【プロの庭師おすすめの防水対応の軽トラ用荷台ボックス5選】盗難対策や車への固定方法もご紹介

造園業を営むなら軽トラは必須の商売道具のひとつ。庭師道具や肥料、剪定で出たゴミなど、さまざまなものを積み込めます。しかし、突然の雨で濡れてしまうと残念ですよね。そんな風雨から道具を守ってくれるのが軽トラ用荷台ボックスです。

本記事では造園業向けの荷台ボックスの購入を検討中の方に、防水対応の荷台ボックスの選び方を解説します。後半ではプロの庭師が選んだおすすめ商品も紹介しているので、参考にしてください。

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目次

防水対応の軽トラ用荷台ボックスの選び方

軽トラ用荷台ボックスとは?

軽トラ後部の荷台部分に設置するコンテナです。フタで密封でき、中に園芸道具や肥料・種などの必要な荷物が収納できます。

荷台ボックスの目的は、作業に必要な道具を収納すること。しかし、造園業は天候との戦いです。急な雨風から道具を守るために、防水仕様の軽トラ用荷台ボックスをおすすめします。

    防水対応の荷台ボックス選びのポイント

    • 素材で選ぶ
    • 大きさで選ぶ
    • 付加機能で選ぶ
    • カラー・デザインの見た目で選ぶ

    ここからは上記のポイントについて解説します。

    素材で選ぶ

    荷台ボックスは素材によって重さや扱いやすさ、丈夫さも異なります。造園作業中のツールボックスとして使う場合は、荷台から上げ下ろししやすい軽くて丈夫なタイプがおすすめです。

      素材で選ぶ

      • 高い耐久性の「アルミ製」
      • 軽さと強度を兼ね備えた「FRP製」
      • お手頃な価格の「ポリプロピレン製」

      ここからは、上記の素材別の特徴について紹介します。

      高い耐久性の「アルミ製」

      出典:amazon

      アルミ製品は、とても軽くて丈夫で、錆びにくい点がポイント。例えば、荷台からボックスを上げ下ろしする機会が多い方にとっては、軽いアルミ製のボックスは最適です。

      また、アルミ製のボックスは、とても丈夫でハードな扱いにも耐えてくれます。また、防水面でも強力で、大雨でも中身をしっかりガードしてくれるので安心です。

      軽さと強度を兼ね備えた「FRP製」

      出典:amazon
      FRP(Fiber Reinforced Plastics)とは?

      繊維強化プラスチックを意味し、強化繊維と樹脂によって頑丈さがアップしています。特徴は強くて軽いこと。その特性から、さまざまな製品で使われています。

      メリット(軽量・丈夫)はアルミと同じです。しかし、プラスチックは経年劣化もしやすいというデメリットもあります。特に長期間直射日光にさらされた状態が続くと、色や強度が劣化するので買い替えが必要です。

      お手頃な価格の「ポリプロピレン製」

      出典:amazon
      ポリプロピレン (Polypropylene)とは?

      汎用プラスチックのひとつで、PPと略されます。軽量かつ耐久性・防水・耐薬品性も高いのが特徴です。加工成型しやすいプラスチックとして、プリンなどの食品カップやシャンプーボトルのフタなどに利用されています。

      丈夫・軽量・防水面では高いメリットを持つポリプロピレンですが、屋外の自然環境に耐える性質(耐候性)が低い点がデメリットです。

      長時間の直射日光によって変色・変形・劣化し、脆くなります。数年での買い替えを予定して選びましょう。

      大きさで選ぶ

      出典:amazon

      荷台ボックスを軽トラの荷台に合わせるか、自分の使い勝手のよい大きさを選ぶかで、荷台での安定感や上げ下ろしのしやすさが変わります。

      荷台の幅に合ったサイズであれば、スペースを無駄にせずに使えます。また、荷台内で安定しやすい点もメリットです。

      一方、小さな工具箱のようなサイズなら、荷台からの上げ下ろしが簡単で、すぐに作業が始められます。

      付加機能で選ぶ

      道具の収納が一番の目的ですが、荷台ボックスの付加機能によっては業務効率や防犯面にも貢献します。

        付加機能で選ぶ

        • 盗難を防止できる「鍵付き」
        • 生鮮食品も入れられる「保冷機能」
        • 揺れても安心できる「固定機能」

        機能面もぜひチェックしておきましょう。

        盗難を防止できる「鍵付き」

        庭師道具は消耗品もあれば、高価なものも多く、特に電動工具の盗難は避けたいもの。荷台ボックスはフタがある分、中身が見えないので盗難のリスクは軽減できますが、鍵付きであればさらに安心です。

