【クヌギの剪定方法】育て方や剪定時期、枝の切り方を解説

どんぐりがなる代表的な樹木として、全国各地で親しまれているクヌギ。枯れにくく育てやすいといわれているため、庭木として楽しみたいとお考えの方も多いのではないでしょうか。

しかし、非常に大きく育つので、剪定の方法など不安に感じる点も多いでしょう。この記事では、クヌギの育て方から剪定時期、枝の切り方まで詳しく解説していきます。はじめての庭木を検討中の方も参考にしてください。


この記事を読んで、「」剪定を業者に依頼したいと思われた方は、お庭手入れのプロである庭師に相談することがおすすめです。

庭革命では、お庭造り・剪定・植栽などの、見積もりを無料相談することができます。その他、お庭・植物に関する悩みがあるお客様も、気軽に利用されているので、この機会に是非一度相談してみてください。

目次

クヌギとは

クヌギとは?

クヌギとは、ブナ科コナラ属の落葉高木のことです。

クヌギは、ブナ科コナラ属の落葉高木です。青森を除く本州をはじめ、四国・九州・沖縄など、日本各地の山林に自生しています。15〜20mほどにのぼる樹高と、栗の木のようなギザギザとした細長い葉が特徴です。

直径3cmほどで丸みのある、どんぐりが実ります。花を咲かせるのは、4〜5月頃。雄雌が別の風媒花で、穂のように垂れ下がった雄花と、小さくひっそりと咲く雌花をつけます。

切り倒しても20年ほどでもとに戻るといわれる、再生力が高さも特徴です。薪炭やシイタケの原木としても使われています。

クヌギの枯れにくい育て方

クヌギは強い耐病性をもつため、枯れる心配が少なく、育てやすい木です。生命力の強い木ですが、根は非常にデリケート。苗植えの際は、根に変化をあたえないよう、慎重に扱いましょう。

日当たりと水はけのよさも、クヌギが元気に育つための大切な条件です。腐葉土を混ぜ込んだ、肥沃で排水性の高い土に植えましょう。まわりの雑草をこまめに刈ることも大切です。

また、クヌギは根が深く伸びるのが特徴。根の深さが成長速度に大きくかかわります。しっかりと根がはるよう、土を深くまでほぐしておくことが重要です。

冬はクヌギの休眠期にあたり、環境の変化に強い時期です。そのため、クヌギを枯らさないように植えかえるには、冬のあいだが適しています。葉を落として冬眠状態になった、落葉期の直後がベストなタイミングです。

クヌギの剪定時期は?

剪定とは?

庭木・植木などの樹形を整える作業です。不要な枝や葉を切り落とします。

クヌギの剪定に適した時期は、葉が落ちた冬です。厳寒期を避けた12月〜1月、または3月頃がおすすめ。枝がよく伸びるため、全体の大きさを抑えるように剪定します。

美しく自然な形に整えるには、枝の途中で切り落とさないことが重要です。枝分かれした付け根から切り落とすようにしましょう。

クヌギの剪定方法

クヌギは成長が早く、大きくなりやすいため、定期的な剪定が必要です。クヌギの代表的な剪定方法には、以下の2つがあります。

  • 通常の剪定
  • 強剪定

剪定する際は、樹形を整える・育成を促すなど、目的に合った方法を選ぶことが大切です。クヌギの剪定にはどのような方法が適しているのか、詳しく見ていきましょう。

通常の剪定の仕方

クヌギの剪定は、間引き剪定で行われるのが一般的です。間引き剪定は、枝透かし・枝抜き剪定とも呼ばれます。不要な枝を切り落とすことで、日当たりや風通しなどをよくする方法です。

枝分かれしている付け根の部分から切り落とすのが、美しく仕上げるためのポイント。枝の途中で切ると、不自然な樹形になってしまう可能性があるため、注意しましょう。

育成を促す強剪定の仕方

強剪定は、木の育成を促すための剪定方法です。一度にたくさんの太い枝や茎、芽を切り落とします。古い枝をなくすことで、残した枝に養分を行き渡らせることが目的です。風通しがよくなるため、病害虫対策にもなります。

また、強剪定は、木の大きさを抑えるために行われる場合もあります。美しい見た目を保ったり、ご近所に迷惑をかけないためにも重要です。

強剪定のあとは、切り口のケアを忘れずに行いましょう。切り口は傷口のようなものです。雑菌などが入り込んで木が弱ってしまわないよう、癒合剤を塗っておくのがおすすめ。癒合剤は、ホームセンターなどで購入可能です。

巨木になったクヌギの剪定は業者への依頼がおすすめ

巨木になったクヌギを自分で剪定するのは、非常に危険です。伐採には技術が必要なうえ、高いところから落下する可能性もあります。また、必要な道具や重機の用意や切り落とした枝の処理だけでも、かなりの費用と労力がかかるでしょう。

自分で剪定するなら、3mに満たない庭木にとどめておくのが無難です。危険をともなう巨木・高木の剪定は、業者への依頼がおすすめ。信頼できる技術を持った、プロにまかせましょう。

まとめ:クヌギの選定は早めに着手しよう

クヌギは大きく育つと、15mを超える高木になります。成長速度が非常に早いため、剪定は早めの着手がおすすめです。環境の変化に強くなるため、冬のあいだに剪定するようにしましょう。

大きく育ったクヌギの剪定は、プロに依頼するのがおすすめです。庭革命が信頼できる技術を持った、最適な業者をご紹介します。ぜひお気軽にご相談ください。


この記事を読んで、「」剪定を業者に依頼したいと思われた方は、お庭手入れのプロである庭師に相談することがおすすめです。

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