【マキ(槙)の剪定方法は?】育て方や剪定時期、樹木の種類を徹底解説!

防風林としての役割も果たすマキは、刈り込みに強い性質を持つため好みの形にアレンジしやすく、庭のシンボルツリーとして育てている方も多い針葉樹です。

しかし、「なかなか思い通りのデザインに仕上がらない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか?

この記事では、マキの正しい剪定方法から元気に育てるポイントまで解説するので参考にしてみてくださいね。


この記事を読んで、「マキ」の植栽や剪定、年間管理を業者に依頼したいと思われた方は、お庭手入れのプロである庭師に相談することがおすすめです。

庭革命では、お庭造り・剪定・植栽などの、見積もりを無料相談することができます。その他、お庭・植物に関する悩みがあるお客様も、気軽に利用されているので、この機会に是非一度相談してみてください。

目次

マキ(槙)ってどんな樹木?

マキ科マキ属の樹木であるマキは、生垣として植えられることも多い針葉樹です。比較的簡単に育てられることから、庭木としても人気があります。まずは、マキの種類や特徴を見ていきましょう。

マキの種類

マキには主に3種類あります。

マキの主な種類

  • イヌマキ
  • ラカンマキ
  • コウヤマキ

これらを総称して「マキ」と呼ばれています。

イヌマキ

イヌマキは、マキを代表する種類です。一般的にマキといえば、イヌマキを指すことが多いでしょう。ラカンマキとよく似ていますが、葉を観察すると見分けられます。

イヌマキの葉は、ラカンマキよりも幅が広くて長いことが特徴です。そのため、葉の中間部分から下に垂れ下がるような形をしています。また、葉の密度が低くて隙間が大きいこともイヌマキの特徴で、強い風が吹く地域に適した種類です。

ラカンマキ

ラカンマキも人気のある種類です。葉はイヌマキよりも細く、上向きに伸びています。葉と葉の間隔が狭くて見た目も美しく、密集しているため剪定がしやすいことも人気の理由です。

ただし、イヌマキに比べると強風には弱いため、風の強い地域では木が折れる恐れがあります。

コウヤマキ

コウヤマキは別名ホンマキとも呼ばれ、コウヤマキ科コウヤマキ属に分類されます。和歌山県の高野山に多くみられることが名前の由来です。

日本固有の希少な品種で光沢感のある深緑の葉が美しく、世界三大庭園木のひとつに選ばれています。

マキの特徴

マキは、丈夫で生命力が強いことが特徴です。湿気やシロアリ、潮風、日陰といった環境に耐えうる強さを持つため、育てやすいとされています。また、マキはよく伸びるため刈り込みにも強く、生垣やシンボルツリーとして形をアレンジしやすいことも特徴です。ただし、もともと暖かい地域の針葉樹であるため、寒さには弱い一面があります。

9月~12月にかけて2つ連なった実をつけ、赤や紫色の実は収穫して食べられることも楽しみのひとつです。

マキを剪定するべき理由

マキは、そのまま放置していると伸び放題になってしまうため、年に2回は剪定が必要です。日光を栄養として育つマキは、葉が密集し過ぎると日光を十分に取り込めなくなり、内部の葉が腐ったり、病気にかかりやすくなります。

また、放置していると背が高くなり過ぎてお手入れが難しくなることも定期的な剪定が必要な理由です。マキを健康に育てるためには、すべての葉にまんべんなく日光が当たるよう定期的に剪定しましょう。

【いつ?】マキ(槙)の木の剪定時期

マキの剪定時期はいつ?

5~6月と9~10月の月2回です。

マキの剪定は、いつでも好きな時に行えばいいわけではありません。マキの成長に合わせた適切な時期に正しく剪定することで、美しい形を維持しながら健康に育てられます。

マキの剪定時期は年2回

マキの剪定に適しているのは、5~6月と9~10月の年2回です。寒さに弱いため、寒冷地では冬の剪定は避けましょう。

剪定のポイントは、年に1度バッサリと切ってしまうよりも2回に分けて細かく手入れをすること。丈夫な樹木ではありますが、弱らないようにこまめな剪定をおすすめします。

放置すると伸び放題に…

マキは、成長が著しく早いわけではありません。しかし、放置していると知らない間に葉が密集し、背が高くなり過ぎて自分では手入れができなくなる恐れがあります。葉や枝を伸び放題にしていると、内側の葉が腐ったり害虫に侵されたりするだけでなく、見栄えも悪くなるため年に2回は剪定を行うよう心がけてください。

マキ(槙)の木の剪定方法

マキの剪定方法とは?