        場所によっては子どもや野生動物がボックスを開けてしまう危険もあるため、ロック機能で万が一を防ぎましょう。

        生鮮食品も入れられる「保冷機能」

        造園業は屋外の肉体労働のため、夏の炎天下では水分補給などの熱中症対策が重要です。保冷機能つきの荷台ボックスがあれば、冷たい飲み物や保冷剤をストックでき、作業現場での熱中症予防にもなります。

        また、シーズンによっては食中毒対策も必要です。作業現場によっては近隣にコンビニや飲食店がなく、お弁当を持参することもあるでしょう。保冷機能があれば、食中毒リスクも減らせます。現場の環境や作業スタイルやあわせて検討してください。

        揺れても安心できる「固定機能」

        出典:amazon

        トラックの荷台に荷台ボックスをそのまま置くと、カーブやコンディションのよくない道路の走行中にボックスが動いてしまうかもしれません。軽くて小さいボックスの場合は、揺れで荷台から落下するリスクもあります。しかし、固定機能があれば悪路や揺れも安心です。

        軽トラの幅に合わせたサイズの荷台ボックスであれば安定感もあります。また、車体固定用の器具や固定ベルトが付属した製品もあるので要検討です。荷台ボックス購入時には、固定機能・固定用の部品の付属の有無も確認しておきましょう。

        固定金具がない場合は、トラックフックにロープやラッシングベルト(荷崩れ防止に使うラチェットバックル式ベルト)で固定します。

        カラー・デザインの見た目で選ぶ

        出典:amazon

        自分の好きなカラーリング、好みのデザインを商売道具に取り入れるとモチベーションもアップするものです。また、会社のイメージカラーがあれば、それに合わせる顧客からのイメージアップにも繋がります。

        「道具の整理整頓さえできれば見た目なんて…」と考える職人もたくさんいます。逆に、「個性の時代。毎日の仕事だからこそ自分らしさを取り入れてやる気を出したい」という意見もあります。

        最近では、「職人らしいストイックさを表現したい」「黒でかっこよく統一してモチベーションを上げたい」というユーザーニーズに応えた商品も増えています。シルバーやブラック系の男らしさを追求した職人道具は人気です。

        プロの庭師おすすめの防水対応の軽トラ用荷台ボックス5選

        選ぶポイントはわかったけれど、商品がたくさんありすぎて自分ではわからない!という方のために、軽トラ用防水荷台ボックスをピックアップしました。

        どれもプロの庭師が厳選した商品です。自分の目的・作業スタイルに合わせて、選ぶヒントにしてください。

        1.ダイライト ダイライトボックス300型

        ライトバンや軽トラックの荷台にぴったりの大型道具箱です。

        特長は、雨水が入らない完全防水型構造と完全防サビ仕様。軽量で耐衝撃性も抜群です。盗難防止用の鍵も取付可能なので盗難の心配もありません。

        整理に便利な中箱付きなので、トラック走行中の揺れで収納ボックスの中身がぐちゃぐちゃになってしまうトラブルも防ぎます。

        素材ポリエチレン
        サイズ130 x 59.8 x 58 cm; – kg
        鍵の有無市販の南京錠を取り付け可能
        保冷機能
        固定機能

        2.WEIMALL アルミ工具箱 A35B

        頑丈で高い耐久性を持つ大型アルミ工具箱です。防水構造なので、雨濡れの心配もなし!

        フタの内側にはダンパーがついており、出し入れ中に勝手にフタが閉まる煩わしさもありません。また、本体両側には、持ち運びしやすい取っ手付き。盗難防止の鍵付きで、防犯面までフルサポートしています。

        素材ポリプロピレン
        サイズ123 x 38.5 x 38.5 cm; 13 kg
        鍵の有無鍵付き
        保冷機能
        固定機能

        3.ROAM RUGGED CASE 95L

        容量95Lの頑丈な収納ケース。ミリタリーカラー4色から選べるおしゃれさが人気です。防塵・防水ガスケットシールを備えており、風雨や現場の砂から中身を守ります。

        インターロッキング設計により、持ち運ぶギアの量に関係なく、スタッキングやペアリングが簡単にできるのもポイント。

        別売りのラギッドマウントでがっちり固定でき、ルーフラックに取り付けが可能です。別売りのMOLLE PANEL (機能拡張アタッチメントプレート)で、フタの内側にも道具を収納できます。

