ベランダでガーデニングを楽しむには?狭い場所も工夫次第!初心者でもできるベランダガーデニングの作り方を解説
2021/01/29
花や野菜を栽培するガーデニングは、広い庭でないと不可能と思っていませんか?
狭い庭やベランダ・テラスでも、プランターを置くスペースさえあれば誰でも気軽に始めることができます。
しかし、「園芸初心者は何から始めたらいい?」「アパートやマンションなど賃貸の部屋でもできるの?」と分からないことばかりですよね。
この記事では、初心者にもできるベランダガーデニングの作り方を解説します。
この記事を読んで、「ベランダガーデニング」などの相談を業者に依頼したいと思われた方は、お庭手入れのプロである庭師に相談することがおすすめです。
庭革命では、お庭に関するご相談・見積もり相談を無料で受付中です。
その他、お庭・植物に関する悩みがあるお客様も、気軽に利用されているので、この機会に是非一度相談してみてください。
目次
ベランダでガーデニングを楽しみたい!
朝、カーテンを開けたときや何気ない瞬間に、ベランダで咲く花や木を眺めることができたら嬉しいですよね。花や木は、見るだけで心を豊かにしてくれます。
また、野菜やハーブを栽培すれば料理にも使え、節約にもなりますよ。
庭ではなくベランダでガーデニングをするのは、ハードルが高いと思うかもしれません。しかし、工夫次第で自分だけの庭をつくることも可能です。
ベランダでガーデニングをする前に確認しておくこと
ベランダガーデニングは気軽に始められますが、その前に確認しておかなければならないことがあります。
- ベランダでガーデニングをする前の確認事項とは?
・ベランダのスペースはどれくらいあるのか?
・ベランダの日当たりや風通しは?
・ベランダに排水溝はあるか?
これらの条件がそろわなければ、ベランダガーデニングをすることはできません。
プランターや鉢を買ってから「うまくいかなかった!」なんてことにならないために、あらかじめ確認しておきましょう。それでは、詳しく見ていきましょう。
ベランダのスペースはどれくらいあるか?
ガーデニングを始める前に、ベランダのスペースがどれくらいあるのか確認しておきましょう。メジャーを使って、幅や壁の高さを測っておくのもよいですね。
プランターや鉢を置くスペースさえあれば、ガーデニングを始めることは可能です。しかし、場所を有効活用するためにはその場所に適したプランターや鉢を置く必要があります。
まずは、ベランダのスペースを測っておきましょう。
ベランダの日当たりや風通しは?
多くの植物は、日の光を好みます。日陰で育つ植物もありますが、ほとんどの花や野菜・木は日の光を利用して養分を蓄えるため、日当りがよいことが条件となります。
また、風が通らないのも植物にとっては致命的。花や木の葉や枝に風が通り抜けることで蒸れを防ぎ、健康な状態を保つことができます。
ですから、日当りがよく風通しのよい場所を選びましょう。
ベランダに排水溝はある?
花や木を育てるには、水やりをする必要があります。植物は太陽の光で光合成をし、水やりで葉から蒸発する水分を補います。
ベランダで花や木に水やりをすれば、鉢底から水が出てきます。このとき、排水溝がないとベランダの床に水が溜まってしまいます。
水たまりができてしまうと蒸れて根腐れをしてしまう原因にもなりますし、床も汚れます。ベランダに排水溝があるかどうか、また排水溝の位置を確認してください。
ベランダでガーデニングをしても大丈夫?注意すべきこと
ベランダガーデニングができる条件が揃ったらすぐに始めたい!そう思うかもしれません。しかし、もうひとつ注意してほしいことがあります。
- ベランダガーデニングをする際の注意点とは?
・マンションやアパートのルールは?
