芝生ガーデニングで庭をお洒落に演出!芝生の種類や育て方・日々の手入れについて解説
美しい庭に、芝生はつきもの。手入れされた芝生の庭は、洗練されお洒落な印象です。
芝生ガーデニングは見た目がよいだけではなく、防犯にもなるため積極的に取り入れたいです。
しかし、芝生にも種類があり何を選んだらよいのか迷いますよね。また、日頃の手入れや業者に依頼した場合の費用も気になるところです。
この記事では、芝生ガーデニングのメリットや種類・日頃の手入れについて解説します。
目次
芝生ガーデニングがおすすめな3つのメリット
庭に花壇を配置するだけでも、立派な庭です。ですが、芝生を植えればもっと素敵な庭になりますよ。
芝生ガーデニングは「手間がかかって大変なんじゃないの?」と、思うかもしれません。たしかに芝刈りなど手入れは欠かせませんが、それ以上にメリットもたくさんあるんです!
ここでは、芝生ガーデニングがおすすめなメリットを3つご紹介します。
花壇が映えガーデニングが楽しくなる
砂利やタイルの庭もよいですが、芝生が敷かれた庭は目にも優しい癒しの空間。
グリーンの芝生にカラフルな花が植えられた花壇が映え、毎日がワクワクと楽しい気持ちなることでしょう。無機質なプランターや鉢植えも、芝生の上に置くだけで洗練されて見えますね。
芝生を敷けば、それだけで上品でお洒落に仕上がります。
テーブルと椅子を置けばもうひとつのリビングに
芝生は天然の絨毯のように、歩けばふかふかとした感触があります。芝生の上に、テーブルと椅子を置いてみてはいかがでしょうか。
土の上に置くのとは違い、優雅な気分に浸れますよ。ティータイムは、庭で過ごすのもよいですね。いい天気の朝は、朝食をとるのもよいかもしれません。
芝生が敷かれた庭は、もうひとつのリビングのようです。
手入れがされているように見え防犯につながる
庭に芝生が敷かれているだけで、よく手入れされているように見えます。実際に手入れをしなければ、綺麗な状態を保つことができません。
それほど、庭に気を遣っているというアピールにもなります。庭が綺麗に手入れされていると、空き巣などの防犯対策になります。
綺麗な場所は、侵入しにくいものです。防犯のためにも、芝生を敷いてみてはいかがでしょうか。
天然芝や人工芝など芝生の種類はさまざま
- 芝生にはどんな種類がある?
ひとことで芝生といっても、さまざまな種類があります。大きく分けると「天然芝」と「人工芝」があり、天然芝のなかでも「日本芝」と「西洋芝」に分かれます。
それぞれにメリットデメリットがありますが、芝生を選ぶときはお住まいの地域の気候や自分に何が合うのかを考えてみるとよいでしょう。
ここでは、芝生の種類について解説します。それでは、詳しく見ていきましょう。
「日本芝」は害虫や高温多湿に強い
日本に昔から自生している種類の芝を「日本芝」と呼んでいます。
日本芝は自生しているだけあって、高温多湿に強く日本の風土によく合います。そのため、手入れも簡単で初心者でも育てやすいです。
ホームセンターなどで売られている芝は日本芝であることが多く、高麗芝や姫高麗芝という種類が主流です。
日本芝は「暖地型芝生」といわれる種類で、夏は青々とした葉を生やしますが冬になると茶色くなり枯れてしまうのがデメリットでもあります。
「西洋芝」冬でも緑色を保つ常緑性
ヨーロッパなど海外原産の芝生で、輸入されたもののことを「西洋芝」と呼んでいます。
西洋芝には暖地型西洋芝と寒地型西洋芝があり、暖地型西洋芝は日本芝と同じように冬になると枯れてしまいます。一方、寒地型西洋芝は冬でも枯れることなく緑色を保つ常緑性です。
しかし、寒地型西洋芝は夏の暑さに弱いため、北海道など寒冷地で使われることの多い芝です。
また、日本芝と比べると成長が早く病気になりやすいという特性を持っているため、手入れが難しいです。西洋芝は、ブルーグラス類やイグラス類という種類があります。
「人工芝」は手入れ不要で初心者でも簡単
日本芝や西洋芝は、「天然芝」と呼ばれ自然のものです。一方、人工芝は名前の通り人工的につくられた芝のことをいいます。
人工芝は天然芝と違って見た目の好みが分かれますが、一度敷いてしまえば手入れをする必要もなく、日当たりの悪い場所でも楽しめるというメリットがあります。
芝生の手入れに自信がない方は、人工芝を選ぶとよいでしょう。熱を吸収しやすいため、真夏は暑くなるというデメリットがあります。
芝生ガーデニングづくりは自分でDIYできる
芝生ガーデニングは、自分でDIYすることができますよ。芝を敷きたい場所をあらかじめ整備する必要はありますが、ひとつひとつ丁寧に作業をすれば難しいことはありません。
芝生は、ホームセンターやインターネット通販で気軽に購入することができます。ロール状になっているものやシート状に小さく区切られているものなどさまざまです。
庭の面積や扱いやすいタイプを選んでくださいね。
芝生の育て方と普段の手入れ
芝生は、敷いて終わりではありません。庭に敷いたら、長くグリーンを楽しむために日々お手入れが大切。
お手入れといっても難しいものではなく、ひとつひとつ丁寧に行えば初心者でも簡単です。
ここでは、芝生の育て方と敷いた後の日々の手入れについてご紹介します。ぜひ参考にしてください。
肥料の撒き方と選び方
- 肥料を撒く時期はいつ?