        素材LDPE (低密度ポリエチレン)
        サイズ120 x 48 x 29 cm; 10.8 kg
        鍵の有無市販の南京錠を取り付け可能
        保冷機能
        固定機能別売りのラギッドマウントあり

        4.Zabuuun! 荷台ボックス

        ハードに使えるアルミ製防水荷台ボックス。屋外防雨設計でサビにくく、造園の仕事におすすめです。縞目が交互に5本線のアルミ縞板仕様で、突起が滑り止め効果を果たし、耐久性もグッと上がりました。

        スペアキーも含めた2本の鍵付きなのでしっかり施錠でき、盗難の心配も無用。フタの裏側にはエアダンパー付きで、フタで手を挟む心配もありません。

        両サイドに取っ手があり、持ち運びにも便利です。

        素材アルミ
        サイズ124 x 40 x 40 cm; 11.5 kg
        鍵の有無スペアキー含め2本付属
        保冷機能
        固定機能

        5.JOB MASTER STORAGE SJ-200CG

        カモグリーンがおしゃれなアルミ製トラック荷台ボックス。

        錆や腐食に強い厚さ2mmのヘビーデューティーチェッカーアルミプレートを採用しており、防水機能も搭載。ただし、完全防水仕様ではないのでご注意ください。

        大切な荷物を守るロック機構内蔵とグローブを着用したままでも操作しやすいワイドラッチもあり、機能面も抜群です。

        素材アルミニウム合金(ボディ)、ステンレススチール(ヒンジ)
        サイズ‎110 x 47 x 42 cm; 17 kg
        鍵の有無鍵付き
        保冷機能
        固定機能

        防水対応の軽トラ用荷台ボックスの固定方法

        安定感を求めるのであれば、固定金具やベルト付属の荷台ボックスがおすすめです。軽トラ荷台用のロープフックとロープを使って固定すると、さらに安定感が増します。シートを上から被せると走行中の風や揺れからもガードできそうです。

        トラック荷台の幅に合わせた大きさのボックスは、トラック運転席側の壁に背面を付けるとさらに安定します。

        防水対応の軽トラ用荷台ボックスに関するよくある質問

        ここでは、防水対応の荷台ボックスを探している方に向けて、よくある疑問・質問をピックアップしました。

        防水対応の軽トラ用荷台ボックスに関するよくある質問

        • 防水対応の軽トラ用荷台ボックスは自作できる?
        • 防水対応の軽トラ用荷台ボックスは盗難される?

        購入前で迷っていることがあれば解決しておきましょう。

        防水対応の軽トラ用荷台ボックスは自作できる?

        軽トラ用荷台ボックスは自作できる?

        ホームセンターなどで販売されている室内用収納ボックスやコンテナーでも代用できますが、本来の目的ではないため、防水面や耐久性では不安があります。

        室内用の収納ボックスとして販売されている商品は、サイズも軽トラの荷台に合わせたものではなく、水濡れを想定していません。防水面を優先したい場合は、自作ではなく軽トラ用荷台ボックスを購入しましょう。

        防水対応の軽トラ用荷台ボックスは盗難される?

        出典:amazon
        防水対応の軽トラ用荷台ボックスは盗難される?

        防水機能があってもなくても、高価な園芸道具の入った荷台ボックスが盗難に狙われることはあります。

        荷台に固定していれば持ち出しはできませんが、中身を抜かれるリスクは否定できません。このため、盗難対策として鍵付きのボックスをおすすめします。

        荷台ボックスの大きさによっては、ボックスごと盗難にある危険もあります。不安な方は、自転車・バイク用のロックチェーンを用意して、荷台ボックスとトラックを繋いでおきましょう。

        まとめ:防水対応の軽トラ用荷台ボックスで雨の日も安心!

        軽トラの荷台ボックスにはさまざまな種類がありますが、突然の雨から道具を守るためにも防水機能は必要です。大きさ・素材もさまざまですが、まずは低価格で実用的なものを選んで試してみるのもひとつの方法といえます。自分に合ったものがわかるかもしれません。

        特に肥料や種、農薬など水に弱い物品を運ぶ場合は、シートで保護するだけでは危険です。荷台ボックスで保管できれば、安心して移動できます。

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