・周囲に迷惑がかからないようにできるかどうか
近所トラブルにならないよう、しっかりと確認しておきましょう。それでは、詳しく解説をします。
マンション・アパートのルールを確認する
誰でも気軽に始められるベランダガーデニングですが、賃貸物件に住んでいる方はマンション・アパートのルールを確認しましょう。
物件によっては、安全性の観点からガーデニングをNGとするオーナーもいます。
隣の部屋との間にあるパネルや避難ハッチは、緊急時に問題なく使えなければなりません。ベランダにプランターや鉢を置く前に、建物のオーナーに確認を取りましょう。
周囲の迷惑にならないようマナーを守る
ガーデニングを楽しむのはよいですが、マナーを守ってこそ楽しめます。ツルが伸びる植物は、隣の部屋に伸びないように注意してください。
高い棚を設置して、軽い鉢を置くと風で倒れるかもしれません。2階以上に住んでいる方は、水やりの際に下の階にかからないよう工夫する必要があります。
ベランダガーデニングをする際は、隣近所と階下の部屋に迷惑がかからないようにマナーを守ってくださいね。
ベランダでガーデニングをするために必要なもの
ベランダガーデニングができる条件が揃えば、いよいよ道具を準備していきます。
ガーデニングをするために必要なのは、
・プランターまたは植木鉢
・苗
・土
・剪定バサミやじょうろ
以上の道具が、最低限必要です。
形や大きさ・種類はたくさんあるので、好きなデザインを選んでくださいね。それでは、詳しく解説をします。
花の寄せ植えや野菜を植えて花壇を作るなら「プランター」
ベランダに直接土を敷いて花壇を作るのは、絶対にやめましょう。水とともに流れた土が、排水溝を詰まらす可能性があります。
そこで便利なのが、プランター。細長い形をしている場合が多く、狭いベランダにも置きやすいです。また、花の寄せ植えや野菜を栽培する際にも、活躍します。
種類も様々で、シンプルなプラスチック製やレンガ造りのものまでさまざまです。ホームセンターやインターネット通販でも、気軽に購入できます。
理想の庭に合うデザインのものを選んでくださいね。
果樹など樹木を植えるなら「植木鉢」
果樹や観葉植物などの樹木は、高さがあります。
プランターではすぐに根が窮屈になってしまい、うまく育てることができません。そのため、樹高の高い木を育てるなら鉢植えがおすすめです。
鉢植えは小さなものから大きなものまでさまざまで、プランターと同じくホームセンターなどで購入できます。簡単に倒れてしまわないよう、安定感のあるものを選んでくださいね。
花や野菜・ハーブなどの「苗」
ガーデニングをするのに、苗がなければ始まりませんね!じっくり育てたい方は種を購入してもよいですが、苗なら種よりも簡単に栽培することができます。
苗はインターネット通販でも購入できますが、ホームセンターがおすすめです。苗の状態を実際に見て、葉や茎が元気なものを選びましょう。
どんな庭にしたいか、ひとつのプランターや鉢にどれだけ苗を植えるのかを計画してから購入するとよいでしょう。
植物を育てるのに必要不可欠な「土」
植物を栽培するための土は、専用のものを使いましょう。
道端の土では養分が足りず、すぐに枯れてしまいます。土は花用・野菜用などたくさんの種類があるため、苗に合わせて選んでくださいね。
土も、ホームセンターやインターネット通販で購入することができます。一袋でかなりの量が入っているため、必要な分を計算してから購入することをおすすめします。
日々の手入れに使う「剪定バサミ・じょうろ」
植物は、土に植えたら終わりではありません。水をやり余分な枝葉を切るなど、日々の手入れこそ大切です。
丁寧に世話をすることで、健康な花や木・野菜を育てることができますよ。
花や木の枝を切ることを剪定といますが、健康な状態を保つためには必要な作業です。切れ味のよい剪定バサミを用意して、剪定しましょう。
また、じょうろは水やりをする際に使います。小さいものでかまいませんので、1つ用意しておくと便利ですよ。
ガーデニング初めての初心者におすすめの植物
ガーデニングといっても、どんな庭にしたいかによってデザインは変わりますよね。花でいっぱいにすれば華やかですし、収穫して食べることのできる野菜やハーブも魅力的です。
観葉植物をたくさん置いて、癒しの空間をつくることもできますよ。
ここでは、ガーデニング初心者におすすめの植物をご紹介します。どんな苗を植えようか悩んでいる方は、参考にしてくださいね。
華やかな庭にしたいなら花を植えて花壇を作ろう
ベランダを華やかに飾りたい場合は、花を植えるとよいでしょう。
プランターや鉢に寄せ植えをして、可愛く仕上げてくださいね。その際、テーマを決めておくとお洒落な庭ができますよ。
イングリッシュガーデン風にするならバラやハーブを植えると可愛い庭になりますし、プランターをレンガにして色とりどりの花を植えればカントリー風にもなります。