肥料を与えるのに適した時期は、生育期である4月~8月です。
芝も植物ですから、肥料が必要です。肥料を撒くことで、青々とした葉を生やしてくれます。
上記の期間に肥料を撒くことをおすすめしますが、気温が高い日や日差しが高い日は肥料焼けを起こす可能性があるため、避けましょう。
与える肥料は、専用液肥芝生を500倍に薄めたものを週に一度撒くか、粒状の芝生専用肥料を1ヶ月に1回撒くとよいでしょう。
肥料を撒く際は、均一に撒き規定量を守ることがポイントです。
ガーデニングのついでに水やりをしよう
芝生の水やりは、花壇に水を与えるついでに済ませましょう。
生育期である春から秋の間は、水を与えすぎず乾燥させない程度にします。涼しい朝の時間に、水やりすることをおすすめします。
休眠期である冬は、基本的に水を与える必要はありません。しかし、西洋芝で冬も葉を生やすタイプのものは、水は必要な種類もあります。
芝刈りで絨毯のように綺麗な芝庭に
ふかふかとした絨毯のような芝にするためには、定期的に芝刈りをしましょう。芝の種類にもよりますが、生育期に芝を刈って整えます。
日本芝なら月に3回、西洋芝なら月に1回を目安に、芝刈りをしましょう。
芝は成長すると、葉をたくさん生やし密度が濃くなります。伸びた葉を放置すると害虫が発生しやすくなるため、伸ばしっぱなしにせずに手入れをしてくださいね。
雑草は見つけたらすぐに抜いて
雑草は、見つけたらすぐ引き抜くようにしましょう。水やりをした後だと、土が柔らかくなって引き抜きやすいですよ。
除草剤を使って一気に処理をするという方法もありますが、小さな子どもやペットを庭で遊ばせるならおすすめしません。
また、芝生の上で寝ころびたい場合も、除草剤は使わないほうが安全です。除草剤を使用する場合は、芝生用のものを選んでくださいね。
芝生ガーデニングの管理を業者に依頼した場合の費用相場
芝生はホームセンターやインターネット通販で購入することができ、自分でDIYも可能です。
しかし、庭の面積が広い場合は作業するのが大変ですよね。また、庭が広くなくても芝を敷く前の準備に手間がかかり、初心者は難しいと感じるかもしれません。
自分でDIYするのが難しい方は、プロの業者をと寄るのもおすすめです。
そこで気になるのは費用ですが、かかる作業費の芝生1平方メートルの単価は、天然芝なら3,000円~6,000円程度。人工芝なら、4,000円~6,000円程度が相場となります。
依頼する場合は複数の業者から見積もりをするのが◎
見積もりの算出方法やサービス内容は、業者により異なります。実際に剪定を依頼する前に、見積もりをとって確認しておきましょう。
見積もりは1社ではなく、3~5社の複数社からとることをおすすめします。芝生の種類によってかかる費用は異なりますし、出張費がかかる場合もあるからです。
見積もりをとって、あなたに合った業者を選んでくださいね。
なお、庭革命では無料で複数社から見積もりをとることができます。ぜひ利用してください。
芝生ガーデニングのまとめ
芝生ガーデニングのメリットや、種類・育て方について解説しました。
芝生が敷かれた庭は、手が込んでいるように見え綺麗ですよね。芝生自体は個人で気軽に購入することができ、ガーデニング初心者でも始めやすくなっています。
しかし、実際にDIYしようとすると土地の整備や材料集めが思いのほか大変と、感じる方もいるかもしれません。そのような場合にはプロの業者を頼るのもよいでしょう。
見た目もよく防犯にもなる芝生ガーデニングに、ぜひ挑戦してみてくださいね。