透かし剪定、刈り込み、切り戻しの3種類の方法があります。

マキの剪定方法は主に3種類あります。手順さえ覚えれば、初心者でも難しくありません。

マキの剪定方法

  • 透かし剪定
  • 刈り込み
  • 切り戻し

状況に合わせて使い分けることで、美しい形に仕上げられますよ。

風通しをよくする「透かし剪定」

透かし剪定とは、葉が密集している部分を透くことで風通しを良くする方法です。木の幹が透けて見える程度まで枝を切ることで、風通しが良く日光も当たりやすくなるため、病気や害虫を予防できます。

見栄えはもちろん、マキの健康を保つためにも透かし剪定で風通しを良くしましょう。

樹形を整える「刈り込み」

刈り込みは、他よりも伸び過ぎている枝を切ることで全体のバランスを整える剪定方法です。同じ木でも枝が伸びるスピードはそれぞれ異なるため、時間が経つと枝の長さにバラつきが出てしまいます。

そのため、刈り込み剪定で枝の長さを整えて、見た目をきれいにしましょう。

樹高を低くする「切り戻し」

庭木や鉢植えとして育てる場合には、高くなった背丈を低くするために「切り戻し」も行いましょう。分岐している枝の古い方を切り落とすことで、マキの高さをコントロールします。

切り戻しを行うことで最適な大きさを維持できるため、庭木や鉢植えでも育てることが可能です。

【補足】最上部を優先的に剪定しよう

マキは、最上部の成長スピードが最も速いため、剪定を行う際は最上部から優先的に行うときれいに形が整います。一度に切り過ぎるのではなく、マキの成長に合わせて剪定を行うことで美しく仕上がりますよ。

マキ(槙)の木の育て方

マキを健康に育てるためには、まずは環境づくりが大切です。また、育てるうえで抑えるべきポイントをご紹介します。

マキを育てる最適な環境

マキは日光を好むため、育てる際には日当たりと水はけが良い場所を選びましょう。日陰でも成長しますが、元々は暖かい地域の樹木なので、北海道のような雪が多い寒冷地には適していません。

霜がおりるような寒い地域で育てる場合には、腐葉土を地面に撒くなど寒さ対策が必要です。

マキを育てるポイント

マキを育てるために抑えておきたいポイントは、下記の5つです。

  • 植え付け・植え替え
  • 肥料
  • 水やり
  • 挿し木
  • 種まき

続いての章では、上記において1つずつ抑えるべきポイントについて言及します。

植え付け・植え替え

植え付けや植え替えは、3月~6月または9月に行います。ポイントは、植穴に緩効性化成肥料を元肥として施すことと、水はけの良い場所に植え付けることです。大きな苗を植える場合は、深く植えると空気が根まで届きにくいため、土を高く盛り付けて植え付けましょう。

肥料

肥料は、植え付けの際に植え穴や鉢の底部分に緩効性化成肥料入れてゆっくりと栄養を与えます。その後、庭に地植えしている場合には毎年2月に有機質肥料を与え、鉢植えの場合は毎年3月に緩効性化成肥料を与えると良いでしょう。

窒素分を多く含んだ肥料を与え過ぎると丈夫に育たないため、肥料の種類や与える量には注意してくださいね。

水やり

基本的に地植えの場合は雨だけで十分事足りるため、わざわざ水やりをする必要はありません。ただし、植え付けてまだ2年未満の場合は、土の表面が乾いたら水をたっぷりあげるようにしましょう。

また、鉢植えの場合は植え付け年数に関わらず、土が乾いていたら定期的に水やりをしてください。

挿し木

マキを増やしたい場合には、挿し木がおすすめです。挿し木を行う時期は3月~4月もしくは9月~10月が最適で、時期によって方法が異なります。

3月~4月に行う場合は昨年伸びた枝を穂木にし、9月~10月は今年伸びた枝の10㎝を穂木にしましょう。挿し木の方法は簡単で、水あげ後に清潔な鹿沼土に挿して明るい場所に移します。この時、直射日光で木が乾燥しないように注意してください。

種まき

挿し木のほかにマキを増やす方法が種まきです。実の下側にある花托(かたく)と呼ばれる部分が紫色に熟す10月頃に種を収穫します。種を採取した後はすぐに種まきを行うか、冷蔵庫で保管して3月に種まきをすると良いでしょう。

マキ(槙)の木を育てるために注意すべき病害虫

マキが害虫や病気に侵されていないか、定期的にチェックすることも大切です。

  • カイガラムシ・アブラムシ
  • すす病
  • ペスタロチア病

マキを育てる際には、上記の3点に注意しましょう。

害虫:カイガラムシ・アブラムシ

カイガラムシは観葉植物などにも付きやすい害虫で、株の樹液を吸って弱らせたり、マキに付着した排泄物が原因で病気になる恐れがあります。同じく、アブラムシも排泄物が付着することでアリを引き寄せてしまうため、薬剤で駆除するか、歯ブラシを使用してこまめに駆除しましょう。