パンジーやペチュニアは、初心者にも育てやすい花でおすすめです。
野菜やハーブを植えて家庭菜園に挑戦
野菜やハーブを植えれば、収穫して食べることができます。節約にもなり、一人暮らしの方にはぜひ挑戦してほしいです。
育つまでは根気強く世話をしなければなりませんが、その分美味しく感じられるでしょう。
初心者でも育てやすい野菜やハーブもありますが、剪定することでより美味しく大きな実を収穫することができます。こまめに剪定をして、株を健康に育ててくださいね。
ミニトマトやラベンダーが、初心者にも育てやすいですよ。
観葉植物などの木を植えて癒し度UP
華やかな花もよいですが、青々とした観葉植物も癒されますよ。花や野菜ではなく観葉植物などの木をたくさん並べれば、森のような雰囲気の庭をつくることができます。
ひとことで「木」といっても、種類はさまざま。葉が大きいものや紅葉と楽しめるものなど、理想の庭に合ったものを選んでくださいね。
その際は、あまり樹高が高くならないものを選ぶとよいでしょう。ドラセナやユッカが、初心者にも育てやすい観葉植物です。
ベランダの床や壁もお洒落に飾ろう
プランターや鉢を置くだけでは物足りない方は、ベランダの床や壁を飾るとお洒落ですよ。
ベランダガーデニングのメリットは、狭いがゆえに材料が少なくて済みDIYも簡単にできること。ベランダの一角を庭にするだけなので、時間もかからず手軽です。
ここでは、ベランダをよりお洒落にするためのアイデアをご紹介します。それでは、さっそく見ていきましょう。
フェンスを設置して壁を棚にする
ベランダガーデニングは、プランターや鉢を置くだけで立派な庭になります。しかし、狭いベランダを有効活用するなら、フェンスや棚を設置して奥行きを出すのもひとつです。
無機質な壁には、ウッドフェンスがおすすめです。壁掛けプランターを設置すれば、より多くの花を育てることができます。また、階段状の棚を置けば、格段に植木鉢を置くこともできます。
室外機にはカバーをつけて活用
ガーデニングは自然の花や木を飾ることが魅力なのに、エアコンの室外機が雰囲気を壊してしまうと感じませんか?
室外機は移動させることができず、邪魔に思うかもしれません。しかし、室外機にカバーをかければ景観を損ねることなく、ガーデニングを楽しむことができますよ。
木材を格子にしたものがお洒落で、最近ではあらかじめ棚がついているものまで売っています。
床にすのこや人工芝を敷くのも◎
ガーデニングに慣れてきたら、ベランダの床も装飾してみてはいかがでしょうか。
すのこを敷けば、ウッドデッキのような雰囲気になりますよ。蒸れを防ぐこともでき、一石二鳥です。
また、人工芝を敷くのもおすすめです。すのこや人工芝を敷いた上に椅子と机を置けば、自分だけのくつろぎの空間もつくることができます。
ベランダのガーデニング作りを業者に依頼した場合の費用相場
ベランダガーデニングは狭いスペースだからこそ、DIYするのも簡単です。プランターや鉢さえ置けば、初心者でも簡単に始められます。
しかし、作業する時間がない方や自分で材料を買い揃えるのが面倒という方は、プロの業者に依頼するのもひとつでしょう。
そこで気になるのは、費用ですよね。一般的に庭の花壇を作るのにかかる費用は、50万円からと言われています。
ベランダはそれよりも狭いですし、土地の施工はしないため、うんと安く済むでしょう。
依頼する場合は複数の業者から見積もりをするのが◎
見積もりの算出方法やサービス内容は、業者により異なります。実際に依頼する前に、見積もりをとって確認しておきましょう。
見積もりは1社ではなく、3~5社の複数社からとることをおすすめします。状況によって、金額が異なるからです。
見積もりをとって、あなたに合った業者を選んでくださいね。なお、庭革命では無料で複数社から見積もりをとることができます。ぜひ利用してください。
ベランダガーデニングのまとめ
ベランダガーデニングの作り方を解説しました。
ガーデニングは、広い庭だけのものではありません。狭いベランダも、工夫次第でガーデニングを楽しむことができます。
初心者は、初めからたくさんの材料を買ってしまいがち。プランターや苗など、少しずつ買い揃えて徐々にお洒落にレベルアップしていきましょう。
ベランダやテラス・バルコニーでガーデニングをしたい方は、この記事をぜひ参考にしてくださいね。
この記事を読んで、「ベランダガーデニング」などの相談を業者に依頼したいと思われた方は、お庭手入れのプロである庭師に相談することがおすすめです。
庭革命では、お庭に関するご相談・見積もり相談を無料で受付中です。
その他、お庭・植物に関する悩みがあるお客様も、気軽に利用されているので、この機会に是非一度相談してみてください。