で剪定してみたいと思いませんか?ある程度成長したツツジは、それぞの目的に合った剪定の仕方で枝を切りましょう。

それでは、ツツジの剪定方法について詳しく解説していきますので参考にしてくださいね。

【刈り込み】形を整えたい・生垣などに使用しているなら

ツツジは、垣根として使用されていることが多いです。ツツジの形を整えたいなら、刈り込みをしましょう。

刈り込みバサミを使って、全体的に丸い形になるように整えていきます。ツツジが成長するのをイメージしながら、やや小さめに刈り込むといいでしょう。

形が整ったら、剪定バサミで不要な枝を間引きします。最後にもう一度、全体のバランスを見ながら刈り込みをして終了です。

【透かし剪定】透かしてスッキリさせたいなら

ツツジ

透かし剪定とは、密集した枝や伸び過ぎた枝を切り落として枝と葉のバランスが均等になるように樹木のボリュームを抑えることを言います。

透かし剪定をすることで風通しがよくなり、樹木の成長を助け害虫の予防にもなります。ツツジも枝が増えすぎて密集してしまったら、透かし剪定でスッキリさせましょう。

透かし剪定をする際は、下から上に向かってバランスよく切ると失敗が少ないですよ。そして、太い枝を切った後に細い枝を切ってくださいね。

【切り戻し】大きくなったツツジを低くしたいなら

枝の剪定

切り戻しとは、大きくなりすぎた樹木を低くするために、枝を途中で切って形を整える剪定のことを言います。枝を切る位置の目安は、芽のすぐ上(先端側)です。

芽はとても小さく見にくいかもしれませんが、そこから新芽が生え成長します。大きくなりすぎたツツジは野暮ったい印象になりますし、垣根にしているなら隣り合う樹木同士で成長を妨げてしまいます。

一定の大きさを保つためにも、定期的に切り戻しをして整えましょう。

その手入れ間違ってませんか?ツツジの花が咲かない原因

ツツジを剪定した翌年、花が咲かない…なんてことはありませんか?花が咲かないのは、剪定が原因かもしれません。

剪定が原因で花が咲かないのには「花芽を切ってしまっている」「スカスカになるまで強剪定をしてしまっている」この2つが考えられます。

それでは、ツツジの花が咲かない原因について詳しく見ていきましょう。

花芽を切ってしまっている

ツツジの花芽

剪定は、切ればいいというものではありません。鮮やかな花が魅力的なツツジなのに、花芽を切ってしまっては翌年の開花は期待できません。

ツツジは開花時期が過ぎると、6月には花芽をつけ始めます。花芽をつけてから剪定をすると花芽を切ってしまう可能性が高いため、5月〜6月までに枝を切るようにしてくださいね。

スカスカになるまで強剪定をしてしまっている

ツツジ

風通しをよくするための透かし剪定は、太い枝を切ってから細い枝を切ります。しかし、いっきに太い枝を切り過ぎてしまうとスカスカになってしまい返って見栄えが悪くなってしまいます。

それだけでなく、花芽がつく枝も少なくなるということですから、花も思ったような数は咲いてくれません。剪定する際は、スカスカになるまで強剪定しないように注意しましょう。

挿し木をして鉢植えで育てるのも◎

挿し木

ツツジは、挿し木で増やすことができます。作業を行う時期は、新芽がついた7月から8月にかけて。新芽のついた枝を10~15センチほど切り、葉を2~3枚ほど残しましょう。切り取った枝は水につけ、鉢の中に敷いた土に植えて完成です。

土に刺す深さは、7センチ程度を目安としてください。土は、挿し木用の土をおすすめします。挿し木ならサイズも小さいため、鉢植えで育てることもできますよ。

ツツジの育て方のコツ

せっかくツツジを植えるなら、毎年満開の花を咲かせたいですよね。ツツジは日当たりがよい場所を好みますが、日に当たり過ぎてもよくありません

適度に日が当たり、日陰もできるような風通しがよい場所を選びましょう。水やりは、夏場は朝夕の1日2回。それ以外の季節は、土が乾燥したら水をあげてくださいね。

肥料は基本的に必要ありません。ツツジは肥料がなくても育ってくれる、たくましい樹木です。もし与えるならば、5月から6月にかけて・9月・1月の3回で十分です。

栄養の与えすぎは、ツツジにとって返ってよくありません。

ツツジの剪定を業者に依頼した時の費用は?

費用

自分で剪定をするのが不安な方は、業者に依頼してもよいでしょう。業者に依頼した場合の費用相場は、どのように料金設定しているかによって異なりますが3,000円程度

ですが、業者によって職人の人数や作業時間で金額を設定している場合もありますし、ツツジの本数や幅で金額を設定している場合もあります。

また、切り取った枝の処分や消毒に追加料金がかかる場合もあります。実際に剪定を依頼する前に、複数の業者から見積もりを取って料金を確認するようにしてください。

剪定はプロの業者に依頼するのがおすすめ

植木屋

鉢植えほどの小さなツツジであれば、自分で剪定するのは難しくないでしょう。しかし、生垣にしている場合や大きく成長した樹木を剪定するのは、素人には難しいです。

失敗したくない・美しく形を整えたいなら、剪定はプロの業者に依頼することをおすすめします。

プロの業者であれば美しく整えるだけではなく、翌年に花が咲くように花芽も見極めて剪定してくれます。また、生垣の剪定であれば、切り落とした大量の枝を処分する手間も省けてラクですよ。

庭革命では、無料で複数の業者から見積もりをとることができますので是非ご利用ください。

ツツジの剪定まとめ

ツツジの剪定で最適な時期と剪定方法、そして花が咲かない原因について解説しました。ツツジの花は、季節の訪れを知らせてくれる気がしますよね。

そんな花たちが咲かないのは、とても残念です。ですから、剪定する際は適切な時期を外さないように注意してくださいね。

また、剪定する際は花芽を切ってしまわないようにしてください。もし剪定に自信がない場合は、業者を頼ってもいいでしょう。ツツジの剪定に悩んだら、ぜひこの記事を参考にしてください。

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