病気:すす病

すす病は、カイガラムシやアブラムシの排泄物にカビが発生することで感染します。すす病にかかると光合成が妨げられるため、マキが弱ってしまう厄介な病気です。

すす病は、カイガラムシやアブラムシをきちんと駆除して排泄物を取り除くことで予防できるため、こまめなケアを心掛けましょう。

病気:ペスタロチア病

ペスタロチア病とは、カビが原因で葉が灰色になってしまう病気です。葉にできた傷に菌が入り込むことで発症しやすく、葉を枯らしてしまいます。特に傷ができやすい剪定後に発症することが多いため、灰色の部分がないか注意しましょう。

マキ(槙)の手入れで悩んだら専門業者に相談しよう

マキの剪定などの手入れは、初心者でも自分で行うことができますが「より美しい形に仕上げたい」「見栄えにこだわりたい」という場合には、プロの力を借りるのもおすすめです。

ここでは、満足のいく仕上がりになるような業者選びのポイントを紹介します。

マキ(槙)の剪定の料金・費用相場

マキの剪定にかかる費用は業者によって異なるため、事前に見積もりを取りましょう。また、業者によっては剪定後のゴミ処理費用がかかるケースもあるため、内容についても確認しておくと安心です。

下記の1本あたりの相場も参考にしてくださいね。

木の高さ費用相場
3m未満の低木 3,000円前後
3~5mの中木 6,000円前後
5~7m以上の高木 15,000円前後

剪定業者を選ぶポイント

数ある剪定業者の中から、信頼できる業者を選ぶポイントは下記の通りです。

  • 親身に相談に乗ってくれるか
  • 実績が豊富か
  • 良い口コミ・評判があるか
  • 追加料金がかからないか
  • 事前に見積もりを出せるか

1つずつ詳しく解説していきましょう。

親身に相談に乗ってくれるか

どのような形にしたいのかなど、希望や相談を親身になって聞いてくれるかどうかは重要なポイントです。いくらきれいに手入れしてくれたとしても、希望と異なる出来栄えになっていたら複雑な気持ちになりますよね。丁寧にアドバイスをくれるなど、親身になってくれる業者を選びましょう。

実績が豊富にあるか

業者によって得意とする分野も異なるため、マキ剪定の実績が豊富にあるかどうかもポイントです。実績が豊富な業者の方が、安心して任せられるでしょう。

良い口コミ・評判があるか

飲食店や旅館を選ぶ時と同じように、剪定業者を選ぶ際にも口コミや評判をチェックしましょう。実際に利用した人のリアルな意見は、業者を選ぶ参考になります。良い口コミが多い業者は信頼できる可能性が高いですよ。

追加料金がかからないか

業者によっては、見積もりを取ったにも関わらず追加費用が発生するケースもあります。事前にしっかりと確認して追加料金がかからない業者を選ぶと安心です。

事前に見積もりを出せるか

業者によっては「実物を見ないと費用がわからない」と事前見積もりを出してくれないところもあります。しかし、作業が終わるまで費用がわからないのは不安ですよね。中には無料見積もりを行っている業者もあるため、事前に見積もりを出してくれるかどうかもポイントになります。

マキの剪定は「庭革命」にお任せください!

業者選びのポイントは分かっていても、数ある業者から1つを選ぶのは難しいですよね。「庭革命」では、無料見積もりも承っておりますので、お気軽にお問合せください!手頃な価格で高クオリティな技術を提供いたします。

まとめ:正しい剪定方法でマキ(槙)の木を育てよう

丈夫で刈り込みにも強いマキは、防風林として生垣の役割を果たすほか、形を整えて観賞用の庭木としても育てやすく人気の樹木です。育てる際は、水はけが良く日が当たる場所で育てましょう。

成長スピードが早い樹木ではありませんが、手入れせずに放置していると枝が伸びすぎたり、葉が密集したりとマキが弱る原因になってしまいます。健康に育てるためにも、年2回は刈り込み・透かし剪定・切り戻しなどの剪定を行いましょう。


この記事を読んで、「マキ」の植栽や剪定、年間管理を業者に依頼したいと思われた方は、お庭手入れのプロである庭師に相談することがおすすめです。

庭革命では、お庭造り・剪定・植栽などの、見積もりを無料相談することができます。その他、お庭・植物に関する悩みがあるお客様も、気軽に利用されているので、この機会に是非一度相談してみてください。

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